Home » Column » ブース企画方法 » 展示会のブース企画方法#03 フレームワーク実践編②

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11月 14, 2018

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11月 13, 2018

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展示会のブース企画方法#03 フレームワーク実践編②

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フレームワーク実践編②:銅食器

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前回、展示会のブース企画のフレームワークを、私が現在関わっている動画制作アプリ『1Roll(ワンロール)』を例にとって解説しました。このブース企画は展示会セミナーでワークショップ形式で行っており、今月からは業種別に実際にワークショップで出てきたブースアイデアを、企業名や商品情報が特定されない範囲内でご紹介します。このブース企画ワークショップは、これまで東京、大阪、岡山、和歌山、広島などで行ってきておりますが、製造業が盛んな地域もあれば、食料品が展示会で主力となる地域もあります。

食器ブランドの例
今日ご紹介するのは、とある素材メーカーがその製品加工技術を活かして始めた、食器ブランドのブース企画を例にとってみましょう。まず、簡単にこのワークシートの振り返りをしていきましょう。「要素」はその商品全体を構成する部品、パーツ、素材、世界観など。「機能」は性能、効力、ベネフィットなど。「属性」はターゲット、商品名や商品コピー、想定ユーザー、製品が属する商品や業界ジャンルなどでしたね。今回のケースは展示商品が「銅食器」です。銅食器をまず要素・機能・属性別に分類して書き出していくと、上のワークシートのようになりました。「要素」には、町工場が確かな技術を活かして、食器に転用していたり、特長的な槌目模様などの情報があります。食器の「機能」というと、スタックができる、耐熱性、割れにくいといった特徴が思い浮かびますが、この製品の場合は手入れがラクで且つ一生ものといった情報を抽出しました。「要素」については実際に導入実績があったという高級飲食店という情報や、個人で購入するのではなく、贈答品や記念品として購入されることを想定しています。こうして抽出、分類した情報から、どの情報を最も際立たせるかは、出展する展示会のテーマや来場者属性などによって異なってきますが、ここではシンプルに飲食店などの建築・設計を手掛ける企業や、調理機器などの卸、小売企業をターゲットと考えた結果、この銅食器はその見映えの特徴である「モダン風」と、「高級・こだわりのある飲食店」に使ってもらうことを想定して、この二つの情報を最も際立たせる情報として選びました。際立たせる情報が決まれば、それをどのようにして際立たせるかです。際立たせるメソッドには「比喩」、「置換」、「擬人」などがあり、ここでは「高級・こだわりのある飲食店」から連想して(イメージを膨らませて)、高級な天麩羅料理屋さんのようなお店をブース内に再現することを企画しました。高級な天麩羅屋さんで、きれいな檜のカウンター越しに職人さんが天麩羅を揚げるイメージがみなさんにもイメージできるのではないでしょうか?間接照明でにぶく光る銅食器。職人さんに扮したスタッフの方が黙々と作業していては営業になりませんが、割烹着を着た女性スタッフが適宜アテンドしてくれる絵が浮かびます。火気使用不可の会場では天麩羅をブース内で揚げることはできませんが、ブース来場者の方はカウンターにご案内して、お品書きの代わりに商品ラインナップなどをお見せしてはどうかと、このワークシートをお作りになった担当者の方の想像がどんどん膨らんでいくのが印象的でした。ブース入口にのれんをつけて呼び込みするというのも楽しいかも知れません(いちいち行うのは面倒かも知れませんが・・・)。実際にそうしたデザインをブース内に再現するのは難しいとお考えになるかも知れませんが、ブース全体とはいかなくとも、今回の例を取れば、料亭のカウンターの一部分を再現するだけでも、他の凡百のブースと差別化できるはずです。ただ、この時大事なのは、見た目だけをしつらえるのではなく、上述のように商品パンフレットをお品書き風にするなど、再現の規模は小さくても、細部にこだわることです。それがまた凡百のノベルティやチラシを超える効果を与えるのですから。


前田さん顔写真
前田考歩
株式会社フレイ・スリープロジェクトエディタープロジェクトマネージャー


▶︎展示会のブース企画方法#01 出展企画者あるある
▶︎展示会のブース企画方法#02 フレームワーク実践編①
▶︎展示会のブース企画方法#03 フレームワーク実践編②
▶︎展示会のブース企画方法#04 フレームワーク実践編③