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11月 16, 2018

名古屋発の世界最大級コスプレイベントが東京進出『世界コスプレサミット2019 in Tokyo』開催決定

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11月 16, 2018

自動車産業分野での海外展開チャンス!自動車CEO商談会を開催 019年1月16日~18日 東京ビッグサイト

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11月 15, 2018

目指せ、第2のLINE!IoT、AI、VRなどの韓国先鋭ベンチャー40社が東京に集結 韓国最新IT動向セミナー、展示会、ピッチイベント 11月27日(火) 開催

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11月 15, 2018

東京都アクセラレータプログラム「FinTech / Tech Business Camp Tokyo 2018」24の海外スタートアップによるビジネスプラン発表イベント開催

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11月 14, 2018

「TechCrunch Tokyo 2018」 をPR TIMES LIVEでライブ配信決定!日本最大級のスタートアップ・テクノロジーの祭典を、国内、香港、シンガポール、インドへ生中継

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11月 14, 2018

モースポフェス2019 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~2019年3月2日(土)・3日(日) 初開催

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11月 13, 2018

Inter BEE 2018の歩き方−初日編−

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11月 13, 2018

[インタビュー]「Inter BEE 2018」コンテンツ・サービス切り口へ

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11月 13, 2018

[第45回 国際福祉機器展 H.C.R. 2018] 自動寝返り支援ベッド「FB-640N」 – フランスベッド株式会社

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11月 13, 2018

「産業ときめきフェア in EDOGAWA」 江戸川を代表するものづくり企業が集合し11/16~17に開催

[インタビュー]「Inter BEE 2018」コンテンツ・サービス切り口へ

[インタビュー]「Inter BEE 2018」コンテンツ・サービス切り口へ »

11月14日から16日までの3日間、「(第54回)2018年国際放送機器展」(Inter BEE 2018)が幕張メッセで開催される。ライブ・エンターテインメント業界にとって注目の展示会。今回の見どころ、今年のキーワードを中心に一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会Inter BEE プロジェクトマネージャー 石崎 芳典さん「Inter BEE 2018」の歩き方をうかがった。

 

新4K8K衛星放送開始直前! 放送事業者9社がメッセージ

12月1日からいよいよ新4K8K衛星放送が開始します。Inter BEE 2018の会期2週間後にサービス開始という直前のタイミングです。放送機器の受像機側であるテレビを市場に投下していく時期。主催団体の(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)では、啓発活動の一環として「Inter BEE 2018」でも広く一般に向けて紹介しています。

具体的には、今回、「Inter BEE 2018 Opening & Keynote」として、初めてオープニングセレモニーと基調講演を一体化し、500名規模で実施します。放送サービスの開始について衛星放送事業者9社によるメッセージも紹介されます。展示では、中央エントランスの入り口コーナーと(一社)放送サービス高度化推進協会ブースで4K8Kによって変わる番組コンテンツを、また、NHK/JEITAブースでは、東芝、シャープなどメーカー各社からチューナー搭載の最新テレビの展示と新しい制作フローなどを体験いただけます。4K8Kによる効果には、高精細、高臨場感のある高品質コンテンツで、ライブ映像やスポーツ観戦も没入感ある身近なものになると予想されます。

 

 映像・エンタメ分野でも期待! 2020年サービス開始の5G

2020年に向けてサービスを開始しようとしている5G(第5世代移動通信システム)については、映像・エンターテインメント分野で期待されているテクノロジーです。従来のスマートフォンの100倍の通信速度があると一般に言われています。映画一本が超速でダウンロードできたり、高精細映像もストレスなくストリーミングで受信できたりするなど、映像ビジネスが変わります。 昨年からInter BEEでは通信業者のセッションはありましたが、今回はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの通信キャリア3社が揃い、それぞれお話いただく「5Gセッション2018」(11/16)の基調講演を行います。NTTドコモブースでは実際に5Gの画像を高精細映像で体験できる5Gデモバスが展示されます。 5Gは高速大容量・同時多発接続・低遅延の特徴があります。コンテンツホルダーさんや映像制作会社さんに体験し、イメージを膨らましていただけたらと思っています。

 

初の同時開催! DIGITAL CONTENT EXPO  

今年はじめてDIGITAL CONTENT EXPOとの同時開催を行います。(一財)デジタルコンテンツ協会さんとしては、今後はよりビジネスとして社会実装されるイベントへのシフトを検討されていました。Inter BEEでは、メディア&エンターテインメント分野の新たなユーザ体験を提示する場として、「コンテンツ」を中核に位置づけ、「つくる(制作)」「おくる(伝送)」「うける(体験)」の要素を網羅した「メディア総合イベント」への発展をテーマにしています。この方向性が一致し、スムーズに決定しました。  今回、54回目の開催の目玉として、制作機器のイメージから、コンテンツの切り口、サービスの切り口など、新たな視点がポイントと謳っていること自体が、特徴かと思います。

 

 

資本主義の次の世界を体験できるイベント!? バーニングマンのメカニズムとは

資本主義の次の世界を体験できるイベント!? バーニングマンのメカニズムとは »

米国ネバダ州の砂漠で、年に1度開催されている「バーニングマン」の世界を居心地よく過ごす10原則について、東京の虎ノ門ヒルズの一角で、日本のお坊さんが身振り手振りパワーポイントを使って解説する姿。こんな光景を、バーニングマン創始者のラリー・ハーベイは予想していただろうか。

 

バーニングマンのはじまりは、ラリー・ハーべイが失恋をきかっけにビーチで仲間数人と人型の木を燃やして心慰めていたのがスタートという原点を聞いて、なおさらそう感じた。バーニングマンは、それから約30年経って、いまのように世界最大の奇祭、世界一クレイジーな人々が集まるアートフェスと称され、Googleでは社員の参加を推奨していたりしている。9日間の都市と表現されるほど、会期中には滑走路もつくる広大さ、世界中から7万人が集まる大規模なイベントは、どう求心力を維持しているのだろう。

そのバーニングマンに数年前から猛烈に行きたいと模索、日本から今年4回目の参加を果たした友光雅臣さん。天台宗僧侶で、テクノDJ、寺社フェス主催者でもある彼に、バーニングマンの世界観を教えてほしいとお願いしたところ、「人々が望む最先端の非日常がどう作られているのかみていただき、素晴らしい非日常をどんどんつくっていただきたい」と、快く承諾してくれた。帰国から10日後の9月14日に、「バーニングマン報告会」として、イベントの未来をつくる105人というコミュニティの協力のもと、月刊イベントマーケティングは公開インタビューを実施した。

 

バーニングマンって知ってる?

知らない人のためのバーニングマン「6W2H

 

「When―いつやっているのか」

友光雅臣さん(以下、友光さん):例年、8月の最終日曜日から9月の第一月曜日までの期間、開催しています。今年2018年は、8月26日から9月3日(現地時間)でした。

会期は9日間ですが、運営チームは前後3ヶ月以上、設営・撤収期間をとって、髪の毛1本残さずに毎年終えています。

 

「Where―どこでやっているのか」

友光さん:開催の最寄り都市はネバタ州リノ市。ブラックロック砂漠という場所です。サンフランシスコからは車で7時間、リノからは3時間かかります。

彼らはブラックロック・シティと呼びます。バーニングマンは砂漠のイベントとよく言われますが、厳密に言うと実は砂漠ではなく、湖の底なんです。冬の時期は湖が現れますし、ごく最近も、冬には雪が降り湖の水が凍っていました。バーニングマンの時期には湖は干上がった乾湖の状態となります。

砂漠のサラサラとした砂粒ではなく、湖の底の砂が乾いてパウダー状で細かく、風が吹くとふわ〜っと舞います。ゴーグルのゴムの部分にも入り込んできます。

 

「Who-誰がやっているのか」

友光さん:そもそも誰がはじめたのかというと、ラリー・ハーベイがつきあっていた女性にフラれた失恋をきかっけに、サンフランシスコの海岸で仲間数人と、人型の木を燃やしたのがスタートでした。1986年でした。毎年恒例になった光景を面白がる仲間もふえ、4年後には人型の木は12mほどの大きさになり、警察官から「ビーチの使用許可がないので、燃やしてはいけない。解散するように」と言われ、行った別の場所がブラックロックシティでした。仲間がブラックロック砂漠でのZone Tripを計画していたのに合わせ、人型のオブジェをブラックロック砂漠で燃やし続けていました。

この活動をグループで継続し、1997年にはLLC(合弁会社)をつくって運営体制をつくります。その後、2013〜14年にNPOとしてバーニングマン運営本部を担うようになりました(LLCはNPOの傘下に)。

 

成り立ちはともあれ、現在はNPO法人が理念やビジョンをもち、運営しています。そして、グループ、LLC、NPOと体制は変わってもずっと変わらないのは、そこにいる全員が参加者であるというスタイルです。

 

よく知るイベントのように、運営者、出演者、チケット購入した参加者という構図ではなく、バーニングマンでは全員が運営スタッフが担当してそうな部分までも参加者が行う「全員がブラックロックシティの市民」といったレベルでの参加者主導ぶりがユニークな点です。つまり、消費者も傍観者もいないことが最大の特徴です。

 

バーニングマンで一番してはいけないことは、観光客になること。観光客はその場にお金以外でなにも貢献していないという考えからで、ここでいう観光客というのは、準備されたものを消費して帰っていくことを指しています。

 

重視されるのは、バーニングマンに行きたい、みたいという態度ではなく、そこでなにがしたいのか、ということになります。

 

「Whom―誰が対象なのか」

友光さん:バーニングマンは世界中のトップクリエイター、アーティスト、イノベーターが自発的に集まる場所です。バーニングマンの運営側から、出演料を払って「出演してください、お願いします」というオファーがくる、ブッキングがあるということは、基本的にはありません。バーニングマンに出展しているアーティストやDJブースから依頼がくることはあります。

 

なかには、数億円をかけて参加していたり、数億円をかけて参加していても名前を表に出さない場合もあります。自発的に、自腹を切って、表現をしにいく場所です。

 

 

「What―何をやっているのか?」

友光さん:参加者一人ひとりの過激なまでの自立と自己責任をベースとした、コミュニティ社会の実験をしています。

 

象徴的なのは、中心にMANと呼ばれる人型のオブジェがあり、最後にこのMANを燃やして終わるというのが恒例です。写真のMANは2014年のもの。

「How―どのようにつくられているのか」

友光さん:どうやって参加するのかというと、大きく3つの参加の仕方があります。

個人 仲間とキャンプ テーマキャンプに参加

加えて、本体のさまざまなボランティアに参加することもできます。ARTテーマに寄り添って、中心部等でARTインスタレーションやイベントを実施してもOKです。ART基金に応募して、制作実費の補助を受けたりチケットを獲得したりする方法もあります。

 

 

「How much―いくらかかるのか」

友光さん:チケット代はいくつか種類があります。一番安価なのは低所得者用チケットで190ドル(4000枚)、メインセールでは425ドル、寄付チケットは990ドルまたは1200ドル、駐車チケット80ドルです。チケット代に加え、サバイバルに必要なものとして水や食料、テント、レンタカーなどを全て自分で用意する必要があります。

また、自分が行いたいパフォーマンスやギフティングの内容によってかかる費用は無限大です。

 

バーニングマンの世界観をつくる10の原則

 

「無法地帯なの?」

 

友光さん:よく「法律関係ないんだよね」と言われますが、米国の法律を遵守していますし、バーニングマン会場内は警察もレンジャーも見回っています。暴力はもちろん、ドラッグも、レイプも逮捕されます。でもネイキッドと呼ばれる裸のまま歩き回るひとが女性も男性もいるんですが、裸だけは、なぜか、許されていますね(笑)。

 

「10の原則って?」

 

友光さん:Burning Japanサイトより引用したものを自分なりに改変していますが紹介します。

 

 

1.どんな者をも受け入れる共同体である

バーニングマンは誰でも参加できます。新しい人を常に歓迎し、リスペクトします。私達のコミュニティに参加するのに入会条件などありません。

 

友光さん:もし、「観光に来たよ」というひとがいても、「ふざけるな」と追い返すのではなく、「ふざけるな」と言いながら、バーニングマンがどんなところかを説教してくれます。

2.与えることを喜びとする

冷たいビール、小さなアクセサリー、テントを張るのを手伝ったり、楽器を貸してあげたり。誰かに何かを与えるのは楽しいもの。物々交換ではなく、与えることを楽しみましょう。

 

友光さん:アーティストやクリエイターじゃないからバーニングマンに行けない、ということはなく、缶バッチやアクセサリーをもっていってあげる、笑顔をあげる、という与えることに感謝して楽しむこともバーニングマンの楽しみ方です。

 

3.お金もうけのことは忘れる

バーニングマンで買えるものは何もありません。ここは「商業」から離れたコミュニティ。スポンサーも広告もありません。お金より大切なモノに気付くためです。

 

友光さん:バーニングマンのなかではお金を使うことができません。商業主義的なことから離れようという場です。だから、ロゴ付きのバックのロゴ部分にシールを貼って隠したり、ペットボトルのラベルを剥がして飲んだりする小さなお作法があります。

 

4.他人の力をあてにしない

食べ物や水は元より、移動手段やゴミの始末まで、あなたはバーニングマンの「快適ではない環境」で自分自身の面倒をみなければいけません。

 

友光さん:現地に行く前に食べ物や飲み物は調達します。バーニングマンのなかでは手に入らないからです。要は、自立のためのルールです。自立したうえで人と助け合うのはよいけれど、最初からあてにしてはいけません。

ちなみに、運営が用意するのは仮設トイレのみ。電気や水、ガスなどのライフラインも自分たちで調達します。

 

5.本来のあなたを表現する

本当にやりたいことをしたり、なりたい自分になってください。バーニングマンは、どんな表現でも尊重し認めるコミュニティです。同時に、あなたにも他人の表現を尊重することを求めます。

 

友光さん:本来のあなたを表現するということで印象深いことがあります。クラブを展開している場所があって、DJなので中に入って踊っていたんですが、人種や性別や容姿を超えてキスしているカップルが最前列にいる光景はとても美しいと思いました。

 

また、表現はさまざまなためカオスなようにみえますが、運営側は安全に楽しんでもらうためのレギュレーションには気を使っています。そのため事前に、どれくらいの音量や光を出すのか、火は使うのか、高さは、と細かい申請が必要です。それは電源や照明器具を貸し出すためではなく(電力も自前)、表現に集中できる環境をつくるため、他のエリアと干渉しないための配慮のためです。

 

 

6.隣人と協力する

共同作業からちょっとしたコミュニケーションまで、「協力」はバーニングマンの中心にあります。一人ではできないことをする。これはバーニングマンの魅力のひとつです。

 

友光さん:積極的に関わることを推奨しています。

 

7.法に従い、市民としての責任を果たす

バーニングマンは社会のルールを尊重します。法律を順守するのは当然のこと、参加者一人ひとりが社会人としての責任を全うし、自治体・地域コミュニティ・土地をリスペクトし、良好な関係を築くことができるよう努めます。

 

友光さん:意外に思われますが、バーニングマンの会場内はとても治安がよいです。日本での法律では「〜をしてはいけません」という罰則でたとえば40点以下を落第の世界に対して、こうした10原則というのは「〜っていいよね」という褒賞で80点の場所にしようという世界のため、とても平均点が高くなります。

シンガポール開催呼びかけ   〜 SECBのアンドリュー・プア氏が日本の主催者に

シンガポール開催呼びかけ 〜 SECBのアンドリュー・プア氏が日本の主催者に »

1 8月, 2018

シンガポール・エキシビション&コンベンション・ビューロー(SECB)のコンベンション・展示会開発担当ディレクターのアンドリュー・プア氏が7月に来日。日本の展示会関係者にシンガポールでの展示会開催を呼びかけた。

アンドリュー氏はファイナンス企業での経験を活かし、18年にわたりシンガポール政府観光局(STB)に勤務、料飲関連や中国市場開発などを担当し、STB傘下のSECBに異動。海外展示会のシンガポール開催や、シンガポールの展示会への海外からの送客などのためのパートナーシップ構築を手がける。

展示会誘致について、アンドリュー氏は「展示会をそのままシンガポールにもっていくのは大きな挑戦だが事例がないことはない。ドイツからハノーバーメッセのアジア版ともいえる“Industrial Transformation Asia Pacific”を今年開催します。日本からもかつては縫製機器、溶接技術などの展示会やセミナーを開催したこともあり、また、近年は食の展示会”Oishii Japan”など食の展示会が成功しています」と語る。シンガポールで開催することで、ASEANや中国市場への足がかりになる、といったメリットを訴求していく。

アンドリュー氏は日本の展示会産業について、「シンガポールにとっては大きなポテンシャルを秘めた魅力的な市場。ドイツ・イギリスと同様非常に大きな規模の展示会や主催者がいます。東京五輪の際に東京ビッグサイトが使えなくなるのは、多くの主催者にとって、地方や海外での開催に挑戦するいい機会ではないか。五輪後には本拠地である東京に戻ればいいし、臨時に開催した都市はサテライト開催などなんらかのコネクションを続ければいいのでは」と語っている。

シンガポールと日本は、成熟した経済や金融システムなどのインフラに加え、少子高齢化社会など社会課題も共通しており、日本で成功した展示会をシンガポールで成功する可能性は高く、パートナーシップを組むメリットは大きいと考えている。具体的には、ロボティクスやAI、ブロックチェーンといった付加価値の高い高度情報技術産業、ヘルスケアや機能性食品などQuality Of Lifeといったクラスターに注力していく。

MICEという言葉の定義についてアンドリュー氏は、「抽象的なコンセプトを具体的な施策に落とし込んでいくことは難しいが、シンガポールは初めてMICEという単語を使った国でもあり、国のビジネス構造からみてもダイナックなMICE都市となっています。4つのコンセプトを1つに定義することは、運営側からみると便利ですが、主催者を誘致する側から考えると、それぞれのセグメントの特性があまりにも離れていて、アプローチ方法が異なります。毎年同じ都市で開催するものもあれば、世界をローテーション開催するもの。一般企業にアプローチするも協会や学術団体へアプローチするもの、産業全体にアプローチするものなどさまざまです」と説明する。

また4つのセグメントは密接に関わりあっており、1つの枠のカテゴリーとして考えるメリットは大きい。SECBは、会議と展示会をあわせたコンフェックスという言葉を用いて、国際会議と展示会を同時開催することにより、その分野の産学官のステークホルダーが一同に集まり、研究段階から実用化、市場化までイノベーションのすべての段階が集まるのは大きなメリットを提供している。

さらに、グローバル企業のミーテイングやインセンティブも一緒に開催することも増えるため、宿泊やミーティング、インセンティブもまとめてカバーできるのだという。「そのためには各産業に関する知識や人的ネットワークが重要で、それらをMICE誘致の部署が一括してカバーすることはマーケティング的にも大きなメリットがあります」語った。

展示会の出展効果アップを考える  出展者:日建リース工業(株) 代表取締役社長 関山正勝さん / 展示会営業(R)コンサルタント:清永健一さん »

30 5月, 2018

展示会の出展効果を向上させる手法について、営業コンサルティングの視点と、その手法を取り入れ、多くの出展成功実績を上げた出展企業に聞いた。 展示会は場数を踏みにくい

−−−−出展にあたり営業コンサルティングを導入したのはなぜですか

関山 弊社には主に4つの事業がありますが、あわせて年間20回以上展示会に出展します。私自身が自社の出展ブースを見て改善すべき点をいくつかみつけていました。 清永 「多くの商品が並べられ、何が“ウリ”なのか伝わらない」、「社員がブース前で壁を作っている」、「弊社のことを知らない人に社名を大きくアピールしている」、といったことを関山さんはすでに課題としてあげていましたよね。 関山 そんな時に清永さんの著書を読んで感銘をうけました。しかし、本を読んだだけはうまくいかない、場数を踏んだ方に確かな知識と実践の方法を教えていたく方が、得るものが大きいと考え、清永さんにご指導をお願いしました。

自分たちで考える研修

−−−−清永さんのコンサルティングはどのように進むのですか? 清永 具体的な実践指導は全4回で各5時間。合計20時間です。編成した6チームを2つに分け、隔週ペースで研修を行いました。 関山 まず、具体的な目標を「次の展示会での成果」と設定したことが印象的でした。これにより近い目標に絞った実践的な研修になりました。 清永 出展効果向上の基本として、「1ブース、1ターゲット、1アイテム」というのがありますが、次の展示会に向けて具体的にどの商品を訴求するか絞り込んでいきました。 関山 清永さんの誘導が上手で、社員同士の議論が活発になるんです。あれだけインタラクティブな研修は、はじめてでした。展示会出展を「自分ごと」にしていく、という姿勢を社内で作っていただき、社員の意識は格段に変わりましたね。 清永 参加していただいた方々に「ご自身で考えていただく」場をつくるようにしています。 関山 自分で考えるから、身につくし、応用も利きやすいんですね。 −−−−具体的な実践例としては、どのようなアプローチがありますか?

関山 お客様にどういう体験をしてもらうか、と考えることの重要さが社員の意識に染み込みました。 清永 「カスタマー・エクスペリエンス」の実践ですね。お客さんの動き静止画でなく動画で、体験してほしいことをストーリーにしてブースの在り方を考えるんです。 関山 それから、アフターフォローをしっかりと行うためのノウハウが、より精度の濃い見込み客の獲得、囲い込みにつながりました。 清永 商品説明はブースで行うけれど、より詳しい内容は後日セミナーを行うという方法があるんです。普段は有料のセミナーだけれど、この展示会から申し込んだ場合には無料とか、特典化することで自ずと自社の商品に興味のある層が集まりやすくなります。

 

社長の理解とPDCAが鍵

−−−−関山さんは清永さんの研修の効果をどう感じられていますか

関山 まず、展示会出展のレベルが上がっただけでなく、社員の意識が大きく変わり、臨機応変な対応や自分たちで創意工夫をするようになりました。商品がお客さんにどのようなメリット提供するか、を伝えられるようになりました。 清永 関山さんのご理解と社員の皆さんが積極的に参加してくれたからですよ。 関山 年に数回しかない「展示会」で経験を積み重ねるのは大変なことです。その道のプロから教えていただく手法というのを、素直に学ぶことを強くオススメします。 清永 忙しい日常業務の間に…と思われがちな研修を、重要な仕事の一環として社員の方々に周知していただいたことは助かりました。また、学びから実践に取り入れるPDCAサイクルがものすごく早いですね。その2点が、私の研修を通して大きな成果を出した要因だと思います。 『飛び込みなしで「新規顧客」がドンドン押し寄せる「展示会営業®」術』

[Interview with Event Organizers]#6 Smart Kitchen Summit Japan「みんなで新しいキッチンの姿をつくりたい」

[Interview with Event Organizers]#6 Smart Kitchen Summit Japan「みんなで新しいキッチンの姿をつくりたい」 »

Interview with Event organizers #6  Smart Kitchen Summit Japan

 

 

「Smart Kitchen Summit Japan」初開催までの経緯

日本の未来のキッチンを描くイベント「Smart Kitchen Summit Japan」が、8月25日にGRID(東京都千代田区)で初開催される。

「Smart Kitchen Summit」は、2015年米国シアトルでスタート。「食 & 料理×テクノロジー」をテーマとするイベントだ。昨年10月、田中宏隆さんは、ある商品の活用領域を模索する中このイベントの存在を知り、参加した。アットホームな雰囲気ながらも実に多様な参加者の姿に驚いたと田中さんは話す。

「シアトルで確信したのは、食・料理は議論の領域が広がるテーマだということ。キッチン家電等のハードウェアだけでなく、食と料理に関するサービスやプラットフォーマー、小売業界、さらに投資家やメディア等、様々なプレイヤーがスピーカーとして登壇。世界ではこれほどの議論がなされていることに、衝撃を受けました」。

そして、田中さんがなによりショックだったのは、日本企業の登壇や出展はおろか、700人ほどの参加者のなかに日本人の姿がほとんどなかったこと。その事実を逆転の発想で捉え「和食という世界遺産、多くの高い技術力を持つ日本にとって、イノベーションを起こせるテーマなのでは」と「Smart Kitchen Summit Japan」を着想。まるで雷が落ちてきたようだったと表現する。

「Smart Kitchen Summit Japan」の構想は、その3ヶ月後には米国の主催者Next Market Insightsと合意、同社とシグマクシスによる共催がスピーディーに決定した。その後、Next Market Insights CEOのマイケル・ウルフ氏が運営するフ−ドテック関連のニュースサイト「The Spoon」での告知により、多くの米国スピーカーが集まったという。海外からの「Smart Kitchen Summit Japan」への期待の高さが感じられる。

 

「Smart Kitchen Summit Japan」で語られること

プログラム内容は、オープニングからクロージングまで、計13のセッションを用意する。

午前中は、田中さんとマイケル氏により「なぜ今スマートキッチンなのか」の投げかけからスタート。続いて「料理の本質を考える3つの視点」と題し、東京カリ〜番長こと水野仁輔氏、パターン・ランゲージの手法をつかってレシピの抽象化を研究するコークッキング の伊作太一氏、分子調理法で話題の宮城大学教授の石川伸一氏が独自の視点から新たな料理の可能性を紐解く。また、英国のキッチンデザイナーのJohnny Grey氏と、日本のシステムキッチンデザインを手掛けてきたLixilの小川裕也氏が「空間デザインに見るキッチンの位置づけ」を語り、かつての「場」としてのキッチンと今後の進化を聞く。午前中はあえてテクノロジーの要素は入れず、料理やキッチンそのものが持つ可能性を深堀りすることが狙いだ。

午後は、いよいよテクノロジー&キッチンがテーマだ。前半は海外勢の話からスタート。海外のスタートアップでは、社会課題からプロダクトやサービスが生まれており、その一つとして「これからのレシピ~デジタル化の先にあるもの」をパネルディスカッションで展開。また、IoT化したキッチンを横串でつなぐOSの最前線を探る「キッチンOSの覇権争い」、食材調達をテーマとした「キッチンコマースの未来」のほか、家庭で手づくりビールが楽しめる商品PicoBrewを事例とした「サービスデザイン成功のポイント」と、未来的なテーマがリアリティとともに語られる。

午後の後半は、日本のスタートアップと大企業の取り組みを、それぞれ紹介。スタートアップ3社による「Startup Showcase」(Oisix共催)、パナソニック社内イニシアチブであるGame Changer Catapultによる「キッチン家電メーカーが挑むキッチンイノベーション」だ。さらには予防医学研究者である石川善樹氏が語る「我々は”未来”をどう捉えればよいのか」、クックパッドの小竹貴子氏とBiotope佐宗邦威氏による「料理で解決出来る社会問題をデザイン思考で考える」が続く。最後は元エバーノート会長で現在は総務省「異能ベーション」プログラムアドバイザーを務める外村仁氏らによるパネルディスカッション「日本におけるこれからのSmart Kitchenとは」で締めくくり、スピーカーと参加者全員でのネットワーキングディナーへと続く。

田中さんは、「Smart Kitchen Summit Japan」の開催は、自分のミッションとも符合すると話す。大手家電メーカーに10年勤め、コンサルティングファームではハイテク企業に向けた多数の成長戦略・新規事業戦略の立案・実行支援というキャリアを振り返りつつ「『日本の技術を世界に』を人生のミッションとしています。日本の優れたテクノロジーや人財を、世界にいい形で発信し、繋げてイノベーションを起こし、世の中をより豊かにしたい」と熱い思いをもつ。

「まずは『Smart Kitchen Summit Japan』を通じて、食・料理の領域にパッションを持つ各分野のプロフェッショナルが繋がることがその第一歩だと考えています。それぞれが持つアイデアを組み合わせてコミュニティや事業へと展開し、日本の新しいキッチンやライフスタイルをデザインする場に進化させていきたい。このテーマで世界を変えてみたいと考える皆さんに参加いただき、たくさんの仲間がいることを知っていただきたいですね。そしてコラボレーションに参加いただくことで、一緒に何かを始めるきっかけになれば、うれしいです。」

 

 

Smart Kitchen Summit Japan

日時:8月25日(金)

会場:GRID / 6F ATTIC(東京都千代田区平河町2-5-3)

定員:150人

参加費:一般40,000円*ランチ、ネットワーキングディナーを含む

主催:シグマクシス、Next Market Insights

https://www.sigmaxyz.com/sks_japan2017/

 

*「Smart Kitchen Summit Japan」優待チケットプレゼント

「イベントマーケティング」の同記事をお読みいただいた方限定で、一般チケット4万円が3万2,000円(8,000円引)になる優待コードをプレゼントいたします。

申込みページ:http://eventregist.com/e/sks_japan2017

優待コード:SKSJ17

 

<お申込みの手順>

1.下記チケットページのURLをクリックください

http://eventregist.com/e/sks_japan2017

Smart Kitchen Summit Japanのチケットページ内の「プロモーションコードを入力」の白枠に上記優待コードを入力(コピー&ペースト)し、適用ボタンを押してください。

(前後に半角が入ってしまうと、コードが適用になりませんので、コピー時にご注意ください)

3.チケットの金額が¥40,000から¥32,000になっていることを確認し、枚数を「1」を選択ください。

(*プロモーションコードの入力後、適用ボタンを押すと、金額が¥40,000→¥32,000になります)

4.申し込むボタンを押して完了です。

(*イベントレジストへの登録が初めての場合は、そのままイベントレジストへの登録へお進みください)

 

イベントの本音トーク 第①回<はじめの一歩>

イベントの本音トーク 第①回<はじめの一歩> »

企業・個人の「働き方の選択」を共有したイベントとして、今年2月に初開催された「働き方を考えるカンファレンス2017」。主催者の一般社団法人at will work理事日比谷尚武さんと、同イベントの制作・運営責任者を務めた株式会社ホットスケープ代表取締役前野伸幸さんに、イベントを無事に終えたいま、あのとき実際はどう思っていたのか、本音で語っていただきました。

 

(写真左)

日比谷尚武/一般社団法人at will work理事。「働き方を考えるカンファレンス2017」広報担当。ロックDJでもある。

(写真右)

前野伸幸/株式会社ホットスケープ代表取締役。「働き方を考えるカンファレンス2017」制作・運営責任者、同社でカンファレンス・出展ブースの事務局を行う。国内屈指のカジノプレイヤーでもある。

「働き方を考えるカンファレンス2017」:企業・個人の「働き方の選択」を共有したイベント。

 

テーマ<はじめの一歩>

 

前野 今年2月に開催された「働き方を考えるカンファレンス2017」は、イベントの企画・運営を25年以上やってきたなかでも、特殊なイベントでした。ジャンルが業界や職種での区切りなわけではないし、主催組織も一社単独でも共催というわけでもなく、個人や企業が集まった一般社団法人。事前の打合せはweb会議で進め、メンバー全員が顔を合わせたのはイベント当日だったなんてことも初めての経験でした。

日比谷 働き方について新しい考え方を広げるという目的のために昨年5月に立ち上がった一般社団法人at will workという組織が、その目的である「働き方を選択できる社会づくり」を広げるために実施した初めてのカンファレンスだったので、わたしもこういうジャンルってなんていうのか聞いたことないです。

前野 ここまで参加者とコンテンツの多様性があるものはまだ少ないですが、社会的課題をインタラクティブに解決するカンファレンス形式のイベントが最近ふえてはきています。面白いのは、新しい人たちによる新しいイベントの誕生の予感があることですね。

これまで初開催時に課題になる“集客”も、SNSなどのコミュニティ経由で興味関心の高い層に届く時代になって、イベントが開催しやすい環境になったことも背景にあると思います。それにともなって、イベントの企画・運営側への相談内容も変わってきたなと感じています。そんな問合せもふえてきたので、イベント担当に初めてなる方のための自社セミナーをはじめるきっかけにもなりました。

日比谷 今回なんかだと、イベント運営の経験者がいなかったので、「なにから始めればいいのか」という状態のスタートだったと代表理事の藤本から聞きました。

前野 そうそう、私が藤本さん(一般社団法人at will works代表理事)にはじめてお会いしたのが昨年6月で、会場・日程・規模は決まっていたので、まずはイベント当日までに、何をしなければいけないのかタイムスケジュールと、会場構成のイメージ参考になるレイアウトの2つをお渡ししました。

日比谷 僕は昨年12月に理事として正式にジョインしたのですが、11月の時点でカンファレンスの準備について話を聞いたり、情報交換をしていました。 そのとき実質3ヶ月前にもかかわらずスケジュール通りいっていなくて(笑)。協賛関係もほぼこれからというハラハラドキドキな感じでした。

前野 当初はイベント制作・運営の責任者でしたが、最終的には収支のバランスシートをみながら、スケジュール管理をするプロジェクトマネジメント的な役割も同時並行していきました。54名登壇したカンファレンスのスピーカー事務局とブースゾーンの出展事務局も弊社が兼ねていたので、リアルタイムで進行具合を把握することができたのは、安心ではありました。

日比谷 主催者としては、新しい考え方を”伝える”ためにスピーカーとプログラムにぎりぎりまでこだわり、そして”広げる”ために広報に力を注いでいて、理事5人+1人では手一杯だった、イベントの場でそのメッセージをどう描くかにまで手が回っていなかったんです。前野さんと一緒につくることで、制作で時間的に厳しくなってしまう前にアラートを出してくれる存在がいることや、制作にかけるべきコストや逆にコストの削りどころをみつけて代替アイデアを提案いただけたことで、クオリティを担保することができました。

前野 モノやサービスを伝えるためのイベントであれば、機能・性能の比較で購入に導くことができても、考え方を伝える、さらにはできたばかりの組織として大勢に第一声を届けるような大切なイベントの場合には、リアルの場でブランド価値を上げ、メッセージを体感してもらえなければムーブメントとして波及していきません。イベントの品質、ブランディング面で僕らができることを突き詰めていきました。

日比谷 コンセプトを骨太にして強くしていくことが主催者の用意すべきことで、どうアウトプットするかはプロがいる。考え方を伝える思い系のイベントでは集まってよかったで終わりがちですが、伝えて、広げてなんぼです。イベント品質や、ブランディングづくりは絵としてソーシャルや動画の展開を意識するうえでも重要だと感じました。次回へ向け継続性という課題もでてきますが、1回開催して土台ができたことは大きい。イベントは手法としては古典的ですが、ネット情報でのインプットとは違う、生のエネルギーなどの伝達力があります。大事にしていきたいですね。

 

 

 

<お知らせ>株式会社ホットスケープでは、6月9日(金)に、第1回 HOT SCAPE Biz セミナー 「失敗しないイベント・セミナー会場選びのポイント」を開催。詳細・申込みは、こちら。イベントやセミナーを実施する際、重要なポイントや、成功のために必要な第一歩が学べます。

こころを測る 空間が変わるイベントも変わる!?

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25 4月, 2017

商業・文化施設などの空間づくりを行う株式会社丹青社と理化学研究所発のベンチャーである株式会社Kokoroticsは、ワークプレイスでの従業員の気分・心地の微妙な変化を測定できるスマートフォンアプリ「KOKOROスケール for Workstyleを共同開発した。 きっかけは、2015年9月に実施した、丹青社の本社オフィス移転。「こころを動かす空間づくり」を掲げる丹青社として、空間と「こころ」の関係性にも着目し、そのパイロット調査に取り組んだ。本社移転を機に取り組んだワークスタイル変革の狙いは、クリエイティビティと業務効率の向上。その効果測定に「KOKOROスケール」にアレンジを加えて、「KOKOROスケール for Workstyle」を共同開発し、自らのオフィス空間で従業員の「こころ動き」がどのように変化したのか80名を対象に調査を行った。KOKOROスケール for Workstyleの共同開発を担当した丹青社の菅波紀宏さんと工藤鉄也さんは、「アプリを導入し、1日数回データを入力してもらうことで、いつ、どこで何をして、どんな気分〔やる気・快適さ〕だったか、気づきやひらめきがあったかリアルな実態を捉えることができました。経験値や感性などのアプローチに、さらに定量的なデータを加えて、より良い空間づくりにつなげていきたい」と話し、こころという主観的な気分・心地を定量化し、こころと空間の関係性の数値化にチャレンジしたと解説する。理化学研究所・片岡洋祐博士が脳科学の知見に基づいて開発した気分・ 心地の測定ツール「KOKOROスケー ル」をベースにしており、脳内物質「ドーパミン」「セロトニン」の働きに基づく気分尺度(安心感と不安感、やる気と無気力など)を横軸および縦軸にした4象限マトリクスで人の心の動きを捉える。片岡博士は「たとえば、不安や緊張感が強いときは無理にリラックスしようとしてもなかなか思い通りに気分をコントロールすることは難しいですが、興味のある話題などで一度ワクワク感を上昇させると、その後、不安が軽減されやすい、ということがKOKOROスケールでわかってきました。空間や イベントにも脳科学を入れることで、 いろんな道筋がみえてくる」と話す。たとえば、天井をあえて低くし、そ の先に吹き抜けをつくることで生ま れる心理変化を利用した空間構成や、イベントのプログラム順に活かせるかもしれない。「今回のアプリはオフィス空間向けでしたが、イベントや公共空間など、次の改善につなげることができるのではと期待しています」(丹青社 菅波さん・工藤さん)。

分析結果:クリエイティビティの向上「アハ体験(気づき・ひらめき)は、コミュニケーション系の活動で多い」という結果から、部門を超えたコミュニケーション機会を増やす施策を実施すれば、より創造性が高まる可能性があることが導き出された。

[Interview with Event Organizers] #5 TORYUMON「接点つくり、ハードルを下げる」

[Interview with Event Organizers] #5 TORYUMON「接点つくり、ハードルを下げる」 »

Interview with Event organizers #5 TORYUMON

九州を中心とした学生向けの起業促進イベント「TORYUMON」が、3月18 日に福岡で開催される。

主催は、シード・アーリースタートアップの出資を事業とするベンチャーキャピタルF Ventures。代表の両角将太さんは、昨年2月に福岡でVC を立ち上げるまで、サムライインキュベートに在籍、起業家向けのベンチャー支援イベントを年間200 本をこなしていたという。

「当時もいまも、イベントを運営しているというよりも、イベントというスタイルでコミュニティをつくる、というアプローチをしています」(両角さん)

ベンチャーイベントはいまでこそ渋谷や六本木、五反田と場所も広がりをみせ、毎日のように開催されるようになったが、両角さんがはじめた頃は黎明期。天王洲という立地にもかかわらず集客し、年間200 本の定期運営ができるまで、起業家と支援企業のハブを育てた経験を持つ。大きな成果の一例には、IBMBlueHub につながった提案がある。 ここでのベンチャー企業・大企業とのつながりや、リソースとなる人材・資金をつくる巻込み方のノウハウなどが基盤となり、VC として独立した。両角さんが次にしたかったことは、出身地である福岡で起業家をふやすことだ。特に学生の起業支援をしたいのだという。

「就職で福岡を離れてしまう学生が多い。選択肢の一つとして起業があることも知ってほしい」と、海外では技術ベースでの学生起業家が多く、大学数も多い福岡にはポテンシャルがあると話す。

今回主催する「TORYUMON」は、九州の学生を対象とし、登壇者にはCAMPFIRE 代表の家入一真氏や短期集中プログラミングキャンプTECH::CAMP を設立したdiv 代表の真子就有氏など福岡出身の起業家、福岡発ベンチャーの株式会社ヌーラボ代表橋本正徳氏、ウミーベ代表のカズワタベ氏、そして、最近福岡オフィス開設を発表したメルカリ代表の山田進太郎氏など、18 名の豪華なメンバーが集まる。

起業家が少ない現状について両角さんは「福岡では起業する学生が周囲に少なく、起業家との接点がないことでハードルを勝手に上げてしまっている」と起業に触れる場がないと指摘する。「TORYUMON」では起業した背景や起業家の雰囲気、感情など、ネットやSNS のテキスト情報では抜け落ちてしまう生の情報に触れることで、起業に興味を持ってもらえればと期待する。起業家には学生時代の話もしてもらうなど親近感を高める内容となりそうだ。

「起業家は守るものが少ない若い人からという持論もあります。まずは『TORYUMON』で生の情報に触れる、興味のきっかけをつくる場づくりからはじめて、福岡に学生起業家のムーブメントをつくりたい。世界に羽ばたく起業家を福岡、九州から輩出し、西から風が吹くと言われたいですね」

 

–Event Summary–

TORYUMON 2017 年3 月18 日(土)10:00-20:00 The Company(福岡市博多区) 対象:九州を中心とした起業・スタートアップに関心のある学生、学生起業家など 想定規模: ~ 200 名 主催:F Ventures

参加申込:http://eventregist.com/e/toryumon2017s?lang=ja_JP

 

月刊イベントマーケティング20号より

Innovator #12 京橋ファクトリー  企業とコミュニティとが 出会う価値     −

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31 10月, 2016

京橋ファクトリー 代表取締役社長 八木 太亮さん 執行役員 COO 前田 裕司さん

 

プロモーションやサンプリングなどをしたい企業と、スポンサーからの協賛を希望するコミュニティやイベント。その両者を結び付けるサービス、それが「スポンサークル」である。

サービス開始の2015 年8 月からわずか1 年強ながら、ランニングサークル、草野球チームといったサークル、料理教室やシェアハウス、女子会などのコミュニティ、さらには各種イベントにおいて、アルコール飲料メーカーやヘアケアメーカーといった企業からの協賛やサンプリングを提供し、マッチングを実現している。

「コミュニティには枕投げ大会や自治体の登録などもあって、実に多種多様です」と話すのは、スポンサークルを運営している(株)京橋ファクトリーの執行役員 COO 前田氏。

同社ではもともとビール好き女性のコミュニティ「ビール女子」を運営し、大手飲料水メーカーから協賛のオファーが絶えなかった。「セグメント化されているコミュニティには企業が価値を感じてくれる。しかしながら、企業がコミュニティを発掘することは難しいし、コミュニティ側から企業へのアプローチも現実的ではない。そんなマッチングしにくい環境にあった両者を結び付けるサービスとして立ち上げました」。現在、コミュニティ・企業の登録数はパートナー企業と合わせて約3,000 にもなる。

 

SNSやWEBメディアの効果で 企業にとって広報やCSにも

ユーザーニーズとしては、コミュニティが企業の協賛を求めているケース、企業が自社のサークルを活性化したいケース、イベントでスポンサーを探しているケースなど様々。「コミュニティ側の運営費削減や無料のプレゼントというところに満足していただいています。企業側は、効率的にサンプリングができる、商品やサービスの認知度が広まるという利点に加え、副次的な効果としてwebメディアに取り上げられることでCSR や広報的な効果も発生しています」。

代表取締役社長の八木氏も「当社の事業の中核となるサービスに成長しておりますし、win-win だというところで、コミュニティと企業がタイアップしているという文化が根付くことが理想です。そのためにも、今後とも認知度の向上とサービスの充実を図っていきたい」と話す。今後はイベントの運営も担当するなど、サービスを広げていく考えだ。

MICE の新しい可能性を拓く ユニークベニュー八芳園が創るコンテンツ 〜日本文化のエクスペリエンス・イベント 『WAZA DEPARTMENT 2016 』in HAPPO-EN

MICE の新しい可能性を拓く ユニークベニュー八芳園が創るコンテンツ 〜日本文化のエクスペリエンス・イベント 『WAZA DEPARTMENT 2016 』in HAPPO-EN »

17 10月, 2016

 八芳園では訪日外国人観光客へのおもてなしとMICE 誘致を目的に、イベントやインセンティブパーティを数多く手がけている。なかでも昨年、日本各地の職人技を体感できるイベントとして好評を博した『WAZA DEPARTMENT』の第二回を8 月31 日に開催。関係省庁、旅行会社、外資系企業、ホテルコンシェルジュなど、2,000 名を超える参加者に八芳園の「企画力」と「プロデュース力」をプレゼンテーションした。

 

「『WAZA DEPARTMENT』はヒトやモノを通して、技術や文化を知っていただくというイベント。ヒトに興味をもってもらい、その職人がいる町を紹介することで、そこへ足を運んでほしいのです」と話すのは八芳園 経営企画室・企画課係長の窪田理恵子さん。単に職人技を紹介するイベントではなく、そこには「地方の人たちと共創をして日本を発信していこう」という八芳園の思いが込められている。  第一回でコラボレーションした、福岡県「家具の町」大川市の職人から各地の職人へ。そのネットワークと絆は、瞬く間に全国へと広がって行った。

1 年をかけて企画された第二回『WAZA DEPARTMENT』では、大川をはじめ、萩(山口)、徳之島(鹿児島)、有田(佐賀)、高崎(群馬)、中津(大分)、博多(福岡)、京都と8 つの地域の職人たちが参加した。イベントは1 階から6 階までのバンケットルーム、離れの「白鳳館」から庭にいたるまで、全館すべてを使って開催され、まさに非日常を提案するユニークベニューとなった。八芳園の「企画力」と「プロデュース力」がうかがえるブースをいくつかご紹介しよう。

2 階は職人技を見て、体験できるブース。建具の生産日本一を誇る大川では、その装飾に使われる「組子」が有名だ。これは釘を使わずに木と木を組み付けて、「麻の葉」など200 種類以上の図柄をつくっていく技法。参加者は大川組子の職人、木下正人の緻密な技に感嘆の声を漏らし、組子のコースターや木のスプーンづくり、八芳園のシェフが指導する巻き寿司づくりを楽しんでいた。

3 階の竹をモチーフにした「グレース」は有田焼のブース。七代目弥左衛門・松本哲が生み出すモダンな器に八芳園のパティシエがインスパイアされて生まれた「和のアフタヌーンティー」が披露された。プラチナをかけた三層の重箱にディスプレイされた和菓子や点心は、さながら宝石箱のような美しさを演出している。

同じく3 階にある大空間の「チャット」でプレゼンテーションされたのは、八芳園オリジナルブランドの「KIKI」。八芳園のスタッフが見つけた全国の食材と「行列のできるショコラティエ」野口和男とのコラボレーションで生まれた和のスイーツだ。桜・紫蘇・酒粕・竹炭など、厳選した和の食材を練り込んだチョコレートのほか、パウンド生地に米粉を使い、ホワイトチョコを合わせた新作のガトーショコラもお目見えした。

自慢の庭で、ひときわ目を引いたのは離れへと続く小道にディスプレイされた氷柱だ。氷の中に入っているのは博多織職人が使用する道具や糸。氷柱に浮かぶそれらを眺めつつ会場「白鳳館」に入ると、鳥をイメージしたストールがアート作品のようにディスプレイされている。ステージでは博多織とバイオリンのコラボレーションによるミニコンサートが行われ、参加者を花鳥風月の世界へと誘っていた。

イベントも終盤にさしかかった頃、1 階のガーデンフロアで「WAZA ENTERTAINMENT」と銘打ったパーティが始まった。 オープニングではVTR が上映され、八芳園の井上専務のあいさつに続き、大川の家具職人と作った櫓「KAGURA」で和のエンターテイメントが繰り広げられた。フロア続きの庭園から職人が登場。参加者の「よいしょ」のかけ声のなか、鏡開きが行われ夏の最後を飾る粋なパーティも終演。第二回『WAZADEPARTMENT』も幕を閉じた。

「八芳園の強みは、ウエディングで培った企画力とプロデュース力です」という窪田さん。お客さまの想いに向き合い、丁寧にヒアリングしながら、予想を超える企画を実現するのがモットーだ。選任スタッフが初回打ち合わせから当日までワンストップで担当。案件ごとにチームを編成し、コンセプトに沿って、内装・花・料理・器から箸の袋に至るまで、トータルプロデュースすることが可能だという。

また、日本文化を海外に紹介することは八芳園のビジョンでもある。「2020 年に向けて、私たちのOMOTENASHI で、お客さまと一緒に東京と、日本を盛り上げていきたいと思っています」(窪田さん) (文:西口みな子)