「インドビジネスフォーラム in 諏訪圏工業メッセ」11月12日に岡谷市で開催 ジェトロが講演とパネル、参加無料・定員500名

「インドビジネスフォーラム in 諏訪圏工業メッセ」11月12日に岡谷市で開催 ジェトロが講演とパネル、参加無料・定員500名

日本貿易振興機構(ジェトロ)のジェトロ長野とジェトロ諏訪支所は、2026年11月12日(木)14:00から16:30まで、長野県岡谷市の諏訪湖環境研究センター ホールで「インドビジネスフォーラム in 諏訪圏工業メッセ」を開く。参加は無料で、定員は500名。申込の締切は11月10日(火)23:59だ。インド市場への関心が高まっていることを背景に、インドの最新の経済事情やビジネス環境を紹介する講演と、県内企業2社が登壇するパネルディスカッションで、インド市場の可能性と人材活用のヒントを提供するという。

諏訪圏工業メッセの初日、会場に隣接するホールで開催

会場の諏訪湖環境研究センター(岡谷市長地権現町4-11-51)は、諏訪圏工業メッセの会場である岡谷市民総合体育館に隣接している。諏訪圏工業メッセ2026は、公式サイトによると、11月12日(木)から14日(土)までの3日間、岡谷市民総合体育館で開かれる。つまり、フォーラムはメッセの初日にあたる。主催は諏訪圏工業メッセ実行委員会で、NPO法人諏訪圏ものづくり推進機構が事務局を務める。

諏訪圏工業メッセは、諏訪地域のものづくり企業が集まる工業系の展示会で、Wikipediaによると、第1回は2002年に開かれた。2023年からは、建物の老朽化を理由に、会場を岡谷市民総合体育館などに移している。今回のフォーラムは、展示会の会期にあわせて開く海外展開の情報提供の場だ。

プログラム:インド経済の講演と、海外展開と人材のパネル

ジェトロのイベントページによると、プログラムは次のとおり。14:00に、ジェトロ理事の奥村明子さんが開会のあいさつを述べる。続いて14:05から、在京インド大使館の来賓あいさつ(予定)がある。

中心となる講演は14:15から1時間。ジェトロ中部・北陸本部長で、前ジェトロ・ニューデリー事務所長の鈴木隆史さんが「インドの経済とものづくり企業」をテーマに話す。案内書(PDF)の講師略歴によると、鈴木さんは1994年にジェトロに入会し、アジア諸国とのビジネス振興業務を中心に担当してきた。ナイジェリア、ベルギー、バングラデシュ、インドなどに駐在し、2018年から2022年までジェトロ・ベンガルール事務所長、2022年から2026年までジェトロ・ニューデリー事務所長を務めて、2026年から現職にある。講演の詳しい内容は、案内書にも書かれていない。

15:15からは、パネルディスカッション「ものづくり企業の海外展開と人材」が40分間行われる。モデレーターはジェトロ長野所長の鈴木隆之さん。パネリストは、河井工器の経営企画室室長の河井司さん、日精樹脂工業取締役の田中博さん、ジェトロ高度外国人材課主幹の木川美樹子さんの3人だ。海外展開を進める県内の企業の立場と、外国人材の活用を支援するジェトロの立場から、人材面の課題や工夫を議論する。15:55には閉会のあいさつ(長野県産業労働部、予定)があり、16:00から16:30までは名刺交換とネットワーキングの時間が設けられている。

登壇する2社:インドとの接点を持つ長野県の企業

案内書の企業紹介によると、河井工器は長野県宮田村に本社を置く精密部品メーカーだ。1951年の創業以来、カメラレンズ部品をはじめとする光学機器向けの部品づくりで培った超精密切削加工の技術を強みに、主力のカメラ・シネマレンズ部品に加え、医療機器など幅広い分野の精密部品を手がける。インドから高度外国人材を近く採用する予定だという。公式サイトはこちら。

日精樹脂工業は、長野県坂城町に本社を置く射出成形機の総合メーカーで、1947年の創業。プラスチック成形機や金型、成形の自動システムの開発・製造・販売を手がけ、国内外に幅広いネットワークを持つ。2026年4月には、インド・グジャラート州のアーメダバードで、射出成形機の生産工場を正式に稼働させた。公式サイトはこちら。インドでの人材採用と、現地での生産という、異なる角度から海外展開に取り組む2社が、人材をテーマに語り合う形になる。

主催・共催・後援

主催はジェトロ長野とジェトロ諏訪支所。共催は、長野県、国際サポネットNAGANO、NPO法人諏訪圏ものづくり推進機構、諏訪圏工業メッセ2026実行委員会(予定を含む)だ。国際サポネットNAGANOは、長野県産業振興機構、長野県発明協会、中小企業基盤整備機構、日本政策金融公庫、日本貿易保険の構成団体で、県内企業の海外展開を支援している。後援には、諏訪市、岡谷市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村と、諏訪、岡谷、茅野、下諏訪の各商工会議所が名を連ねる(案内書では、茅野商工会議所と下諏訪商工会議所に「予定」の注記がある)。

参加方法:ジェトロのサイトから11月10日まで

申込は、ジェトロの申込ページから、必要事項を入力して送信する。初めてジェトロのサービスを利用する場合は、無料のユーザー登録(お客様情報登録)が必要になる。問い合わせは、ジェトロ長野(担当:鈴木さん、石川さん、電話026-227-6080、ngn@jetro.go.jp)が受け付ける。案内書には、英語のパートには日本語の通訳が付くとの注記があるが、どのプログラムが英語で行われるかは、書かれていない。

会場へのアクセス:メッセ会場から徒歩約5分、シャトルバスも運行

案内書によると、フォーラム会場の諏訪湖環境研究センターは、諏訪圏工業メッセの会場である岡谷市民総合体育館から、徒歩約5分の距離にある。駐車場には限りがあり、公共交通機関の利用が呼びかけられている。メッセの会期中は、テクノプラザおかや(JR岡谷駅から徒歩3分)から、メッセ会場を往復するシャトルバスが運行される。詳しくは諏訪圏工業メッセのアクセスページと、諏訪湖環境研究センターのアクセスページで確認できる。

ジェトロのインド関連支援

ジェトロは、インド関連の情報ページで、ニューデリー、ムンバイ、チェンナイ、ベンガルール、アーメダバードの5つの現地事務所の情報を公開している。進出企業向けには、ムンバイとチェンナイの「中小企業海外展開現地支援プラットフォーム」や、アーメダバードの「ビジネス・サポートセンター」がある。また、貿易投資相談とインド・ビジネス専用窓口「インドデスク」は無料で利用できる。ジェトロの貿易投資年報(10月14日公開)によると、インドの2025年度の実質GDP成長率は7.7%で、前年度の7.1%を上回った。

地域のものづくり産業展とセミナーの併催効果

展示会は、出展企業が国内の取引先と出会う場である一方、海外展開の情報収集の場にもなる。今回のフォーラムは、諏訪圏工業メッセの初日、会場に隣接するホールで開かれるため、展示会の来場者がそのまま参加しやすい。パネルには県内企業2社が登壇し、海外展開と人材をテーマに議論する。インド市場そのものの話題にとどまらず、外国人材の活用まで扱う点が特徴だ。当日の講演やパネルでどのような事例が紹介されるのか、注目したい。

開催概要

項目 内容
名称 インドビジネスフォーラム in 諏訪圏工業メッセ
日時 2026年11月12日(木)14:00〜16:30
会場 諏訪湖環境研究センター ホール(長野県岡谷市長地権現町4-11-51)
主催 ジェトロ長野、ジェトロ諏訪支所
共催 長野県、国際サポネットNAGANO、NPO法人諏訪圏ものづくり推進機構、諏訪圏工業メッセ2026実行委員会(予定を含む)
参加費・定員 無料・500名
申込締切 2026年11月10日(火)23:59
問い合わせ ジェトロ長野(026-227-6080、ngn@jetro.go.jp)

参考

ジェトロ「インドビジネスフォーラム in 諏訪圏工業メッセ」イベントページ
諏訪圏工業メッセ 公式サイト
全国のビジネスイベントスケジュール

 

田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベント集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という 集客3D理論を展開。

田中力㈱MICE研究所 代表取締役/月刊イベントマーケティング副編集長

投稿者プロフィール

田中力 ㈱MICE 研究所 代表取締役 月刊イベントマーケティング副編集長。日本展示会協会 会員交流委員会、MPI Japan Japan Chapter 役員(広報委員会)、日本イベント学会 東日本地域本部 事務局、沖縄県MICE専門アドバイザー。英国暁星国際大学卒業後、貿易・物流・小売に関わり、バイヤーのサポートとして海外展に多数参加。2015年の創刊以来、イベントマーケティング・展示会関連の取材・編集・企画にも関わる。2016年からは自社でイベント関係者向けのカンファレンスBACKSTAGEも主催。近年はイベント業界の人材課題を解決する就職フェアも実施。

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