主な展示会主催企業/団体1

日本で開催される展示会・見本市の多くは、専門の主催会社・または業界団体によって企画・運営されていることが多い。
出展を検討する際や、来場者として展示会を活用する際に、主催会社の特徴や強みを把握しておくことは展示会活用の第一歩。ここでは国内主要4社を紹介する。(2026年8月更新)

RX Japan 株式会社

(アールエックス ジャパン)旧 リードエグジビションジャパン

日本最大の展示会主催会社。2026年現在、38分野109本の「出展社と来場者が真剣な商談を行う本格的な商談展」を開催している。東京ビッグサイト・幕張メッセ・インテックス大阪など国内の大規模見本市会場を中心に、年間を通じて多彩な産業分野の専門展を定期開催している。

1986年設立。石積忠夫氏が代表取締役社長として長年牽引し、カーナーズからネプコンジャパンを引き継いで以降、「国際メガネ展(IOFT)」「国際宝飾展」「日本ものづくりワールド」「国際文具・紙製品展」など数多くの展示会を立ち上げてきた。

2019年10月に田中岳志氏が代表取締役社長に就任。2021年7月に「リード エグジビション ジャパン株式会社」から「RX Japan株式会社」へ社名変更した。さらに2026年1月1日付で「RX Japan株式会社」から「RX Japan合同会社」へ組織変更を行い、代表執行役員社長 田中岳志氏のもと、企業運営の柔軟性向上と意思決定の迅速化を図っている。本社は2023年4月に東京ミッドタウン八重洲(東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー11階)へ移転した。

メールや電話、DMなどを活用した積極的な来場誘致と出展営業により、強力な集客力と展示会の大規模化に成功してきた。産業を発展させる商談展として、業界の交流の場にとどまらず企業の販売促進・ビジネス創出の場としての展示会づくりを一貫して追求してきた。近年はAI・人工知能、DX、脱炭素、ライフサイエンス、素材・製造、モビリティなど成長産業分野での新規展示会を相次ぎ立ち上げており、2026年8月には東京国際フォーラムで「AI・人工知能EXPO NEO」を初開催するなど、新しい展示会フォーマットの開発にも積極的に取り組んでいる。2026年には猛暑対策に特化した「猛暑テック」なども新規開催した。
公式サイト:https://www.rxjapan.jp/

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過去のニュース:リード エグジビション ジャパンから RX Japan株式会社に

過去の展示会インタビュー:イベント業界を盛り上げたい開催直前! 主催者インタビュー 「第8回イベント総合 EXPO

 



一般社団法人 日本能率協会

(Japan Management Association =JMA)

1942年に産業界の経営革新推進機関として設立された歴史ある法人。1960年に第1回メンテナンス・ショーを開催し、欧米で盛んな「ショー&カンファレンス」を日本に本格導入した。人と技術・製品が交流する場として業界関係者の支持を集め、日本産業界発展のための基盤を作った展示会主催の草分けだ。

看板展示会「FOODEX JAPAN」は1976年に第1回を開催。「ワインブーム」「イタメシ」など食のトレンドの発信基地となるなど、日本の経済発展や嗜好の多様化とともに拡大し、アジア最大級の食品・飲料展示会へと成長した。2026年3月に開催した「FOODEX JAPAN 2026(第51回)」は、世界約80カ国・地域から3,000社が出展するアジア最大級の食品・飲料展示会として開催された。関西でも「ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西2026(第18回)」を7月22〜24日にインテックス大阪で開催し、世界12カ国・地域から約343社・451ブースが出展、約1万5,000人の来場を見込んで実施した。

現在では、TECHNO-FRONTIER、国際物流総合展、国際ドローン展、交通インフラWEEK、INCHEM TOKYO/プラントショー、Japan Home & Building Show、HOSPEX Japan、FOODEXなど、製造・物流・食品・ホスピタリティにわたる幅広い分野で専門展示会を年間約30件開催している。カンファレンス事業、コンサルティング事業、出版事業なども展開する複合的な産業振興機関だ。公益・社会貢献を軸としながら、展示会とカンファレンスを組み合わせた「ショー&カンファレンス」モデルの普及において長年先駆的な役割を担ってきた。
日本展示会協会(および前身の晴海協議会、日本展示会主催団体協議会)において複数の代表幹事・会長を輩出してきた。

能率手帳の発行は現在別法人、株式会社日本能率協会マネジメントセンターになっている。

公式サイト:https://www.jma.or.jp/
展示会サイト:https://www.jma-tradeshow.com/

 

インフォーママーケッツジャパン

インフォーママーケッツジャパン

世界40カ国で5,000人を超えるスタッフが450以上の国際的なB2Bイベントを企画運営する世界最大のB2Bイベント主催企業であるInforma Marketsの日本支社。2018年6月にUBM社とInforma社が合併し現在の形となった。世界規模のネットワークを通じて国内外でビジネスを行う企業を支援し、日本市場に参入する海外企業に市場へのアクセスを提供するとともに、海外市場に進出する日本企業の支援も行っている。

国内では食品・健康分野の「食品開発展」「健康博覧会」、ビューティー分野の「BEYOND BEAUTY TOKYO」(旧ダイエット&ビューティーフェア)、ジュエリーの「ジャパンジュエリーフェア」、ヘルスケア・製薬の「CPhI Japan(国際医薬品原料・中間体展)」、マーケティング分野の「マーケティング・テクノロジーフェア」、海事産業の「SEA JAPAN」など多岐にわたる専門展示会を主催している。2026年秋以降のラインナップには、「BEYOND BEAUTY TOKYO」(9月30日〜10月2日・東京ビッグサイト)、「食品開発展2026」(10月14〜16日・東京ビッグサイト)などが予定されている。近年はオーシャントランスフォーメーション、新興医療技術など新しい専門分野への展示会進出も積極的に進めている。

自社媒体である業界専門紙・誌を通じたコンテンツ発信も積極的に行っており、展示会と連動した情報発信で来場者・出展者の育成を図る。

UBM時代から長期にわたり代表を務めたクリストファー・イブ氏に代わり、2026年7月6日付でジェームス・ソバック(James Soback)氏が代表取締役社長に就任した。ソバック氏は北アジア・南アジアにおいて金融サービスと高級ホスピタリティ業界で20年以上のリーダーシップ経験を持ち、2026年2月よりマネージング・ディレクターとして同社に参画していた。
公式サイト:https://informamarketsjapan.com/

 

 

株式会社ビジネスガイド社

ビジネスガイド社

1971年創業。日本最大級の消費財BtoB見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー(TIGS)」を中心に、ライフスタイル・食・デザイン分野の展示会を多数主催する。代表取締役社長は芳賀信享氏。

主力展示会の「東京インターナショナル・ギフト・ショー」は1971年の創業とともにスタートし、春・秋年2回東京ビッグサイトで開催されている。2026年3月9日に開催した記者発表によると、2026年2月開催の第101回ギフト・ショー春2026は、同時開催展を含めた総出展社数2,789社・総来場者数22万6,166人と昨秋実績を上回る盛況となった。2026年秋には「第102回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026」を9月2〜4日に開催。テーマは「伝統と革新」で、「第20回LIFE×DESIGN」「LIVING&DESIGN2026」「第40回グルメショー秋2026」と4展同時開催となる。

東京のほか、京都(みやこめっせ)でも「京都インターナショナル・ギフト・ショー」を開催(2026年で第7回)し、府内外から281社が出展している。大阪、福岡など地方開催にも積極的で、海外では上海など中国市場向けの見本市も手がけてきた実績を持つ。ライフスタイル雑貨・インテリア・食品ギフト・アパレル・クラフトなど、消費財の幅広い領域をカバーするのが強みで、海外約20カ国・地域からの出展社参加も特徴の一つだ。

出版事業では月刊「ぎふとPREMIUM」を発行するほか、芳賀信享社長著『成功企業のギフト・ショー活用法則』など展示会活用に関する書籍も発刊している。2026年には創業から55周年を迎えた。
公式サイト:https://www.giftshow.co.jp/

 

日本の展示会主催・運営会社-2に続く



 

田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベント集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という 集客3D理論を展開。

田中力㈱MICE研究所 代表取締役/月刊イベントマーケティング副編集長

投稿者プロフィール

田中力 ㈱MICE 研究所 代表取締役 月刊イベントマーケティング副編集長。2015年の創刊以来、イベントマーケティング・展示会関連の取材・編集・企画にも関わる。海外の大学卒業後、貿易・物流・小売に関わり、バイヤーのサポートとして海外展に多数参加。2016年からは自社でイベント関係者向けのカンファレンスBACKSTAGEも主催。近年はイベント業界の人材課題を解決する就職フェアも実施。

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