「NIIGATA AI EXPO」10月28日・29日に新潟市の「大かま」で開催 80ブースが出展、カンファレンス2ステージとビジネスマッチング、入場無料(事前登録制)

NIIGATA AI EXPO 地域企業が最新の技術に触れる

「NIIGATA AI EXPO」10月28日・29日に新潟市の「大かま」で開催 80ブースが出展、カンファレンス2ステージとビジネスマッチング、入場無料(事前登録制)

新潟市の株式会社BSNウェーブは2026年10月21日、新潟初・新潟発の大規模AIイベント「NIIGATA AI EXPO」を、10月28日(水)と29日(木)の2日間、新潟市の万代島多目的広場「大かま」で開くと発表した。入場は無料だが、事前の登録が必要になる。会場には80のブースが出展し、2つのステージで全10コンテンツのカンファレンスを開く。あわせて、出展企業との個別面談のビジネスマッチングや、ネットワーキングも行う。新潟県のAI活用推進ラボ事業(Niigata AI digital Playground)の一環で、AIの活用を検討する企業、自治体、教育機関と、技術やサービスを持つ企業や専門家をつなぐ、「共創の入口」とすることを狙う。

展示・体験:80ブースで実機に触れ、担当者に相談

展示・体験のエリアには、80のブースが出展する。分野は、AI・ロボティクス、生成AI、業務効率化、データ活用、DX、クラウドなどだ。来場者は、実機やデモに触れながら、各社の担当者に直接、相談できる。出展企業の詳細は、公式サイトで順次、公開される予定とされている。リリースは、来場者が得られることとして、最新のAIサービスや活用事例を短時間で幅広く把握できること、複数のサービスを比べて自社の課題に合う選択肢を検討できること、AI活用における「攻め」と「守り」を学べることなどを挙げている。

屋外のエリアには、8店舗のキッチンカーが出店する。このほか、会場には、手荷物の預かりサービスや、屋外のWeb会議ブースも用意される。来場者向けの特典として、先着500人に、Niigata AI Digital Playground(NAIP)のオリジナルグッズが、会場内の10ブースを回った先着200人には、NAIPオリジナルのトートバッグが、それぞれ贈られる。

カンファレンス:2ステージ、全10コンテンツ

カンファレンスは、2つのステージで、全10コンテンツを開く。テーマは、AIの現在地から未来、生成AI、ビジネス変革、サイバーセキュリティ、地方発のイノベーションなどだ。登壇者として、次の4人が発表されている(登壇者は変更となる場合がある)。アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の常務執行役員で、広域事業統括本部の統括本部長を務める原田洋次さん(地域創生イニシアチブ統括顧問)、ソフトバンク株式会社の法人事業統括東日本営業本部の本部長で、AIサイバー防衛室の室長を兼ねる上原郁磨さん、匠技研工業株式会社の代表取締役社長の前田将太さん、そして歌手で個人開発者の宮本佳林さんだ。個々の講演のタイトルや時間割は、リリースには記載されていない。

このほか、AI活用推進ラボ事業の補助金事業の中間報告会も開かれる。補助金を受けた事業の中間発表で、新潟県内の企業にとって身近なAI活用の例を紹介するという。

ビジネスマッチングとネットワーキング:10月28日

初日の10月28日には、15:00から17:00まで、ステージBの会場で、出展企業との個別面談や相談のマッチングイベントを行う。続く17:00から18:00までは、ステージAでネットワーキングがある。ビジネスマッチングとネットワーキングへの参加費は、3,000円(税込)で、当日の参加も可能だ。

事業の背景:新潟県の「AI活用推進ラボ」

NIIGATA AI EXPOは、新潟県の公募事業「令和8年度 AI活用推進ラボ業務委託事業」の一環だ。この事業は、新潟県内の3社による共同企業体が受託した。株式会社BSNアイネットが全体の統括と事務局を、株式会社BSNウェーブが、にいがたAIエキスポの企画・運営を、Socialups株式会社が、AI活用推進ラボと補助金事業の企画・運営を担当する。BSNアイネットが5月15日に発表したリリースによると、事業は、人口減少や人手不足といった地域の課題に対して、県内の企業とAI開発者をつなぎ、新潟発のAI実装の事例を生み出すことが目的だ。柱は、AI課題解決のマッチング、AI活用実証の補助金(1件あたり最大1,000万円規模、県内15件程度の採択をめざす)、そして今回のAIエキスポの3つ。「Niigata AI Digital Playground」は、この事業全体のコンセプトで、県内企業の課題と、県内外のAI技術をつなぐプラットフォームとされている。

同リリースでは、エキスポの目標を、出展70社規模、来場3,500人超としていた。今回の発表では、出展は80ブースになっている。なお、来場者数の目標は、今回の発表には記載がない。

AIで地域企業が飛躍するきっかけに

自治体の事業の一環として、地方都市でAIの展示会とカンファレンスを開く例は、地域企業が最新の技術に触れる機会をつくる取り組みといえる。今回は、展示、講演、個別面談、補助金事業の報告を、同じ会場で組み合わせている。企業の課題と、AIの技術をつなぐという事業の目的に沿った構成だ。入場は無料で、事前登録制だ。会期は、10月28日と29日の2日間で、開催まで1週間を切っている。当日の来場者数や、ビジネスマッチングの成果が、どのように公表されるか、注目したい。

開催概要

項目 内容
名称 NIIGATA AI EXPO
日時 2026年10月28日(水)・29日(木)
会場 万代島多目的広場「大かま」(新潟市)
入場料 無料(事前登録制)
規模 80ブース、カンファレンス2ステージ・全10コンテンツ、キッチンカー8店舗
ビジネスマッチング・ネットワーキング 10月28日 マッチング15:00〜17:00(ステージB)、ネットワーキング17:00〜18:00(ステージA)、参加費3,000円(税込)
位置づけ 新潟県「令和8年度 AI活用推進ラボ業務委託事業」(Niigata AI digital Playground)の一環
企画・運営 株式会社BSNウェーブ(開催事務局)
問い合わせ NIIGATA AI EXPO 開催事務局(BSNウェーブ内) 025-278-3341、niigata-aiexpo@bsnwave.com

参考

株式会社BSNウェーブ プレスリリース「NIIGATA AI EXPO」(2026年10月21日、PR TIMES)
NIIGATA AI EXPO 公式サイト
株式会社BSNアイネット プレスリリース「令和8年度 AI活用推進ラボ業務委託事業」を受託(2026年5月15日、PR TIMES)
株式会社BSNウェーブ 公式サイト

 

田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベント集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という 集客3D理論を展開。

田中力㈱MICE研究所 代表取締役/月刊イベントマーケティング副編集長

投稿者プロフィール

田中力 ㈱MICE 研究所 代表取締役 月刊イベントマーケティング副編集長。日本展示会協会 会員交流委員会、MPI Japan Japan Chapter 役員(広報委員会)、日本イベント学会 東日本地域本部 事務局、沖縄県MICE専門アドバイザー。英国暁星国際大学卒業後、貿易・物流・小売に関わり、バイヤーのサポートとして海外展に多数参加。2015年の創刊以来、イベントマーケティング・展示会関連の取材・編集・企画にも関わる。2016年からは自社でイベント関係者向けのカンファレンスBACKSTAGEも主催。近年はイベント業界の人材課題を解決する就職フェアも実施。

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