「MAPPA EXPO 15th Anniversary」が有楽町で開催中 23タイトルの原画が集結、『チェンソーマン』『進撃の巨人』『呪術廻戦』の特設展示も

「MAPPA EXPO 15th Anniversary」が有楽町で開催中 23タイトルの原画が集結、『チェンソーマン』『進撃の巨人』『呪術廻戦』の特設展示も
アニメ制作会社MAPPAの設立15周年を記念した展覧会「MAPPA EXPO 15th Anniversary」が、2026年9月16日(水)から、東京・有楽町のYURAKUCHO MUSEUMで開かれている。会期は12月7日(月)までで、開幕から約3週間が過ぎた。『チェンソーマン』『進撃の巨人』『呪術廻戦』の3作品を軸に、全23タイトルの原画や制作資料を展示する。開幕前日には、展覧会アンバサダーを務める、のんさんが登場するオープニングイベントも開かれた。
MAPPAの15年を、23タイトルの原画でたどる

「MAPPA EXPO 15th Anniversary」は、株式会社MAPPAが主催する、設立15周年の記念展だ。会場は、東京国際フォーラム地下1階のYURAKUCHO MUSEUM(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)で、開館時間は10:00から18:00まで、最終入場は17:00となっている。会期は約80日間にわたり、10月26日(月)と27日(火)は休館する。開催は2026年6月19日に発表され、そこから約3カ月で開幕を迎えた。
展示の中心は、MAPPAがこれまでに手がけてきた作品の原画、絵コンテ、制作資料だ。『チェンソーマン』『進撃の巨人』『呪術廻戦』のほか、『坂道のアポロン』『ユーリ!!! on ICE』『この世界の片隅に』『賭ケグルイ』『BANANA FISH』『ゾンビランドサガ』『ドロヘドロ』『地獄楽』『らんま1/2』『LAZARUS ラザロ』など、全23タイトルが並ぶ。一部を除いて写真撮影もできる。
3作品の特設エリアを軸に、物語の空間を再現

会場は、作品ごとにエリアが分かれている。中心となるのは次の3つだ。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のエリアでは、デンジとレゼの物語をたどる制作資料や原画を展示する。「ボム」の等身大フィギュアが初めて展示され、「出会いの電話ボックス」も再現されている。『進撃の巨人』The Final Seasonのエリアでは、エレンが起こした「地鳴らし」を、映像と立体美術を組み合わせた造形展示で再現した。「あの丘の風景ができるまで」と題した展示では、水彩の背景美術が初めて公開されている。

アニメ『呪術廻戦』のエリアでは、名バトルシーンの原画を見られるほか、「五条が寝ていたとある一室」の空間再現や、電車の車内を舞台にした特設展示「虎杖悠仁、廻る記憶」で等身大フィギュアが展示される。いずれも、原画の展示に加えて、作品の場面を空間として見せる構成になっている。

オープニングイベントにのんさん、「初公開の資料ばかり」

開幕前日の9月15日に開かれたオープニングイベントには、俳優でアーティストののんさんが、展覧会アンバサダーとして登場した。のんさんは、『この世界の片隅に』で主人公・北條すずの声を担当しており、それが「のん」名義での初めての仕事だったと振り返った。作品の印象については、「アニメーションなんだけど、本当にその作品の中の物語が実在していると感じられるような世界が広がっていて」と語った。MAPPAの作品で好きなタイトルとして、『呪術廻戦』『ユーリ!!! on ICE』『地獄楽』も挙げた。
開幕を伝えるエイトアンドの記事によれば、のんさんは展示について「初公開の資料ばかり。来るしかないじゃん!」ともコメントしている。
開幕から3週間、報道は続く
開幕後も、展覧会の紹介は複数のメディアで続いている。開幕翌日の9月17日には、エイトアンドが開幕の様子を伝え、9月23日にも開催中の展示を紹介している。9月27日にはブログメディアが開幕後の来場記を掲載し、10月3日には、nippon.comが「空間アートに没入」と題した特集を公開した。海外向けには、Time Out Tokyoも記念展として紹介している。
一方で、来場者数や会場の混雑、SNSでの反応といった数値や状況は、主催者から公表されたものを、今回の取材範囲では確認できていない。公式Xの@MAPPAEXPO_15thで、開催中の最新情報が発信されている。来場を考える場合は、公式サイトと公式Xで、チケットの販売状況や混雑の案内を確認したい。
前期と後期で展示を入れ替え、チケットは日時指定制
会期は、前期(9月16日〜10月25日)と後期(10月28日〜12月7日)に分かれ、一部の展示が入れ替わる予定だ。休館の10月26日と27日をはさんで、展示内容が変わる。入場は日時指定制で、30分ごとに入場区分が設けられている。チケットは、ローソンチケットで販売されており、購入ページはこちらだ。チケットの転売は禁止されている。
販売は段階的に進められた。2026年6月19日から30日までが先行抽選で、8月8日の正午には、前期の一般販売(先着)と、後期の先行抽選受付が始まっている。後期の抽選受付は、8月17日までだった。
入場者には、特典として「カット袋風封筒入り原画ポストカード」が配られる。『チェンソーマン』『進撃の巨人』『呪術廻戦』の3作品について、それぞれ全5種、合計15種のデザインがあり、入場時に作品を選べるが、絵柄はランダムだ。このほか、展覧会オリジナルのイラストグッズとして、A3ポスター、アクリルパネル、トートバッグなどが販売されている。
チケットの料金は、次のとおりだ(税込)。
| 券種 | 前売 | 当日 |
|---|---|---|
| 一般 | 2,000円 | 2,200円 |
| 大学生・高校生 | 1,600円 | 1,800円 |
| 中学生・小学生 | 1,200円 | 1,400円 |
| グッズセット券(A/B/C) | 4,000円 | 4,200円 |
| 未就学児 | 無料 | |
編集部の視点――IPの周年を「空間」と「入れ替え」で見せる
制作会社の周年を記念する展覧会は、原画を並べるだけでは、ファン以外には届きにくい。今回は、作品ごとにエリアを分け、等身大フィギュアや電話ボックス、地鳴らしの造形展示といった「空間の再現」を打ち出している。のんさんがコメントした、物語が実在していると感じられる世界という点も、そうした設計に重なる。
もうひとつの工夫は、前期と後期の入れ替えだ。展示が途中で変わることで、会期の前半に来場した人にも、後半の再訪を促す余地が生まれる。日時指定制の入場は、混雑を平準化する運営手法でもある。会期は12月7日までと長く、これから来場を予定する人は、前期と後期のどちらに行くかも含めて、計画を立てたい。
公式情報・問い合わせ先
展覧会の公式サイトはhttps://expo.mappa.co.jp/、公式Xはhttps://x.com/MAPPAEXPO_15thだ。展覧会についての問い合わせは、contact@mappaexpo15.jp で受け付けている。チケットについては、ローソンチケットインフォメーションが窓口となる。
(出典:MAPPA EXPO 15th Anniversary事務局・株式会社MAPPA「MAPPA設立15周年を記念した展覧会が開催決定」2026年6月19日)



















