東京ビッグサイト周辺の時間つぶし・観光スポット完全ガイド【2026年版】展示会の合間や帰りに寄れる有明・豊洲の12か所
- 2026/11/5
- イベマケ基礎知識
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東京ビッグサイト周辺の時間つぶし・観光スポット完全ガイド【2026年版】展示会の合間や帰りに寄れる有明・豊洲の12か所
東京ビッグサイトの展示会に出かけると、思いがけず時間が空くことがある。午前中に会場を回りきってしまい、午後のセミナーまで2時間ほどある。商談の約束が夕方に入っていて、それまでの時間をどう過ごすか迷う。展示会が終わったあと、すぐ帰るには少し惜しいが、会場の近くの食堂はどこも混んでいる。遠方から出張で来た人なら、せっかく東京の湾岸まで来たのだから、帰りの新幹線や飛行機の前に、少しだけ周辺を歩いてみたいと思うこともあるだろう。
幸い、東京ビッグサイトのある有明エリアは、展示会の合間に立ち寄れる施設が、予想以上に集まっている。駅から近い大型の商業施設、天然温泉のスパ、防災を学べる公園、ミニチュアの世界を再現した屋内の施設、劇場まである。ゆりかもめに乗れば、数駅で豊洲に着き、市場の見学や、デジタルアートの体験、夜景の散歩もできる。
この記事では、東京ビッグサイトの周辺で、展示会の合間や帰りに立ち寄れる12か所を、徒歩圏の有明エリアと、電車で行く豊洲エリアに分けて、ひとつずつ詳しく紹介する。それぞれのスポットについて、場所、営業時間、料金、行き方、どんな過ごし方に向くかを、公開されている情報から整理した。記事の後半では、空き時間の長さ別に、おすすめの回り方も提案する。
会場内での食事は東京ビッグサイトの食事・レストラン・コンビニ案内で、会場までの行き方は東京ビッグサイトへの行き方で解説している。ここでは、会場の外に出て過ごす時間に絞って、周辺のスポットを取り上げる。
なお、営業時間や料金、休みの日は、施設の都合や季節によって変わる。この記事の数字は、2026年11月時点で確認できた観光情報サイトや施設の案内に基づいていて、情報源によって更新時期が違うものもある。出かける前に、各施設の公式サイトで最新の情報を確かめてほしい。
まず押さえておきたい、周辺エリアの位置関係
東京ビッグサイトの最寄り駅は、りんかい線の国際展示場駅と、ゆりかもめの東京ビッグサイト駅、国際展示場正門駅だ。この記事で紹介する有明エリアのスポットの多くは、会場の北側から東側にかけて、歩いて行ける範囲に広がっている。有明ガーデンの最寄り駅は、ゆりかもめの有明駅と有明テニスの森駅、そしてりんかい線の国際展示場駅で、ビッグサイトからは、ひと駅分ほどの距離になる。
ゆりかもめは、国際展示場正門駅から、有明駅、有明テニスの森駅、市場前駅、新豊洲駅、豊洲駅の順に停まっていく。豊洲エリアのスポットは、この沿線に並んでいるので、時間があれば、電車と徒歩を組み合わせて、順番に回りやすい。
展示会の開催日は、会場周辺の駅やバス乗り場が混み合う。特に、終了時刻の前後の30分から1時間は、人の流れが一気に駅に向かうので、このタイミングを少し外して動くと、帰りが楽になる。時間つぶしのスポットは、そうした混雑を避ける意味でも、役に立つ。
徒歩で行ける、有明エリアの7スポット
1. 有明ガーデン:展示会のあとに、食事も買い物もまとめて済ませる
有明ガーデンは、2020年にオープンした大型の複合施設だ。住所は江東区有明2丁目で、ショッピングモールを中心に、劇場、イベントホール、ホテル、天然温泉のスパが集まっている。東京ビッグサイトから歩いて行ける距離にあり、展示会の帰りに立ち寄る人が多い。
モールの営業時間は、ショッピングとサービスの店舗が10時から21時、レストランとカフェが11時から23時とされている(一部の店舗は例外)。展示会が終わってから、夕食をとるにも、十分に間に合う時間帯だ。入っている店の種類は幅広く、ファッションや生活雑貨、コスメ、食料品のほか、回転寿司の「ABURI百貫」、ハンバーガーの「UMAMI BURGER」、ブッフェのダイニング、カフェなどが並ぶ。人気の店が集まるフードコートもあるので、ひとりでさっと食事をしたい出張者にも使いやすい。
屋外には、広い芝生の広場があり、天気のよい日は、テラス席で食事をしたり、ベンチで休んだりできる。広場ではイベントが開かれたり、フードトラックが出たりすることもある。会場の人混みに疲れたあと、屋外でひと息つきたい人には、ありがたい場所だ。また、無料で遊べる屋内のキッズスペースがあるので、子ども連れの来場者にも向いている。
行き方は、ゆりかもめの有明テニスの森駅から徒歩3分、有明駅から徒歩4分、りんかい線の国際展示場駅から徒歩6分とされている。東京ビッグサイトからは、14分ほどという案内がある一方で、約1.8kmで20分から25分かかるという歩行記録もある。信号の待ち時間や、会場のどこから出発するかによって、所要時間は変わるので、余裕を持って考えておくとよい。道幅の広い歩道が続いていて歩きやすいが、日陰が少ないので、夏の暑い時期は、水分を用意したい。
車で行く人のための駐車場は、約1,800台の規模があるとされている。ただし、展示会の開催日は、周辺の道路が混み合うことがある。駐車場の情報は東京ビッグサイトの駐車場ガイドで、会場の駐車場とあわせて確認できる。施設の問い合わせ先は、電話050-3111-4850だ。営業日は、年中無休とする情報と、不定休とする情報があるので、特に年末年始や、施設の点検日は、公式サイトで確かめておきたい。
2. 泉天空の湯 有明ガーデン:歩き疲れた体を、天然温泉で休める

有明ガーデンの5階にあるのが、天然温泉のスパ施設「泉天空の湯 有明ガーデン」だ。都心の湾岸にいながら、地下約1,500mから湧き出す天然温泉に入れるのが特徴で、泉質は、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性)とされている。効能として、皮膚乾燥症、冷え性、きりきず、末梢循環障害などが挙げられている。
施設の中には、大浴場と露天風呂、サウナ、岩盤浴のほか、アロマオイルのビューティサロン、ボディケア、あかすりがある。食事は、館内の食事処「有明キッチン」で楽しめる。営業時間は24時間とされているが、入館の受付は、朝の5時から翌日の1時までだ。深夜の1時30分から5時までは、清掃のために浴場を使えない。
- 大浴場・サウナ:5時から翌1時30分
- 岩盤浴:8時から24時(最終受付は23時30分)
- アロマオイルのビューティサロン:11時から23時(最終受付は22時30分)
- ボディケア:10時30分から24時(最終受付は22時30分)
- あかすり:11時から23時(最終受付は22時30分)
- 有明キッチンとドリンクカウンター:11時30分から22時(ラストオーダーは21時30分)
料金は、中学生以上の大人が、平日2,600円、土日祝日3,800円。4歳から小学生までの子どもは、全日1,800円だ。岩盤浴は、大人が全日800円で、この料金に、岩盤浴着と岩盤浴タオルのレンタルが含まれる。館内着は、200円で借りられる。予約は不要で、ペットの同伴はできない。毎月1回ほど、設備の点検で休みになる日があるので、行く日が決まっているなら、あらかじめ公式サイトで確認したい。
展示会の出張で使うなら、夜の遅い時間まで営業している点が、大きな利点になる。展示会の撤収が夜まで続く出展者や、遅い時間の新幹線で帰る来場者でも、ゆっくり汗を流してから移動できる。ただし、会場の混雑の時間帯と重なると、浴場も混み合うので、展示会が終わった直後の入浴は、人が多くなりやすい。荷物が多いときは、先に会場のロッカーや手荷物預かりを使うと、動きやすい。預け先の情報は東京ビッグサイトに初めて行く来場者へにまとめている。
3. 無印良品 東京有明:関東最大級の店舗で、食品から家具まで
有明ガーデンの1階から3階に入っているのが、「無印良品 東京有明」だ。関東でも最大級の大型店舗とされ、食品、住まい、衣服、雑貨までを、3つのフロアで扱っている。営業時間は10時から20時で、休みは不定休だ。
1階は、食べ物と植物のフロアで、店内で焼くパンを売る「MUJI Bakery」、カフェ、量り売りの食品、青果、観葉植物などが並ぶ。量り売りの食品は、お菓子やコーヒー、穀物、ナッツ、ドライフルーツなど、約50種類が用意されていると紹介されている。ブレンド茶の量り売りは32種類で、店内でいれたてのお茶を試すこともできる。開業時の紹介記事では、この店舗だけで売るカレーパンが、1個240円(税込)で話題になった。
2階は、住まいのフロアだ。インテリアや収納の相談、リフォームの相談、片づけのサービス、DIYのワークショップがあり、実物大のモデルハウス「陽の家」も展示されている。3階は、衣服、スキンケア、化粧品、文房具、長く使われてきた生活雑貨のフロアになる。刺しゅうのワークショップや、不要になった衣類の回収コーナーもある。
1階の「Café&Meal MUJI」は、ラストオーダーが19時30分だ。野菜を中心にした定食や、惣菜を組み合わせて食べられるメニューがあり、夕食を軽く済ませたい人にも使いやすい。展示会で歩き疲れたあと、混雑する飲食店を避けて、静かな席で休みたいときの選択肢になる。ただし、出張中は荷物を増やしたくない人が多いはずなので、買い物は、帰りの便や荷物の量を考えて楽しんでほしい。
4. そなエリア東京:災害への備えを、体験しながら学ぶ
東京ビッグサイトから歩いて行ける距離にある、「東京臨海広域防災公園」の中の施設が「そなエリア東京」だ。国の災害応急対策の拠点として整備された約6.7haの国営公園と、約6.5haの都立公園を合わせた、約13.2haの広域防災公園で、災害が起きたときには、ここから全国へ支援部隊が出動できる拠点になる。
そなエリア東京は、その中にある防災体験学習施設で、首都直下地震が起きた直後から72時間を、どう生き延びるかを学べる「防災体験ツアー」が、中心の体験になっている。クイズで知識を試しながら、災害直後の状況を疑似的に体験する内容だ。公園の営業時間は6時から20時で、施設の開館時間は、9時30分から17時とされている(入場は閉館の30分前まで)。休みは、毎週月曜日と第2火曜日で、年末年始も休みだ。入場の料金は無料とされている。ゆりかもめの有明駅から、徒歩2分の場所にある。
展示会の仕事をしている人にとっては、会場で災害が起きたときの対応を考える、よい機会にもなる。大勢の人が集まるイベントの現場では、避難の動線や、来場者への伝え方を、日ごろから考えておく必要があるからだ。時間に余裕があれば、短い時間でも、立ち寄る価値がある。体験ツアーの申し込みの方法や、所要時間は、時期や曜日で変わる可能性があるので、公式サイトで確認しておきたい。
5. 有明テニスの森公園:緑の中を歩いて、気分を切り替える
テニスの森公園は、東京ビッグサイトから歩いて12分ほどの距離にある。国際的なテニスの大会が開かれる「有明コロシアム」があり、1万人を収容できるスタンドと、開閉式の屋根を備えている。屋外には、48面のテニスコートがあり、時間単位で予約して使える。
公園には、樹木が多く、モニュメントが点在していて、春は桜、初夏はツツジが楽しめる。芝生の広場もあり、散歩やジョギング、ピクニックに使う人が多い。展示会の会場は、屋内で長く過ごすことが多いので、外の空気を吸って、少し歩くだけでも、気分を切り替えやすい。最寄りは、りんかい線の国際展示場駅から徒歩7分、ゆりかもめの有明駅から徒歩8分とされている。
利用できる時間は、7時から23時という情報があるが、古い情報の可能性があるので、公式の案内で確認してほしい。大きな大会やコンサートの開催日は、周辺が混み合うことがある。会場の混雑と重なる日は、徒歩での移動に余裕を持っておきたい。
6. スモールワールズTOKYO:ミニチュアの世界を、雨の日でも楽しむ

有明1丁目にある「スモールワールズTOKYO」は、アジア最大級とされるミニチュアのミュージアムだ。80分の1の縮尺で、建物や風景、人物を作り込んだ、8つのテーマのエリアが広がっている。屋内の施設なので、雨の日や、暑い日、寒い日でも、天気を気にせずに楽しめる。
見どころとして紹介されているのは、1960年代のNASAの宇宙センターで、サターンVロケットの打ち上げの場面が再現されている。ほかにも、産業革命期のアジアとヨーロッパを舞台にしたファンタジーの街並みや、『新世紀エヴァンゲリオン』のエリアがあり、乗り物が動くしかけや、ミニチュアのロケットの発射も楽しめる。自分や仲間の姿を3Dスキャンして、オリジナルのフィギュアを作るサービスや、ジオラマをつくるワークショップもある。
営業時間は9時から19時で、入場は閉館の60分前までだ。休みは不定休で、年に1日ほどとされている。料金は、一般が3,200円という案内がある(以前は2,700円と紹介された時期もあり、料金は改定されている)。現金のほか、VISA、JCB、Mastercard、American Expressが使える。ゆりかもめの有明テニスの森駅から徒歩3分、りんかい線の国際展示場駅から徒歩9分の距離にある。
出張の合間に、ひとりで気軽に入れる施設ではないかもしれないが、同行者がいる場合や、展示会の前後で、1時間から2時間をゆっくり使える日には、候補になる。展示物の細かさや、空間の演出に関心がある人には、イベント業界の目で見ても、学ぶ点が多い施設だ。
7. 有明四季劇場と東京ガーデンシアター:夜の予定を、舞台で埋める
有明ガーデンには、劇団四季の「有明四季劇場」と、イベントホールの「東京ガーデンシアター」がある。有明四季劇場は、約1,200席で、舞台との距離が近く、2階席からも見やすい構造だと紹介されている。2021年に、ディズニーミュージカル『ライオンキング』のロングラン公演が始まった。現在の上演の演目や、公演の日程は、変わる可能性があるので、劇団四季の公式サイトで確認してほしい。
東京ガーデンシアターは、約8,000人を収容できるとされるホールで、コンサートや各種のイベントに使われる。展示会の開催日と、ホールのイベントの日が重なると、周辺の駅やモールが混み合うことがある。このため、展示会の日程を決めるときや、来場の計画を立てるときは、周辺のイベントの日程も、あわせて見ておくと安心だ。
観劇は、夜の時間を使う楽しみ方になる。展示会が終わったあとに、夕食を済ませて、開演に合わせて劇場に入る流れなら、移動の負担が少ない。ただし、チケットは、人気の公演だと早めに売り切れるため、行く日が決まっているなら、事前に押さえておきたい。
電車で行く、豊洲エリアの5スポット
ここからは、ゆりかもめに乗って、豊洲方面へ足を延ばすスポットを紹介する。時間に余裕のある出張や、展示会の前日、翌日に回る使い方が向いている。
8. 豊洲市場:マグロのせりと、場内の食を見て回る
豊洲市場は、江東区豊洲6丁目にある、世界最大級とされる水産物の市場で、2018年10月11日に開場した。一般の来場者も、場内の見学者通路から、市場の様子を見学できる。ゆりかもめの市場前駅から、徒歩3分の場所にある。
見どころの中心は、マグロのせりだ。水産卸売場棟の見学者通路から、せりの様子を見られる。より近くで見たい場合は、事前に予約が必要な「マグロせり見学者デッキ」がある。せりの開始時刻や、予約の方法は、時期や運用で変わるので、公式サイトの案内を確認してほしい。
場内には、飲食店が全部で38店ある。水産仲卸売場棟の3階に22店、管理施設棟の3階に13店、青果棟の1階に3店という内訳で、寿司や海鮮丼など、新鮮な魚介を食べられる店が多い。物販の店は「魚がし横丁」にあり、青果や乾物、調味料、包丁など、食にまつわる商品を扱う約70店が並ぶ。屋上には「屋上緑化広場」があり、芝生が広がっていて、レインボーブリッジや東京タワーを眺められる。
営業時間は、5時から17時とされているが、店や施設によって違う。市場の休みは、水曜日、日曜日、祝日と、不定休の日だ。見学の料金は無料だ。市場の仕事は早朝が中心なので、昼を過ぎると閉まる店もある。見学を考えている人は、午前中の早い時間に着くつもりで、計画を立てたい。展示会の前日に泊まって、翌朝の開場前に市場へ寄るという使い方も、現実的だ。
9. 千客万来:江戸の街並みを再現した、食と温泉の複合施設
市場前駅から徒歩4分の場所にある「豊洲 千客万来」は、2024年2月1日に開業した複合施設だ。江東区豊洲6丁目にあり、飲食と物販の「豊洲場外市場」と、温浴施設の「東京豊洲 万葉倶楽部」の2つで構成されている。江戸の街並みを再現したオープンモールに、約70店舗が並ぶ。
飲食の街は、「目利き横丁」と「豊洲目抜き大通り」に分かれていて、新鮮な海産物や珍味をカウンターで味わえる店のほか、うなぎ、寿司、ラーメン、スイーツの店がある。魚を使ったハンバーガーやマグロ串など、食べ歩きに向く商品もある。営業時間は、物販が10時から18時、飲食が10時から22時が目安で、2階の「目利き横丁」の飲食店は10時から18時、3階の飲食店は10時から20時と、階によって違う。年中無休とされている。
万葉倶楽部は、箱根温泉と湯河原温泉の源泉を運んで使う温浴施設で、大浴場、露天風呂、岩盤浴、サウナがある。24時間営業で、「マル得セット」と呼ばれる料金が、大人(中学生以上)3,850円、小学生2,000円、幼児(3歳から未就学児)1,400円だ(入湯税は別)。3歳未満は無料になる。足湯は2か所あり、屋上の「展望足湯庭園」は、万葉倶楽部の入館者だけが使える。8階の「千客万来足湯庭園」は、誰でも無料で利用できる。
駐車場はないとされているので、電車で行くのが基本だ。食事のあとに、足湯でひと息つくだけでも、出張の疲れを和らげられる。夜は、東京湾の景色や夜景が楽しめるので、帰りの時間に余裕があれば、日が暮れる前後に訪れるとよい。
10. チームラボプラネッツ TOKYO:体ごと作品の中に入る体験
新豊洲駅から徒歩約1分の場所にあるのが、デジタルアートの施設「チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com」だ。江東区豊洲6丁目にあり、「水に入るミュージアムと、花と一体化する庭園」と紹介されている。4つの巨大な作品空間と、2つの庭園で構成されていて、「身体ごと没入する」ことがテーマになっている。
来場者は裸足になって、水の中を歩く作品や、鏡面の床に花が広がる空間を巡る。作品の内容は、季節ごとに変わるものがあり、夏には、ひまわりに変わる作品が紹介された。服装は、水に入る作品があるため、ひざ上まで裾をまくれる服が向いている。料金は、18歳以上が3,600円から、中高生が2,800円から、4歳から12歳が1,500円からで、3歳以下は無料だ。障害者手帳の保持者向けの料金もある。時期や曜日で料金が変わり、休日は混み合うため、事前の予約が勧められている。
営業時間は、時期によって変わる。以前の案内では、平日は9時から21時、土日祝は9時から22時とされた時期があった。最終入館は、閉館の1時間前だ。休みは不定休なので、行く日が決まったら、公式サイトで日程を確かめてほしい。施設に駐車場はない。体験の所要時間は、混雑や回り方によるが、余裕を見て2時間ほどは確保しておくと安心だ。
イベント業界で働く人にとっては、空間と演出、来場者の動かし方の面で、参考になる体験でもある。展示会のブースの空間づくりや、体験設計を考えるときのヒントが、多く見つかるはずだ。
11. アーバンドックららぽーと豊洲:雨の日でも、1日中過ごせる商業施設
豊洲駅から歩いて3分ほどの場所にあるのが、「三井ショッピングパーク アーバンドックららぽーと豊洲」だ。海に面した大型の商業施設で、グルメ、ブランド、生活雑貨など、約200店舗が入っている。営業時間は、10時から21時が基本で、レストランやフードコートなどの一部の店舗は、時間が違う。
主な施設は、映画館の「ユナイテッド・シネマ豊洲」と、子どもの職業体験で知られる「キッザニア東京」、ペット同伴できるドッグカフェ、約670席の「マリーナキッチン」だ。免税に対応していて、多言語のパンフレットや、多通貨の両替機・両替カウンターがあり、海外から来た人にも使いやすい。水上バスの乗り場も近いので、お台場や浅草へ、船で移動する楽しみ方もできる。
展示会に出張で来た人の買い物や、お土産探しには、最も選択肢が多い場所だ。ただし、有明ガーデンと比べると、東京ビッグサイトからは距離がある。移動に時間がかかるので、ゆっくり使える半日以上の余裕がある日に向いている。
12. 豊洲ぐるり公園:海辺を歩いて、夜景を眺める
豊洲ぐるり公園は、豊洲市場のある豊洲ふ頭を、ぐるりと囲んでいる、江東区立の公園だ。面積は約15.2haで、2017年7月に部分開園し、2018年4月に全面開園した。園路の全長は約4.5kmで、ふ頭を一周でき、散歩やランニングに使われている。
公園の先端からは、レインボーブリッジを正面に見られる。階段状の鑑賞スペースがあり、座ってゆっくり景色を眺められる。夜は、湾岸のタワーマンションの明かり、運河の向こうの東京タワーや東京スカイツリーのライトアップ、2020年8月から始まった豊洲大橋のライトアップなどが見どころになる。入口は、ららぽーと豊洲の横の、春海橋公園の付近とされている。
主な設備は、園地、公衆便所、自動車の駐車場、乗船場だ。公園の管理は指定管理者が行っていて、問い合わせの電話は、豊洲ぐるりパークセンター(03-3520-8819)になる。夜は暗い場所もあるので、ひとりで歩く場合は、人通りの多い区間を選びたい。1周するには時間がかかるので、先端までを往復する程度が、時間つぶしには現実的だ。
空き時間の長さ別、おすすめの回り方
空き時間が30分から1時間のとき
会場から遠くへは行けない時間だ。有明ガーデンのカフェで休んで、無印良品を少しのぞくか、有明テニスの森公園の緑の中を歩くのが、無理がない。夕方の混雑を避けたいなら、有明ガーデンで早めの夕食をとってから、駅へ向かう流れも使える。
空き時間が2時間から3時間のとき
有明ガーデンで食事を済ませてから、そなエリア東京で防災体験を受けるか、スモールワールズTOKYOを見学する組み合わせができる。歩き疲れているなら、泉天空の湯で、大浴場と岩盤浴を使うと、疲れがとれる。いずれも、閉館時間から逆算して、動き出す時刻を決めておきたい。
半日あるとき
ゆりかもめで豊洲へ向かい、午前中に豊洲市場を見学して、千客万来で昼食をとる流れが、最も満足感が高い。午後は、チームラボプラネッツで体験し、夕方にららぽーと豊洲で買い物をして、夜は豊洲ぐるり公園で夜景を見るという、1日のコースが組める。
夜の時間を使うとき
展示会のあと、夜の予定がある日は、有明四季劇場で観劇するか、泉天空の湯で、夜遅くまで過ごすのがよい。夜の景色を見るなら、豊洲ぐるり公園の先端が、候補になる。
出張者や来場者への、時間つぶしのコツ
- 大きな荷物は、先に会場のロッカーや手荷物預かりに預ける。預け先と料金は、東京ビッグサイトに初めて行く来場者へで確認できる
- 展示会の終了時刻の前後は、駅が混み合う。30分から1時間ほどずらして動くと、帰りが楽になる
- 雨の日と暑い日は、屋内の施設(有明ガーデン、スモールワールズ、ららぽーと豊洲)を中心に選ぶ
- 休みの日と営業時間は、施設ごとに違う。市場は水曜日と日曜日が休みで、そなエリア東京は月曜日が休みだ
- 車で来ている人は、駐車場の営業時間に間に合うように動く。会場の駐車場は東京ビッグサイトの駐車場ガイドで確認できる
- 遠方から前泊や後泊をするなら、泊まる場所の近くのスポットを選ぶと、移動が楽になる。ホテルは東京ビッグサイト周辺のホテルガイドで紹介している
出展者の人は、設営や撤去の日程が詰まっていることが多く、観光に使える時間は限られる。その場合は、会場のすぐ近くで済ませられる、有明ガーデンでの食事や、泉天空の湯での入浴を、短い休憩にあてるのがよい。会場の決まりごとや設備は、東京ビッグサイトに出展する前に知っておきたいルールで解説している。
東京ビッグサイトの大規模改修により、一部のホールが使えない期間がある。展示会が別の会場に移る場合は、最寄り駅や周辺のスポットも変わる。使える範囲は、東京ビッグサイトの改修工事・休館スケジュールで確認してほしい。
展示会の「前後の時間」を、出張の楽しみに
東京ビッグサイトの周辺には、30分で済む休憩から、1日かけて回れる観光まで、時間に合わせて選べるスポットがある。駅から近い有明ガーデンは、食事、買い物、温泉まで、ほぼすべてをまとめて済ませられる場所だ。そなエリア東京や、スモールワールズTOKYOは、少し時間があるときの、学びや発見のある選択肢になる。豊洲まで足を延ばせば、市場、温泉、デジタルアート、夜景と、湾岸ならではの時間が待っている。
展示会は、仕事の場であると同時に、東京の湾岸エリアを知る機会でもある。次に東京ビッグサイトへ出かけるときは、展示会のスケジュールと合わせて、自分に合った周辺の過ごし方を、ひとつ選んでみてはどうだろうか。
東京ビッグサイトで開かれる展示会の日程は、東京ビッグサイトの展示会スケジュールで確認できる。ほかの会場も含めて探したいときは、全国の展示会スケジュールも活用してほしい。
参考にした情報










