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RISCON TOKYO 2026 展示会開催宣言 企業・行政の安全対策関係者が集う 危機管理の総合展 株式会社東京ビッグサイト 事業推進部長 菊池 徹さん 事業推進部事業推進第二課長 清水 愛理 さん
- 2026/9/21
- Interview

RISCON TOKYO 2026 展示会開催宣言 企業・行政の安全対策関係者が集う 危機管理の総合展
「危機管理」をテーマにした国内最大級の総合展示会、RISCON TOKYO(危機管理産業展)が9 月30日から10 月2 日まで、東京ビッグサイトで開催される。2005 年の初回開催から22 回目となる今回は、SEECAT 含め過去最大となる520 社825 小間(2026 年8 月14 日時点)の規模だ。主催する東京ビッグサイトの菊池徹さん、清水愛理さんに見どころを聞いた。
株式会社東京ビッグサイト 事業推進部長 菊池 徹さん 事業推進部事業推進第二課長 清水 愛理 さん
RI SCON は「防災・減災」「BCP・事業リスク対策」「セキュリティ」の3 分野で構成される危機管理の総合展だ。行政機関や自治体、治安関係者の来場が非常に多いのが特徴で、専門性の高いセミナーも人気コンテンツとなっている。主催は東京ビッグサイト、特別協力は東京都。会場は今回から南展示棟全館(南1 〜4ホール)に移り、規模を拡大しての開催だ。出展規模はSEECAT 含め前回2025 年の457 社698 小間から、今回は520 社825 小間へと過去最大を更新する見込みという。国・自治体関係者をはじめ、インフラ・製造業など幅広い業界の経営幹部や総務・人事、施設管理の担当者が主な来場対象。来場登録・セミナー聴講登録は公式サイトから行える。
始まりは2005 年。阪神淡路大震災の経験を踏まえ、「東京都を中心としたアドバイザリーボードが立ち上がり、危機管理に関する総合的な展示会の立ち上げが必要」とスタートした。特別協力に東京都の名を冠するのはこの経緯による。行政の各組織に横串・縦串を刺して危機管理をトータルで見られる場となっている。運営は現在ほぼ東京ビッグサイト独自で行うが、都庁各局や警視庁、東京消防庁、自衛隊を含めた12 機関が参画する「東京都パビリオン」の運営や一部セミナーは、引き続き東京都の協力を得ている。今年は平成28 年熊本地震から10 年の節目にあたり、当時の教訓をパネル展示やセミナーで検証する企画もあるという。同時開催のテロ対策特殊装備展(SEECAT)も、今年で20 周年を迎える。
危機管理3分野の出展と最新トレンド学ぶセミナー

出展類で最も多いのは防災・減災で全体の約65%。今年は防災備蓄品や避難所資機材の出展が目立つ。同社自身も地震時の一時滞在施設などの指定を受けており、3 日分の食料や簡易ベッドを常備するという自社の知見も企画に活かされている。BCP は防災・セキュリティとも重なる領域で、熱中症対策やITBCP、生成AI に絡む著作権リスクなどが話題だ。防災特化型AI へのリスク対応は、セキュリティ分野の話題になる。
防災・減災はフィジカルな対応が必要で、そうした製品・ソリューションの印象が強いが、会場の20% 程度を占めるセキュリティ分野では、通信各社がソリューションを出展するなどAI/DX 関連の出展も増えている。もう一つ他業界でも注目されているドローンやロボットについては併催企画「危機管理ドローン・ロボット」として展開し、今年は前年の1.5倍規模に拡大。数年前から出展はあったが、メディアでも注目されるようになった。4 足歩行ロボットなど、東京消防庁による出初式での実演をはじめ実用化も進む。昨年新設したスタートアップ向け出展枠「Risk ControlStartups」には今年も15 社ほどが出展予定だ。2017 年以降設立の企業などが対象で、出展料は半額、基本装飾込みという。
セミナーは、キヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦さんや「リスク対策.com」編集長の中澤幸介さん、公共政策調査会の板橋功さんをはじめリスク管理の識者が多数登壇。今年11 月に発足する防災庁に関するセッションも予定する。来場者としては、単に製品を見るだけでなく、専門セミナーを通じて危機管理の最新知見を得られる点も魅力だという。特に自治体の総務・防災担当者にとっては、他地域の取り組みを知る貴重な機会にもなっている。
来場者向けの主催者企画も充実する。自治体・地域の防災担当者を対象にした「防災カンファレンス」や、行政機関による特殊車両・資機材の展示など、会場でしか見られないコンテンツも用意されているという。出展製品も実際に見て・触れて検討できることが多く、導入を具体的に検討している来場者からの評価も高いという。
疑似体験で伝える生活感と備えの重要さ

今回の注目企画の1つが「シェルター擬似体験」。政府が3 月に閣議決定したシェルター整備方針を受けた緊急企画で、会場内に部屋を建て込み、来場者が実際に中へ入って体験できる。実演体験ステージ「RiskControl LIVE」では、出展者がブース内だけでなく共有ステージでドローンやロボットを操作する様子を見られる。
備蓄食を試食できる「RISCON 防災カフェ」も人気で、乾パンやアルファ米だった時代から、普通に食べても違和感のない味わいの商品が並ぶようになったという。
菊池さんは「業界にいるとほとんどのビジネスパーソンが何かしらの展示会に来場しているような感覚に陥りがちだが、実際はまだまだ潜在的な来場層が多数存在する。自治体はもちろん、BCP はどの企業にも存在するリスクだとして、企業の総務関係者やこれまで展示会に縁のなかった企業などにも足を運んでほしい」。清水さんは「自分のやりたいことと、世の中のニーズがマッチして、形になった瞬間に達成感がある」と主催者としての面白さを語った。他主催事業も含め、若年層やアスリート登壇など、業界の担い手不足も見据えた企画の多様化にも取り組んでいるという。
開催概要
紙面PDFは下記から閲覧・ダウンロード可能



















