Home » Interview » [インタビュー]「Inter BEE 2018」コンテンツ・サービス切り口へ

[インタビュー]「Inter BEE 2018」コンテンツ・サービス切り口へ

一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会 Inter BEE プロジェクトマネージャー 石崎 芳典さん

11月14日から16日までの3日間、「(第54回)2018年国際放送機器展」(Inter BEE 2018)が幕張メッセで開催される。ライブ・エンターテインメント業界にとって注目の展示会。今回の見どころ、今年のキーワードを中心に一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会Inter BEE プロジェクトマネージャー 石崎 芳典さん「Inter BEE 2018」の歩き方をうかがった。

 

新4K8K衛星放送開始直前! 放送事業者9社がメッセージ

12月1日からいよいよ新4K8K衛星放送が開始します。Inter BEE 2018の会期2週間後にサービス開始という直前のタイミングです。放送機器の受像機側であるテレビを市場に投下していく時期。主催団体の(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)では、啓発活動の一環として「Inter BEE 2018」でも広く一般に向けて紹介しています。

具体的には、今回、「Inter BEE 2018 Opening & Keynote」として、初めてオープニングセレモニーと基調講演を一体化し、500名規模で実施します。放送サービスの開始について衛星放送事業者9社によるメッセージも紹介されます。展示では、中央エントランスの入り口コーナーと(一社)放送サービス高度化推進協会ブースで4K8Kによって変わる番組コンテンツを、また、NHK/JEITAブースでは、東芝、シャープなどメーカー各社からチューナー搭載の最新テレビの展示と新しい制作フローなどを体験いただけます。4K8Kによる効果には、高精細、高臨場感のある高品質コンテンツで、ライブ映像やスポーツ観戦も没入感ある身近なものになると予想されます。

 

 映像・エンタメ分野でも期待! 2020年サービス開始の5G

2020年に向けてサービスを開始しようとしている5G(第5世代移動通信システム)については、映像・エンターテインメント分野で期待されているテクノロジーです。従来のスマートフォンの100倍の通信速度があると一般に言われています。映画一本が超速でダウンロードできたり、高精細映像もストレスなくストリーミングで受信できたりするなど、映像ビジネスが変わります。 昨年からInter BEEでは通信業者のセッションはありましたが、今回はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの通信キャリア3社が揃い、それぞれお話いただく「5Gセッション2018」(11/16)の基調講演を行います。NTTドコモブースでは実際に5Gの画像を高精細映像で体験できる5Gデモバスが展示されます。 5Gは高速大容量・同時多発接続・低遅延の特徴があります。コンテンツホルダーさんや映像制作会社さんに体験し、イメージを膨らましていただけたらと思っています。

 

初の同時開催! DIGITAL CONTENT EXPO  

今年はじめてDIGITAL CONTENT EXPOとの同時開催を行います。(一財)デジタルコンテンツ協会さんとしては、今後はよりビジネスとして社会実装されるイベントへのシフトを検討されていました。Inter BEEでは、メディア&エンターテインメント分野の新たなユーザ体験を提示する場として、「コンテンツ」を中核に位置づけ、「つくる(制作)」「おくる(伝送)」「うける(体験)」の要素を網羅した「メディア総合イベント」への発展をテーマにしています。この方向性が一致し、スムーズに決定しました。  今回、54回目の開催の目玉として、制作機器のイメージから、コンテンツの切り口、サービスの切り口など、新たな視点がポイントと謳っていること自体が、特徴かと思います。

 

 

樋口陽子

樋口陽子

樋口陽子  月刊イベントマーケティング 編集長 MICE 研究所「イベントは体験提供の場」として、イベント現場で体当たり取材を行っている