「名古屋、終わりなきイノベーション|展示会×学会の新しい掛け算 名古屋CVB・大嶽知代さん」

コースケ・よーこのミュートを解除 第247回 2026年6月12日(金)12:00〜生配信
名古屋で、展示会と学会をかけ合わせる新しいMICEの形、「C×E」Convention × Exhibition-が都市の力を強くしている。学術研究者の知見と、企業の製品・技術を同じ会場で交差させ、双方に新しい価値を生み出す産学連携の仕組みだ。その仕掛け人が、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー(NCVB)。
今回のゲストは、NCVB MICE部MICEグループの大嶽知代さん。観光案内所での5年間の現場経験、名古屋国際会議場での運営実務を経て、産休・育休から復帰後の2025年度よりMICEグループに着任。展示会と学会の双方のネットワークを持つNCVBだからこそ実現できる「マッチング・コーディネート」の最前線で、名古屋発のMICEスタイルを推進している。
「C×E」はすでに実績を積み上げている。2023年の「ビューティーワールドジャパン 名古屋」では学術関係者と企業によるピッチイベントを展示会ブース内で開催。2024年の「プラスチック工業展」ではプラスチック産業に関連する学術関係者によるシンポジウムと大学産学連携部門のブース展示を実現。2025年の「Japan Mobility Show Nagoya」では名古屋大学・日本大学・神奈川工科大学の3大学との合同シンポジウムと共同ブース出展にまで発展した。
参加した学術関係者からは「大学にいると社外的な交流が狭まるので、こういう機会はとてもよかった」「普段とは異なる層に研究を紹介できた」という声が。企業側からは「テストマーケティングとして数多くヒアリングができて有意義だった」との反応。研究シーズの社会実装、来場者の相互獲得、共同研究パートナーの開拓、そして想定外の発見——単独開催では生まれにくい波及効果が、C×Eの掛け算によって現実のものになっている。
名古屋はものづくり産業の集積地であると同時に、大学・研究機関が数多く立地する学術都市でもある。その両方の顔を持つ都市だからこそ、展示会と学会を結びつけるC×Eが説得力を持つ。NCVBが2025年10月に地域DMOとして登録されたことで、観光とMICEを統合的に推進する体制も整った。
大嶽さんは、NCVBの展示会誘致においてデータ(消費額・生産額・労働人口・店舗数など)を活用した提案や、テクニカルビジット(産業施設の視察プログラム)、名古屋おもてなし武将隊によるアトラクション、体験コンテンツの提供など、名古屋ならではの付加価値を主催者に提示している。こうしたMICE開催支援の経験とネットワークが、C×Eのマッチング機能を支えている。
この配信では、大嶽さんに「C×E」の具体的な仕組みと実績、名古屋のMICE戦略、そして展示会と学会の連携が今後どこに向かうのかをたっぷりお聞きする。
- 1)大嶽知代さんのご紹介とNCVBのMICE事業
- 2)「C×E」Convention × Exhibition——展示会と学会を掛け合わせる名古屋発のMICEスタイルとは
- 3)実績と参加者の声──ビューティーワールド、プラスチック工業展、Japan Mobility Showでの産学連携
▼ 関連リンク
🌐 名古屋観光コンベンションビューロー MICE / 📧 mice@ncvb.or.jp
ゲスト
大嶽知代(おおたけ・ともよ)さん
公益財団法人 名古屋観光コンベンションビューロー MICE部 MICEグループ
2016年度にNCVBコンベンショングループに着任後、2017年度から5年間にわたり観光案内所で名古屋の観光案内業務に従事。2022年度には名古屋国際会議場の運営に携わり、2023年度から産休・育休を取得。2025年度よりMICEグループに復帰し、展示会・学会の誘致・支援業務を担当している。NCVBが推進する「C×E(Convention × Exhibition)」——同分野の学会と展示会の同時開催や、展示会での学術関係者の講演・交流を実現する産学連携型MICEの取り組みにおいて、展示会主催者と学会主催者のマッチング・コーディネートを推進する。
MC:コースケ(ヒラヤマ コウスケ=株式会社イベントレジスト 代表取締役 CEO)/ よーこ(樋口 陽子=月刊イベントマーケティング 編集長)
▼YouTubeチャンネル
イベマケ 月刊イベントマーケティング
▼Podcast
コースケ・よーこのミュートを解除
動画URL:https://www.youtube.com/live/aX00N1upJbc












