
空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社STYLY(本社:東京都新宿区、以下STYLY)は、ワークプレイスの建築設計企業の株式会社フロンティアコンサルティング(本社:東京都千代田区、以下フロンティアコンサルティング)と連携し、フロンティアコンサルティングが東京都千代田区大手町で運営する「OTEMACHI KORTO」でXR(AR/VR/MR)技術を活用したオフィスツアー「WORK SCAPE powered by STYLY」の提供を開始した。
「WORK SCAPE powered by STYLY」は、STYLYのXR技術と、フロンティアコンサルティングの空間設計・コンサルティング知見を掛け合わせた「空間XR」ソリューションで、オフィス空間の新しいXR ショールームツアーとなる。

XR技術を活用したオフィスツアー「WORK SCAPE powered by STYLY」
今回の取り組みについて、制作したSTYLYでは「空間設計の意図や企業のビジョンなど、従来は『見えなかった』情報をXRで可視化し、来訪者の直感的な理解とブランドストーリーへの没入感を向上している。簡易的な操作で属人化を防ぎ、採用ブランディングやショールーム営業など、あらゆる施設での活用へ横展開可能な『空間DX』ソリューションとなる」とし、同社にとってもBtoB向けソリューションとしては、貴重な事例としている。
また、フロンティアコンサルティングでは、「オフィス空間を企業文化・ビジョンを伝える体験媒体へと進化させる。主な目的としては、設計思想や内部構造などの見えない情報の可視化と、案内者のスキルに依存しない高度に標準化されたオフィスツアーの提供により、ステークホルダーとのエンゲージメントを高めること」として、想定されるユースケースとしては「人事(採用ブランティング)、営業(体験型ショールーム)、広報(企業価値向上メディア)」の3分野で、特に人事領域での活用に期待する。
「WORK SCAPE powered by STYLY」は、紙資料や口頭説明では伝えきれなかった価値を、体験そのものとして届けるXRショールームツアー。来訪者はXRデバイスを装着し、実際のオフィスを歩きながら、空間全体の俯瞰図、構造の内側、設計思想、素材の意味、企業のビジョンといった情報を直感的に理解することができる。
また、ツアーをアテンドする担当者はタブレット操作による統一された進行管理により、誰が案内しても一定品質の体験を提供することができる。説明のばらつきを抑え、教育コストや対応工数の削減にも貢献する。
今回、「OTEMACHI KORTO」での体験会では、東京都千代田区の「大手町ビル」1階にある、フロンティアコンサルティングが運営する本社オフィス兼交流スペースが「WORK SCAPE powered by STYLY」で案内された。「OTEMACHI KORTO」は来訪者の動線と屋外からの視認性を重視した空間構成が採用されており、白銀比(大和比)モデュールを基調とした設計により、大小さまざまな部屋を分散配置しながらも統一感のある構成が特徴の空間であることや、サステナブルな取り組みとして壁面に採用されたアート作品についてのストーリーなども紹介された。

「OTEMACHI KORTO」のXR体験内容。ロケーションを説明

「OTEMACHI KORTO」のXR体験内容。ワークスペースをアテンド

「OTEMACHI KORTO」のXR体験内容。コミュニケーションスペース
これまで、都市空間や商業施設においてXR事業を展開してきたSTYLYでは、空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を軸に、スマートフォンARから、虎ノ門「TOKYO NODE」での『攻殻機動隊展 _Ghost and the Shell』におけるスマートグラス体験『電脳VISION』、東京ドームシティの宇宙体感施設「Space Travelium TeNQ」でのVR『THE MOON CRUISE』まで、LBE(Location-Based Entertainment)を含む多様な領域で空間プロデュースと技術提供を行ってきた。
今回、フロンティアコンサルティングとの共同開発では、XRを通じてオフィスを“説明する場所”から“体験させるメディア”へと進化させる、新しい「空間DX」の実装例となった。
例えば、海外イベントで最近見受けられるラボクロールなどの研究施設へのツアー、街一体型のMICE推進が展開されているイベント会場など、イベントシーンでも活用が期待される。

「OTEMACHI KORTO」での体験会のようす

「OTEMACHI KORTO」の体験会。タブレットで操作する













