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【特集:リアルイベント復活の舞台裏】マグネットスタジオ 薗田 光史さん インタビュー

特集:リアルイベント復活の舞台裏 より
【会場運営】
株式会社マグネットスタジオ
代表取締役 薗田 光史さん

コロナウイルスとイベント業界の戦いは続いている。参加人数制限の緩和は8月末まで延期。
特集、リアルイベント復活の舞台裏では、目まぐるしく変わる情勢のなかイベント人が奮闘する姿をお届けする。

都内12会場で、コンサル・運営を手がけるマグネットスタジオでは、「DON’T STOP EVENTS」のメッセージを掲げた特設サイトを開設。主催者・制作会社200名の生の声を集め、いま必要な情報でイベント開催の後押しをする。

お客様目線で、いま必要な情報を

−イベント開催状況はいかがですか

薗田 2020年は本来、予約ベースで例年の80%の稼働率を上回る勢いのある年でした。3月以降は新型コロナの影響で12会場合わせ400件のキャンセルがでました。日数にしたらもっとです。

 

−特設サイト「DON’T STOP EVENTS」では会場の換気機能も細かく掲載していますね

薗田 一括りにイベント会場と言っても異なる設備特性の違いや開催に向けた体制、主催者への負担軽減について、わかりやすく伝えたい、ということが第一にあります。

たとえば、サイト掲載の各会場スペック表には「換気機能」という項目があります。最新のビル内に会場があるため、1時間につき最大約16回もの換気回数がある会場もありますが、建設・ディベロッパー業界以外にはよく知られていません。また、ビジネスイベントだけでなくエンターテインメント系イベントを受け入れている弊社の会場は、興行場申請しており、会議施設とも扱いが別です。興行場法によって換気設備の厳しい基準があるんです。

開催体制は設備面でハードの備えを、感染防止策用貸出の備品面で消毒液、非接触体温計、簡易サーモグラフィカメラ、飛散防止シート、来場者用マスク無償提供といったソフトの対応を伝えています。

また、大事なのは、イベント開催費の主催者負担軽減です。政府のイベント開催緩和策で収容人数が50%となれば収入が半分となることも考慮し、8月までの利用限定で各会場の会場費を最大半額相当で提供しています。

 

−イベント開催を応援するサイトを開設した経緯は

薗田 一言でいえば、ライブ・イベント業界への恩返しです。もともとは大学で演劇を勉強して、その流れで舞台に関わる仕事をしたいと、ファッションショーの制作会社に入り、ずっとイベント業界にいます。

今年は、ホールのコンサル・運営をする弊社を創業して20周年。足掛け20年以上この業界にいると当然ながら、恩があるわけです。この真只中にいて、コロナ禍でホールが動かなくなると、当然仕事がなくなります。それはつまり、自社だけでなく、出演者、照明・音響・演出、舞台制作のほか、関わっているプロダクション、プロモーターすべてです。

いち早くメッセージを打ち出していけば、参加されるお客様にも気持ちの後押しになるのではないか、また、イベントを主催する側にも勇気が湧いてくれたらうれしい。実際に「応援するよ」「やっぱりイベントやるよ」とメッセージに応えてくださる方はいます。自ら打ち出すことで、社員にとっても業界を絶やさないという別の責任感も芽生えます。メッセージシールの裏面には、「イベント業界が、必ず復活することを願って!」という言葉を添えています。

 

 

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