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第39回日本内視鏡外科学会総会 / 第22回世界内視鏡外科学会(WCES 2026)
9月2日 〜 9月5日 公式サイト参照(参加登録制) | パシフィコ横浜

概要
第39回日本内視鏡外科学会総会と第22回世界内視鏡外科学会(WCES 2026)を同時開催。国内外の内視鏡外科・低侵襲手術の専門家が集まる大型国際学術イベント。パシフィコ横浜会議センター・展示ホールBCで開催し、医療機器企業の展示もあり。参加者:約7,000名(前回実績)。
前回実績
7,000名(前回実績)
来場者数
備考
第39回日本内視鏡外科学会総会と第22回世界内視鏡外科学会(WCES 2026)を同時開催。国内外の内視鏡外科・低侵襲手術の専門家が集まる大型国際学術イベント。パシフィコ横浜会議センター・展示ホールBCで開催し、医療機器企業の展示もあり。参加者:約7,000名(前回実績)。
補足情報
第39回日本内視鏡外科学会総会/第22回世界内視鏡外科学会(WCES 2026)——18年ぶりの日本開催、世界の外科医が横浜に集う国際学術集会
本件は展示会ではなく、**国際学術集会(医学系学会総会)**だ。**第39回日本内視鏡外科学会総会(JSES 2026)**が、**第22回世界内視鏡外科学会(WCES 2026)**との合同開催という形で、2026年9月2日(水)〜5日(土)の4日間、パシフィコ横浜(会議センター・展示ホールBC)で開催される。会長は山口茂樹氏(東京女子医科大学 外科学講座 消化管外科学分野)、副会長は猪股雅史氏(大分大学医学部 消化器・小児外科学講座)。運営準備室は日本コンベンションサービス株式会社(JCS)が務める。
WCESの日本開催は18年ぶり——JSESが世界最大級の内視鏡外科学会をホスト
本会の歴史的な重みを理解する上で重要なのが、WCES(世界内視鏡外科学会)の開催経緯だ。会長の山口氏は挨拶で「WCESの日本開催は、2008年に北野正剛先生が第11回大会を主催されて以来となる」と述べている。今回が第22回ということは、2008年(第11回)から実に18年・11回ぶりの日本開催となる。副会長の猪股氏も「日本で3回目の開催となる」と振り返っており、過去2回(おそらく初回の北野氏以前の開催も含む)の開催実績を踏まえた節目の大会であることがわかる。
JSES(日本内視鏡外科学会)は世界最大級の内視鏡外科学会と位置づけられており、今回はそのJSESがホスト国としてIFSES(世界内視鏡外科連盟)加盟各国の学会から多数の外科医・メディカルスタッフ・研究者・企業関係者を迎える形となる。日本の内視鏡外科分野における国際的な存在感の高さを示す開催形態だ。
テーマ「挑戦と成長」——低侵襲手術の歩みとロボット支援手術の新時代
大会テーマは「挑戦と成長:内視鏡外科の新たな地平を切り開く(Challenge and Growth: Pioneering New Horizons in Endoscopic Surgery)」。山口会長は挨拶で「内視鏡外科は、外科手術の在り方を大きく変革してきました。低侵襲手術の確立に向け、時には周囲の反発を受けながらも、絶え間ない挑戦と努力、そして創意工夫を積み重ねてきた歩みの上に、現在の技術と成果があります」と振り返り、近年のロボット支援手術導入の進展を踏まえ「より繊細で正確な手術が求められる時代に入っています」と述べている。腹腔鏡手術に始まった低侵襲外科の流れが、ダヴィンチをはじめとする手術支援ロボットの普及によって新たな段階に入っていることを、大会テーマが端的に表している。
国際色の強い運営——主題セッションは英語、スライドも英語作成が原則
WCESとの共催という性格を反映し、運営面でも国際標準への対応が明確に打ち出されている。山口会長は「今回はWCESとの共催により、多くの主題セッションが英語での実施となり、スライドもすべて英語で作成していただく予定」と説明しており、「英語での発表に不慣れな方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ挑戦していただければ」と参加者に呼びかけている。海外参加者の多くが日本の外科医療の現状や取り組みに強い関心を寄せているとし、国際的な交流から将来の共同研究や訪問につながる可能性にも触れている。日本国内の学会としては珍しく、国際学会としての運営体制を本格的に整えている点が特徴だ。
「医工連携企画」——中小企業の技術と医師ニーズをマッチングする参加型プログラム
本会で特に注目すべきは「医工連携企画」というプログラムだ。これは「高度なものづくり技術を有する地域中小企業や、それら中小企業を取りまとめる地域産業支援機関」に技術展示を依頼する“参加型”の企画で、ものづくり企業の技術と医師を中心とした医療者のニーズをマッチングし、新たな医療機器の創出を支援することを目的としている。
医工連携展示では、要素技術の紹介に加え、販売前のプロトタイプや特許内容の展示も可能だが、既に薬事承認済みの医療機器や市販されている製品の展示はできないという明確な線引きがされている(市販製品の展示は別途の協賛枠で対応)。プログラムは技術展示・ブースツアー・企業PVの放映・医工連携企画セッション・ステージ企画の5つで構成され、出展申込の期限は6月26日(金)まで延長されている。
この企画の象徴的な取り組みが「松本賞」だ。主として臨床に従事する医療従事者(JSES会員)の発案と日本のものづくり企業との医工連携によって製品化され、現在も市販されている医療機器の中から、医療への貢献および販売数の観点で優れたものを選考し、開発者を表彰する制度だ。過去の受賞例には、北里大学メディカルセンターの惠木浩之氏による超小型広視野角監視カメラ「BirdView」(第1回・第37回総会)、九州大学病院の小林聡氏による「L43Kプローブ専用アタッチメント」(第2回・第38回総会)がある。臨床現場の医師の「こんなものがあれば」という発想が、実際に製品化され市場に出るまでのプロセスを可視化・表彰する仕組みは、医療機器産業の振興という観点でも注目に値する。
ステージセッション——働き方・キャリアの視点からの医工連携も
医工連携企画のステージセッションには「How I use it - その『工夫』が、内視鏡外科の新たな地平を切り開く」(4年目)が設けられており、既存の手術デバイスを使いこなす臨床現場の工夫を議論し、新機器開発につなげる場として継続開催されている。
もう一つ注目したいのが「Woman surgeon & Lifecourse Operative Support」というセッションだ。外科医のキャリアにおける妊娠・出産・育児・更年期といったライフステージの変化に対し、「術者として輝き続ける」ためのヒントを医工連携の視点から探る企画で、「育児中で執刀時間が限られる中、短時間で効率よく習熟できるシミュレーターが欲しい」「妊娠中の立ち仕事や重いガウンの負担を軽減するアシスト機器」「更年期の体調変化をサポートするオペ室環境の工夫」といった具体的なニーズを募集している。外科医という職業における女性のライフコース課題に、製造業との連携というアプローチで向き合う企画は、医学会総会としては先進的な視点だ。
知的財産相談会も併設——医工連携の実務支援を制度化
医工連携企画には「知的財産相談会」も含まれており、技術展示を行う中小企業が特許・知財面での懸念を相談できる体制が整えられている。技術マッチングの場を提供するだけでなく、その後の実務(特許出願・知財保護)まで一貫してサポートする姿勢がうかがえる。
関連団体——EAES・KSERS・ARISとの連携バナーも掲出
公式サイトには、EAES2026(欧州内視鏡外科学会)、KSERS2026(韓国内視鏡腹腔鏡外科学会)、ARIS2026(おそらくアジア地域の関連内視鏡外科学会)へのリンクバナーが掲出されている。これは国際学会としての本会が、各地域の専門学会と相互に連携・案内を行っていることを示しており、WCES共催という枠組みのもとで世界の内視鏡外科コミュニティが緩やかにネットワーク化されている実態がうかがえる。
【開催概要まとめ】
名称:第39回日本内視鏡外科学会総会 合同開催:第22回世界内視鏡外科学会(WCES 2026)
テーマ:挑戦と成長:内視鏡外科の新たな地平を切り開く(Challenge and Growth: Pioneering New Horizons in Endoscopic Surgery)
会期:2026年9月2日(水)〜5日(土)
会場:パシフィコ横浜 会議センター、展示ホールBC
会長:山口茂樹(東京女子医科大学 外科学講座 消化管外科学分野)
副会長:猪股雅史(大分大学医学部 消化器・小児外科学講座)
運営準備室:日本コンベンションサービス株式会社(JCS)
特記事項:WCESの日本開催は2008年(第11回・北野正剛会長)以来18年ぶり
医工連携企画:技術展示・ブースツアー・松本賞・ステージセッション・知的財産相談会
参加登録:2026年2月26日開始
問合先:general-wces-jses2026@convention.co.jp
