ポップとテックの総合イベント「ちょもろー2023」 ニューロダイバーシティ展示など多彩に展開

ちょもろー2023

ちょっと先のおもしろい未来実行委員会(幹事:一般社団法人CiP協議会)は、9/17(日)、18(月・祝)の2日間、東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー、ウォーターズ竹芝他竹芝地域各所でポップとテックの総合イベント「ちょっと先のおもしろい未来(略称:ちょもろー)2023」を開催した。

「ちょっと先のおもしろい未来(ちょもろー)」は、先進的なテクノロジーに彩られた少し未来の社会や生活、新しい取組のポップカルチャーを体験することで、大人も子どもも楽しめるイベント。2021年に開催を開始し、今回で3回目を迎える。

今回の開催では、新たな関心領域である「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」などを新規に実施。領域をさらに広げて、幅広い層へ展開した。また、昨年10月の開催ではオンラインコンテンツ含め延べ27,000人が参加したコンテンツは今回も注目され、楽しそうに体験する親子連れの姿やその様子に笑顔で対応する各ブースの開発者や担当者の姿が印象深かった。

ちょもろー2023で今回新たに展開された「みんなの脳世界」展示

ちょもろー2023「みんなの脳世界」では展示のほかトークショーも実施された

ちょもろー2023 ワークショップ

オープンにエリア展開し街イベントに定着

同イベントは、東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー、ウォーターズ竹芝他竹芝地域各所で展開されていることも特徴で、東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1Fでは、ポートホールステージおよびポートホール内、ホワイエ、ポートホールプラザなど屋外スペースと屋内スペースを開放的に使うことで、街来者にもオープンなこと。ビルイン型会場でも1階フロアに立地する会場特性を、集客効果としても有効に作用している。

また、3F・4Fの産業貿易センター浜松町館、3Fグリーンプラザ、8Fポートスタジオと東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー内でフロアごとにコンテンツが展開され、ビルの複合施設をまとまって活用していること、近隣のアトレ竹芝シアター棟ウォーターズ竹芝でも実施しエリア展開していることなど、街を活用し複合的にコンテンツを並行して、土日のビジネスエリア、東京の島嶼部の玄関口として知られる海に面したエリアに賑わいをつくる秋のイベントとして定着しそうだ。

ちょもろー2023 1Fポートホールポートホールの屋外スペースでも音楽ライブや展示が行われた

 

ちょもろー2023 ロボット体験も実施

ちょもろー2023 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1Fオープンスペースに設置されたLEDスクリーン

ちょもろー2023 ロボットで拡張性を体験する女の子

ちょもろー2023 ポートホールの入り口

多様性に触れ、先進的な取組みを知る

「みんなの脳世界」のほか、子ども向けワークショップの集積イベント「ワークショップコレクション」、竹芝にサテライトを置く慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)が開催する「KMD Forum 2023 ”CRYSTALVISIONS”」、同じく竹芝にサテライトを置く大学iUによる展示等、LEDスクリーン、ちょもろーフード、竹芝ストリートミュージックpowerd by OIKOS MUSIC、大海原のソングライン、e-sports、NEDO×吉本興業お笑いライブ、MARUKADOちょっと先の(きっと)おもしろいライブ、キッズダンスなど多彩なコンテンツが実施された。

 

 

開催概要

名称:「ちょっと先のおもしろい未来(ちょもろー)2023」

主催:ちょっと先のおもしろい未来実行委員会

運営:一般社団法人CiP協議会、株式会社アルベログランデ

公式サイト:https://www.change-tomorrow-takeshiba.com/

開催日時:2023年9月17日(日)、18日(月・祝)

開催時間:9月17日13時~

     9月18日11時~

      …終了時間はコンテンツごとに異なる。

       (最終終了時間は9月18日18時)

入場料:無料(一部有料のコンテンツを含む)

会場:東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー、ウォーターズ竹芝他竹芝地域各所

主なコンテンツ

● 「みんなの脳世界」/ ニューロダイバーシティプロジェクト

私たちの脳はとても多様で誰もが独自の特徴を持っている。この独自の特徴を持っていることで、現代社会では生きづらさを感じている人たちが存在している。しかし、この生きづらさは、技術や環境の整備によって変えていくことができる、として展示「みんなの脳世界」では、身近な体験を通して、技術や環境の変化によって生きづらさや弱みが、生きやすさや強みに変わることを知ってもらう機会を提供。

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

「ニューロダイバーシティ」を扱った集合展示「みんなの脳世界」

 

● ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

「ワークショップコレクション」は、CANVASが2004年から実施しているこどもたちの創造力・表現力を刺激するクリエイティブ・ワークショップの全国普及と発展を目的としたプロジェクト。 今回は、ロボット・VR・プログラミング・環境問題など、未来について考えるワークショップが集結。ロボットが集まる広場や超人スポーツの車いす体験をできるスペースも!今年初出展のワークショップも。

ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

ワークショップコレクション in ちょもろー / CANVAS

 

● 超人スポーツ体験 / 超人スポーツプロジェクト

車椅子型全方向移動体を用いた2種類のドリフトレース体験や、サイバー空間上で行うバイク型陣取りゲームが体験できる。

人間が持たないドリフトという運動能力を得て、上肢/下肢等の身体的多様性を包摂するスライドリフト、サイバー空間にて新たな身体で駆け回るスピリットオーバーフローをぜ楽しめるコンテンツ。

 

● KMD Forum 2023 “CRYSTALVISIONS” / KMD(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)

KMDは、未来に向けた新しい価値を創造するため4つの創造性(デザイン、テクノロジー、マネジメント、ポリシー)を融合させた研究活動に取り組んでいる。2010年より毎年開催している「KMD Forum」では、KMDの研究活動の核となる「リアルプロジェクト」の成果を、トークセッション、ワークショップ、インタラクティブデモなどのプログラムを通じて一般公開。本年で設立15周年を迎え、クリスタルアニバーサリーにちなみクリスタルをテーマとしたKMD Forum 2023 “CRYSTALVISIONS”を開催。

 

● ちょっと先のおもしろいiU / iU(情報経営イノベーション専門職大学)

iUは”Go punk”というスローガンの下にPOP&TECHなプロジェクトがいくつも存在。Web3が到来し人工知能やロボットが人間を超えていく時代、価値を想像(Imagine)して、創造(Create)することを大切にしているiUが魅せていく未来を見せる。

<1Fポートホールステージイベント>

 

●Brain Body Jockey Project : 9/17 12:30-13:00, 17:00-17:30(予定)

筋萎縮性側索硬化症(ALS)当事者EYE VDJ MASAによる新たなDJパフォーマンスの創出に向けた “Brain Body Jockey Project”の立ち上げに伴うKICK-OFF GIG!

 

● 大海原のソングライン : 9/17 14:00-16:00

東は太平洋のイースター島、西はインド洋のマダガスカルに至るまで 16の島国に残る伝統的な音楽とパフォーマンスを記録した驚異の音楽ドキュメンタリーから特別映像を公開、更に監督とのトークイベントも行う。オーストラリアの先住民に受け継がれる“ソングライン”という思想/信仰に基づいて、 100名を越える各島々の音楽家たちと共同で、かつて同じ言葉や音楽で繋がっていた島々の歌を もう一度集結させ未来につなげる壮大な音楽プロジェクトを体感。

 

ちょもろー2023 ちょもろー2023

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