教室から世界を変える すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現 Teach For Japan 金澤克宏さん

コースケ・よーこのミュートを解除
教室から世界を変える すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現 Teach For Japan 金澤克宏さん
コースケ・よーこのミュートを解除 第257回 2026年8月28日(金)12:00〜配信
「教室から世界を変える」——そのスローガンを背景に、ゲストは今日も”教室”からつないでくれた。第257回のゲストは、認定特定非営利活動法人 Teach For Japan マネージャーの金澤克宏さん。ファーストキャリアはHIS(エイチ・アイ・エス)での法人営業。日本と中国・上海での5年間を経て、教師という仕事への関心が高まり、Teach For Japanのフェローシップ・プログラムに参加。福岡県の小学校に2年間赴任した後、海外で教育を学ぶ期間を経て、2020年からTeach For Japanの職員として活動している。
Teach For Japanは、「すべての子どもが素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」をビジョンに掲げる認定NPOだ。1990年にアメリカでスタートした国際的なムーブメント「Teach For All」の日本版として2010年に設立され、現在は世界63か国に広がっている。
核心にあるのが「フェローシップ・プログラム」。教員免許の有無を問わず、教育をよりよくしたいという志のある方を選考し、赴任前研修を経て2年間、学校現場に「フェロー」として送り出す取り組みだ。これまで1期生から14期生まで赴任者は400名超、関わってきた子どもたちは6万人以上。参加者の年代は20代から70代まで幅広く、前職はコンサルティング、スポーツ選手、旅行会社……と実に多彩だ。応募者のうち4人に3人は教員免許なしでチャレンジしている。
そして今回のメイントピックが「教師の日ギャザリング」だ。国連・ユネスコが1994年に制定し、Teach For Japanが2015年に日本でも登録した「教師の日(10月5日)」を起点に、毎年開催されている大型イベント。対面式の開催を始めて今年が4年目、規模は300名に達した。来場者の約半数は現役の教師だが、今年は特に「直接子どもに関わっていない人——企業の方、保護者の方——にも多く来てほしい」というコンセプトで設計されている。教育は社会全体で作るものだ、という信念がある。
このイベントでとりわけこだわっているのが「参加者同士の対話」だ。登壇者の話を聞いて終わりではなく、各セッションに必ず参加者が混ざって話し合う時間を設けている。「登壇者の話だけなら書籍やオンラインでもいい。でもここはいかに参加者と一緒に考え、次のアクションを共に作れるかを大事にしている」——その思想が、セッション設計のすみずみに宿っている。
昨年(2025年)のテーマは「ウェルビーイング」。教育・企業・家庭それぞれで考えるウェルビーイングを横断的に議論した。今年(2026年10月4日、東京・大手町)は3部構成。アスリートと文部科学省担当者によるオープニングセッション、教え子の当事者登壇セッション、そして企業から大阪・和泉市の教育委員会へ出向する実例を紹介するセッションが並ぶ。参加者全員が「明日からのアクション宣言」を行い、互いに共有するクロージングも毎年の恒例だ。
「教育って、誰にとっても正解があるものじゃない。だからこそ問いを元に、他の方を巻き込みながら対話しながら進めていくことが重要」——金澤さんはそう語った。登壇者のキャリアも、参加者の背景も、子どもたちの個性も、「同じ人は一人もいない」という前提に立ち続けることが、このイベントの根幹にある。
NPOだからできるイベントの作り方、というよりも——「問いの設計」「対話の仕掛け」「アクション宣言でクローズする」という手法は、あらゆるイベント設計に応用できるヒントだ。
配信では、以下のトピックを中心に話を伺った。
- 金澤克宏さんのご紹介、認定NPO Teach For Japanの活動紹介
- フェローシップ・プログラムの仕組みと実績
- 「教師の日ギャザリング」の設計思想——対話・問い・アクション宣言
- 告知:教師の日ギャザリング2026(2026年10月4日・東京大手町、申込受付中)
🌐 Teach For Japan https://teachforjapan.org/
📅 教師の日ギャザリング2026(2026年10月4日・東京大手町) https://teachforjapan.org/programs/teachersday
🎙 Teach For Japan Podcast(Spotify) https://open.spotify.com/show/4N8gHwXOpQAueQVqNPVbBS
📺 Teach For Japan YouTube https://www.youtube.com/user/tfjmovie
ゲスト
金澤 克宏(かなざわ かつひろ)さん
認定特定非営利活動法人 Teach For Japan マネージャー
ファーストキャリアはHIS(エイチ・アイ・エス)にて法人営業を担当。日本および中国・上海での約5年間の経験を経て、教師というキャリアへの関心が高まる。その後Teach For Japanのフェローシップ・プログラムに参加し、福岡県の小学校に2年間赴任。プログラム修了後は海外で教育・学校のあり方を学ぶ期間を経て、2020年よりTeach For Japanの職員として勤務。現在はマネージャーとして、フェローシップ・プログラムの運営や「教師の日ギャザリング」をはじめとするイベントの企画・運営を担当している。
書き起こし(AIによる自動書きおこし、誤りがある場合があります。)
【樋口陽子】皆さんこんにちは。イベントマーケティングの樋口陽子です。
【ヒラヤマ コウスケ】イベントレジストの平山幸介です。
【樋口陽子】8月28日金曜日、257回目のコースケ・よーこのミュートを解除、始まりました。この番組はイベントレジストのヒラヤマ コウスケさんとイベントマーケティングの樋口陽子がイベントの中の人やプロをゲストにお呼びしてお話しする番組です。その道のプロだからこそ思う、リアルの価値やイベントの魅力をお話しいただきます。ということで始まりましたけれども、今日のゲストの方はですね、社会課題をテーマにしたイベントというのも最近増えてきていると思うんですけれども、今日のゲストの方も「教師の日ギャザリング」というイベントを開催されていらっしゃる方にお越しいただきました。最近の社会課題に取り組んだイベントの作り方、舞台裏をお伺いしていきたいと思います。本日のゲストをご紹介したいと思います。今回のゲストは、認定特定非営利活動法人 Teach For Japan マネージャーの金澤克宏さんです。よろしくお願いします。
【金澤克宏】よろしくお願いします。
【樋口陽子】おお、なんかやっぱり先生のような教室の背景がありますね。
【金澤克宏】ありがとうございます。私のスローガンがロゴにあるように「教室から世界を変える」というスローガンを持っておりまして、こういった教室を意識した背景にさせていただいています。今日は教室からお話を聞くみたいな感じで伺っていけたらと思います。
【樋口陽子】今日は「教師の日ギャザリング」というイベントを実施されていらっしゃるということで、社会課題×イベントの舞台裏についてお話を伺っていきたいと思っております。よろしくお願いします。最初に金澤さんの自己紹介からお願いできますでしょうか。
【金澤克宏】はい、承知しました。ちょっと簡単なスライドを用意していますのでそちらを共有しながらできればと思います。Teach For Japanの取り組みもこの後お伝えするんですが、私もTeach For Japanというプログラムに参加した経緯もあるので、その流れに沿って簡単に自己紹介したいと思います。名前は金澤克宏と申します。ファーストキャリアは全然教育やNPOとは関係なく、観光業界でHISという会社で法人営業を丸5年ほど、日本と中国・上海の支店も含めて経験してきました。その中で自分自身すごく教師というところに関心を持つようになりまして、私自身学校教員になりたいという風に思って、1年後に転職をして、Teach For Japanに出会い、福岡県の小学校に赴任しました。そこで子供たちと出会って、2年間のプログラムを終了した後に、一度海外に出て海外の学びや学校のあり方を学びながら、2020年からTeach For Japanの職員として現在はマネージャーとなっているというところになっております。
【ヒラヤマ コウスケ】素晴らしい。一番先生にいてほしい経歴ですね。
【金澤克宏】ありがとうございます。では私たちのプログラムのところも簡単にお話ししながら進めたいと思います。冒頭でも触れていただいておりましたが、社会課題にアプローチしている団体として、このビジョンを掲げて活動している団体になります。Teach For Japanという名前に「Japan」という言葉が入っているところの経緯としては、一番の始まりは1990年アメリカでして、そこから私たちのプログラムは世界各国に広がって、今63か国に広がっています。先ほどのビジョンをグローバルに実現していこうということで取り組んでいる、そういったグローバルな一面もある組織になっています。
取り組んでいることとしては、教育にアプローチするんですけれども、多様な人材を学校現場に送り出すということ。そして採用から研修、送り出した時の研修ということも行っていますので、一貫性を持ちながらフィードバックしながら、子供たちへの関わりという事実から、じゃあ教育の質を高めるにはどうしたらいいんだろうかというのをプログラム全体で改善を回しながら行っているというのが、私たちの取り組みの主軸になっています。多様な教員を学校現場にということなんですけれども、なぜそれをしているかというと、子供たちも本当に目に見えないだけで多様な子供たちが同じ教室にいるという風に思っています。そうなった時に、これからの教育は一人一人子供たちの可能性をどんどん開いていく方向だと思いますし、個別最適、そして協同しながら学びを作っていく。そうなった時にやはり多様な人材が協同できるような教員組織を作っていく必要があるという風に思っています。
そこで実施しているのがフェローシップ・プログラムというものになりまして、本当に全職教員免許の有無すら問わず、教育を良くしたいというビジョンに共感された方々を選考して、そして赴任前の研修を経て、学校現場に2年間教師として送り出すという取り組みをしています。これまで1期生から14期生が学校現場に行っているんですけれども、赴任された方はもう400名超えですね。関わってきた子どもたちは6万人以上に上っていますし、すでに2年間修了されている方も272名いらっしゃるというところまで来ております。
本当に多様な方が学校現場に入っていて、年代は20代から60代以上というふうにしているんですが、今赴任前研修などに入られている方、70代の方も実はいらっしゃったりという年代の幅広さや、キャリアという意味でも全然教育業界が前職ですっていう方に限らず、コンサルティングですとか、私は旅行会社もいますし、スポーツの選手だったみたいな方とか本当にいろんな方が参加をしています。応募者のうちの4人のうち3人は教員免許ないところからチャレンジをして、学校現場に赴任していくというような流れになっております。
【ヒラヤマ コウスケ】日本の自分の小学校・中学校時代を思い浮かべると、おっしゃったように平等というか皆さん一緒に前に倣えの教育だったような気がして、それに対するゲームチェンジをしていくというのはすごく腑に落ちるんですけど、元々アメリカスタートしたということで、アメリカの方がそもそも多様性の国なので、そういうところに関しての教育への意識は日本より高かったと思うんですけど、これは日本にカスタマイズしたからこうなっているんですか?それともグローバルで同じ課題が存在するということなんですかね。
【金澤克宏】そこでいくと、おっしゃられた通りでそれぞれの国が教育課題と捉えているものに対してアプローチをしていくというのはそれぞれですね。ただ変わらないのは、共通のビジョンとそのために教師を送り出すという人にフォーカスする点はグローバルで変わらない部分だなという風に思います。
【ヒラヤマ コウスケ】なるほど。この事業の一番の柱が人材育成・教員派遣というところを軸にされていらっしゃるんですね。逆に制度的に、日本では最初から教師になって、社会を見たいという時に出たり入ったりする制度というのはあまりないんですかね。
【金澤克宏】そこで申し上げると、例えば海外に出て日本人学校みたいなところに赴任したり、大学院で学ぶための制度というのは設けられているというのはもちろんあるんですけれども、やはりまだまだ印象として教員になったらその先ずっと教員を続けるというパスが多い中だなという風に思っています。なので私たちのプログラムはある意味2年間という区切りの中にもなるので、その先ずっと教員を続けたいという風に思われた方はその後も教員免許取得ご自身でもされながら続けるというケースもありますし、また違うところに行って、そこで学校現場で感じた課題に対してアプローチをされるという方もいるので、そういった意味でキャリアの広がりというのも実はかなり大きくなっています。
【樋口陽子】そういうフェローシップ・プログラムという人材育成事業をされている中で、なぜイベントという形でその活動を広げられていらっしゃるのかというお話にうつっていきたいんですけれども、「教師の日ギャザリング」というタイトルがとてもユニークだなと思うんですが、「教師の日」って元々何か制定されているものなんですか?
【金澤克宏】そうですね。ご質問ありがとうございます。「教師の日」は世界的にはユネスコが1994年に制定をしております。日本においては、私たちTeach For Japanが2015年に同じく10月5日に登記をしているという流れになっていて、世界的に先生方の日々の営みに対するリスペクトや感謝というものをしっかりやっぱり持つべきだよねというところで制定をされて、日本ではTeach For Japanが制定する中で、一つ「教師の日」を知っていただくということもそうですし、その制定された日の意味をやはり社会にも開いていきたいという思いで、今いろいろ発信やその中でイベントということも実施をしているという経緯になっています。
【ヒラヤマ コウスケ】なんかネーミングの中にもブランディングが隠されているような、いいタイトルのイベントですね。
【樋口陽子】こちらは何年前から始められてどんなイベントなんでしょうか?
【金澤克宏】対面式で始めるようになったのは過去3年で、今年の取り組みで4年目というところになっていて、本当にコロナ禍以降、対面で行うようになって、その前まではオンラインなども使いながら、「教師の日」という日を起点にイベントを実施してきたというのがこれまでの経緯になります。来場者の約半数ぐらいの方は現役の先生方に来ていただいている印象です。で、一方で今年も私たちがすごくチャレンジしたいなと思っているのが、やはり学校現場の先生方がどんな思いで取り組んでいるのかを社会にも開いていきたいということで、今直接子供に関わっていないような方も、企業の方や保護者の方にも多く来ていただきたいという風に思って、今年は特にイベントを設計しているところになります。
大きくここ2〜3年は全体を通して3つぐらいのセッションをやるんですけれども、必ずセッションの中に参加者同士の対話というのを設計しているというのが一つあります。そこが結構肝だなという風に思っておりまして、せっかく集まって、300人規模のイベントを実施するとなった時に、なんというんでしょう、ただ登壇者の話を聞いて事例を知ることだけであったら、もしかしたらオンラインや書籍、そういう形の方が情報のインプットの仕方としてはいいのかもしれないという風に思うんですけれども、やはり登壇者の方々とも一緒に進めていくプロセスの中でも、参加者の方といかに一緒に考えられる問いを作るのか、いかに次のアクションを共に行っていくのか、ここをすごく大事にしているので、参加者同士が入り混じって話すようなシーンが各セッションごとに必ず入るというのが大きなイベントの特徴かなと思います。
【樋口陽子】やっぱり教育ってなんか必ずしも全員一致する正解がないものじゃないですか。「問い」というのをすごく大事にされていらっしゃるのかなと思うんですけれども。
【金澤克宏】おっしゃる通りですね。本当にこれまで受けてきた教育の形などから皆さんが考える教育はもう本当に一人一人全員違うなという風に思います。それって子供たちにも言えることというか、これをやったら誰にとってもいい教育って存在しないと思っているんですよね。そうなった時にやっぱり人が大切で、たとえば子供たちが一人一人本当に幸せに生きていけるそういう力を育むんだということだと思うんですけど、その目的に対して果たしてどういう関わりがいいんだろうかとか、どういう学びが重要なのかというのを共通の問いを元にやっぱり議論していく、話し合いながら進めていく。それがすごく重要な点だなと思っているので、そういう意味でやはり問いみたいなものを元に、一人で考えてやるというよりは他の方を巻き込みながら対話しながら進めていくというところが、私たちとしてはすごく意識している点かなと思います。
【樋口陽子】直近での「教師の日ギャザリング」で取り扱われたテーマでユニークなポイントというのはどんなテーマが取り上げられたんでしょうか?
【金澤克宏】直近で申し上げると、一つ「ウェルビーイング」ということをキーワードに昨年は実施をしていきました。今社会的にもすごく言われる文脈ですね。例えば国の成長指標の一つでウェルビーイングを取るみたいなことを、例えばニュージーランドなどはされているのかなと思うんですけれども、今、学校教育の中でも目指す方向性として一つウェルビーイングというのが個人としても社会でも作っていけるような、そういったことを目指しながらカリキュラムなどの方向性が今作られていますので、それを捉えながら私たちとしてもウェルビーイングを——学校教育で考えるウェルビーイングと、企業で考えるウェルビーイングと、家で考えるウェルビーイングと、本当にさまざまな中でそれをどういう風に一緒に作っていけるんだろうかということで、昨年は全体を貫くテーマとしてウェルビーイングというキーワードを貫いて実施したというところがあります。
【樋口陽子】「教師の日ギャザリング」として集まることが共有地にするというようなところかと思うんですけれども、イベントの中でどんな目標を持たれて開催をされていらっしゃるんでしょうか?
【金澤克宏】定量的な部分で申し上げると、当日は300名規模の会場も確保しながらなので、そのくらいの方には実際に足を運んで来ていただいて対応していただくというのは一つ目標にしています。ただ人が集まればいいという風には全然思っていなくて、このイベントのセッションを通して一番最後には、皆さんが明日から本当に自分が子供たちの学びを良くするとか、よりよい社会を作っていくためのアクション宣言みたいなことを、皆さんに頂いております。昨年も参加者のもう200名分が出てくるという状態なんですけれども、それをやっぱりお互いに共有して、本当に次の日からそこにアクションを継いでいくということを、定性的な部分として大事にしている点だなという風に思っています。
【樋口陽子】実際のプログラムを活用されていらっしゃる教員の皆様というのは、リアルに会える場というのは「教師の日ギャザリング」以外にも持たれたりしているんでしょうか?
【金澤克宏】そうですね、私たちのプログラムに参加された方、今1期生から14期生までいるって申し上げたんですけど、その方々が広く集まるみたいなのはこの「教師の日ギャザリング」というのが一つの機会だなと思います。唯一だなと思います。それ以外は、研修の時に集合研修みたいな形で集まって研修を行うというプロセスはあるんですけれども、プログラム参加者みんなという形ではこれが唯一だなという風に思っています。
【樋口陽子】「教師の日ギャザリング」には新規にこう教師の道に進もうと思われているような方への呼びかけなどもあるんでしょうか?
【金澤克宏】もちろんですね。「教師の日ギャザリング」はプログラムの参加者だけではもちろんなくて、本当に教育に関心がある方はどなたでも参加できるという場なので、これからプログラム参加しようかなって検討している方もそうですし、連携したいなって思っている教育委員会の方ですとか、企業に働かれている方で社会課題に対しての部門を担われている方で教育に対して関心があったらそういった方も来ていただいていたりするので、本当にプログラムに参加を検討していない方も含めて一般の方に広くご参加いただいている場ですね。
【ヒラヤマ コウスケ】先ほどの「子供はそもそも多様性があってみんな一人として同じがいない」という話と同じで、教師も同じ教育水準は求められるけど、教師だって同じ人は一人もいないので、それのマッチングだからもちろん答えはないんですよね。多分ね、無限のマッチングの数があるので。なんだけどそれをなんか問い続けていったりトライしていったりということが重要なんだろうなというのはすごく思いましたね。
【金澤克宏】そうですね。おっしゃる通りですね。なので本当に、やはり一人の経験とか、教師側の経験やその一つの観点だけで教育をわかるというのは危険性も同時にあるという風に思うので、そこに対して私たちのプログラムの本当に多様な観点や経験を持っている方が現場に入っていくことだったり、先生方と関係を作っていくというのはすごく重要な点だなという風に思いながら取り組んでいます。
【樋口陽子】最後に改めて次回の「教師の日ギャザリング」について是非教えていただけますでしょうか?
【金澤克宏】次回はこの放送のタイミングから1か月ちょっとになると思うんですけれども、10月4日の日曜日に、東京の大手町にて実施をする予定になっています。今回も大きく3つのセッションがあるんですけれども、冒頭はアスリートの方と文部科学省のご担当者さんが聞き手として、本当に子供の可能性を広げていけるような環境ってどういう風に作れるんだろうかというような大きなテーマでセッション1としてはスタートをします。今回は教師と教え子という方も登壇いただくので、大人だけで話す場ではなく、まさに教育・教師と関わったことが自分の人生にどんな影響があったのかということも当事者から語っていただくようなセッションもあります。最後はですね、企業に勤務されている方が出向という形で教育委員会に赴任しているスキームを、今大阪の和泉市さんとの連携を行っている部分がありますので、そこで出向されている方と教育委員会の方でTeach For Japanの職員が聞き手として入りながら、企業が教育に関わろうと思ったらどうやったらいいのかという実例や、そこでの現在プロセスの中での成果なんかというところも共有しながら、教育がより社会に開かれていけるような起点にしたいなという風に作っているところになります。現在申し込み募集中で、300席という限られた席にもなりますので、是非お早めにお申し込みいただければなと思います。
【樋口陽子】ありがとうございます。なんか是非私も取材でもあり、何か参加してもじっくり聞きたいと感じました。ありがとうございました。改めまして今回のゲストは、Teach For Japanマネージャーの金澤克宏さんでした。ありがとうございました。
【ヒラヤマ コウスケ】今日この教育の現場ってどうなってるんだろうというところもどんどん変化してるんだなというのも感じましたし、最近読んだ本で『人生の後半の戦略書』みたいなのがあって、ウェルビーイングじゃないですけど、やっぱりその人が幸せで、だんだん若い時より仕事が少しできなくなってくるじゃないですか。でもその幸せでいられるのって、「教育」という項目が結構でかい割合であるんですよね。要は教えることで幸せ度が上がるらしいんですよ。自分のノウハウや経験を教えるということはその人の幸せレベルを上げるという研究結果が出ているみたいなところがあって、なんとなく分かりますよね。そのやっぱり学校じゃなくても教えることでいろいろ喜びがあるみたいなところで、なんかもっとみんなこう自分の幸せにもなるんで、教育に関わっていくのはいいんじゃないのという風には思いましたけどね。
【樋口陽子】コウスケさんの後半戦略、気になりますね。もしかしたら今日の「教師の日ギャザリング」に出席して、次の教師になっていらっしゃるかもしれないと思う。
【ヒラヤマ コウスケ】なんかその項目で2大項目がやっぱり「教育」と「信仰」ですよ。何か神様的なものへの信仰する喜びというのと、何か教えるという喜びが、バリバリ働けなくなった後のそのあの働けないという喪失感に押し潰されずに幸せ度を維持するためには、その2つを見つけると幸せらしいですよ。
【樋口陽子】皆さん、じゃあ教えるという意味では「教師の日ギャザリング」だったり、Teach For Japanの活動が、後半戦略に関わるものだなとは思っていましたけれど、なんか改めてそれを感じましたね。ということで今日もご視聴いただいてありがとうございました。また来週お会いしましょう。
MC:コースケ(ヒラヤマ コウスケ=株式会社イベントレジスト 代表取締役 CEO)/ よーこ(樋口 陽子=月刊イベントマーケティング 編集長)
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イベマケ 月刊イベントマーケティング
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動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=wKxzgI0v4eA













