
国内最大規模のスタートアップカンファレンスIVS KYOTO実行委員会は、「IVS2026」の概要を発表し、4月14日からチケットの販売を開始した。
会期は2026年7月1日(水)から3日(金)の3日間。会場は京都市勧業館「みやこめっせ」、ロームシアター京都、ホテルオークラ京都。テーマは「Japan is Back」。主催はIVS KYOTO実行委員会(Headline Japan/京都府/京都市)。
2エリア構成に 「IVS CORE」を新設
今回の最大のトピックは、完全招待制の新エリア「IVS CORE」の新設だ。IVS2026は、一般参加者向けの「IVS」エリア(みやこめっせ・ロームシアター京都)と、意思決定層向けの「IVS CORE」エリア(ホテルオークラ京都)の2エリア構成で開催される。
「IVS CORE」はスタートアップ経営者、機関投資家、大企業経営幹部、政府・政策関係者など意思決定層のみが参加する完全招待制のカンファレンスである。全セッションはオフレコで、録画・録音・SNS投稿も禁止。決裁者同士の「パワーマッチング」やM&Aマッチングなど、具体的な意思決定につながる場を提供する。開催は7月1日(水)・2日(木)の2日間。3日目はみやこめっせのコンテンツが対象となる。両エリア間はシャトルバスで行き来できる。
「IVS」エリアは、スタートアップ関係者から学生まで広く開かれた場で、ステージセッション、スタートアップ展示「Startup Market」、看板ピッチイベント「IVS LAUNCHPAD」などを実施する。
PASS構成と価格
IVSエリアに入場できる「IVS PASS」(定価39,800円・税込)は、6月14日までのスーパーアーリー期間に19,800円(税込)、6月15日から30日のアーリー期間に29,800円(税込)で提供する。学生向け「IVS PASS Student」は4,980円(税込)。「IVS CORE」エリアへの参加は「CORE PASS」(完全招待制)が必要で、IVS PASSでの入場はできない。
日本初の「リファラルチケット」システムを導入 先着3,000名は無料
本年より、1万人規模の国内カンファレンスとして日本初となる「リファラルチケット」システムを導入する(IVS調べ、2026年4月時点)。チケットプラットフォーム「4S(フォース)」上で動作するこの仕組みでは、リファラルコードを受け取った参加者がさらに2名に紹介できる連鎖型の招待システムだ。
導入記念として、リファラル経由で登録した先着3,000名のIVS PASSを無料(通常39,800円・税込)で提供するキャンペーンを実施する。学生は先着1,000名が無料(通常4,980円・税込)となる。無料枠終了後もリファラル経由の場合は割引価格が適用され、6月14日まで9,800円(税込)での購入が可能。
リファラルコードはIVSスタッフや登壇者から配布される。誰が誰を紹介したかは4S上で参加者が閲覧可能となる予定で、会場でのネットワーキングの起点としても機能させる。
IVSは2007年の創設以来、2022年まで完全招待制で運営。2023年の京都開催からチケット制に移行し、参加者は1万人規模に拡大。IVS2024では1.2万人以上、IVS2025では過去最高の1.3万人を記録している。「リファラルチケット」システムは、規模拡大後の課題である「質の高い出会いの創出」への解として導入された。
なお、学生向け新企画「SPIKES」(テーマ:「出る杭よ、突き抜けろ。」)も今回初開催される。IVS PASSを持つ学生が参加できる。
IVS(Infinity Ventures Summit)は2007年に創設された国内最大規模のスタートアップカンファレンス。国内外のスタートアップ、投資家、大企業、クリエイターなどが一堂に会する場として発展してきた。創設から2022年まで完全招待制のクローズドカンファレンスとして運営され、2023年の京都開催を機にチケット制へ移行。会場を参加者の目的別に分割し、チケットによって入れる場所を分ける仕組みを導入することで、起業やスタートアップに接点がなかった一般に大きく門戸を開き、経営層以外の方もリーズナブルな価格で参加できるようになり、参加者は一気に1万人規模へと拡大。IVS2025では過去最高の1.3万人を記録した。
今回の「IVS CORE新設」や「リファラルチケット」の導入は、参加目的の最適化の加速や、口コミ効果による参加者増・ネットワーキングの質向上の施策として、イベント主催者にとっても参考になりそうだ。
【開催概要】
名称:IVS2026
テーマ:Japan is Back
会期:2026年7月1日(水)〜3日(金)
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」、ロームシアター京都、ホテルオークラ京都 他
主催:IVS KYOTO実行委員会(Headline Japan/京都府/京都市)
公式サイト:https://www.ivs.events/













