昭栄美術、大阪事業部を新設。営業と製作が一体に
展示会ブースやイベント空間の企画・設計・製作・施工を一貫して手がける総合ディスプレイ会社、株式会社昭栄美術(本社:東京都)は2026年4月、関西エリアにおける体制強化を目的として「大阪事業部」を新たに発足した。これまで別体で運営していた営業部門と製作部門(工場)を統合し、事業部長1名・営業課6名・製作課11名の計18名でひとつのチームとして稼働する新体制は、クライアントの要望をいかに速く・高い精度で形にできるかを追求したものだ。製作拠点は関西最大級の展示会場であるインテックス大阪から車で約5分の大阪・南港に位置しており、展示会施工における高い機動力を実現している。
大阪事業部誕生の背景 スピードと連携が勝敗を分ける現場
展示会やイベントの現場では、クライアントの要望をいかにスピーディーに形にできるかが重要になる。企画・設計・製作・施工という各工程が密接に連携しなければ、限られた搬入・施工時間のなかで高い完成度を実現することは難しい。昭栄美術はこれまでも、一貫生産体制を強みとして多くの展示会・イベントの空間づくりに携わってきたが、関西エリアでの受注拡大と対応力の向上を見据え、今回の組織再編に踏み切った。
従来の体制では、営業部門と製作部門がそれぞれ独立した組織として動いており、クライアントから受け取った要望を製作チームに共有するまでにタイムラグが生じることがあった。展示会の現場では搬入から施工完了までの時間が厳しく管理されており、現場での急な仕様変更や調整にもスピーディーに対応できる体制が求められる。こうした課題意識から、営業と製作が同じ事業部として動く「大阪事業部」という形が生まれた。
営業と製作が一体となる組織へ リアルタイム連携で提案精度が向上
大阪事業部では、営業課と製作課が同じ組織として動くことで、クライアントからの要望や現場の状況をリアルタイムで共有できる体制を整えた。展示会やイベントのプロジェクトでは、設計・施工の段階で現場に合わせた細かな調整が必要になることも少なくない。営業と製作が一体となることで、そうした状況にも柔軟に対応できるようになった。
また、製作の視点を企画段階から取り入れることができるようになった点も大きな変化だ。これまでは営業が提案をまとめた後に製作側と擦り合わせる流れだったが、同じチームとして動くことで「この構造だと施工に何日かかるか」「この素材は調達できるか」といった現実的な判断を提案段階から折り込むことが可能になる。結果として、クライアントへの提案の実現性と完成度が高まると期待されている。
インテックス大阪から車5分の製作拠点 展示会施工の機動力が強み
大阪事業部の製作拠点は、大阪・南港に位置する。関西最大級の展示会場であるインテックス大阪から車で約5分という立地にあり、展示会施工における高い機動力を発揮できる環境だ。展示会では、搬入や施工の時間が厳しく限られているため、会場に近い場所に製作拠点があることは大きな強みとなる。
南港の製作拠点では、展示会ブースの製作・準備を進めながら、営業チームと密接に連携し、スムーズな施工体制を整える。パーツや造作物を会場近くで製作・保管できることで、搬入時間の短縮や現場での急な修正対応にも素早く動けるようになる。関西エリアで開催される展示会やイベントに対して、より迅速で柔軟な対応を可能にする体制が整った。
事業部長インタビュー「現場に強い組織をつくりたい」

大阪事業部を率いる天羽恵一事業部長は、今回の組織発足についてこう語る。「展示会やイベントの現場では、状況に応じて迅速な判断が求められる場面が多くあります。営業と製作が同じチームとして動くことで、より現場に強い組織になると考えています」。
営業と製作の距離が近くなることのメリットについては、「営業がクライアントから受け取った要望を製作チームとすぐに共有できることで、実現性を踏まえた提案ができるようになります。製作の視点を企画段階から取り入れることで、より完成度の高い空間づくりにつながると感じています」と説明する。
立地の強みについては「インテックス大阪の近くに製作拠点があることで、展示会施工にも迅速に対応できます。関西エリアの展示会やイベントを支える拠点として、多くのプロジェクトに関わっていきたいと思っています」と話した。
若手社員インタビュー「大阪事業部だからこそ挑戦できることがある」
大阪事業部では、営業と製作が同じチームとしてプロジェクトに関わることで、これまで以上に密接な連携が生まれている。その環境の中で働く若手社員は、どのような可能性を感じているのだろうか。
営業課の若手社員・中井大智さんはこう話す。「営業としてクライアントの要望を聞く中で、製作チームとすぐに相談できる環境があるのは大きな強みだと感じています。実際の製作や施工をイメージしながら提案できるので、より具体的で実現性の高い提案ができるようになりました」。
製作課の若手社員・森本日向子さんは、「営業チームと同じ事業部で働くことで、クライアントの要望やプロジェクトの背景をより理解できるようになりました。製作としても、ただ作るだけではなく”どういう空間を目指しているのか”を考えながら仕事に取り組めるのが面白いところです」と語る。今後の展望については「展示会やイベントは、企業の想いを空間として表現する仕事だと思っています。将来的には、企画の段階から関わりながら、より多くの人に印象に残る空間づくりに挑戦していきたいです」と意欲を見せる。
関西の展示会・イベントを支える拠点へ 昭栄美術の一貫体制がさらに強化
関西エリアでは、インテックス大阪をはじめ、多くの展示会やイベントが開催されている。昭栄美術はこれまで培ってきた展示会空間づくりのノウハウを活かしながら、関西エリアでも多くのプロジェクトを手がけてきた。大阪事業部の発足により、営業・設計・製作・施工がより密接に連携する体制が整い、関西エリアでの対応力をさらに強化することができる。
昭栄美術はBtoB・BtoC双方の展示会・イベント空間づくりを手がける総合ディスプレイ会社として、企業のメッセージやブランド価値を空間として表現することを事業の核に据えている。今回の大阪事業部発足は、関西エリアにおけるそのサービス提供体制を一段と強固にするものであり、今後の関西での展示会・イベント市場での存在感拡大が期待される。
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出典:株式会社昭栄美術「営業と製作がひとつのチームに 大阪事業部が誕生しました」(2026年4月3日)
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