富士通のオープンイノベーション拠点が1周年を迎える──UiS 1周年記念スペシャルイベント、7月1日にネットワーキング開催
- 2026/6/10
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富士通のオープンイノベーション拠点が1周年を迎える──UiS 1周年記念スペシャルイベント、7月1日にネットワーキング開催
Uvance Innovation Studio(UiS)が開設1周年を記念したスペシャルイベントを、7月1日に川崎で開催する。富士通が運営する本施設は、企業・スタートアップ・行政・大学など、業界や組織の垣根を越えたプレイヤーが集う「オープンイノベーション拠点」として機能し、この1年間で会員数は2,500名を超えるコミュニティへと成長した。1周年の節目を迎え、会員交流と新たなビジネス創出の機会を設けるこのイベントは、現代の施設運営における、コミュニティとの関係構築の重要性を示している。
UiSとは何か──オープンイノベーション拠点の実際
UiS(Uvance Innovation Studio)は、富士通株式会社が運営する施設で、2025年7月1日の開設から1年を経過する。川崎市幸区のJR川崎タワー内に位置し、最先端技術と多様なアイデアが交差するイノベーション拠点として機能している。
その特徴は、従来のビジネス施設と異なる。企業の研究開発施設や一般的なコワーキングスペースでは、参加者が限定的になりがちだが、UiSは「越境と共創」をコンセプトに、企業・スタートアップ・行政機関・大学など、様々なセクターのプレイヤーが無償で利用可能な施設として設計されている。異なる業種や職種、立場の人々が自由に出会い、意見交換し、新たなプロジェクトを生み出す場を想定している。
2025年7月1日の開設から1年間で、UiSは施設から「コミュニティ」へと成長した。会員数は2,500名を超え、企業・スタートアップ・行政・大学といった多様な背景を持つプレイヤーが参加し、活発な活動が形成されている。
1年間の成長と参加企業の拡大
UiSの運営事務局は、開設1周年を機に会員との関係を改めて深める意向を示している。この1年で会員コミュニティが企業・スタートアップ・行政・大学など多様な参加者を集めるに至ったのは、施設のコンセプトと運営方針が機能してきた結果だ。
多くの施設では来場者を「イベント参加者」として一度限りの関係で捉えるが、UiSは「会員」として継続的な関係構築を重視している。1周年イベントはその継続的な関係の中での重要な節目となるものだ。施設運営におけるイベントの重要性が高まっている中、会員制という仕組みを通じた継続的な交流は参考になる取り組みといえる。
1周年記念イベントの内容
7月1日に開催される「UiS 1周年記念スペシャルイベント」は記念式典を兼ね、軽食やドリンクを楽しみながら、リラックスした雰囲気でのネットワーキングを中心に据えた交流の場として設計されている。
プログラムは3つの軸で構成される。第1は「ネットワーキング」。参加者が自由に交流し、新たな出会いや関係構築の機会を得られる時間帯を設ける。第2は「UiS発の共創事例紹介」。この1年間でUiSを通じて生まれた具体的なビジネス協業や技術開発プロジェクトについて、参加者に紹介する。第3は「注目スタートアップの展示」。UiSのコミュニティの中で注目を集めるスタートアップが、その事業内容や最新の動きを展示・紹介する。
これら3つの要素を組み合わせることで、本イベントは過去1年の実績を示すと同時に、参加者が「自分たちの次のアクション」を考える機会へと導く設計になっている。
会場の選択──UiS隣接スペース「F3rdX」での開催
開催場所は「F3rdX」(エフサードクロス)という、UiS隣のスペースに設定されている。物理的には同じ建物でありながら、「隣接スペース」で開催することで、参加者に「新たな場への移動」という体験をさせる設計になっている。来場者はそこで軽食やドリンクを楽しみながら、ネットワーキングを行う。
JR川崎タワーという立地は、首都圏の広範な地域からのアクセスが良好であり、多くの参加者が来場しやすい。タワー内という「高い場所」での開催は、参加者の心理にも影響を与える仕掛けになっている。
共催相手「1Finity」との関係性
本イベントは「1Finity」との共同開催だ。メール内では「UiSと共にスタートし『同じ誕生日』を持つ1Finity」と表現されており、両者が同じ時期に立ち上げられたパートナー関係にあることを示している。
「同じ誕生日を持つパートナー企業との共同開催」という形式は、相互補完的なエコシステムの構築を示唆している。UiSとしては、自施設の単独開催ではなく、関連企業との協業を通じて、より包括的なネットワーキング環境を提供しようとしている。
参加申込みと実施上の工夫
参加申込みはPeatix(イベント管理プラットフォーム)を通じて受け付けられており、締め切りは6月20日(金)。参加費は無料である。
特に注目される点は、「スーツではなくカジュアルな服装でお越しください」という指示だ。ビジネスセミナーやフォーマルなカンファレンスでは、参加者が「ビジネスパーソン」としての役割を強く意識する傾向がある。一方、カジュアルな服装の指示は、その心理的なハードルを下げ、「より気軽に、新たな関係構築ができる場」というメッセージを伝える。このような細部への配慮が、UiSというコミュニティの文化を表していると言える。
施設運営における参考点
UiSの1周年イベントから見える点は、複数ある。
第1に、会員制による継続的な関係構築だ。展示会や公開セミナーは参加者が単発で出入りする形式が多いが、UiSは「会員」という継続的な関係を構築している。1周年という節目に改めて会員交流を深化させる仕掛けを採用している。
第2に、物理的空間とコミュニティの一体化だ。UiSは富士通という大企業の施設でありながら、フォーマルではなくカジュアルな雰囲気を意図的に設計している。会場の選択(隣接スペース)、服装の指示、軽食やドリンクの提供といった細部から、「新たな価値創造」のための環境構築を行おうとしている。
第3に、異業種融合の場の価値だ。企業・スタートアップ・行政・大学が同じ場に集うことで、初めて生まれるイノベーションがある。UiSはそのプラットフォーム機能に徹し、2,500名を超えるコミュニティへと成長させた。
施設運営のイベント活用
UiSの1周年イベントは、オープンイノベーション施設における関係構築の形を示している。富士通という大企業が、単に「場」を提供するのではなく、「コミュニティ」を育成し、継続的な交流を促進する仕掛けを採用している点は、今後の施設運営やイベント企画における参考例といえる。
2,500名を超える会員が集う7月1日のイベントは、オープンイノベーション時代における施設の可能性を示す開催となりそうだ。
開催概要
- イベント名:UiS 1周年記念スペシャルイベント
- 開催日時:2026年7月1日(水)17:30~19:00
- 会場:F3rdX(エフサードクロス)
神奈川県川崎市幸区大宮町1-5 JR川崎タワー26階 - 参加費:無料
- 参加対象:UiS会員
- 主な内容:ネットワーキング、UiS発の共創事例紹介、注目スタートアップの展示
- 共催:1Finity
- 服装:カジュアルな服装でお越しください
参加申込み
- 申込みURL:https://peatix.com/event/5026188
- 申込み締切:2026年6月20日(金)
UiS(Uvance Innovation Studio)について
- 運営企業:富士通株式会社
- 開設日:2025年7月1日
- 所在地:JR川崎タワー内(神奈川県川崎市幸区大宮町1-5)
- コンセプト:「越境と共創」。企業・スタートアップ・行政・大学など、多様なプレイヤーが集う、無償で利用可能なオープンイノベーション拠点
- 会員数:2,500名超(2026年6月現在)
- 公式サイト:https://fj-uis.com/
問い合わせ先
- Uvance Innovation Studio運営事務局
メール:fj-uis-staff@dl.jp.fujitsu.com












