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映像・照明を”見る”から”体験”に変えるアイテム

cluster.

『cluster.』

バーチャル空間を会場にアバターでイベント参加

“引きこもりを加速する”をキーワードに展開する、ソーシャルVRアプリ『cluster.』。VR用のヘッドギアを装着して、ツイッターのアカウントでログインすると、仮想空間上のイベント会場にアバターとして入場できる。

ステージ上では巨大スクリーンに本物の会場と同様に動画やスライドを映し出し発表者がプレゼンをする。アバターとなった参加者は会場内を自由に歩き回ったり、チャットや“拍手”、“笑う”といったエモーションジェスチャーでコミュニケションできる。

画面キャプチャーや自撮りなどもでき、そのままツイッターに投稿できるようになっている。

PCやモバイルなどさまざまなデバイスに対応しており、VRもヘッドギアもあらゆるデバイスが使用可能だ。

4月4・5日にヒルトン東京お台場で開催された、ゲーム・インタラクティブ3Dコンテンツ制作のカンファレンス「Unite2016」の基調講演でも採用され。話題となっている。

4月19日にはSkyland Ventureなどから5,000万円の資金調達とクラスター株式会社への社名変更を発表するなど、今後の発展が加速しそうだ。

 

タッチパネルテーブル『レンタルタッチテーブル』

インタラクティブに映像やARを使って商談展示会でスマートに商談を

展示会場でiPadやタブレットでプレゼンテーションをする光景があちこちで見られる。「ここをちょっと詳しく見せて」「これはどう動くの?」。

タブレットを渡したり、取り戻したりを繰り返すのはカッコ悪いし、みんなで小さなタブレットを覗き込んでいる姿は、展示ブースのようすとしてはダイナミックさに欠ける。

『レンタルタッチテーブル』は大画面高精細フルHDディスプレイを埋め込んだ商談テーブルを展示会出展企業に向けて貸し出すサービス。

多くの人数でテーブルを囲んで、スマートなプレゼンを行ったり、商談席に設置して複数人で操作して、映像やARを利用した商談も可能。大画面なので展示会場でも目立つブース演出にもなる。

10点同時入力対応や完全防水でフルフラットな強化ガラス天板の採用など、性能面も充実しているのは、高品質で信頼性の高い製品をつくり続けている老舗のタッチパネル研究所がつくっているから。

Windows7以降に対応しており、手持ちのPCを接続できるので普段使用しているスライドや資料をそのまま使用できるのもユーザーにとってありがたい。42インチと32インチの2サイズをラインナップ。

Iphoneを大きくしただけのIpadが 新しい市場を作ったように、日本の商談シーンを変える存在になるか、期待される。

 

SkyMagic1『Sky Magic』

ドローンを使い光と音で空間をデザイン

LED装飾を施した小型無人航空機ドローンを音楽に合わせて自動制御することで、空間を表現の場としてデザインする。『Sky Magic」のサービスが4月20日にリリースされた。舞台照明や舞台効果を制御するための通信プロトコルDMX512規格を採用することで、ドローンの動きやLED照明、音響を一括制御できる。 発光した複数のドローンによるロゴや文字、動きでさまざまな新しい演出が可能になり、イベント会場、テーマパーク、企業のブランディングやプロモーションなどでの活用が期待されている。

SkyMagic2クリエイティブディレクターを務める高城剛氏は「もうじき情報ディスプレイがフレームから飛び出て、空を飛びますよ。バーチャル・リアリティから、いよいよリアルなバーチャルへ」と新しい取組みに意欲を見せている。

サービスを提供するマイクロアドは、You TubeにSky Magicの公式 チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UC7KD8pQBxw7wfF2NiAsH9-w)を設置して、津軽三味線のライブパフォーマンスとのコラボなどの動画を公開している。

 


エプソン_l1500u_w_01『EB—L1500U』

レーザー光源と3LCDを採用した業務用のハイエンド機

小型製品や汎用機を中心にプロジェクター国内No1のシェアをもつエプソンが、安定した光源で高い色再現力をもつレーザー光源と3LCDを採用した新製品を3月に発表。高性能、高い耐久性が求められるイベント会場での映像機器市場に参入する。

レーザー光源と赤、緑、青の光の三原色ごとに1枚のチップを使う3LCD形式の組合せは、現在多く普及しているランプ式と較べて、高輝度と高い再現性に加えて耐久性も高く、2万時間メンテナンスフリーを実現する。今年10月に発売予定の『EB—L1500』と『EB—L1505』は1万2000ルーメンの高輝度をもつ。そのほか、本体内蔵のカメラによる自動画質補正機能、画素を1/2画素分ずらして解像度を2倍にする4Kエンハンスメント機能、1mの距離で134インチの投射ができるゼロオフセット超短焦点などの新技術も搭載している。さらに年末には3LCD方式で世界最高輝度の25,000ルーメンとなる『EB-L25000U』も発売が予定されており、ハイエンド機種のラインナップが揃う。

 

Barco『RLM-W14』

高い色表現と高コントラスト低消費電力と優れた静音性

3チップDLPを採用し、WUXGA解像度(1,920 x 1,200)、1万4500ルーメンの高輝度と高い色表現、高コントラストを持つバルコ社の高画質プロジェクター『RLM-W14』。レントゲン画像などに最適なDICOMモードを搭載し鮮明なグレースケール表現もできる。高度なワーピングとブレンディングなどカンファレンス会場などでの固定設置用に設計されているが、安定したレンズ・マウント、高耐性シャーシ、オプションのレンタル・フレーム、コンバーターからプロジェクターに一本のCat5ケーブルで伝送できるHDBaseTの搭載などレンタル市場にも対応する機能を備えている。

110V〜240V の電圧で動作すること、ノイズと消費電力の低減、堅牢性の高さ、舞台演出で用いるスモークフィルター標準搭載なども耐久性が求められる現場でプロのオペレーターに選ばれる理由となっている。同社の他のプロジェクターと互換性のあるTLDレンズを採用していることで運用性も高めている。

 

 

樋口陽子

樋口陽子

樋口陽子  月刊イベントマーケティング 編集長 MICE 研究所「イベントは体験提供の場」として、イベント現場で体当たり取材を行っている