ViaLux Setouchiレポート(3)ー瀬戸内に集結した緑と青の戦い

メジャーメント始まる!

さてイベントが始まった。(イベントのルールやコツなどがわかっていない)初心者チームは補佐的な立ち位置でリーダーの指示に従い移動、相手のポータル破壊と自チームポータルの維持に努める。まずここが一つ目のメジャーメントのポータルの画面と現地の写真である。

第1回目のメジャーメントで指定されたオーナメントポータルのひとつ

第1回目のメジャーメントで指定されたオーナメントポータルのひとつ

残念ながらメジャーメント中の風景写真はほとんど用意できなかった。その様子を文字で表すと、、Ingressを知らない第三者の目から見るとはっきり言って異様な風景だったであろう。実際に近隣の方から「これ何かあるの?」と質問を受けていた。

しかし参加者からすると気にしていられない、むしろそういう目は気にならずにゲームに取り組むことが必要で死活問題!!攻撃側は武器アイテムや体力(XMとよばれる)が尽きるまで攻撃、防御側も同じく防御アイテムや体力が尽きるまで守り抜かなくてはならない。ポータルを守り抜けなかったとき、立場が反転して攻撃をしまくる!

この最中、性能の低いスマホはハングアップをする場合があるらしい。また、スマホのOSによって得手不得手の操作があるとのことだった。

人見知りの筆者は中々話しかけることができずに情報を中々聞き出せず悶々としつつも必死にスマホの画面をタップし続け、「異様な人」の一人として末席で頑張っていた。

筆者は結果的に3回分のメジャーメントに参加、4回目のメジャーメントは参加せずに前もってアフターパーティ会場へ急いだのだった。

メジャーメントで指定されたオーナメントポータル(左が第2回目、右が第3回目)

メジャーメントで指定されたオーナメントポータル(左が第2回目、右が第3回目)

 

白熱したアフターパーティ

アフターパーティはサンポート高松の受付会場で行われる。あたりはすでに暗くなり始める中、開場時間前から既に列ができていた。

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アフターパーティ会場

最終的には山のような人が終結、ナイアンテックの方が現地の緑、青の代表の人を織り交ぜ、熱くパーティを進行していた。

進行するナイアンティック 須賀健人氏

進行するナイアンティック 須賀健人氏

結果として海外は青(レジスタンス)陣営の勝ち、緑陣営(エンライテン陣営)の勝ちだった。詳しくはわからないが過去のイベントでも緑陣営の勝利に終わることが多いようだ。

次回は韓国をメイン会場にその他のサテライト会場国が発表されてイベントは終わった。正確には各陣営ともに(ナイアンテック非公式の)パーティがあったらしい。これは毎イベントで盛り上がるが当日参加はできないくらい盛況なものらしい。

筆者は情報収集がままならなかったこともありパーティの存在を知らず、そのまま松山への帰路としたのだった。

 

イベント参加を終えて

筆者は初めてIngressのイベントに参加した。もっというと、はじめてIngressをプレイしている人を見て接する機会があった。彼ら彼女らはIngressに熱狂し、愛していた。Ingressは「どこ(どの地域)でゲームをするか」が非常に大きな要素で高知など決して人口密集地でない、あるいはより地方へ行くほどプレイヤーが少なく、結果的にポータルが少ない。ということがあるそうだ。また、古くからのプレイヤーはポータルを作り、敵を見つけ、(敵を含めた)仲間を作りIngressを育ててきた。そしてそれがPokémon GOにつながり世界中で旋風を巻き起こした。

Pokémon GOに世間の目は向いているがこのIngress熱はまだまだおさまらず、各地で緑と青の戦いが繰り広げられている(ちなみにIngressをやりながらPokémon GOを並行してプレイしているプレイヤーも少なくない)。Pokémon GOに熱狂しているプレイヤーもそうでない方もIngressの世界に触れ、みなで緑の世界を、青の世界を築いてみるのも悪くないだろう。

なお、筆者はイベント参加後、気持ちを改めて松山の草刈り活動を行い、次回のイベント参加へ備えることにした。

(執筆:上鍵 忠志)

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