77.4%がリアル展示会に今後も出展を続ける 〜展示会営業マーケティングがビジネスマン100人に調査

77.4%のビジネスマンが、「今後も展示会出展を行いたい」と回答

77.4%がリアル展示会に今後も出展を続ける
〜展示会営業マーケティングがビジネスマン100人に調査

株式会社展示会営業マーケティング (代表:清永健一氏)は、展示会に出展したことのあるビジネスマン106名を対象に、「コロナ禍における展示会の実態及び今後の出展動向」に関する調査を実施。

同調査で明らかになったのは下記の通り。
・77.4%がコロナ以降も「リアル展示会を行いたい」と回答
・展示会出展に消極的な理由「新型コロナの影響で対面での施策を控えている」が55.8%
・展示会出展に消極的なビジネスマンの55.8%が「コロナの心配がなければ、展示会を行いたい」の声
・展示会出展希望者の46.2%が「コロナの影響で例年より展示会の成果が落ちる」と予測
・展示会出展経験者の7割以上が完全オンラインで行う展示会に「興味あり」
・展示会出展経験者の83.0%がオンラインとオフライン併用の展示会に「興味あり」

 

77.4%が「今後も展示会出展を行いたい」

77.4%のビジネスマンが、「今後も展示会出展を行いたい」と回答
「Q1.あなたは、今後も自社商品や自社サービスの営業・販促施策として、展示会出展を行いたいですか。」(n=106)と質問したところ、「これまでよりも行いたい」が18.0%、「これまでと変わらず行いたい」が
31.1%、「回数を減らすが継続して出展する」が28.3%という回答となった。
Q1.あなたは、今後も自社商品や自社サービスの営業・販促施策として、展示会出展を行いたいですか。
・これまでよりも行いたい:18.0%
・これまでと変わらず行いたい:31.1%
・回数を減らすが継続して出展する:28.3%
・行ないたくない:12.3%
・わからない/答えられない:9.4%
・その他:0.9%

出展に消極的な理由最多は
「新型コロナの影響で対面での施策を控えている」55.8%

Q1で「回数を減らすが継続して出展する」「行ないたくない」と回答した方に「Q2.その理由を教えてください。」(n=43)と質問したところ、「新型コロナの影響で対面での施策を控えている」が55.8%、「今のタイミングでの出展は成果が見込めない」が51.2%、「人員的に展示会に出展する余裕がない」が23.3%という回答となった。


Q2.その理由を教えてください。
・新型コロナの影響で対面での施策を控えている:55.8%
・今のタイミングでの出展は成果が見込めない:51.2%
・人員的に展示会に出展する余裕がない:23.3%
・資金的に展示会に出展する余裕がない:18.6%
・展示会が再開されているのを知らなかった:2.3%
・その他:2.3%
・わからない/答えられない:0%

コロナの心配がなければ、展示会を行いたい 55.8%

Q1で「回数を減らすが継続して出展する」「行ないたくない」と回答した方に「Q3.あなたは、新型コロナウイルス感染の心配がなく、これまでと同様に成果が見込めるのであれば、これまで通りの展示会の出展を行いたいと思いますか。」(n=43)と質問したところ、「はい」が55.8%という回答となった。


Q3.あなたは、新型コロナウイルス感染の心配がなく、これまでと同様に成果が見込めるのであれば、これまで通りの展示会の出展を行いたいと思いますか。
・はい:55.8%
・いいえ:18.6%
・わからない:25.6%

出展希望者の46.2%が、「コロナの影響で例年より展示会の成果が落ちる」と予測

Q1で「これまでよりも出展を行いたい」「これまでと変わらず出展を行いたい」と回答した方に「Q4.展示会に出展する場合、これまでの展示会と比較してどのような成果が予測されますか。」(n=52)と質問したところ、「これまでよりも成果は落ちると予測される」が46.2%という回答となった。


Q4.展示会に出展する場合、これまでの展示会と比較してどのような成果が予測されますか。
・これまでよりも成果は落ちると予測される:46.2%
・これまでと変わらない成果が予測される:44.2%
・これまで以上の成果が予測される:7.7%
・わからない:1.9%

コロナ禍の展示会、「オンラインの併用など新しい形が必要」の声が9割以上

Q4で「これまでよりも成果は落ちると予測される」と回答した方に「Q5.コロナ禍において、展示会でこれまでと同様かそれ以上の効果を上げるために、オンライン併用などの新しい形の展示会が必要だと思いますか。」(n=24)と質問したところ、「非常にそう思う」が58.3%、「そう思う」が37.5%という回答となりました。


Q5.コロナ禍において、展示会でこれまでと同様かそれ以上の効果を上げるために、オンライン併用などの新しい形の展示会が必要だと思いますか。
・非常にそう思う:58.3%
・そう思う:37.5%
・あまり思わない:4.2%
・全く思わない:0%

展示会出展経験者の7割以上が、完全オンラインで行う展示会に「興味あり」と回答


Q6.あなたは、非接触で実施することのできる、完全オンラインで行う展示会についてどう思いますか。(n=106)
・非常に興味がある:29.3%
・少し興味がある:44.3%
・あまり興味がない:21.7%
・全く興味がない:4.7%

展示会出展経験者の83.0%が、オンラインとオフライン併用の展示会に「興味あり」と回答


Q7.あなたは、オンラインでの簡単な交流の後に、より興味を示した人に対して対面での展示会へ案内するなど、オンラインとオフラインの両方を活用した展示会マーケティングについてどう思いますか。(n=106)
・非常に興味がある:32.1%
・少し興味がある:50.9%
・あまり興味がない:13.2%
・全く興味がない:3.8%

コロナ禍での展示会に不安の声

「Q8.コロナ禍の状況において、展示会に出展することを想定した場合の、課題や不安な点などがあれば自由に教えてください。」(n=88)と質問したところ、「実際に出展した結果来場人数が明らかに少なかった」や「費用対効果が読めないこと」など88の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・36歳:実際に出展した結果来場人数が明らかに少なかった。
・50歳:クラスターが発生しないか心配。
・27歳:費用対効果が読めないこと。
・24歳:直接見てもらえる良さをどう活かすか。
・46歳:経費や手間増大、来場者減、費用対効果低下。
・48歳:実際に製品に触れてもらう展示方法に抵抗感を持たれる。
・46歳:入場制限の実施と集客のバランスを取るのが難しそう。
・46歳:ソーシャルディスタンスを確保するために入場制限されたり、参加自体を自粛する動きが懸念される。
・46歳:訪問者数が期待通りの人数になるかがわからない。

今後の展示会出展、「オンラインでの展示会を検討」などオンラインに高い意向

「Q9.あなたの勤める会社での、今後の展示会出展への意向や計画、方針などがあれば教えてください。」(n=88)と質問したところ、「社会状況次第であり会社方針としては未定」や「オンラインでの展示会を検討」など88の回答を得ることができた。

<自由回答・一部抜粋>
・36歳:コロナが落ち着くまでは、出展しない方針。ただし商品をPRする場は欲しいため、オンラインでなんと
かできないものかと頭を悩ませている。
・45歳:社会状況次第であり会社方針としては未定。
・50歳:最小ブースなどでコストを抑えて。
・46歳:Webを活用したセミナーを自社で開催することを検討。
・32歳:オンラインでの展示会を検討。
・47歳:非接触を逆手にとり昨年以上の効果をあげたい。
・39歳:回数を減らし、コロナ対策を実施して出展する。
・42歳:オンラインを模索。
・36歳:ウェブにてセミナーを開催予定。
・40歳:集客出来そうなイベントがあれば出展していくと思われる。
・35歳:対面形式が可能になればまた増えていくと考えられる。オンラインと対面を融合させたハイブリッド形
式も増えていくのではないか。

<展示会営業マーケティング社のまとめ>
本調査では、展示会に出展したことのあるc、コロナ禍における展示会に対する方針とオンライン展示会への関心などを調査しました。
調査では、「回数を減らすが継続出展する」を含めると、77.4%のビジネスマンが「今後も展示会出展を行いたい」と考えていることがわかり、営業施策としての展示会への期待が依然として高い水準にある一方で、「新型コロナの影響で対面での施策を控えている」、「今のタイミングでの出展は成果が見込めない」など、コロナ禍での展示会に対し消極的な回答も得ることができました。
そんな中、オンラインを併用した展示会については出展経験者の83.0%が興味・感心を持っているという結果になりました。完全オンライン型なのか併用型なのかなど、運用方法については模索中ではあるものの、多くのビジネスマンがオンライン展示会について高い感心を示しているという実態が明らかになりました。
現在の動向として、「オンラインでの展示会を検討」したり、「最小ブースでコストを抑えてリアル展示会の出展を検討」するなど、展示会に対してさまざまな対応が取られています。今後は、三密回避・ソーシャルディスタンス確保を考慮し、リアル展示会の良さを活かしつつ、デジタル・ITツールを活用したオンライン上での展示会という新たなニューノーマルが生まれるかもしれません。

 

調査概要

調査概要:コロナ禍における展示会の動向調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年10月6日〜同年10月7日
有効回答:展示会に出展したことのあるビジネスマン106名

関連記事
展示会営業マーケティング清永健一氏のインタビュー
[contentcards url=”https://www.event-marketing.co.jp/contents/13249/”]

関連記事

PR

イベントの未来をつくる105人

イベントの未来をつくる105人 森ビル 虎ノ門ヒルズフォーラム   時代とともに進化していくイベント。 そのイベントの未来の形を考えながら、これから活躍する人々や技術を発掘し、イベントのつくり方などをサポート。5年後10年後の未来を探るコミュニティです。

2023年イベント一覧

2023年の展示会一覧・イベントスケジュール

次号空間デザイン 特集

97号特集: -空間デザイン
BtoBの集客に効く戦略設計・ツール選択 (2023年7月31日発行)

--マーケターに聞く集客の目標設定と戦略
-空間デザインでの集客 <トータルプロデュースできる空間デザイン会社>
-集客ツール紹介

イベントマーケティング バックナンバー

103号
2024年1月31日発行

2024年動向を聴く 月刊イベントマーケティング103号表紙・2024年動向を聴く

102号|2023年12月  
体験価値をあげるイマーシブな演出とビジネスイベントの映像活用

97号|2023年7月  
空間デザイン戦略

-- プロに聞く集客できるメソッド -
96号|2023年6月  
イベントテクノロジー

-AI・XR・プラットフォーム活用で どう変わる!?
95号|2023年5月  
LIVeNT2023の歩き方

ライブ・エンターテイメントEXPO、イベント総合EXPO、eスポーツビジネスEXPO
94号|2023年4月
映像 / 照明で体感する新たな世界観

プロに聞く、イベント演出の裏側と未来
93号|2023年3月
新しいイベント会場の選び方

エリア連携と多空間利用 リアル開催成功の方程式
93号|2023年3月
新しいイベント会場の選び方

エリア連携と多空間利用 リアル開催成功の方程式
92号|2023年2月
空間デザイン・ディスプレイ 2023

今年はこうなる!?
91号|2023年1月
BACKSTAGE2022

90号|2022年12月
イベントの集客

Like Us On Facebook

Facebook Pagelike Widget

イベマケYoutubeチャンネル

イベントマーケティングYoutubeチャンネル

2023年 編集計画(特集)

月刊イベントマーケティング 2023年 編集計画(特集)

5月31日95号 LIVeNT(イベント総合展)
6月30日96号 イベントテクノロジー
7月31日97号 集客・ブランディングの
    戦略・ツール・空間デザイン
8月24日98号 BACKSTAGE
    イベント企業合同説明会

カテゴリー

ページ上部へ戻る