Home » Column » 東京富士大学 » イベントの正体を探る #3  [ イベントの制作]イベントの制作を進めるロケット ? 東京富士大学 岡星竜美 教授

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イベントの正体を探る #3  [ イベントの制作]イベントの制作を進めるロケット ? 東京富士大学 岡星竜美 教授

日本初! イベントの学科でイベント学を教えている岡星です。医学が人体のつくりを知るように、イベント学を教えるということは、研究対象である”イベントの正体”を知らなくてはいけません。そこで私は、イベントの正体を6つのフェーズにまとめてみました。

今回もテンプレート「岡星式:イベントDO具(どうぐ)」をHPからダウンロードできます。シリーズが終わると、イベントの正体の6つのフェーズが揃いますのでお楽しみに!

さて、第3回目はフェーズ③[イベントの制作]についてです。イベントの企画を行う段階から、企画にGOが出て計画を立てる段階へ、準備を進める段階、そしていよいよ本番を実行する段階、終わって報告書を提出する段階までの、一連の制作の流れをまとめてみましょう。

参考になる考え方に、世界的に知られているプロジェクトマネジメントがあります。1960年代、NASA(アメリカ航空宇宙局)が

月に人類を送るアポロ計画の時に編み出したとされる業務の制作管理手法です。プロジェクトとは=「相互に関連するタスクから構成され、多くの組織が参画して実施される3年以下程度の期間の活動」と定義されていますので、イベントも一つのプロジェクトとして捉えられます。

現在、プロジェクトマネジメント協会が策定した知識体系“Project Management Body of Knowledge”(PMBOK=ピンボック)が事実上の標準として世界中で広く受け入れられています。PMBOKではプロジェクトの推進には、立ち上げから終結まで5つのプロセスがあるとしています。ただし、イベント制作の実際にそのまま適用するには少し違和感があるため、PMBOKの思考法に対応し、イベントならではの特徴を加味したイベント制作5つのステップを設定してみました。

イベント制作5つのステップ

もちろん、全てがぴったりと対応する訳ではありませんが、世界標準のプロジェクトの進め方と日本発想のイベントの進め方とをクロスさせ、型を作成してみました。それが、イベント制作の5つのステップです。

 

■イベント制作のマネジメント(5つのステップ)

イベント制作のマネジメント_5つのステップ

時間経過で見たイベントづくりは、初めに「企画」→最後に「終了」まで、仕事内容に5つの段階があります。それぞれの段階で、特有の解決していかなければならない課題がありますが、本番という究極のデッドラインがあるため、ステップを次へ次へと進めてゆくしかありません。

[イベントの制作]を推進する強力な5段ロケットとして、理解していただければと思います。

イベント制作のマネジメント(5つのステップ)のパワーポイントは下のULRからダウンロードできます。

http://www.event-marketing.co.jp/wp-content/uploads/2015/12/039d6f8fd8488b08db3af05c6721a4cb.pptx

 

*シリーズが終わると、イベントの正体の6つのフェーズが揃う!

「イベントの正体を探る」バックナンバーはこちら>>

イベントの正体を探る #1  [ イベントの概要]イベントは骨太なゾウ ? 
イベントの正体を探る #2  [ イベントの本体]イベントをつくるピラミッド ?

 

岡星竜美

岡星竜美

岡星竜美 東京富士大学 経営学部イベントプロデュース学科教授 JEPCイベント総合研究所所長 元・電通テック~イベントプロデュース会社シリウスを立ち上げ独立、関わったイベントの中でも、「2002FIFAワールドカップ・バブリックビューイング」(国立競技場)は、カンヌ国際広告祭メディア部門受賞。現在、日本初のイベント学教授として、イベント学研究、人材育成に取り組んでいる。