Home » イベミラ » イベミラReport » 編集長に叱られる#02ー山名さん、SOCIMOってなんですか?ー

編集長に叱られる#02ー山名さん、SOCIMOってなんですか?ー

「編集長に叱られる#02」(2/15、虎ノ門ヒルズフォーラム)では、ソーシャルコンテンツプロデューサーで広報企画会社スコップ代表の山名清隆さんをゲストに、月刊イベントマーケティングの編集長で、イベントの未来をつくる105人ボードメンバーの樋口陽子がSOCIMO(ソーシャルモチベーション)のこと、公共的プロジェクト継続の仕組みづくりなどをお聞きしました。さいきんのイベント参加者の傾向として、企業の組織人としてだけではなく、個人としてイベントに関わることがふえてきたように思います。変化する参加マインドに合わせたイベントづくりにもSOCIMOのエッセンスはヒントになるのではないでしょうか。

やりたくてやりたいことをしよう

山名さんのプロジェクトは、「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」や「東京カンパイ自動車」など、ついひとに教えたくなるものばかり。

プロジェクトはすべて社会実験のようなものと話す山名さん。「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」の場合は、文字通り、嬬恋村のキャベツ畑の真ん中で妻に向かって愛を叫ぶシンプルなイベント。愛妻家という未確認生物がいるかどうかの社会的実験だったと話します。当初、予算ゼロでしたが、リリースを出すとテレビ局や新聞社が取材に来て、広まり、盛り上がりを受けて、地元役場では雄叫び台を設置、愛妻の丘として観光名所にしたり、「愛妻家に注意」という洒落た標識にしたりと、実験は地元にしっかりと根づいていきました。「東京カンパイ自動車」も道路の開通式をパーティ化したものですが、主催者側から「もう開通式という時代じゃないんじゃないか」という声に「じゃあ、やりたいことをしましょう」と提案したものだそうです。

 

個人のなかのハートの形を変える

これまでは社会システムがあって、行政が動いて、ビジネスが動いて、社会が変わるという流れだったのを、「個人の中にあるハートの形が変わって世の中変わるんだ」ということを、体験した山名さん。ソーシャルイノベーションやソーシャルデザインといった言葉がいまのように溢れていない時代から「社会と個人がダイレクトにつながるとき人はこれまでにない大きな力を発揮する」と気づき、意図して取り組んできました。

大事なのは、多少恥をかいても、自分でまず言ってみたり、やってみたりすること。そうすることで、それをみたひとは「自分以外にも居たんだ!」と安心するそう。最初はみんな孤独。でも、一歩踏み出すと仲間がみつかると動き出すのが山名さんのいうソシモマネジメントです。

 

「編集長に叱られる」では、「ソシモマネジメントのための6つの能力」「ソーシャルスペーススパイラル理論」「ムーブメントステップ(渦巻き作り)」「ムーブメントマネジメント(うねり作り)」などが図解入りで披露されました。

「編集長に叱られる #02ー山名さん、SOCIMOってなんですか?ー」
[日程] 2月15日(金)
[会場] 虎ノ門ヒルズフォーラム5F
[主催]イベントの未来をつくる105人
[共催]月刊イベントマーケティング

 

 

樋口陽子

樋口陽子

樋口陽子  月刊イベントマーケティング 編集長 MICE 研究所「イベントは体験提供の場」として、イベント現場で体当たり取材を行っている