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混信に強く、多チャンネル運用にも対応 ~デジタルワイヤレスシステム

会議室・貸ホールの検索サイト「会議室.com」を運営するアスノシステムは9月10日、同社のグループ会社MCEAホールディングス(東京・港区)会議室において「第3回会議室.comセミナー」を開催した(協賛:ヒビノインターサウンド)。

テーマは、会議やセミナーにおけるより快適な音響システムの構築。マイクシステムのリーディングカンパニーであるシュアの日本法人、シュア・ジャパン フィールドアプリケーションエンジニア 井上直行氏が、最新のデジタルワイヤレスシステムについて分かりやすく説明した。当日は、会議室を運営する企業の担当者など25人ほどが参加した。

井上氏はまず、ワイヤレスシステムの導入メリットについて3点にしぼって説明した。1点目は多チャンネル運用が可能なこと。アナログシステムは最大6チャンネルなのに対し、デジタルシステムは最大30チャンネルを運用できる。ふたつ目は混信や干渉に強いこと。井上氏は「混信に対する強さはデジタルワイヤレスシステムのもっとも大きな特徴のひとつです。違うフロアや隣接するビルで別のデジタルシステムを使っていても、混信が起こることは通常ありません」と話す。

そして3つ目として挙げられるのが、優れたランニングコストだ。1週間に4回、3年間運用したと仮定した場合、アナログシステムはマイク1本につき概算で約9万9000円の電池代がかかるが、デジタルシステムは充電式のリチウムイオン電池が使えるので電池代は不要だ。
「1回の充電で12時間の利用が可能です。また、電池残量はマイク本体に時分単位で表示されますからとても便利です」(井上氏)

続いて、アナログマイクとデジタルマイクの音質の違いを、簡単なデモを行いながら紹介した。井上氏が同じ内容の言葉を、最初にアナログマイクで次にデジタルマイクで話したところ、デジタルマイクは非常にクリアな音質であることが分かった。

また、妨害波を発生させ、故意に電波干渉を起こさせる実験を行った。アナログシステムは話している途中で音声が途切れたり、「パツパツ」という雑音が入るが、デジタルシステムではそうした不都合は起きず、クリーンな音声のままだった。

ヒビノ今回のセミナーでは、シュア社の2種類のデジタルワイヤレスシステムを紹介。ひとつは「ULX-D」で大規模な会議やプレゼンテーションに最適なシステムだ。もうひとつは「QLX-D」で、こちらは中規模や会議や研修に最適なコンパクトタイプのシステムだ。

井上氏は「当社のデジタルワイヤレスシステムは盗聴にも強いのが特徴。秘話性能は米国トップクラスです。また、システムの施工も、とてもシンプルに行うことができます」と付け加えた。

参加者は自社でのデジタルワイヤレスシステムの活用を想定しながら、真剣に耳を傾けていた。

田中力 MICE研究所

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田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベントの集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という「集客3D理論」を展開。