9月17日、東京メトロ霞ケ関駅・都営三田線内幸町駅に直結の新しい会議室「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」がオープンする。運営は、都内で複数の会場運営を手がけるインフィールド。
早川洋平さん(インフィールド)
オープン直前の内覧会には、2日間で600名以上が訪れた。「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」を担当する早川洋平さん(インフィールド)は、会場の特長について「社外向けイベントも受け入れられる什器と空間デザインであることと、実用性を加味した6室のレイアウト構成」と説明する。
6室のうち、最大290㎡・スクール形式200名着席可能のスペースがあるほか、187㎡・スクール形式120名のスペースや135㎡・椅子のみ80名のスペースがあり、虎ノ門・霞が関エリア内では比較的サイズの大きい会場となる。全室貸切り利用ではメイン会場と分科会で4本のセミナーを同時に開催することができる。
「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」公式ページより(価格は税別)
最大規模の「8F」は290㎡。スクール形式で204名着席可能
「8F」は2方向が窓になっている
「8C」は135㎡。椅子のみ80席となっている
「8E」は112㎡。内覧会では国際会議を想定したレイアウトで同時通訳ブースを設置していた
「8B」。22㎡・10名のスペース
官公庁や関連機関からの問合せもあり、社外向けイベントではシンポジウムや国際会議、コンサルティング・セミナーなどの利用ケースでの相談も多いという。また、虎ノ門再開発関連でのビジネスセミナー、役員研修の問合せもふえている、と早川さんは話す。10月にかけては、新卒採用の会社説明会やインターンシップ、座談会や面接など、全国からのアクセスの良さもあり、採用関連のイベントの相談がふえそうだ。
「デザインにこだわっているのでそこに目がいきがちですが、使いやすく実用性のある会場です。対応力により磨きをかけ、お問合せから催事の終了までワンストップで応対いたします」(早川さん)。
東京メトロ「霞ケ関」駅・都営三田線「内幸町」駅に直結で、JR新橋駅を含む4駅12路線が利用可能となっている。
「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」
東京都千代田区内幸町2丁目2-3 日比谷国際ビル8階 日比谷国際ビルコンファレンススクエア
壁画は東京を中心にアメリカ、フランス、タイ、マレーシアで活躍するアーティストのLYさんの制作。近隣のストリートを模して描かれている
ラウンジ
樋口陽子 月刊イベントマーケティング 編集長 MICE 研究所「イベントは体験提供の場」として、イベント現場で体当たり取材を行っている