Home » News » 訪日客ニーズは多様化 〜オリコム・楽天リサーチが実態調査 

訪日客ニーズは多様化 〜オリコム・楽天リサーチが実態調査 

株式会社オリコムは、 楽天リサーチ株式会社と共同で、台湾、香 港、シンガポールからの訪日者に関するインターネット調査およびインタビューを実施した。

今回の調査は、訪日者が旅行中に買い物以外でど のような行動を取っているのかについての実態把握を目的に行ったもの。その結果の一部が4月15日公開された。

1 訪日者の「日本で行ったこと」は、3エリアともにショッピングが1位。 ショッピング以外では、「ラーメンを食べる」や「街歩き」など日本人が日常や余暇で行うも のが挙がった。

訪日者に「訪日時に日本で行ったこと」を聴取したところ、3エリアともに「ショッピング」が 1 位で8割を超えている。ショッピング以外の行動では、台湾、香港で「麺類(ラーメン、うどん) を食べる」、シンガポールで「繁華街の街歩き」など、日本人の日常や余暇での行動が上位にあが った。

スクリーンショット 2016-04-18 11.01.31

2 訪日者のショッピング以外の目的は、「温泉」や「ラーメン」が多い。 さらに、「花見」や「街歩き」など日本人の日常や余暇での行動を求めて日本を訪れている。

訪日者に「ショッピング」以外の訪日目的を聴取したところ、3エリアともに「温泉入浴」が 1 位で 6 割を超えている。2 位には、台湾、香港で「麺類(ラーメン、うどん)を食べる」、シンガ ポールで「寿司・てんぷらを食べる」が入るなど食に対する興味も高い。

また、「自然観賞」や「繁華街の街歩き」など、日本人の日常や余暇での行動を求めて来ている ことがわかる。

スクリーンショット 2016-04-18 11.03.38

3 訪日者の予定外の行動では、「温泉」や「ディズニーランド」が多い。 「日本の文化体験」や「電車に乗る」など日本人の日常や余暇での行動をしている。

訪日者に「予定していなかったが日本で行ったこと」を自由記述式にて聴取したところ、「温泉」 や「ディズニーランド」が上位となった。また、「和菓子作り体験」や「祭りへの参加」などの「日 本文化体験」、「新幹線や電車に乗る」が挙がり、予定にないことでも日本の日常を体験していた。

スクリーンショット 2016-04-18 11.07.19

4 訪日前に日本の情報を収集するメディアは、WEBを中心にTVやガイドブックなど幅広い。 また、「家族・友人などからのクチコミ」も大きな情報源となっている。

訪日者に「訪日前の日本に関する情報源」を聴取したところ、台湾・香港では「旅行会社のHP」、 シンガポールでは「口コミサイト」が 1 位となった。そのほか、「TV番組」や「日本政府観光局 HP」なども上位に入った。また、5割前後が「Facebook」や「家族・友人・知人」などからも情 報を収集している。

スクリーンショット 2016-04-18 11.10.04

5 日本に関する情報源に求めるものは、「食」の情報の充実。 「交通・アクセス情報」や「わかりやすい地図」も求められている。

訪日者に「日本に関する情報源に求めるもの」を聴取したところ、「食」や「おすすめスポット」 の情報の充実が上位となった。「交通・アクセス情報」や「わかりやすい地図」の整備も求められ ている。団体旅行が多い台湾では「ツアー情報」、口コミサイトが情報源のトップであるシンガポ ールでは、「他の旅行者の口コミ」などエリアによって求めているものが異なっている。

スクリーンショット 2016-04-18 11.10.58

6 日本は、他のアジアとは違う「文化」や「食」の国。

インターネット調査の結果を受けて実施したグループインタビューでは、訪日者の日本の印象を 聞いた。3エリアとも、「食」に関する発言が多く挙がった。ラーメンや焼き鳥、いちご狩りなど のフルーツ狩りなどに興味があるが、多言語対応していない点に不便を感じているようである。 また、「食」以外でも、日本のアニメ文化、温泉、四季の移り変わりなど、他のアジアとは異なる という印象を持たれている。

その日本独自の文化が外国人には魅力的で、訪日目的=日本の日常体験につながっている。

スクリーンショット 2016-04-18 11.21.19

 

【調査概要】 <インターネット調査>

調査エリア   :台湾、香港、シンガポール
調査対象者    :10 代から 60 代で直近 6 ヵ月以内に日本へ旅行した人
回収サンプル数 :300サンプル
調査期間       :2016 年 2 月 15 日から 2 月 22 日
調査実施機関  :楽天リサーチ株式会社


<インタビュー>

調査対象者   :楽天株式会社に在籍する、台湾、香港、シンガポール出身社員
インタビュー数  :21名
調査手法    :FGI(3 回)、インタビューおよび e-mail での質疑応答(随時)を併用
調査期間          :2016 年 2 月 23 日から 3 月 11 日
調査実施機関  :楽天リサーチ株式会社

調査結果報告書の抜粋版は下記 URL から入手できる。
http://www.oricom.co.jp/topics/pdf/rakuten_research_20160415.pdf

出典・出所「訪日外国人の訪日時行動実態調査(台 湾、香港、シンガポール) オリコム・楽天リサーチ」

田中力 MICE研究所

田中力 MICE研究所

田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベントの集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という「集客3D理論」を展開。