次年度は事務局移管、IME分離開催などに向け議論も  〜日本コングレス・コンベンション・ビューロー

5月30日、京王プラザホテルで、一般社団法人日本コングレス・コンベンション・ビューローの通常総会が開催された。

今回は理事・監事の改選期ではなく、交替は所属元団体での異動によるもののみとなったが、新たに人材育成委員会が設置され、前橋観光コンベンション協会の関根兼久氏が委員長に就任した。

今年はパシフィコ横浜で開催する第26回国際ミーティング・エキスポ(IME2016)開催概要など、さまざまなイベントについても承認された。

第8号議案 今後のJCCB事務局の方向性に関する報告では、現在JNTOに委託しているJCCBの事務局業務を、JNTOの移転を機に独立するかメディア社などに委託するかなどの方針が検討されたが、現在はJNTOに再度 委託する方向性で調整するとなった。

インバウンドを推進するJNTOをとの親和性を高めることも考慮し、国内学会から国際会議により重点をおくような変化も今後議論されそうだ。

まだ第9号議案 2017年以降のIMEの方向性については、IMEの冠の下で拡大開催し、多くのMICE案件の誘致に繋がる商談会とする。とし、1)海外の国際会議主愛車を対象にMeet Japan事業の拡大実施(JNTO・VJ事業)、2)国内の国際会議主催者及び国内会議主催者を対象に、商談会を実施(JNTO・JCCB共催)、3)インセンティブ旅行を対象にVJMICEマートでの対応強化(JNTO・VJ事業)をあげた。

具体的な展開方法として、1)ブース出展形式の展示・見本市から、テーブルトップの商談会形式に変更、2)海外の主催者と国内の主催者とを分離して開催、3)IMEウィークとして、連続して関連セミナーなどを開催、などを検討しているという。

今後企画委員会やワーキング等で実勢内容・運営方法の具体案に関し、継続協議するという。

 

 

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