愛知県のロボット産業は、産業用ロボットを中心に製造品出荷額等で全国1位の規模を誇っており、自動車、航空宇宙に次ぐ産業の第3の柱として発展させていくことを目指している。「ロボット新戦略(平成27年1月)」が策定され、2020年にロボットの国際大会を開催することが掲げられている中、経済産業省は、その国際大会となる「ワールドロボットサミット」の開催地の募集を開始。愛知県は、当地域での開催を目指して応募することとし、本大会を契機とし、当地域の企業・大学におけるロボット技術の更なる向上、国内外の企業・大学との交流、さらには様々な場で活躍するロボットの利用促進などを進めていく。
1 ワールドロボットサミットの概要
(1)趣旨 様々なロボットを対象とした競技会やデモンストレーション等を行う国際大会。 この大会を通じ、以下の機会を創出する。 ア ロボットの研究開発、及び社会実装を加速させる イ 世界が注目する高度なロボット技術を内外から集結させ、限界に挑戦する ウ 実際に現場での課題を解決することで人々の理解を深め、ロボットの活用に関する積極的な議論を誘発し、具体的な利活用方法が生み出される
(2)主催 経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
(3)開催時期 2020年(開催日は未定)
2 ワールドロボットサミット開催地募集要項
(1)募集対象 地方公共団体
(2)募集期間 平成28年10月4日(火曜日)から平成28年10月31日(月曜日)まで
(3)主な要件 ア 開催地域 ・6万平方メートル~7万平方メートル程度の広さが十分に確保できること。 ・大会のみで想定する観客数延べ5万人程度を安全に収容できること。 ・設営・開催・撤去を含め10日間程度の日数を確保することができること。 ・ロボカップアジアパシフィック大会との同時開催に対応可能なこと(招致、申請活動等を行えること)。 イ 周辺要件 ・会場運営に協力可能な施設(大学や研究機関等)が近隣に存在し、開催期間中、ボランティア等の協力者を動員できること。 ・観客の来訪に際して、空港等の公共交通機関からのアクセス性に優れること。 ウ その他 ・本大会の活性化に資する独自企画の提案があること。
(4)結果公表 平成28年内を予定
(5)問合せ先・公募情報 経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室 E-mail:robot@meti.go.jp http://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/k161004001.html 記者発表資料 [PDFファイル/141KB]
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