エボルトがニッチ向けオンライン展示会サービス開始

エボルトがニッチ向けオンライン展示会サービス開始

オンライン展示会企画・運営をてがける株式会社エボルトは3月10日、ピンポイントなテーマに絞り込んだ小規模展示会を24時間365日オンライン上で開催する「マイクロ展示会」サービスを開始した。

オフライン展示会では開催できないようなニッチなテーマにセグメントすることで、来場者は自分たちの得たい情報を容易に取得でき、出展者は自社の領域に関心の高い来場者と出会える。

同社が昨年11月に開催した3日間のイベント型オンライン展示会evort 3daysでは「明確に目的がなくてもそのテーマに興味関心にあるユーザー」を数多く集めることを目的に「スマートファクトリー展」「環境・エネルギー展」といった「広いテーマ」で開催した。

次の目標を「自ら検索するような購買意欲の高いユーザー」が新しいソリューションの導入検討を効率的かつ効果的に行えるようなオンライン展示会とし、「検索」などから情報収集する具体的な検討プロセスにおいて価値のある展示会を目指す。

エボルトには企業のウェブサイトやランディングページでは伝えきれない製品・技術に関するオリジナルコンテンツがあり、ピンポイントな「検索キーワード」単位で分類し、発信していくことで製品・技術の比較検討や導入意思決定に寄与するため、「マイクロ展示会」をリリースした。

【マイクロ展示会】 出展のメリット

①ピンポイントでターゲットにアプローチ

絞り込まれたテーマ設定のため、その領域に関心あるユーザーを検索やターゲティング広告から集客できる。リード(見込み顧客情報)の獲得と合わせて、アクセス解析レポートにより自社に関心の高い来場者の解像度を高められる。

②1つの制作で今後開催される複数展示会に即時出展

通常の展示会・オンライン展示会では展示会ごとに新たにコンテンツを作り、出展する。エボルトの展示会では、一度コンテンツ作成することで、そのコンテンツを異なる複数のマイクロ展示会へ出展可能。コストを最小限に抑え、発信の機会を増やすことで費用対効果を高められる。

③24時間365日開催で一番ホットな「タイミング」でリーチ

BtoB商談において「タイミング」が極めて重要であり、予算の申請時期、トラブルで急遽導入が必要になったタイミング、新しいプロジェクトの立ち上げの瞬間、など具体的にさまざまな瞬間で検討がスタートする。「興味関心フェーズでの情報収集」と「具体的検討フィーズでの情報収集」の間には時間軸で大きな差があることがよくある。いつどこで誰が検討するかわからないからこそ、24時間365日発信し続け、最もホットなタイミングでリーチができることはオンライン展示会の魅力となる。マイクロ展示会はオンラインの常時発信という強みを生かした「常設型オンライン展示会」として設計された。

■出展に関する問合せ先
「マイクロ展示会」に関する料金や詳細等
URL:https://evort.jp/contact

オフライン展示会との比較

オフライン展示会のデメリットとなる部分を補い、オンラインならではのメリットを追求したしたオンライン展示会が「マイクロ展示会」。ニッチ・小規模なオンライン展示会と、大テーマを掲げ多数企業で開催するオフライン展示会を併用することで、営業に相乗効果を生む新しい展示会のあり方を提供する。

「マイクロ展示会」と、同社が先日リリースした「オウンド展示会」という、evortのオンライン展示会は、展示会の「代替」ではなく、「補完」の目的で運用している。

【マイクロ展示会】開催中・開催予定のマイクロ展示会例

1 : 医療教育・1:トレーニング展

より臨床に近く有意義で、スピーディーかつ場所を選ばず、医師のQOLも向上するトレーニングツールを紹介。

2 : 院内感染対策EXPO展

「院内の感染対策」に関わるソリューションをご紹介。病院経営を守ることで、患者や医療従事者はもちろん地域を守ることができる。

3 : WEB AR展

アプリ不要・簡単・すぐにWebブラウザでAR体験を実現できる「WEB AR」作成ツールをご紹介。企業・店舗プロモーションの幅を広げる。

4 : AI外観検査EXPO

目視に頼らない、最新のAI画像認識技術を駆使した外観検査ソリューションをご紹介。人的コストの削減・検査品質の均等化に貢献する。

5 : 概日リズム(サーカディアンリズム)展

時間薬理・時間栄養学など、様々な健康分野への応用が期待されている、概日リズムに関する最新の研究開発サービスを展示している。

■株式会社エボルトについて

「あたらしい技術を世に広めることで、社会の進化を促す」をミッションとして掲げ、オンライン展示会「新しい技術の見本市 evort(エボルト)」を運営している。出会うべき人と人、技術と技術を結びつけ、ビジネスに進化を生み出すために「見本市」そのものを進化させていく。
※写真:エボルト創業メンバー3人 今では外部パートナー含め50名以上が活動中。

創 業 : 2019年10月
代 表 者 : 代表取締役 検見崎 裕
本 社 : 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-12-14 渋谷宮田ビル
U R L : https://evort.co.jp/
事業内容: オンライン展示会の企画・開発・運営

 

関連記事

PR

イベントの未来をつくる105人

イベントの未来をつくる105人 森ビル 虎ノ門ヒルズフォーラム   時代とともに進化していくイベント。 そのイベントの未来の形を考えながら、これから活躍する人々や技術を発掘し、イベントのつくり方などをサポート。5年後10年後の未来を探るコミュニティです。

2023年イベント一覧

2023年の展示会一覧・イベントスケジュール

次号空間デザイン 特集

97号特集: -空間デザイン
BtoBの集客に効く戦略設計・ツール選択 (2023年7月31日発行)

--マーケターに聞く集客の目標設定と戦略
-空間デザインでの集客 <トータルプロデュースできる空間デザイン会社>
-集客ツール紹介

イベントマーケティング バックナンバー

103号
2024年1月31日発行

2024年動向を聴く 月刊イベントマーケティング103号表紙・2024年動向を聴く

102号|2023年12月  
体験価値をあげるイマーシブな演出とビジネスイベントの映像活用

97号|2023年7月  
空間デザイン戦略

-- プロに聞く集客できるメソッド -
96号|2023年6月  
イベントテクノロジー

-AI・XR・プラットフォーム活用で どう変わる!?
95号|2023年5月  
LIVeNT2023の歩き方

ライブ・エンターテイメントEXPO、イベント総合EXPO、eスポーツビジネスEXPO
94号|2023年4月
映像 / 照明で体感する新たな世界観

プロに聞く、イベント演出の裏側と未来
93号|2023年3月
新しいイベント会場の選び方

エリア連携と多空間利用 リアル開催成功の方程式
93号|2023年3月
新しいイベント会場の選び方

エリア連携と多空間利用 リアル開催成功の方程式
92号|2023年2月
空間デザイン・ディスプレイ 2023

今年はこうなる!?
91号|2023年1月
BACKSTAGE2022

90号|2022年12月
イベントの集客

Like Us On Facebook

Facebook Pagelike Widget

イベマケYoutubeチャンネル

イベントマーケティングYoutubeチャンネル

2023年 編集計画(特集)

月刊イベントマーケティング 2023年 編集計画(特集)

5月31日95号 LIVeNT(イベント総合展)
6月30日96号 イベントテクノロジー
7月31日97号 集客・ブランディングの
    戦略・ツール・空間デザイン
8月24日98号 BACKSTAGE
    イベント企業合同説明会

カテゴリー

ページ上部へ戻る