コロナ禍での展示会の再開については「密を避けるなど、この状態が劇的に変わるとは思っていないですし、コロナ禍での展示会がどうなるのか経験をしておきたかった。どんな業種でもリスクを恐れて中止を選択するところも多いとは思います。クラスターや風評被害も含めたリスクがあるなかで開催の決断は非常に素晴らしい。リアルなコミュニケーションはやっぱりうれしいですね」とFace to Faceの場がリアルの価値だと語った。
コロナ禍で、出展者・来場者も双方に制限がある一方で、Face to Faceの商談を求める声も多い。松尾事務局長は「Face to Faceの信頼性は変わらぬ価値」と話す。宝飾は同じものが一つとしてない世界。輝きやカットなど唯一無二のものは直接確かめる必要がある。高価格帯になればなるほどリアルが求められる。それは、オンラインの課題の一つでもあり、宝飾業界に限らず言えることだとも話す。
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