第1部「ブルーテーブル※1 in 関西『ふくしまプライド。体感リポート』」では、東北をはじめとした復興ボランティアを続けている、NPO法人Youth for 3.11※2の武井裕典さん、佐藤瑛子さん、過去のボランティア参加者である龍谷大学の野上萌さんが事前に参加した「スタディツアー」の様子を、東京大学大学院教授のロバート・キャンベルさんも加わり、リポートを行った。そこでは、福島県産農林水産物は放射性物質検査が厳しく行われ、中でも米は全量全袋検査に取り組んでいること、農産物の新しい価値を生み出すべくチャレンジを続けている生産者がいることなどが紹介された。
第2部では、「未来へつなぐ“ふくしまの美味”」をテーマにトークセッションを実施。一部に引き続き、ロバート・キャンベルさん、福島県出身で元宝塚歌劇団の白羽ゆりさん、福島県オリジナル米「天のつぶ」を栽培する生産農家・農業生産法人株式会社カトウファームの加藤晃司さん、加藤絵美さん、鈴木正晃福島県副知事が参加し、福島県の農林水産物の美味しさなどの魅力、安全性や、生産者の取り組みを今後どう伝えていくべきか語り合った。