Inter BEEの歴史は古く、1964年の東京オリンピックの翌年から開催、今年で53回目を迎える。この間、放送メディアは白黒からカラーへ、アナログからデジタルへ、SDTVからHDTVへと成長発展を重ね、昨年は4K・8K放送への新たなスタートを切った。2017年は、世界から日本に注目が集まる2020年に向け、「新たなメディアの可能性を世界に伝えよう。」という思いをスローガンに掲げている。また、2017年から2019年までの3ヶ年をひとつのスパンとして捉え、デジタル・トランスフォーメーション時代におけるメディア産業の新たなユーザエクスペリエンスを提示する場として、「コンテンツ」を中核に位置づけ、今後3ヶ年でコンテンツを「つくる(制作)」「おくる(伝送)」「うける(体験)」の技術要素を網羅した「メディア総合イベント」に変容することを発表、2017年はそのファーストステップとなる。