過去の記事一覧

  • 甲子園決勝、智弁和歌山が逆転で健大高崎を下し優勝。大会の裏側にある運営設計を振り返る

    甲子園決勝、智弁和歌山が逆転で健大高崎を下し優勝。大会の裏側にある運営設計を振り返る 甲子園決勝の裏側にある「運営設計」――満員御礼イベントに学ぶオペレーションの作法 第108回全国高等学校野球選手権大会は8月22日、智弁和歌山(和歌山)が健大高崎(群馬)を4対3で下し、5年ぶり4度目の優勝で幕を閉じた。智弁和歌山は2回裏、山下の適時三塁打と長友の適時二塁打で先制。しかし試合中盤に健大高崎が逆転し、一時2対3とリードを許す場面もあった。それでも智弁和歌山は8回裏、川原のスクイズなどで勝ち越し点を挙げて再びリードを奪うと、そのまま逃げ切って頂点に立った。先発の長井は5回を1失点にまとめる好投を見せ、終盤に勝負強さを発揮した打線とともにチームを優勝へ導いた。決勝進出こそ初めてだった健大高崎も、屈指の守備力で決勝の舞台まで勝ち上がり、最後まで智弁和歌山を苦しめた。連日満員の観客席、テレビ・配信での全国中継、そして炎天下での熱戦。多くの人が「感動のドラマ」として消費するこの大会だが、イベントマーケティングの視点で見ると、実はここ数年で運営の中身が大きく作り替えられてきた大会でもある。動員が確実に読めるイベントだからこそ見えてくる、チケッティングから会場運営、選手や観客のコンディション管理まで、精緻に設計されたオペレーションの姿を追ってみたい。
  • 厚労省「残業45時間一律指導」見直しへ 展示会・イベント業界に問われる「柔軟化」の使い方

    残業「45時間一律指導」見直しへ 展示会・イベント業界に問われる「柔軟化」の使い方 厚生労働省は8月19日、時間外労働(残業)をめぐる労働基準監督署の指導方針を9月から見直すと発表した。これまでは労使協定(三六協定)に特別条項を結び、月100時間未満まで残業が可能な事業所であっても、労基署は月45時間以内に抑えるよう一律で指導してきた。この運用を改め、企業ごとの健康確保措置の実施状況に応じて必要な対応を取る方針に転換する。 展示会・イベント業界は、開催直前から会期中、撤去期にかけて業務が集中する典型的な「山谷型」の労働構造を持つ業種だ。今回の見直しは、この業界の働き方にどう影響するのか。制度の背景から具体的な業種への影響、そして事業者が今後取るべき対応まで、掘り下げて考える。
  • M1感情爆発展

    M-1グランプリが体験型展示に、11月大阪・12月東京で開催

    M-1グランプリ が体験型展示に、11月大阪・12月東京で開催 #M1 #M1グランプリ 朝日放送テレビ(ABCテレビ)は2026年8月18日、漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」の歴史と漫才師たちのドラマや感情を体感できる体験型展示イベント「M-1感情爆発展」を大阪・東京の2会場で初開催することを発表した。大阪会場は2026年11月21日(土)〜12月6日(日)、東京会場は12月12日(土)〜12月26日(土)。漫才師たちが生み出してきた様々な「感情」を軸に、そこから生まれた数々の言葉が会場を彩る体験型展示となる。会場の詳細・展示の全貌・チケット販売スケジュールは今後順次発表される予定だ。主催は「M-1感情爆発展」製作委員会(朝日放送テレビ/YDC)。 「たった4分間で人生大逆転」 M-1グランプリ22年のドラマを体感へ 2001年に「漫才を盛り上げたい」という想いからスタートしたM-1グランプリは、今年で22回目を迎えた。プロ・アマを問わず誰でも参加できるオープンな大会として1回戦が全国各地で行われ、2026年の第1回戦は8月1日(土)よりスタートしている。今年は前年の最多エントリー11,521組を上回る参加が見込まれる。 製作委員会は「M-1感情爆発展」の開催にあたり、次のようにコメントしている。「たった4分間で人生大逆転が待っているかもしれない。だからこそ、そこにはとてつもない緊張感が存在し、毎年、数々のドラマが生まれてきたと思っています。M-1グランプリの舞台だからこそ生まれてくる爆発した感情を、体験という形で世の中にお届けしたいと考え、今回、『M-1感情爆発展』を開催する運びとなりました。漫才師たちが生み出してきた様々な『感情』を軸にし、そこから生まれた数々の言葉が会場を彩る、体験型展示となります。ご来場された皆様にとって、ちょっと元気になれる、そんな展示になればいいなと思っています。M-1が好きな方も、そうでない方も、ぜひお越しいただければ幸いです」。 「感情」を体験するとはどういうことか 展示の方向性 展示の詳細は今後発表される予定だが、「漫才師たちが生み出してきた様々な感情を軸にした体験型展示」という方向性は明らかにされている。緊張・歓喜・涙・悔しさ・驚きなど、M-1という舞台特有の極限状態から生まれてきた感情を、来場者が展示を通じて追体験できる内容になるとみられる。報道では「トラウマ」「嫉妬」といった感情も展示テーマになり得ると伝えられており、華やかな結果だけでなく、敗者の側のドラマにも光を当てる内容が期待される。 M-1グランプリはテレビ番組の枠を超え、若手芸人にとってはキャリアの分岐点となり、ファンにとっては年末の一大イベントとして定着してきた。体験型の展示という形式でそのドラマを「場」として再現することは、コンテンツIPを展示会・体験型イベントへと展開する近年の潮流とも合致している。 M-1グランプリ2026の現況 今年もファイナルに向けて開幕
  • 万博工事費水増し請求で竹中工務店現場責任者が逮捕。問われる下請け管理体制

    万博工事費水増し請求で竹中工務店現場責任者が逮捕 問われる下請け管理体制 大阪・関西万博の会場建設工事をめぐり、竹中工務店(大阪市中央区)で万博工事の総括作業所長を務めていた河井辰巳容疑者(61)=奈良市=が、8月19日、背任の疑いで大阪府警に逮捕された。下請け業者に工事費を水増し請求させ、竹中工務店に約1,369万円の損害を与えた疑いがもたれている。 府警によると、河井容疑者は2025年2月から6月にかけて、奈良県内の下請け業者と共謀し、万博会場内の仮設事務所内装工事の費用を複数回にわたって水増し請求させたとされる。部材や工賃の単価を実際より高く計上したほか、架空の作業費も計上していたという。水増し分は下請け業者名義の口座に一度振り込ませたうえで、河井容疑者本人の自宅や所有マンション、親族が経営する店舗の改装費用などに充てられたとみられている。府警は今年2月、協力者からの情報提供を受けて捜査に着手し、19日には竹中工務店大阪本店を家宅捜索した。 竹中工務店は大阪・関西万博で日本国際博覧会協会から直接発注を受けた4つの共同企業体(JV)の一つに参加し、PW(パビリオンワールド)西工区を約175億円で受注していた。工事面積は約4万6千平方メートルで、万博のシンボルである大屋根リング(全周2,000メートル)のうち、工区内の約700メートル分の建設も担当していた。河井容疑者はこのPW西工区全体の現場責任者で、下請け業者の選定や見積り、請求書の精算・支払いの決定権を事実上持っていたとされる。認否は明らかにされていない。 河井容疑者が統括した大屋根リングは、世界最大級の木造建築物としてギネス世界記録にも認定された万博会場の象徴的建造物だ。全体は3工区に分割して施工され、竹中工務店・南海辰村建設・竹中土木のJVが担当した西工区約700メートルでは、デジタル技術の活用により当初予定より約2カ月早く上棟を実現したという。河井容疑者は2025年にテレビ番組の取材にも登場し、ロボットやドローン、AIを導入した工事について「未来建築の実験場」「人にやさしい現場」を目指したと語るなど、会場整備責任者として報道対応や現地公開の場に頻繁に立つ「万博工事の顔」的存在でもあった。
  • ホロライブ9周年-ホロ花火2026が埼玉スタジアムで開催、花火×ドローンの夜空へ

    カバー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷郷元昭)は2026年8月18日、同社が運営するVTuberプロダクション「ホロライブプロダクション」の設立9周年を記念した2大イベントの開催を発表した。横浜・みなとみらいエリアを舞台にした周遊コラボイベント「ほろ~かる 横浜篇」(9月18日〜10月9日)と、埼玉スタジアム2002で開催する音楽花火イベント「ホロ花火2026」(10月15日)だ。いずれも「ホロライブプロダクション」初の公式スマートフォン向けゲーム『hololive Dreams(ホロライブドリームス)』をテーマとしたコンテンツとして展開される。 初の公式スマホゲーム『hololive Dreams』が9周年イベントの軸に YouTube総登録者数9,000万人超を誇る世界最大級のバーチャルタレント事務所へと成長したホロライブプロダクションが9周年を迎えた2026年、7月23日には記念碑的なマイルストーンとなる初の公式スマートフォン向けゲーム『hololive Dreams』(略称「ホロドリ」、カバー株式会社とQualiArtsが共同開発)がApp Store・Google Play・Steam向けに全世界同時リリースされた。事前登録者数150万人を記録し、ゲーム内では夏イベント「シンクロする夏のスパークル」(8月7〜15日)としてさくらみこ・星街すいせいの水着衣装が新登場するなど、早くもタイトルとしての存在感を示している。 今回発表された2つのリアルイベントは、この『hololive Dreams』のテーマ「hololive Dreams」を軸に展開されるもので、ゲームとリアルを連動させたホロライブプロダクションの9周年施策の目玉となっている。 ほろ~かる 横浜篇 みなとみらい5施設でタレント7名とコラボ 「ほろ~かる」は地域の観光スポットやショッピング施設と連携した周遊コラボイベントシリーズで、今回は横浜みなとみらいエリアを舞台にした第2弾となる。2026年9月18日(金)から10月9日(金)まで開催される。 コラボするホロライブプロダクション所属タレントは7名。宝鐘マリン・雪花ラミィ・尾丸ポルカ・博衣こより・こぼ・かなえる・ハコス・ベールズ・一条莉々華が、横浜市内の施設と個別にコラボする。各施設でのみ聴くことのできる限定ボイス、施設を巡るスタンプラリー、コラボドリンクの販売、描き下ろしイラストを使用したグッズ販売、等身大パネルの展示が実施される。 開催施設は横浜ワールドポーターズ(メイン会場)をはじめ、みなとみらい東急スクエア、横浜みなと博物館・日本丸メモリアルパーク、GiGO横浜中華街、THE WHARF HOUSE YAMASHITA KOENの5カ所にわたる。みなとみらいの多彩な施設を巡りながらタレントのコンテンツを楽しめる設計で、エリア全体への回遊効果が期待される。なお、施設によって営業時間が異なるため事前の確認が必要だ。
  • 映像の万博「VISUAL EXPO」が9月に赤坂インターシティでー別所哲也率いるBRANDED SHORTSが展示会形式に

    映像の万博「VISUAL EXPO」が9月に赤坂インターシティでー別所哲也率いるBRANDED SHORTSが展示会形式に 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」と連動し、2015年から企業のブランディング映像に光を当ててきた「BRANDED SHORTS」が、11年目を迎える2026年に「VISUAL EXPO by BRANDED SHORTS」として大きく生まれ変わる。2026年9月28日(日)・29日(月)の2日間、赤坂インターシティコンファレンス(東京都港区)にて開催される。映像を軸にしたビジネスマッチング・ブランド戦略・人材育成の共創プラットフォームとして、ブース出展企業の募集が進んでいる。 「共感」の先にある「変革」へ 映像をビジネスの戦略的資産に BRANDED SHORTSは2015年のスタート以来、企業が制作するブランディング映像(ブランデッドムービー)の品質向上と普及を目的に、審査・上映・授賞の場を提供してきた。「映像の力で企業のブランドを育てる」というコンセプトのもと、広告主・代理店・制作会社・クリエイターが集まる業界特有の生態系を10年かけて育んできた。 映画祭代表の別所哲也氏は今回のリニューアルについてこう語っている。「10年にわたり、私たちは映像が持つ『共感』の力を信じてきました。しかし今、ブランドに求められているのは、共感のその先にある『変革』です。2026年、BRANDED SHORTSは『VISUAL EXPO』へと進化し、映像をビジネスの戦略的資産として再定義します。クリエイターの感性と企業の志がぶつかり合い、新たな事業や人材が育つ。ここは、映像という言語で未来を記述する『実利的な博覧会』です。視覚体験がビジネスを動かし、社会を動かす。その歴史的な転換点を、共に作り上げましょう」。 「映像の万博」というコンセプトは、単なる上映や授賞にとどまらず、ビジネスの課題解決に直結するリアルな場を作ることを目指している。広告主・代理店・制作会社のマーケターやプランナーが映像クリエイターと出会い、自治体や企業の地域ブランディング担当者が映像制作のノウハウを持つパートナーと出会う——その「偶然の出会いと必然の商談」を設計するプラットフォームとして、VISUAL EXPOは位置づけられている。 ブース出展 広告主・代理店・制作会社・自治体に向けた接点を創出 VISUAL EXPOでは、赤坂インターシティコンファレンス内の会場ブースへの出展企業を募集している。ブースサイズは1.5m×2mを基準とし、複数ブース連結による拡大展開も可能。会場内の特設ブースエリアはイベント会場とセレモニー会場に隣接した動線上に配置されており、来場者との接触機会を最大化できる設計となっている。 出展費用は特別価格40万円(税別、通常価格50万円)。他メニュー(スポンサーシップ等)とのセット利用の場合は30万円にディスカウントされる。 出展ブースの基本セットとして、背景ボード(ポスター貼付可能)・ブース名看板・モニター&モニタースタンド・パンチカーペット・長机&椅子のセット・電源タップが標準装備として提供される。製品デモ・資料配布・商談対応など、出展社のビジネス目標に合わせた多様な活用が可能だ。 出展の主なメリット 広告主・代理店・制作会社層へのダイレクトなアプローチ、自治体・個人クリエイター層との商談機会の創出、ネットワーキングパーティーへの参加権(3名まで)、VISUAL EXPOウェブサイトへの掲載が標準で含まれる。また要望に応じてPRスペースの拡大、11月開催の秋の国際映画祭への出展、プロモーションサンプリング、SNS・WEBニュース連携発信、事前プレゼントキャンペーンなどのカスタマイズオプションも個別相談で対応する。 イベントマーケティングの視点から 映像×展示の融合モデル VISUAL EXPOが面白いのは、映像コンテンツ(ブランデッドムービー)の「祭典」がそのままビジネスの「展示会」へと進化したという点だ。コンテンツの上映・審査・授賞という映画祭のフォーマットに、出展ブース・商談・マッチングという展示会のフォーマットを組み合わせることで、参加者の目的が「鑑賞・審査への参加」から「商談・採用・発注」へと広がる。映像制作会社が自社の実績を動画で見せながら展示するというのは、従来の展示会にはなかった「動く展示」の形でもある。 マーケティング予算における映像活用の重要性が高まる中で、映像コンテンツとビジネスをつなぐ専門プラットフォームとしてのVISUAL EXPOの立ち位置は、今後のイベントマーケティングの一つの方向性を示しているといえる。
  • サントリー オールフリー presents 氣志團万博2026 〜房総爆音リゾート〜

    氣志團万博2026、幕張メッセで11月に全ラインナップ発表

    氣志團万博2026、幕張メッセで11月に全ラインナップ発表 ロックバンド・氣志團が主催する音楽フェスティバル「サントリー オールフリー presents 氣志團万博2026 〜房総爆音リゾート〜」が、2026年11月7日(土)・8日(日)の2日間、幕張メッセ国際展示場4〜7ホールで開催される。千葉県幕張を舞台に「房総爆音リゾート」を冠した本年の開催に向けて、8月15日には最終出演アーティストが発表され、2日間合計30組超の全ラインナップが出揃った。チケットの最終先行受付(先着)も同時にスタートしており、受付期間は9月30日(水)23:59まで。 幕張メッセ国際展示場4〜7ホール 屋外から屋内へ 会場の変遷とその意味 氣志團万博はもともと氣志團の地元・千葉県木更津市の袖ケ浦海浜公園を主な会場に、野外フェスとして開催されてきた。台風などの天候リスクと隣り合わせながら「房総の野外」にこだわった開催スタイルは同フェスの個性の一つでもあったが、2024年から会場を幕張メッセに移し、屋内開催へと転換した。幕張メッセへの移行は、年間を通じた安定的な開催環境の確保と、より多くの来場者を受け入れられる収容規模の両立という観点から理解できる。 今回使用する4〜7ホールは、幕張メッセ国際展示場のうち連続する4ホール分にあたる。国際展示場全体(1〜11ホール)の総面積は約72,000㎡で、4〜7ホール(各ホール約7,800㎡)を連結した空間は、天井高さ約15m・柱スパン約90mという大空間を生み出す。この仕様が大型ステージの設置、LEDビジョンの配置、大人数収容を可能にしており、音楽フェスの屋内会場として国内最大級のキャパシティを誇る。幕張メッセは東京ドームや国立競技場と並んで日本の大規模エンターテインメントの拠点として機能しており、ここ数年は音楽フェスの屋内開催地としての活用が増えている。 最終アーティスト発表 2日間で30組超が集結 8月15日に発表された最終出演アーティストを含む全ラインナップは以下の通り(五十音順・敬称略)。 11月7日(土) 秋山竜次(ロバート)<OPENING CEREMONY ACT>/打首獄門同好会/氣志團/go!go!vanillas/ゴールデンボンバー/Saucy Dog/スチャダラパー/DJ OZMA/怒髪天/NEWS/バックドロップシンデレラ/PUFFY/美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo- Team Silver Moon/日向坂46/モナキ 11月8日(日) アイナ・ジ・エンド/海援隊<OPENING CEREMONY ACT>/氣志團/奇妙礼太郎BAND/キュウソネコカミ/くるり/四星球/超ときめき♡宣伝部/DJダイノジ<WELCOME ACT>/10-FEET/BARBEE BOYS 4 PEACE/ももいろクローバーZ/Lienel/ROTTENGRAFFTY/WANIMA ロック・パンク・アイドル・演歌・コント・ミュージカルと、ジャンルを超えたラインナップが氣志團万博の最大の個性だ。「万博」の名のとおり、あらゆるジャンルを「全部入り」で楽しめるフェスとして、ファン層の幅広さも際立っている。日向坂46・ももいろクローバーZ・超ときめき♡宣伝部といったアイドルと、WANIMA・ROTTENGRAFFTY・10-FEETといったロックバンドが同じステージで共演するのは、氣志團万博ならではの世界観だ。また、2027年春の活動終了が発表されているアイドルグループのステージも本フェスで見られることから、今回限りの特別な場面を目の当たりにできる機会としても注目が集まっている。 幕張メッセ開催が生む「インドア型フェス」の可能性 野外フェスが主流だった日本の夏〜秋のフェスシーズンにおいて、幕張メッセのような大型展示施設を活用したインドア型フェスの開催は、イベント業界の観点からも注目すべき動きだ。熱中症対策・荒天リスクの排除・夜間照明・音響制御のしやすさなど、屋内ならではのオペレーション上の利点は多い。一方で大型展示ホールを音楽フェス仕様に転換するためのステージ設営・音響・照明・導線設計には相応の専門性と仮設インフラが必要となり、会場と主催者・制作会社の連携が欠かせない。 幕張メッセは展示会・見本市の会場として長年活用されてきた一方で、近年はライブ・コンサート・フェスの会場としての稼働率も高まっている。氣志團万博のような大型音楽フェスが複数ホールを2日間にわたって占有するのは、展示会のマルチホール利用と同様の規模感であり、展示会業界とエンターテインメント業界が同じ会場を違う目的で活用しているという構図は興味深い。
  • コミックマーケット108開幕。50周年を記念した書籍の販売も

    コミックマーケット108開幕。50周年を記念した書籍の販売も コミックマーケット準備会が主催する世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット108(C108)」が、2026年8月15日(土)開幕した。16日(日)までの2日間、東京ビッグサイトで開催される。1975年12月21日の第1回開催から50年、C106より実施してきた「50周年イヤー」の最終回となる節目の開催だ。東京ビッグサイトの大規模改修工事に伴い東4〜6ホールが使用できないという制約の中での開催となるが、50年の歴史を締めくくる特別な2日間として例年以上の注目が集まっている。 50周年イヤーの掉尾を飾る第108回 1975年から続く「場」の50年 コミックマーケットは1975年12月21日、批評集団「迷宮’75」によって第1回が開催された。当初は数百人規模の小さな集まりだったが、年を重ねるごとに規模が拡大し、現在は2日間で数十万人が参加する世界最大規模の同人誌即売会へと成長した。C106から始まった「50周年イヤー」では、コミックマーケットの歩みを振り返る企画が各回にわたって展開されてきた。今回のC108がその総仕上げとなる。 50周年を記念した書籍として、星海社新書『コミックマーケットのあのころ 「場」を創ったみんなの50年』が会場内の西1ホールで販売される予定となっており、著者のおーちようこさんが売り子として参戦する時間帯もあるという。同人文化の半世紀を記録した一冊として、コミケの歴史に関心のある参加者にとっても貴重な機会だ。 東4〜6ホール改修で会場構成が変化 開催概要 東京ビッグサイトの大規模改修工事のため、C108は東4〜6ホールが使用できない。これに伴い、今回の会場構成は以下の通りとなっている。 サークルスペースは東1〜3ホール・西1〜2ホール・南1〜2ホールを使用。企業ブースは西3〜4ホール・南3〜4ホール。喫茶室はCTFホール。コスプレエリアは東8ホール内外・屋上展示場・屋上広場。なお昨年のC106から前日の会場付近への来場は禁止されており、公共の交通機関を利用しての来場が求められている。またC105から企業ブースの1日目閉会時間が16:00から17:00に延長されており、C108でも継続される。
  • JICA・アフリカ視察団も登壇、品川発の女性起業家イベント「Next Stage:女性起業家の挑戦! ~ウーマンズエンパワーメント・サミット 品川~

    JICA・アフリカ視察団も登壇、品川発の女性起業家イベント「Next Stage:女性起業家の挑戦! ~ウーマンズエンパワーメント・サミット 品川~ 品川区および品川区立武蔵小山創業支援センター「MUSAKO HOUSE」は、2026年9月4日(金)17:00より、Tokyo Innovation Base(東京都千代田区丸の内3-8-3)にて、女性の起業・キャリア・働き方を応援するイベント「Next Stage:女性起業家の挑戦! ~ウーマンズエンパワーメント・サミット 品川~」を開催する。女性起業家による事業ピッチ、品川区長・森澤恭子氏が登壇するクロストーク、JICAアフリカ視察団とのプレゼンテーションを軸に、国内外の女性起業家・支援者・自治体・企業が集う場をつくる。入場無料(要事前申込)、リアル会場・オンラインのハイブリッド開催。申込締切は9月1日(火)。 「次の一歩」を踏み出すための場を品川から発信 「起業してみたいけれど、自分にできるかわからない」「事業を始めたので、次の成長につながる人や機会と出会いたい」「これまでの経験を生かして、新しいキャリアや働き方に挑戦したい」——女性のキャリアや働き方が多様になる中、その「次の一歩」の形も一人ひとり異なる。本イベントは、そうした多様な「Next Stage」の入口を提供することを目的に企画された。 すでに事業を展開している女性起業家のリアルな挑戦を伝えるとともに、自治体・支援機関・企業など女性の挑戦を支える人々との出会いの場をつくる。イベントを「見るだけで終わる」のではなく、ロールモデルとの出会い、新たなネットワーク、事業やキャリアを前に進めるきっかけとなる場を目指している。品川区立武蔵小山創業支援センターは女性起業家支援に継続的に取り組んできており、本イベントはその活動の発信の場でもある。 見どころ1:女性起業家5名が事業ピッチ 多様なロールモデルと出会う 17時15分からは、品川区や全国で活躍する女性起業家5名による事業ピッチを実施する。起業に至った背景・現在取り組んでいる事業・これから実現したい未来をそれぞれの起業家が発信する。 登壇者は以下の5名。立道友緯氏(株式会社LEAN 代表取締役)、吉成絵里香氏(株式会社プノントイ 代表取締役社長)、喜多尾衣利子氏(株式会社ぴんぴんきらり 代表取締役CEO)、小島幸代氏(株式会社RINNE 代表取締役)、小野衣子氏(VxTech株式会社 代表取締役)。すでに起業している方はもちろん、「いつか起業してみたい」「自分の経験やスキルを仕事につなげたい」と考えている方にとっても、多様なロールモデルやビジネスと出会える機会となる。 見どころ2:品川区長・森澤恭子氏も登壇 自治体×起業家×管理職のクロストーク 18時15分からは、自治体・女性起業家・女性管理職によるクロストークを開催する。行政による支援、起業家本人の挑戦、そしてさまざまな立場から女性の挑戦を支える観点で、「女性が新しい一歩を踏み出し、挑戦を継続するために必要な環境とつながり」をテーマに議論を行う。 登壇するのは、品川区長・森澤恭子氏、株式会社MYLILY 代表取締役CEO・山田真愛氏、Kamimi 代表・森田麻位氏、株式会社サイバード ゲーム事業本部 ラブ&スマイル事業部 副事業部長・杉山陽子氏の4名。区長自らが登壇することで、行政と民間・起業家の対話がリアルに交わる場となる。品川区の女性創業支援のスタンスと、起業家・企業側のリアルな声が交差するセッションとして注目される。 見どころ3:JICAアフリカ視察団が登壇 国境を越えた女性起業家の交流 18時45分からは、JICA研修「アフリカにおける女性のビジネス・起業の推進」を通じて来日するアフリカ各国の女性起業家・行政官によるプレゼンテーションを実施する。JICA ガバナンス・平和構築部ジェンダー平等・貧困削減推進室 室長の広瀬恵美氏も登壇予定だ。 武蔵小山創業支援センターは過去2年間にわたってJICAの視察を受け入れ、品川区とアフリカ諸国の女性起業家同士の交流を継続してきた。今回はTokyo Innovation Baseという国際的な発信拠点を舞台に、国内外の女性起業家・支援者が一堂に集う機会を創出する。異なる文化的背景やビジネス環境を持つ女性起業家との対話は、参加者それぞれの視野を広げるきっかけにもなる。 メインプログラム後はネットワーキング交流会 託児スペースも設置
  • 映像の万博「VISUAL EXPO」が9月に赤坂インターシティ –

    DX Summit 札幌 2026、9月3日開催。顧客対応・営業・バックオフィスの変革を議論 株式会社オルタナティブ(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:谷藤亮子)は、2026年9月3日(木)に札幌市内のHooK 4Fイベントラウンジにて、ビジネスイベント「DX Summit 札幌 2026 ー AIが変える顧客接点と業務DX ー」を開催する。株式会社Channel Corporation(チャネルトーク)・株式会社SYSLEA・freee株式会社との共催で、参加費無料・事前申込制・先着50名。チャネルトークとSYSLEAにとって北海道でのイベント登壇は今回が初となる。昨年札幌で開催したDXイベントの第2弾として、AIサービスの「知る」から「実際の仕事を変える」へのステップを、最新サービスと具体的な実践事例から伝える内容だ。 「AIで何ができる?」から「どう仕事を変えるか」へ 生成AIやAIエージェントの普及により、企業におけるAI活用は「試してみる」段階から、実際の業務や顧客体験を変える段階へと進みつつある。顧客からの問い合わせ対応、営業活動、顧客管理、バックオフィス業務など、これまで人が担ってきた仕事にAIが入り始めている。 一方で「AIを実際の仕事にどう取り入れればよいのか」「導入すると、現場の仕事は具体的にどう変わるのか」「自社の業務や事業にどう活かせるのか」といった課題を抱えている企業も少なくない。特に北海道・札幌の中小企業では、東京や大阪と比べてAI活用の最前線に触れる機会が限られているという現状もある。 DX Summit 札幌 2026では、「AIで何ができるのか」という抽象的な話にとどまらず、実際の顧客対応・営業・業務・事業がどう変わっていくのかを、最新サービスと具体的な実践事例から伝えることを主眼に置いている。登壇する4社はいずれも現場レベルでのAI実装と業務変革に実績を持つ企業だ。 セッション1:チャネルトーク AIが接客する時代の顧客対応 株式会社Channel Corporation(チャネルトーク)からは、Japan Sales Leader 兼 CCOの馬淵凌氏が登壇する。チャネルトークは、AIチャットとCRMを統合した顧客対話プラットフォームとして知られ、ECサイトや店舗・SaaSなど多様な業種で導入が進んでいる。AIエージェントによる自動応答・有人チャットへのシームレスな切り替え・顧客データの蓄積・活用を一体的に提供できる点が特徴だ。 セッションテーマは「AIが接客する時代へ。顧客対応は、どこまで変わる?」。AIエージェントによって顧客対応・顧客体験がどのように変化していくのかを、最新サービスと実例を交えながら紹介する。「問い合わせの何割をAIが解決できるか」「人が対応すべき場面はどこか」という実務的な問いに対して、現場で積み上げてきた知見をもとに具体的な答えを提示することが期待される。チャネルトークが北海道でイベント登壇するのは今回が初めてであり、道内企業への直接的な情報発信の機会となる。

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イベントの未来をつくる105人 森ビル 虎ノ門ヒルズフォーラム   時代とともに進化していくイベント。 そのイベントの未来の形を考えながら、これから活躍する人々や技術を発掘し、イベントのつくり方などをサポート。5年後10年後の未来を探るコミュニティです。

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