この記事に書いてあること
日本展示会協会が、展示会業界におけるCOVID-19感染拡大予防ガイドラインの第二次改訂版を発表した。
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長より「11月末までの催物の開催制限等について」の通知により、徹底した感染防止対策の下で安全な展示会を開催する場合において制限の一部が緩和される。
経済産業省と相談の上、日本展示会協会のガイドラインの第二次改訂で、展示会及びセミナーなどの関連イベントは収容率・上限人数の緩和により参加者数が増加している。
展示会業界ガイドラインの第二次改定版の主な変更点は以下の通り。
-主催者及び会場がガイドラインを遵守し開催する旨ホームページ等で公表する -セミナー等における聴講者間距離について、従来は「前後1メートル、左右は1名分の 間隔を確保する」としていたものを「規模、利用目的、場所の密閉度を考慮し適切な 身体的距離を保つよう努める」に制限を緩和 -展示会参加者全員のマスク着用を担保するために主催者がマスクを持参しない人に 配布する -会場内で大声を出す人を注意する体制を整備する -交通機関や飲食店の分散利用を促す -出展者が試食を行う展示会においては、試食を行うすべての出展者がガイドラインP13 「飲食店・売店・休憩所・ラウンジにて行う対策」を遵守すること
等緩和に伴うリスク軽減措置が加えられており、これらの措置を行わない場合は緩和の 対象にはならない。
協会は、「今後の感染状況や新たな知見が得られる等の状況に応じ、今回、通知のあった取扱いに 変更があり得ることも留意しながら、お知らせしましたガイドラインをご参照の上、 全ての展示会が安全に開催できるよう、ご協力の程よろしくお願いいたします」と業界関係者に呼びかけている。
※「展示会業界におけるCOVID-19感染拡大予防ガイドライン」第二次改訂版 https://www.nittenkyo.ne.jp/shr/document/201006_guideline3.pdf
田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベントの集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という「集客3D理論」を展開。