リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ

オンラインのコミュニケーションにも慣れたいま、リアルな感覚や人から人に伝わる熱量、一体感といったココロの動きに、わたしたちはより敏感になった。それは詰まるところ、オンラインの利便性以上に求めるものがリアルにはあり、リアルが果たすべき役割を因数分解して再設計し直す機会ということなのだと思う。

設定を読込み上手に嘘を

ジャパンレントオール㈱
新妻 新伍さん

スタンドマイヒーローズ 展示ブース Anime Japan2019

スマホゲーム「スタンドマイヒーローズ」のブースには物販カウンターのほかに、ガレージとバーカウンターが設えられた。ストーリーには出てこない、設定上にだけある場所が、イベントで具現化され、限定のグッズや衣装、イラストなど、ファンは特別な体験を満喫する。

設定図もないバーカウンターをつくりあげるため、ストーリーや設定を頭に叩き込む。アイデアやひらめきより、作品とファン心理の理解こそが説得力を生む。推しメンがファンにとって最も大切なもの。その視点が集まる関連グッズや周辺の小物は質感の高い本物でまとめ、それ以外はグラフィックにする。メリハリをつけ、予算内で最大限の特別感を演出した。

ジャパンレントオールのWebサイト

特集「リアル空間の価値 世界観とセレンディピティ」の他の記事を読む

1 その空間で過ごす時間のココロ価値を上げる」  4Hearts 大髙啓二さん
「空間デザイン思考とオブジェ思考」SUPER PENGUIN  竹村 尚久さん 
3「こころの動きをデザインする共感のしかけ」タケナカ長崎 英樹さん
4「「空間づくり」×「化学」が生む新しいリアル体験の価値」三井化学x丹青社
8「来場者視点を分析」George P. Johnson 八幡 佑希さん
9「試飲と展示が一体に」ボックス・ワン 伊藤賢治さん

 

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