鉄・非鉄材料の高度循環をテーマに自動車リサイクル会議を12月AP浜松町で開催

公益財団法人自動車リサイクル促進センター(代表理事:梅田靖、所在地:東京都港区)は2026年12月7日(月)13:00〜17:00、「自動車リサイクル会議2026」をハイブリッド形式(AP浜松町・Zoomウェビナー)で開催する。テーマは「自動車由来鉄・非鉄材料の高度循環」。東京大学の教授2名による基調・特別講演をはじめ、鉄鋼連盟・神戸製鋼所・エコアール・拓南商事の実務担当者によるリアルな取り組み事例まで、計6本の講演が予定されている。参加費は無料で事前登録制。申込締め切りは12月4日(金)。

サーキュラーエコノミー時代の自動車リサイクル 動静脈産業の連携が加速

サーキュラーエコノミー(循環経済)や脱炭素に向けた施策が世界規模で進む中、鉄・アルミ・銅・樹脂などの資源を高度に循環利用する取り組みが加速している。自動車分野においても、廃車から回収される鉄・非鉄材料を高品位なスクラップとして再生し、新たな素材として活用していくことがより重要な課題となっている。解体業者・破砕業者(静脈側)と鉄鋼・非鉄メーカー(動脈側)が連携し、資源の「質」を落とさずに循環させる体制の構築が急がれている。 本会議はそうした動静脈産業の関係者が最新の政策・技術動向と先進事例を共有し、新たな連携のきっかけをつかむ場として毎年開催されている。2026年の第8回となる今回は、学術研究・業界団体・製造業・リサイクル事業者・島しょ地域の破砕業者と多様な立場からの登壇者が集まる。

講演プログラム詳細 東大教授2名の基調・特別講演から現場事例まで

【13:00〜13:05】開会挨拶 公益財団法人自動車リサイクル促進センター 専務理事 永井辰幸氏 【13:05〜13:50】基調講演「日本型サーキュラー・エコノミーの先進事例としての自動車と高度化」 村上進亮氏(東京大学 大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 教授) 日本の自動車リサイクルシステムはサーキュラーエコノミーの先進モデルとして国際的にも評価されてきた。その現状と高度化に向けた方向性を、資源循環政策の専門家として産学官連携の取り組みを主導してきた村上氏が解説する。 【13:50〜14:35】特別講演「鉄・非鉄スクラップの循環利用の現在とこれから」 醍醐市朗氏(東京大学 先端科学技術研究センター 教授 / 東京大学 未来戦略LCA連携研究機構 機構長) LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点から鉄・非鉄スクラップの高度循環利用の現状を整理し、今後の課題と展望を示す。カーボンニュートラルに向けた素材産業の再設計において、スクラップ品質の向上がどれほどの意味を持つかを俯瞰的に論じる内容が期待される。 【14:50〜15:20】講演「鉄鋼業界 動静脈連携で取り組む鉄スクラップの高品位化について」 加納呼亜氏(一般社団法人日本鉄鋼連盟 業務部 原料・物流グループリーダー) 鉄鋼業界が進める鉄スクラップの高品位化に向けた動静脈連携の取り組みを紹介。不純物混入の低減や品質規格の整備など、業界横断的な課題への対応が語られる。 【15:20〜15:50】講演「アルミのリサイクルの現状と展伸材でのスクラップ利用拡大の取組」 徳田健二氏(株式会社神戸製鋼所 鉄鋼アルミ事業部門 技術企画部 担当部長) 電気自動車(EV)の普及に伴いアルミの使用比率が高まる中、自動車由来アルミスクラップを展伸材(板・管・棒など)として高付加価値に活用する取り組みを解説する。 【16:00〜16:30】講演「『解体』から『資源循環』へ ― 自動車リサイクル高度化に向けたエコアールの挑戦 ―」 笠原怜士郎氏(株式会社エコアール 執行役員 総務本部長) 自動車解体業から資源循環ビジネスへの転換を実践するエコアールの取り組みを当事者の視点から紹介する。解体の現場からどのように高品質なスクラップを創出しているか、具体的なプロセスと課題が語られる。 【16:30〜17:00】講演「破砕業者の取組 島しょ県だからできること」 福本将希氏(拓南商事株式会社 常務取締役) 本土とは異なる物流・資源回収の制約がある島しょ地域(沖縄)で、破砕業者がどのように創意工夫を重ねて資源循環に取り組んできたかを報告する。地域特性を逆手にとった独自の取り組みは、全国の中小リサイクル事業者にとって参考になる事例だ。

開催概要まとめ

イベント名 自動車リサイクル会議2026
テーマ 自動車由来鉄・非鉄材料の高度循環
日時 2026年12月7日(月)13:00〜17:00
会場(リアル) AP浜松町(東京都港区芝大門2-4-1 芝パークビルB館B1F)
オンライン Zoomウェビナー
参加費 無料(事前登録制)
対象 どなたでも参加可能
申込締切 2026年12月4日(金)
参加登録 https://www.jarc.or.jp/recyclemeeting2026/
主催 公益財団法人自動車リサイクル促進センター(JARC)
お問い合わせ 広報・理解活動推進部 TEL:03-5733-7144(平日9〜17時) info@jarc.or.jp
出典:公益財団法人自動車リサイクル促進センター プレスリリース「自動車由来鉄・非鉄材料の高度循環をテーマに『自動車リサイクル会議2026』を開催」(2026年9月14日)
田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベント集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という 集客3D理論を展開。

田中力㈱MICE研究所 代表取締役/月刊イベントマーケティング副編集長

投稿者プロフィール

田中力 ㈱MICE 研究所 代表取締役 月刊イベントマーケティング副編集長。2015年の創刊以来、イベントマーケティング・展示会関連の取材・編集・企画にも関わる。海外の大学卒業後、貿易・物流・小売に関わり、バイヤーのサポートとして海外展に多数参加。2016年からは自社でイベント関係者向けのカンファレンスBACKSTAGEも主催。近年はイベント業界の人材課題を解決する就職フェアも実施。

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