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イベント会場・施設情報

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    迫力ある演出を手軽に実現する「ホテルフクラシア大阪ベイ ザ・コスモホール」 »

    1 4月, 2019

    ー 特集 新しい会場 新しいカタチ ー CONFERENCE08 ホテルフクラシア大阪ベイ ザ・コスモホール

    研修特化型ホテル「ホテルフクラシア大阪ベイ」は、研修室35 室(20㎡~ 918㎡)、客室320 室、宴会場7 会場を備え、研修や少人数の会議、方針発表会、周年イベント、国際会議まで用途に合わせた会場が利用できる。

    なかでも918㎡のザ・コスモホールは、360 度全面スクリーン常設、計9台のプロジェクター同期、ムービングライトによる演出など、イベントへの没入感を加速させる

    「多彩な映像・照明演出を手軽にできるコスモホールで、記憶に残るイベントを」と営業本部副本部長の市川浩之さんは呼びかける。

    またインテックス大阪、ATC ホール、ハイアット・リージェンシーとベイエリアMICEとして地域連携し、複数施設を使ったイベント開催や合同での誘致活動を行っている。

    所在地:大阪府大阪市住之江区南港北1-7-50 収容人数:ザ・コスモホール600 人(シアター形式) 運営会社:株式会社マックスパート ホテルフクラシア大阪ベイ URL: https://www.kensyu-center.jp/

     

    イベントが街にシャワー効果を「紀尾井カンファレンス」

    イベントが街にシャワー効果を「紀尾井カンファレンス」 »

    1 4月, 2019

    ー 特集 新しい会場 新しいカタチ ー CONFERENCE04  紀尾井カンファレンス

    2016 年7 月に開業した「紀尾井カンファレンス」は、東京ガーデンテラス紀尾井町を開発した西武プロパティーズと、国際会議やMICE 運営大手の日本コンベンションサービス(JCS)

     韓国・仁川パラダイスシティ  渡辺 祐介さん | セガサミー

     韓国・仁川パラダイスシティ  渡辺 祐介さん | セガサミー »

    28 11月, 2018

    9月に第二幕開業、よりリゾートらしく

    「パラダイスシティ」は、インチョン空港から車で3分という立地につくられた、韓国初の本格的統合リゾートです。昨年4月にカジノ、5つ星ホテルとコンベンションホールが先行オープンしました。大宴会場と2つの中宴会場5つの会議室を備えるコンベンションホールは、国際会議や各種催事に対応。天井の高さや演出機器の充実が、プランナーの方々に使い勝手の良い施設とご評価いただいています。

    9月21日には、ショッピングモール「PLAZA」、3000人を収容するクラブ「CHROMA」、ウオーターパーク「CIMER」、デザイナーズホテル「ART PARADISO」、美術館「PARADISE ART SPACE」、イベント空間「STUDIO PARADSCE」の営業がはじまり、ようなく統合型リゾートとして本格開業いたしました。 施設全体のコンセプトは“アートテイメント”。よくSNSで投稿される草間彌生さんのかぼちゃのオブジェなど3000点のアート作品に囲まれたインスタ映えする空間です。

    プロモ戦略も段階的に

    リゾートの運営は日韓の合弁会社PARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.。私どもセガサミーは日本国内のプロモーションを担当しています。韓国では1箇所を除き自国民のゲーミングが認められていないので、海外からの集客がとても重要になっています。 パラダイスシティでは さまざまな施設が順次開業しており、プロモーション戦略もそれに合わせて変えています。カジノ、ホテルの先行開業時には、 カジノで遊ばれる愛好家をはじめとした富裕層へのプロモーションが中心でした。この時期に一般の旅行客においでいただくと、“カジノ”のイメージだけが強くなるので、幅広い層への訴求は控えました。 今回、リゾート要素の強い施設が開業したタイミングで、広末涼子さんにイメージキャラクターに就任していただき、テレビや一般誌、交通広告など各メディアでプロモーション展開をはじめました。 来年上半期に屋内型ファミリー向けエンタテインメント施設「WONDERBOX」もオープンし、パラダイスシティはさらに“アートテイメント”なリゾートに進化していきます。

     

    ヒルズカフェ/スペース(六本木ヒルズ)

    ヒルズカフェ/スペース(六本木ヒルズ) »

    17 1月, 2018

    <会場アクセス ショート動画シリーズ> 会場:六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース スタート地点:日比谷線六本木駅1C出口 住所:東京都港区六本木6-10-1 ヒルサイド2F 撮影日:2018/1/16

     

    パシフィコ横浜に2020年春、 国内最大規模の多目的ホール等を有するMICE施設が誕生

    パシフィコ横浜に2020年春、 国内最大規模の多目的ホール等を有するMICE施設が誕生 »

    19 5月, 2017

    関連記事:MICEの意味 MICE 会場

    国内最大級の複合MICE施設、パシフィコ横浜(正式名称:株式会社横浜国際平和会議場、所在地:横浜市西区、代表取締役社長:鈴木隆)は、2017年5月22日(月)に、『みなとみらいコンベンション施設(仮称)』(以下、「新施設」)の予約受付を開始する。

    新施設は、パシフィコ横浜展示ホールに隣接して整備されるもので、2020年春に国内最大規模の多目的ホールと全42室の大中小会議室の開業を予定。規模・用途に応じて最大8分割可能な多目的ホールは、大型企業コンベンションの開催に最適なスペースで、記念式典やインセンティブトラベル(報奨・研修旅行)、見本市・展示会、新商品発表会、大型パーティーなどに利用できる。また、施設の拡張により、既存施設と併せて3,000名規模の大型国際会議・学会を2件同時並行で開催することが可能。

    沖縄MICE 施設建設に向け整備進む ― 与那原町

    沖縄MICE 施設建設に向け整備進む ― 与那原町 »

    15 1月, 2017

    2020 年9 月、中城湾マリンタウン地区に開業予定の沖縄県大型 MICE 施設について、各方面で準備が進んでいる。

    MICE 施設整備運営事業は設計、 建設、運営を含めたDBO 方式で、 今年10 月に基本契約締結と建設工 事請負契約、11 月に開業準備業務 委託契約を目指している。沖縄県は 昨年12 月の入札予定者との対話をうけ、1 月6 日には要求水準書の再 修正版を作成した。

    施設規模は展示場3万㎡、多目的 ホール7500㎡、会議室やホワイエ を含めて約4 万㎡規模の展示会開催 に対応する。整備事業費は513 億 円を予定している。

    建設予定地の与那原町では、アフターMICE のプログラムを整備し ている。近隣の与那原マリーナの活 用、東京駅より早く開業した与那原 駅舎のユニークベニュー、沖縄国体 の競技会場となったことから盛んに なった薙刀(なぎなた)体験を通じ た地元学生との交流プログラムなど を検討。その一環として1 月14 日 にはMICE 団体MPI Japan の幹部を招聘し、意見交換会などを実施 した。そのもようは次号でレポート する。

    MICE の新しい可能性を拓く ユニークベニュー八芳園が創るコンテンツ 〜日本文化のエクスペリエンス・イベント 『WAZA DEPARTMENT 2016 』in HAPPO-EN

    MICE の新しい可能性を拓く ユニークベニュー八芳園が創るコンテンツ 〜日本文化のエクスペリエンス・イベント 『WAZA DEPARTMENT 2016 』in HAPPO-EN »

    17 10月, 2016

     八芳園では訪日外国人観光客へのおもてなしとMICE 誘致を目的に、イベントやインセンティブパーティを数多く手がけている。なかでも昨年、日本各地の職人技を体感できるイベントとして好評を博した『WAZA DEPARTMENT』の第二回を8 月31 日に開催。関係省庁、旅行会社、外資系企業、ホテルコンシェルジュなど、2,000 名を超える参加者に八芳園の「企画力」と「プロデュース力」をプレゼンテーションした。

     

    「『WAZA DEPARTMENT』はヒトやモノを通して、技術や文化を知っていただくというイベント。ヒトに興味をもってもらい、その職人がいる町を紹介することで、そこへ足を運んでほしいのです」と話すのは八芳園 経営企画室・企画課係長の窪田理恵子さん。単に職人技を紹介するイベントではなく、そこには「地方の人たちと共創をして日本を発信していこう」という八芳園の思いが込められている。  第一回でコラボレーションした、福岡県「家具の町」大川市の職人から各地の職人へ。そのネットワークと絆は、瞬く間に全国へと広がって行った。

    1 年をかけて企画された第二回『WAZA DEPARTMENT』では、大川をはじめ、萩(山口)、徳之島(鹿児島)、有田(佐賀)、高崎(群馬)、中津(大分)、博多(福岡)、京都と8 つの地域の職人たちが参加した。イベントは1 階から6 階までのバンケットルーム、離れの「白鳳館」から庭にいたるまで、全館すべてを使って開催され、まさに非日常を提案するユニークベニューとなった。八芳園の「企画力」と「プロデュース力」がうかがえるブースをいくつかご紹介しよう。

    2 階は職人技を見て、体験できるブース。建具の生産日本一を誇る大川では、その装飾に使われる「組子」が有名だ。これは釘を使わずに木と木を組み付けて、「麻の葉」など200 種類以上の図柄をつくっていく技法。参加者は大川組子の職人、木下正人の緻密な技に感嘆の声を漏らし、組子のコースターや木のスプーンづくり、八芳園のシェフが指導する巻き寿司づくりを楽しんでいた。

    3 階の竹をモチーフにした「グレース」は有田焼のブース。七代目弥左衛門・松本哲が生み出すモダンな器に八芳園のパティシエがインスパイアされて生まれた「和のアフタヌーンティー」が披露された。プラチナをかけた三層の重箱にディスプレイされた和菓子や点心は、さながら宝石箱のような美しさを演出している。

    同じく3 階にある大空間の「チャット」でプレゼンテーションされたのは、八芳園オリジナルブランドの「KIKI」。八芳園のスタッフが見つけた全国の食材と「行列のできるショコラティエ」野口和男とのコラボレーションで生まれた和のスイーツだ。桜・紫蘇・酒粕・竹炭など、厳選した和の食材を練り込んだチョコレートのほか、パウンド生地に米粉を使い、ホワイトチョコを合わせた新作のガトーショコラもお目見えした。

    自慢の庭で、ひときわ目を引いたのは離れへと続く小道にディスプレイされた氷柱だ。氷の中に入っているのは博多織職人が使用する道具や糸。氷柱に浮かぶそれらを眺めつつ会場「白鳳館」に入ると、鳥をイメージしたストールがアート作品のようにディスプレイされている。ステージでは博多織とバイオリンのコラボレーションによるミニコンサートが行われ、参加者を花鳥風月の世界へと誘っていた。

    イベントも終盤にさしかかった頃、1 階のガーデンフロアで「WAZA ENTERTAINMENT」と銘打ったパーティが始まった。 オープニングではVTR が上映され、八芳園の井上専務のあいさつに続き、大川の家具職人と作った櫓「KAGURA」で和のエンターテイメントが繰り広げられた。フロア続きの庭園から職人が登場。参加者の「よいしょ」のかけ声のなか、鏡開きが行われ夏の最後を飾る粋なパーティも終演。第二回『WAZADEPARTMENT』も幕を閉じた。

    「八芳園の強みは、ウエディングで培った企画力とプロデュース力です」という窪田さん。お客さまの想いに向き合い、丁寧にヒアリングしながら、予想を超える企画を実現するのがモットーだ。選任スタッフが初回打ち合わせから当日までワンストップで担当。案件ごとにチームを編成し、コンセプトに沿って、内装・花・料理・器から箸の袋に至るまで、トータルプロデュースすることが可能だという。

    また、日本文化を海外に紹介することは八芳園のビジョンでもある。「2020 年に向けて、私たちのOMOTENASHI で、お客さまと一緒に東京と、日本を盛り上げていきたいと思っています」(窪田さん) (文:西口みな子)

    台湾のMICE新事情ー台北・高雄・台南のいま

    台湾のMICE新事情ー台北・高雄・台南のいま »

    25 5月, 2016

    人口約2,300万人、国土の大きさは九州程度の台湾。その視点は、もうすでに自国の枠を超え、グローバルなものだった。

    2016年3月、台湾の対外貿易促進を目的とした組織である台湾貿易センター(TAITRA)の招きで、台湾のMICEの最新事情を視察した。自国の市場だけではいけない、海外の市場に打って出るんだ、という長期的なビジョンを感じるものばかりだった。COMPUTEXなど国際的に通用する大型展示会では、南港国際展示会場と台北世界貿易センターの両方を会場として利用する規模となっている。

    南港国際展示会場のモーゼス・イェン主任は、「規模を追って国際的な大型の展示会を誘致する、などは考えていない。この展示会場の良さは、安価に(ユニオンがあったり、独占的な会場運営がされているわけではない、ということ)、きちんと展示会が運営できることだ。台湾の地場産業の養成を図ることができる展示会を開催していく」と語っていた。

    また、台湾の主力展示会主催者であるK&A International Co.,Ltd.のタイガー・リンさんは、台湾の枠を超え、ベトナムやミャンマーなど、新市場での展示会の開催を増やしている。「新興国での開催は、開催国側もこちらも手探り。向こうとしては、展示会の必要性を感じていなかったり、こちらとしても貧弱な会場インフラでどう運営するかに頭を悩ませたりと新規立ち上げの問題は山積み。例えば、会場で使われている建築資材も品質が悪く、重機で搬入すると床ブロックがペキペキと簡単に割れていく。あちらの役人はそれを一つづつ数えて請求してくる。まあ、費用は安いのだが。」と苦労話も交え、新興国開拓の意欲を隠さなかった。

    高雄国際展示会場の運営を担当しているイベント運営会社のUniplanは、台湾の南端にある展示会会場の利用率を高める施策を次々と打ち、台湾ボート展などの国際的な展示会の開催規模を拡大してきた。ロバート・キャンベルさんは「国際的に見て、高雄まで来てもらうのは大変です。また、今年中には、念願のアクセス手段、路面電車が運行開始になる予定です。高雄国際展示会場のアクセスは公共手段がなく、高雄の市民はバイクで訪れてきた。でも、駐輪場がいっぱいになると、みんなせっかちだし、楽しいこともたくさんあるので、帰ってしまうんだよね。」とフランクに語ってくれた。

    台湾のMICE施策はまだまだ発展途中。どのような未来が実現するのか、楽しみだ。

    注:MICEとは観光庁の定義によれば、「企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことであり、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称」を指します。

     

     

     

    (1)台北市:南港国際展示会場

    南港国際展示会場は展示会場が2階建て構造の4万5千平米(東京ビッグサイトの半分ほど)の展示スペースを持つ。台北市内中心部から電車で20分ほど(松山空港からも約20分)の好立地に位置する。道路を挟んだ向かい側に2号館の建設が進む。完成の暁には地下通路で繋がり、展示面積は両館あわせて約8万平米と、東京ビッグサイトに並ぶ規模となる。現在台北中心部に設置され展示会会場として利用されている台北世界貿易センターは建て替えまたはリニューアルが検討されており、現在そちらで開催されている展示会はこの南港国際展示会会場にて開催するとのこと。

    ホームページ:http://www.twtcnangang.com.tw/index.aspx?Lang=en-US

    1号館より、道路を挟んだ場所で建築中の2号館を望む

     

     

    (2)高雄市:高雄国際展示会場 http://www.kecc.com.tw/index.asp

    筒状の斬新なデザインの高雄国際展示会場

     

    巨大なクルーザーが並ぶボートショー

    訪問した高雄国際展示会場では、「2016 台湾国際ボート展(TAIWAN INTERNATIONAL BOAT SHOW)」が開催されていた。この展示会は、中華民国(台湾)経済部国際貿易局及び高雄市が主催し、台湾貿易センター(TAITRA)が実施するクルーザーやボートの展示会。台湾の28社のボートやクルーザーメーカー、および海外からも16社が出展。展示ホール及びふ頭では、合計63隻のボート・クルーザーが展示された。

    2016 TAIWAN INTERNATIONAL BOAT SHOWの公式ホームページはこちら: http://www.boatshow.tw/

    クルーザーの体験乗船の様子はこちら。

     

     

    (3)台南市:台湾国際胡蝶蘭展

    台湾国際蘭展のようす

    「2016台湾国際蘭展」は胡蝶蘭やオンシジュームなどの蘭の展示会。3月12日から21日までの10日間開催。会場は台湾台南市後壁区にある「台湾蘭バイオサイエンスパーク(台湾蘭花生物科技園区)」。 台湾産の蘭は、台湾の農業バイオ技術を蘭産業に応用して生産されるもので、台湾の重要な輸出農産品の1つ。台湾国際蘭展は、日本の「世界らん展日本大賞」、世界各地で開催される「世界蘭会議(WOC)」に並ぶ世界の3大蘭展となっている。

    ホームページはこちら:http://www.fst.tw/tios/events

     

    風になびく髪に見立て膨大な蘭をディスプレイ

    MICE施設は“未来の出島”   ~ 駅直結と都市の魅力で中規模会議誘致へ

    MICE施設は“未来の出島”   ~ 駅直結と都市の魅力で中規模会議誘致へ »

    1 11月, 2015

    関連記事:MICE施設 MICEとは

    MICE施設は“未来の出島” 駅直結と都市の魅力で中規模会議誘致へ

    江戸時代に世界との唯一の窓口となっていた出島。 長崎市ではその出島を中心に国際貿易の拠点として活況を極めたように、 再び経済発展の拠点として未来につなげようと、経済界を中心に MICE 施設の建設に期待が集まっている。

    観光が好調なうちに 交流産業の充実を目指す

    旧グラバー住宅からオランダ坂を下ると、ビルと見違えるような巨大客船が停泊しているのが見える。低い汽笛が響くと、出港時間ぎりぎりまで買い物をした若いカップルが両手に大きな袋を抱えて船着き場まで急ぐ。クァンタム・オブ・ザ・シーズ号は、上海を母港とし、全長約 350 m、総トン数約17 万トン、旅客定員 4,180人、乗組員 1,500 人のクルーズ客船だ。 長崎の国際観光ふ頭には、このような大型クルーズ船がおよそ 3日に一度、年間 130 回以上も停泊し、多数の観光客を長崎に連れてくる。これが長崎の最近の姿だ。

    今、長崎の観光産業には心地よい風が吹いている。平成 24 年 10 月の「世界新三大夜景」の認定に始まり、27 年 7 月には「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録された。その構成資産 23 施設のうち、長崎には端島(軍艦島)をはじめ 8 つの資産がある。また、来年には、国宝の大浦天主堂を含む「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録が期待されており、まさに追い風だ。行政においても、長崎さるく(長崎弁でぶらぶら歩くという意味)に始まる観光資源磨きから、国際観光受入のための環境整備、まちぶらプロジェクト(まちなかの賑わい再生)など、官民一体となった取り組みが着々と進んでいる。

    好調な一般観光と対照的なのが長崎のMICE、いわゆるビジネス観光だ。平成 26 年の実績では、過去最高の約 631 万人の年間観光客のうち、スポーツを除くコンベンションの参加者は約 16 万人と伸び悩んでいる。その原因と考えられるのが誘致体制と施設の不足だ。

    会議やイベントが開催できる大きな屋内施設は、長崎ブリックホールや長崎県立体育館くらいしかない。ブリックホールには 2,000 席の劇場型ホールはあるが、展示場がなく、会議室も5 室のみ。県立体育館も90% を超える高い稼働率で、さらなるイベント利用は難しい。この状況では、参加者の多い学会・大会などは複数会場に分散開催とならざるを得ず、主催者の負担増加や参加者の不便を強いている。また、地元企業開催の大きなイベントも屋外での開催がほとんどなのが現状だ。 事実、長崎市の調査でも、学会などの開催地検討の際に、長崎市は主会場や分科会会場、宿泊施設、駐車場などの施設面の不備から、最初から検討対象外となっている場合が多いということがわかっている。

    このような状況を背景として、平成23年8月、長崎市内の産学官金で組織する「長崎サミット」において、MICE 施設の建設が提言され、事務局となった長崎市は、27 年 3 月、長崎駅西側の敷地約 2 万 3000㎡を取得した。 (ただし、土地の購入にあたり、市議会からMICE 施設の建設費用や採算の見通し、市民への説明不足などに対する懸念が指摘され、交流人口をより拡大させる施設のあり方の再検討が要請されている)

     

    中規模会議の誘致を狙う 計画段階から PCO が参画

    これまで検討されてきた MICE 施設の計画はどのようなものだろうか。

    建設予定地は平成 34 年に新幹線が開通予定の新しい長崎駅の西側約 2 万㎡と、隣接地の保留地約 3,300㎡。29 年には県庁舎、県警本部庁舎も隣接地に移転する再開発エリアだ。

    メインホール(3,000㎡)、展示ホール(3,000㎡)、多目的ホール(1,500㎡)、会議室(計 3,000㎡)、駐車場(300 台)から構成され、それぞれ分割可能な利用形態を提供することで、様々な規模の MICE に対応し、稼働率を向上させることが想定されている。これにより、5,000 人以上の大型会議を除く国内のほとんどの学会を開催できる規模となり、身の丈に合った MICEのボリュームゾーンを狙う戦略だ。西日本では神戸、福岡に続く機能と規模を備えた MICE施設となる。

    また、ホテル(200 ~ 300 室、ハイクラス)を併設することで、駅横という立地(在来線、新幹線駅に隣接しホテルを併設する施設は九州初)を生かしながら、学会、会議、展示会、イベントなど 869 件の開催、利用者数延べ 59 万人を見込み、年間の総消費額 77億円、経済波及効果 123 億円と試算している。

    運営形式は、展示棟、MICE センター棟、会議室、駐車場等を公設民営とし、指定管理者の下で利用料金制度による独立採算とすることが狙いだ。(ホテルは民設民営)

    この MICE 施設については、計画当初から施設運営と会議誘致を担う会議等の運営専門事業者(PCO)の大手 3 社、日本コンベンションサービス、コングレ、コンベンションリンケージのアドバイスを受けながら、運営者の意見を反映した利用者目線での検討が進められてきた。市民・議会の理解がカギに長崎市では、MICE 施設建設への市民の理解を得るために、MICE の必要性や経済波及効果、市の財政状況、施設の採算性などについて、平成 26 年度に市内 37