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いまがチャンス!海外展開 6  調査と情報設計で最適な戦略を ー 中国企業と提携 ー 博展

いまがチャンス!海外展開 6 調査と情報設計で最適な戦略を ー 中国企業と提携 ー 博展 »

31 8月, 2021

 

調査と情報設計で最適な戦略を ー 中国企業と提携 ー 博展 ㈱博展 中島 健希さん 阿南 健太さん

当社は、中国市場に特化した広告会社beauty worksと中国におけるイベント/展示会事業と広告施策全般の協業を基軸とした業務提携を2021 年 6 月1日に締結しました。

中国市場の展示会・オフラインイベントに、渡航制限中でも企画から現場対応まで可能な体制となり、中国市場における広告・Web・SNS の企画・制作・運用なども可能になります。

中国人インサイトをとらえた数多くのプロモーション実績とパートナー企業を持つ中国市場に特化した同社とのパートナーシップで、日本企業の中国でのブランドコミュニケーションをサポートいたします。

すでに日本の大手化粧品メーカーの中国での大規模プロモーションのプランニングを任されています。中国におけるブランドイメージ調査や購買意欲醸成のための緻密な戦略・情報設計からプランを策定。中国女性が求める科学的根拠に基づく効果効能の訴求を打ち出すこと、影響力をもつ KOL(Key OpinionLeader:専門性を持ったインフルエンサー)やメディアを集めたクローズドパーティ、一般参加イベントなどオンラインとオフラインを融合したプロモーションを展開しています。

 

特集「いまがチャンス!海外展開」の他の記事を読む 1 コロナ禍での各国の展示会開催事情 2 ジェトロのオンライン展示会プロジェクト「Japan Linkage」―越境ECプロジェクト大幅拡充  3 変化の大きいところへ行こう ービッグビートの「JRIT ICHI(市)」ー  株式会社ビッグビート 代表取締役 濱口豊さん 4 言語だけでなくリモート出展に対応する人材を – バイリンガル人材派遣  トライフル 代表取締役 久野華子さん 5 開催地に応じた対応とデザイン 株式会社エキスポインターナショナル 岩本圭祐さん 6 調査と情報設計で最適な戦略を ー 中国企業と提携 ー 博展  中島 健希さん 阿南 健太さん 7 日本唯一の CES公認代理店 米国出展支援 クリエイティヴ・ヴィジョン 吉野 昌秀さん 8 対応力と現場力で目的達成 -George P.Johnson  平澤 彰紀さん

 

いまがチャンス!海外展開 5  開催地に応じた対応とデザイン EXPO International

いまがチャンス!海外展開 5 開催地に応じた対応とデザイン EXPO International »

31 8月, 2021

 

いまがチャンス!海外展開 5  – 開催地に応じた対応とデザイン EXPO International ㈱エキスポインターナショナル  岩本圭祐さん

ASEAN Sustainable Energy Week、Cafe Show Seoul、CES、CPhI Worldwide、EMO Hannover、EISENWARENMESSEなどの海外イベントに参加する企業をトータルにサポートしています。

展示会開催地に応じた対応と、その地域に適した情報の訴求方法の選択が重要だと考えます。ルール・施工の進め方が異なり、それぞれのケースに準じての計画が必要なため、現地パートナーとのコミュニケーションはとくに綿密にとるようにしています。

出展コンセプト立案からブースデザイン、設計図面作成・構造計算・施工承認取得、ブース装飾、施工・撤去まで、ブース内のグラフィックデザインと製作、大型機械を含む展示品の輸出入・搬入・設置、集客イベントの提案から実施・運営管理、ノベルティの提案・製作、配布資料のデザイン・製作、会期中の運営計画・人材確保・運営管理、出展スタッフ用送迎車両手配など、出展企業が安心できるサポートを常に心がけています。

また、コロナ禍以降、リモートでのサポート依頼も増えています。出展製品・サービスの説明や商談を担当者が現地にいなくても可能にする方法、そのための設備の手配も含めて、施工に止まらず運営全般に関するものも多くなっており、その対応にも力を入れています。

 

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いまがチャンス!海外展開 4  言語だけでなくリモート出展に対応する人材を  – バイリンガル人材派遣  トライフル

いまがチャンス!海外展開 4 言語だけでなくリモート出展に対応する人材を – バイリンガル人材派遣 トライフル »

31 8月, 2021

 

言語だけでなくリモート出展に対応する人材を – バイリンガル人材派遣 株式会社トライフル  代表取締役 久野華子さん

CES、モバイルワールドコングレス、METALEX, ASIA POWER WEEK, INNOTRANS, ITS World Congress, Hiper Japanをはじめ、数多くの海外イベントや展示会に、出張同行通訳やバイリンガル人材を派遣しています。

38 か国で、弊社が直接契約している日本語を話せる現地スタッフを派遣可能です。現在は海外渡航ができないため、リモート出展のご相談や、現地でのアンケート調査、海外現地調査などのサービスが主体となっています。

ハイブリッド展示会やリモート出展の際には、タブレットを設置しただけでは来場者が集まらないので、現地で誘引や商品説明を行うスタッフの派遣、また現地での商品やビデオ会議システムのセッティングも行なっています。

最近では、オンライン会議での通訳、バイリンガル司会者といった新しい需要も増えています。

注意しなければならない点は、日本と商習慣が違い、宗教などお互いの文化的差異を尊重しながらイベントがスムーズに行われるように調整をしています。特にイスラム圏でのヒジャブや礼拝などは注意が必要です。

特集「いまがチャンス!海外展開」の他の記事を読む 1 コロナ禍での各国の展示会開催事情 2 ジェトロのオンライン展示会プロジェクト「Japan Linkage」―越境ECプロジェクト大幅拡充  3 変化の大きいところへ行こう ービッグビートの「JRIT ICHI(市)」ー  株式会社ビッグビート 代表取締役 濱口豊さん 4 言語だけでなくリモート出展に対応する人材を – バイリンガル人材派遣  トライフル 代表取締役 久野華子さん 5 開催地に応じた対応とデザイン 株式会社エキスポインターナショナル 岩本圭祐さん 6 調査と情報設計で最適な戦略を ー 中国企業と提携 ー 博展  中島 健希さん 阿南 健太さん 7 日本唯一の CES公認代理店 米国出展支援 クリエイティヴ・ヴィジョン 吉野 昌秀さん 8 対応力と現場力で目的達成 -George P.Johnson  平澤 彰紀さん

 

 

いまがチャンス!海外展開 3  変化の大きいところへ行こう ービッグビートの「JRIT ICHI(市)」ー

いまがチャンス!海外展開 3 変化の大きいところへ行こう ービッグビートの「JRIT ICHI(市)」ー »

31 8月, 2021

 

変化の大きいところへ行こう ービッグビートの「JRIT ICHI(市)」ー 株式会社ビッグビート 代表取締役 濱口豊さん

株式会社ビッグビートでは、2021 年6月に、オンライン上でのマーケットプレイス「JRITICHI(市)」をオープンした。タイを皮切りにASEAN 市場で、日本の ITソリューションのBtoB ユーザー獲得を目指す場だ。代表取締役の濱口豊さんに、日本の BtoB 企業の課題感や展望についてお話をうかがった。

日本企業3つの弱点に寄り添う

代表取締役の濱口豊さん自ら「『JRIT ICHI(市)』はチャレンジングな取組み」と明かす理由は、タイ国内で日本企業は製造業で認知はあっても、IT ソリューションの認知度は極めて低い現状があり、長い道のりになる覚悟があるからだ。厳しくとも挑むのはなぜなのか。

ビッグビートは、BtoB 企業のマーケティングコミュニケーション支援を行う広告会社で、1995 年に設立して 26 年になる。「一番変化の大きいところへ行け」という広告営業の原則が、ビジネスの信条にあると語る濱口さんは、多くの外資系企業との付き合いから見えてきた日本企業の弱点を「マーケティング、デジタル、グローバル」の3つだとして、創業の1995 年当時、特に変化の大きかった BtoB 向けIT企業のマーケティングに取り組んできた。

デジタル化ではイベント運営にも導入し、来場者管理・出展者管理システムを自社開発で早くから提供しており、昨年のコロナ禍でリアルの場が失われると、法人向けオンラインイベントプラットフォーム「KODOU」のリリースもスピーディに展開した。

グローバル化は、最後に取り組んだ課題だ。欧米、アジアで海外展示会の出展サポートの実績もあるが、エリアをASEAN 市場に定め、オンライン・マーケット・プレイスという市場の主催側に立つ。2018 年に、タイに現地法人を設立して本格的に展開している。

タイ・ASEAN の理由

現在、日本企業でタイに進出しているIT 企業がどれだけいるかというと、約 200 社だとう。そのほとんどが、日本の現地法人向けだ。一方、マーケットプレイス「JRIT ICHI(市)」で目指すのは、IT 化・DX 化を推進するASEAN 現地企業を対象とする。

タイでは 2017 年に国家プロジェクト「タイランド 4.0」でデジタル経済化を推し進めようと予算を投下し、ドイツ・ハノーバーの BtoBの IT 展 示 会 を 誘 致し「CEBIT ASEANThailand」を 2018 年から開催、このコロナ禍で多くの企業でデジタルシフトが進む。市場の拡大を見据えて、特に欧米のグローバルIT 企業、ASEAN 発のスタートアップ企業、なかでもSaaS 系ベンダーの参入は顕著だ。日本企業の存在は Bigbeat Bangkok Co.,Ltdの代表によれば「日本文化に対する関心は高いが、ことIT ソリューションに対しては驚くほど無関心で、知られていない」のが現状だが、逆に言えば伸び代があるとも言える。

「タイを中心に、2025 年までに世界の5大デジタルテクノロジー市場のひとつになると見られるASEAN への進出を見据えています」と濱口さんは、変化の潮流は日本 IT 企業にとって、好機と捉えている。

BtoB のマーケティングには、3つの段階があり、「JRIT ICHI(市)」では、それぞれの段階でアプローチができる機能を備えるのがポイントとなる。リサーチして顧客を決める機能、決めた顧客に対して認知される機能、そしてリードを獲得する機能だ(下図「JRITICHI(市)全体スキーム」)。

「90 年代からこれまで、我々の世代は変化に富んだ良いビジネス環境下で仕事をさせてもらった。一方で、これからの若い世代は内需ばかりでは変化は少ないのではないか。そんな危機感から、BtoB の IT 企業にとって変化の大きい場に新しいステージをつくっていくことが、次世代への社会貢献の一つと考えています」(濱口さん)

 

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いまがチャンス!海外展開 2  ―ジェトロのオンライン展示会プロジェクト「Japan Linkage」―越境ECプロジェクト大幅拡充

いまがチャンス!海外展開 2 ―ジェトロのオンライン展示会プロジェクト「Japan Linkage」―越境ECプロジェクト大幅拡充 »

31 8月, 2021

 

ジェトロのオンライン展示会プロジェクト「Japan Linkage」 ―越境ECプロジェクト大幅拡充 日本貿易振興機構(ジェトロ)

2018 年からデジタルエコノミーへの対応を進めており、昨年のコロナ禍でのデジタルシフトでさらに海外展開支援を加速している日本貿易振興機構(以下ジェトロ)では、昨年度新たに通年型オンライン展示会への出展プロジェクトを開始した。デジタル・スキームを強化し、中堅・中小の海外ビジネスを後押しするデジタルマーケティング部プラットフォームビジネス課長下笠哲太郎さん、課長代理の栗原環さんに、現状を伺った。

977 社の出展を支援

「通年型オンライン展示会への出展プロジェクト『Japan Linkage』は、昨年度新たに取り組み、各地域・分野トップ8サイトに、977 社の出展を支援しています」(デジタルマーケティング部プラットフォームビジネス課長下笠哲太郎さん)

977 社という数字は、これまでのリアル展示会への出展支援と比べても、ほぼ同数で推移しているという。

今年度は、世界最大級の B2B トレーディングプラットホーム Alibaba.com はじめ、香港貿易発展局が運営する Hktdc.com Sourcing、 グ ロ ー バ ル メ デ ィ アInformaMarkets の 運 営 す る Saladplate、フランス発の専門 6 分野に特化した BtoB マーケットプレイス VirtualExpo、 韓国のEC プラットフォーム Ecplaza、EC21、米国アパレル専門 BtoB プラットフォームJOOR、インド発 BtoB オンライン展示会Tradeindia の8つのサイト(一部を除き募集締切済)で出展は継続中だ。

デジタルスクール実施も

「当初は『オンライン会議システムに不慣れ』という企業も多く、オンラインビジネススキルの不足が課題でした」と栗原環さん(同課長代理)は話す。そのためジェトロでは「デジタルスクール」を実施し、デジタル技術の活用法やツールの紹介を通じてスキル向上も支援する。

具体的に「Japan Linkage」プロジェクトでのマッチング成功事例をみると、Alibaba.com に出展した株式会社アトラス(福島県)では、果物・野菜皮むき機の動画を掲載し動きを訴求した事例や、Virtual EXPO に出展したサクラテック株式会社(神奈川県)では、医療分野のバイタルセンサーを出品し動画や企業ページコンテンツの工夫でスイス医療機関との成約に至った事例など、分野にもよるが動画などを駆使したといった報告もあり、栗原さんは「分野や特性によって成功要因は異なる。機能の使いこなしや検索キーワード設定が重要など、成功体験を共有する機会なども設けていく」とする。

今後の取組みについて、下笠さんは「現状では通年型オンライン展示会への出展が主流となる一方で、いずれリアル展示会とのハイブリッド化が進むでしょう。その時にいかに効果的にオンラインを使っていくか。リアルで短期に商談し、オンラインで長期に繋がっていく、組み合わせていただくことが成果につながるには重要になってくると思います」と語る。

リアルでの展示会に出展した後、サンプルを送付したきりでビジネス継続が難しいケースも多々あるという。オンラインが加わり、いかに最新の情報を出し、繋がり続けることができるか、これからの海外出展のカタチもハイブリッド型での対応が求められる。

特集「いまがチャンス!海外展開」の他の記事を読む 1 コロナ禍での各国の展示会開催事情 2 ジェトロのオンライン展示会プロジェクト「Japan Linkage」―越境ECプロジェクト大幅拡充  3 変化の大きいところへ行こう ービッグビートの「JRIT ICHI(市)」ー  株式会社ビッグビート 代表取締役 濱口豊さん 4 言語だけでなくリモート出展に対応する人材を – バイリンガル人材派遣  トライフル 代表取締役 久野華子さん 5 開催地に応じた対応とデザイン 株式会社エキスポインターナショナル 岩本圭祐さん 6 調査と情報設計で最適な戦略を ー 中国企業と提携 ー 博展  中島 健希さん 阿南 健太さん 7 日本唯一の CES公認代理店 米国出展支援 クリエイティヴ・ヴィジョン 吉野 昌秀さん 8 対応力と現場力で目的達成 -George P.Johnson  平澤 彰紀さん

 

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ (2)

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25 7月, 2021

 

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ

オンラインのコミュニケーションにも慣れたいま、リアルな感覚や人から人に伝わる熱量、一体感といったココロの動きに、わたしたちはより敏感になった。それは詰まるところ、オンラインの利便性以上に求めるものがリアルにはあり、リアルが果たすべき役割を因数分解して再設計し直す機会ということなのだと思う。

空間デザイン思考とオブジェ思考 竹村 尚久さん

SUPER PENGUIN 株式会社 代表取締役 /CEO

展示会は人が主役 ブースづくりは心理学

“ 空間 ”。なにもないところ。形も色も手を加えられないものをどう設計するのか。

「空間デザインは心理学。その場所に来た人に、どう感じて欲しいか。つくっているのは造作物や装飾ではなく、その場の空気」とSUPER PENGUIN の竹村さんは言う。大学と大学院の 6 年間学んだ建築の分野では、空間の概念がきちんと整理されていた。

展示会ブースの多くは、何を置く、何をつくるという、造作から発想するオブジェ思考で設計されているように、竹村さんには見える。「どちらが優れている、ということではなくバランスの問題。しかし集客をするには空間デザインを考えないと限界がくる」という。

 

シンプルさの中に潜ませる 無数の集客セオリー

竹村さんが手がけるブースは、派手な色使いや大きなアイキャッチがあるわけではないが、いつも賑わっている。

それは、興味を引き付ける、ブースに入る心理的障壁をさげる、話を聞く態勢になってもらう、そのためのしくみがデザインされているからだ。「壁がなければ来場者が来るのではなく、気になるから入ってくる」という。

「第 88 回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋 2019」で中小機構が企画した「NIPPON QUALITY」の 32 社合同ブースにも、その工夫が盛り込まれている。

入口はすべてオープンになっているが、細い柱が不規則に並び、すべてが見られるわけではなく、何があるのか中を探したくなる。

好奇心を刺激するチラリズムも有効だ。壁で覆われたブースにスリットが空いていて、少しだけ見える中の様子が気になって来場者は素通りできない。誰もが手を伸ばすパンフレットを撒き餌にし、製品を見たり触ったりと次のアクションにつなげる。

ブースに入る心理的障壁を下げることも大切だ。出展スタッフが待ち構えるのではなく、入口付近は展示物だけを設置。自由に、気軽に見て触れる環境にし、多くの人に長く滞留してもらう。人がいる安心感で、人が人を呼ぶ。奥に控える説明員も横を向き、来場者とコンタクトしない。カーペットの色と素材を通路と同じにして、ブースであることを意識させないなど、細かな配慮が活きる。

商品をみて、すぐに商談席に座ってもらうのもハードルが高いので、中間の場所を用意する。パーティションで出展者から丸見えでない安心な場所をつくり、一休みしたり製品を体験してもらう。話を聞く態勢が整った時にカジュアルに話かける。そのために来場者がカバンを置く“ 箱椅子 ”を用意することも竹村さんのデザインの特長だ。

「リアルの場だから話ができる、というのは出展者の事情。来場者も話をしたくないわけではないが、いつでも、誰とでもということではない」と竹村さんは語る。

来場者がどう動き、どう感じるか。人が基軸のデザインに、無意識のまま引き込まれる。

 

SUPER PENGUINのWebサイト

特集「リアル空間の価値 世界観とセレンディピティ」の他の記事を読む 1 その空間で過ごす時間のココロ価値を上げる」  4Hearts 大髙啓二さん 「空間デザイン思考とオブジェ思考」SUPER PENGUIN  竹村 尚久さん  3「こころの動きをデザインする共感のしかけ」タケナカ長崎 英樹さん 4「「空間づくり」×「化学」が生む新しいリアル体験の価値」三井化学x丹青社 5自信をもって立てる舞台」アディスミューズ 小澤 克幸さん 6商品とアートが融合」サクラインターナショナル 山﨑 貴予さん 7設定を読込み上手に嘘を」ジャパンレントオール 新妻 新伍さん 8「来場者視点を分析」George P. Johnson 八幡 佑希さん 9「試飲と展示が一体に」ボックス・ワン 伊藤賢治さん

 

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ (3)

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ (3) »

25 7月, 2021

 

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ

オンラインのコミュニケーションにも慣れたいま、リアルな感覚や人から人に伝わる熱量、一体感といったココロの動きに、わたしたちはより敏感になった。それは詰まるところ、オンラインの利便性以上に求めるものがリアルにはあり、リアルが果たすべき役割を因数分解して再設計し直す機会ということなのだと思う。

こころの動きをデザインする共感のしかけ 長崎 英樹さん

株式会社タケナカ (シンユニティグループ) 専務取締役

同じ想いと認識もつ人の 共感と感動を増幅

なぜ、人はイベント会場に足を運ぶのだろうか。

作品や商品に触れて、その良さを自分の五感で確かめたい人がいる。Face to Faceのコミュニケーションや意図せぬモノや人との、偶然の出会いを求める人も多いだろう。

会場で意気投合して友達になったり、商談成立して新たなビジネスが生まれたり、という劇的な出会いもあるが「他の参加者の反応をみる、驚きや感動の瞬間を共有するなど、繊細な共感の伝播こそが、リアルな場に求められているもの」とシンユニティグループの長崎英樹さんは話す。

企業イベントの主催者が本当に聞きたい声は、アンケートやオンライン商談のなかではなく、参加者のカジュアルな会話や、ささいな反応のなかにある。参加者がどう感じたか、何に興味をもったかは、担当者の肌感覚で見つけるものだろう。

エンターテインメントイベントは、コンテンツ対参加者だけではなく、他の参加者の存在も欠かせない。人だかりがあれば、そこに何があるか期待するし、歓声をあげれば一緒に盛り上がる。感動を増幅するのは、想いを同じにした他者との共感、時間・場所の共有だ。

造作やコンテンツだけでなく 人の想いをデザインする

共感は良質なコンテンツだけでなく、空間全体でつくられる。長崎さんはイベントのあちこちに参加者がリアクションしやすいしかけを用意しておく。

たとえば、プロジェクションマッピングの3D 映像のなかに、2D のグラフィックデザイナーが制作したクオリティの高い“決め画”を潜ませる。そのポイントでは多くの人がスマホを掲げて写真を撮る。

また、映像が流れる前のカウント時に立体音響の凄さをわかりやすく伝えることで、観客に“ 音がでる場所 ”を強く意識させ、作品本編での音響演出効果を高める。

映像を綺麗に投影できる白いスクリーンでなく、グレーや黒を選択することもあるのは、映像が映ってないときに「あそこに映像が出るんだろうな」と思わせないため。全体の世界観をつくることが優先だ。

会場のしつらえだけでなく、スタッフの対応や誘導など運営面も含めて、参加者がどう感じるか、どういう体験を提供できるかを長崎さんは常に考える。

「どのタイミングでインパクトを与え、どの場所で心地よさを感じでもらうか。入口から出口まで通る人の、こころの動きをデザインすること。そのストーリーが感動や共感を生む」(長崎さん)。

XR など最新鋭の映像技術で、コロナ禍のオンラインイベントの第一線を走る㈱タケナカが、空間づくりのシンユニティグループとして、コロナ後のハイブリッドイベント市場でも、新たな風を吹かせそうだ。

シンユニティグループのWebサイト

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リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ (4)

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25 7月, 2021

 

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ

オンラインのコミュニケーションにも慣れたいま、リアルな感覚や人から人に伝わる熱量、一体感といったココロの動きに、わたしたちはより敏感になった。それは詰まるところ、オンラインの利便性以上に求めるものがリアルにはあり、リアルが果たすべき役割を因数分解して再設計し直す機会ということなのだと思う。

「空間づくり」×「化学」が生む新しいリアル体験の価値 三井化学株式会社 合成化学品研究所 西本 泰三さん 株式会社丹青社     企画開発センター 企画部部長  菅波 紀宏さん 企画開発センター  島谷 理絵さん オフィス空間でのこころの動きを数値化

5月10 日、三井化学の最先端テクノロジーと丹青社の空間づくりのノウハウを組み合わせ、感性に着目した共同開発の第一弾として、新しいウインドウフィルムが発表された。2年ほど前の2019 年4月から2社が正式に体制を整え協業はスタートした。

だが、それ以外に丹青社が取り組んだオフィス空間でのこころの動きを数値化する取組み「KOKOROスケールfor Workstyle」の共同開発を通して、三井化学を紹介されたことがきっかけとなり、会ってみると初日から意気投合。話がとまらず、空間や気分、イノベーションという文脈で定期に情報交換をするようになり「空間における感性価値の定量化や開発は難しいけれど面白い」という両社の思いが、新商品の新しいウインドウフィルム「ポジカTM フィルム」に繋がった。

開発メンバーの一人で、三井化学の合成化学品研究所の西本さんは「社内体制もこれまで特定分野向けの素材開発をしてきた縦割りから横断的な転換を図っていたタイミングでした。協業は新しい取組みで空間設計のプロフェッショナルから聴くユーザー視点の意見は研究員としても新鮮でした」と振り返る。

丹青社では、他社との協業やマーケティングを担う菅波さん、島谷さんは今回、ビジネススキーム構築や実証実験の実施・分析などを中心に商品開発に取組んだ。両社からの参画メンバーも複数部署にわたり、打合せでは、化学式での解説などに苦戦するなど、共通言語を見つけながら展開。「両社の成功だけでなく、ユーザー視点でwin-win-win の三方良しの視点で取り組めたことがポイント」とする。

「ポジカTM フィルム」はメガネレンズ材料分野で生まれた「くっきりTM 色素」を使うことで光のイエローライトをカットする機能があり、ガラス面に貼るとフィルム越しの物体の色は彩度が向上し、これまでよりも景色や展示物が色濃く、鮮やかに感じられる。白色の黄ばみがとれて、より白さを感じるという。

今後については「今回は視覚効果のソリューションでしたが、現在web 会議などで音漏れが課題としてあがっている聴覚のソリューションはじめ、五感に取り組みたい」(西本さん)。「素材を作る総合化学メーカーと空間創造のプロである当社は今まで直接接点がなかった。今回の協業で、お互いにバリューチェーンをつなぐことに取り組んできた。今後間に入る製造メーカー次第で全く新しい商品が生まれる可能性もあり楽しみだ」(菅波さん)と、空間の新しい価値づくりは、感性へアプローチし、組合せも新たに取り組んでいく。

丹青社のWebサイト

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リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ (5)

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25 7月, 2021

 

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ

オンラインのコミュニケーションにも慣れたいま、リアルな感覚や人から人に伝わる熱量、一体感といったココロの動きに、わたしたちはより敏感になった。それは詰まるところ、オンラインの利便性以上に求めるものがリアルにはあり、リアルが果たすべき役割を因数分解して再設計し直す機会ということなのだと思う。

自信をもって立てる舞台 ㈱アディスミューズ 小澤 克幸さん タニコー 展示ブース(HCJ2021)

クライアントから提示された課題は、

① 出展コンセプトの「つなぐ」を具現化 ② 参加できない方向けのデジタル展示会。

ブース内に明確な通路を設けて大胆に交差。密を避け、安心してブース内に入れること、視覚的にも人と人とが集う場であることを意識させた。オンライン上でも展示空間を共有。リアル、オンラインの両面で出展者と来場者を「つなぐ」、人と人とが複層的に繋がれる空間をつくった。

関係者全員が安心・安全を感じ、胸を張って会期を迎えられことも重要な課題。ブースは主役である出展者が存分に活躍するための舞台。自信をもって舞台に立てるよう心がけた。

アディスミューズのWebサイト

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リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ (6)

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25 7月, 2021

 

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ

オンラインのコミュニケーションにも慣れたいま、リアルな感覚や人から人に伝わる熱量、一体感といったココロの動きに、わたしたちはより敏感になった。それは詰まるところ、オンラインの利便性以上に求めるものがリアルにはあり、リアルが果たすべき役割を因数分解して再設計し直す機会ということなのだと思う。

商品とアートが融合 サクラインターナショナル㈱ 山﨑 貴予さん STANCE SHOP 店舗

『靴下・T シャツ・マスク』などを扱う自由で多様な個性を持ったブランドに合わせて、アメリカ西海岸をイメージ。ブランドカラーのブルーが映えるようなカラー展開と、照明や植栽、演出ディスプレイで、暖かいビーチのリラックスした雰囲気を演出。コンセプトは商品とアートが融合したギャラリー。

店舗接客に加え、LIVE 配信や販売スタッフが直接タブレットなどを用いてオンライン接客を行う際にも商品が映えるような細部にもこだわった店舗設計を行った。ブランドの世界観と魅力的な商品にさらに付加価値をつけ、お客様と商品の素敵な出会いの場をリアルだけでなくオンラインも意識した空間演出を施した

 

サクラインターナショナルのWebサイト

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