Home » Posts tagged "感染防止対策"
【特集:リアルイベント復活の舞台裏】日本コンベンションサービス  上田  達也さん インタビュー

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】日本コンベンションサービス 上田 達也さん インタビュー »

11 8月, 2020

特集:リアルイベント復活の舞台裏 より 【PCO(学術集会)】 日本コンベンションサービス株式会社 コンベンション事業部 マーケティング部AM&C 上田 達也さん

コロナウイルスとイベント業界の戦いは続いている。参加人数制限の緩和は8月末まで延期。 特集、リアルイベント復活の舞台裏では、目まぐるしく変わる情勢のなかイベント人が奮闘する姿をお届けする。

医学系学術集会運営や学術団体の組織運営をサポートする日本コンベンション サービス(株)の上田達也さんが、bravesoft(株)の「イベ博」に登壇した。

リアルとウェブ融合が主流に −学術集会というのはどういうものなのでしょうか

上田 よく学術集会はMICEのCに分類されますが、学術発表のほかに教育プログラム、著名人の講演会、ビジネスミーティング、展示会、懇親会、セレモニーなど、MICEすべてが入っています。収入は展示、セミナー、広告等の企業協賛、と参加登録料が約半々か協賛の比率が少し高い場合が多いです。

 

−オンライン開催が多かったようですが、いかがですか

上田 多くが延期・中止、オンライン開催になりました。日本ラジオロジー協会(JRC)の大会と同時開催の国際医用画像総合展(ITEM)は4月開催を5月からに変更しオンライン開催しました。同会議はもともとスライドに解説文を同時に閲覧できるCyPosというEポスターシステムがあり、移行障壁は少なかったと思います。会期を長くしオンデマンドで聴講できるため、多くのセッションが聞けた、より深く理解できた、遠隔地から参加できたというお声もいただき、ほぼ24時間ウェブへアクセスがありました。

 

−オンライン開催でむずかしかった点は何でしょうか?

上田 JRCとITEMの目的の1つは、研究者、医師、放射線技師、医学物理士、企業が交流することです。演題ごとにチャットで交流できる場を用意したのですが、まだ課題はあり、ウェブ展示会も目に見える効果が得られていないようです。

 

個包装やアクリルでニューノーマルな立食

日本コンベンション研究会が7月24日に開催した「MICEフューチャー・アクション」では懇親会も実施。

ケータリング担当のCITABRIAは料理の個包装やあらかじめピンチョス各種を皿に取り分けること、ディスプレイはアクリルで覆うなど、感染防止を施した。

 

懇談をするハイテーブルはサクラインターナショナルがアクリルボードの仕切りを施工した。会場で参加したMICE参加者はニューノーマルな懇親会で交流を深めていた。

日本コンベンションサービス株式会社のWebサイトはこちら

 

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】マグネットスタジオ  薗田  光史さん インタビュー

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】マグネットスタジオ 薗田 光史さん インタビュー »

11 8月, 2020

特集:リアルイベント復活の舞台裏 より 【会場運営】 株式会社マグネットスタジオ 代表取締役 薗田 光史さん

コロナウイルスとイベント業界の戦いは続いている。参加人数制限の緩和は8月末まで延期。 特集、リアルイベント復活の舞台裏では、目まぐるしく変わる情勢のなかイベント人が奮闘する姿をお届けする。

都内12会場で、コンサル・運営を手がけるマグネットスタジオでは、「DON’T STOP EVENTS」のメッセージを掲げた特設サイトを開設。主催者・制作会社200名の生の声を集め、いま必要な情報でイベント開催の後押しをする。

お客様目線で、いま必要な情報を −イベント開催状況はいかがですか

薗田 2020年は本来、予約ベースで例年の80%の稼働率を上回る勢いのある年でした。3月以降は新型コロナの影響で12会場合わせ400件のキャンセルがでました。日数にしたらもっとです。

 

−特設サイト「DON’T STOP EVENTS」では会場の換気機能も細かく掲載していますね

薗田 一括りにイベント会場と言っても異なる設備特性の違いや開催に向けた体制、主催者への負担軽減について、わかりやすく伝えたい、ということが第一にあります。

たとえば、サイト掲載の各会場スペック表には「換気機能」という項目があります。最新のビル内に会場があるため、1時間につき最大約16回もの換気回数がある会場もありますが、建設・ディベロッパー業界以外にはよく知られていません。また、ビジネスイベントだけでなくエンターテインメント系イベントを受け入れている弊社の会場は、興行場申請しており、会議施設とも扱いが別です。興行場法によって換気設備の厳しい基準があるんです。

開催体制は設備面でハードの備えを、感染防止策用貸出の備品面で消毒液、非接触体温計、簡易サーモグラフィカメラ、飛散防止シート、来場者用マスク無償提供といったソフトの対応を伝えています。

また、大事なのは、イベント開催費の主催者負担軽減です。政府のイベント開催緩和策で収容人数が50%となれば収入が半分となることも考慮し、8月までの利用限定で各会場の会場費を最大半額相当で提供しています。

 

−イベント開催を応援するサイトを開設した経緯は

薗田 一言でいえば、ライブ・イベント業界への恩返しです。もともとは大学で演劇を勉強して、その流れで舞台に関わる仕事をしたいと、ファッションショーの制作会社に入り、ずっとイベント業界にいます。

今年は、ホールのコンサル・運営をする弊社を創業して20周年。足掛け20年以上この業界にいると当然ながら、恩があるわけです。この真只中にいて、コロナ禍でホールが動かなくなると、当然仕事がなくなります。それはつまり、自社だけでなく、出演者、照明・音響・演出、舞台制作のほか、関わっているプロダクション、プロモーターすべてです。

いち早くメッセージを打ち出していけば、参加されるお客様にも気持ちの後押しになるのではないか、また、イベントを主催する側にも勇気が湧いてくれたらうれしい。実際に「応援するよ」「やっぱりイベントやるよ」とメッセージに応えてくださる方はいます。自ら打ち出すことで、社員にとっても業界を絶やさないという別の責任感も芽生えます。メッセージシールの裏面には、「イベント業界が、必ず復活することを願って!」という言葉を添えています。

 

「DON’T STOP EVENTS」特設サイトはこちら

 

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「病院警備で感染対策を蓄積」JSS 倭文 浩樹さん

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「病院警備で感染対策を蓄積」JSS 倭文 浩樹さん »

11 8月, 2020

特集:リアルイベント復活の舞台裏 より 【イベント警備】 (株)JSS 代表取締役 倭文 浩樹さん

コロナウイルスとイベント業界の戦いは続いている。参加人数制限の緩和は8月末まで延期。 特集、リアルイベント復活の舞台裏では、目まぐるしく変わる情勢のなかイベント人が奮闘する姿をお届けする。

緊急事態宣言から条件付きながイベント開催ができるようになった。イベント関連企業の方々に、コロナ禍での事業の影響、イベント再開へ向けた準備、これからのイベントはどうなっていくのかをうかがった。

病院警備で感染対策を蓄積 コロナウイルス禍の影響

当社の事業はイベント警備が25%、空港警備が25%、商業施設や集合住宅などの施設警備が40%、残りが工事現場などの臨時警備となります。現在イベントがほぼなし、空港もわずかなので、売上は半減してしまいました。

イベント再開に向けた準備

感染症指定医療機関でN95マスクをつけて警備もしており、感染症対策や消毒についてのノウハウが蓄積されています。また、副業として経営している居酒屋もコロナ対策の知見を得る場になっています。ほかにも塩素電解水の精製機器やフェイスシールドも完備しており、いつでもイベント警備に横展開できます。

イベントはどう変わるか

私の個人の考えでは、日本人は風邪の免疫があるなど、重症化、死亡の数も海外と比べ少ないので、元気な人で経済を回すことが大切と考えています。展示会には体調の悪い方や既往症をお持ちの方は来ないでしょうし、会場の天井高や広さもあり、感染防止策をしっかりと施してイベントを開催してほしいと思います。

とはいえ、もしイベントで感染者を出たら、マスコミやネットで叩かれるでしょうし、難しい判断と思いますが、もし開催される場合には弊社が感染防止の機器とノウハウとともにご支援に参上いたします。

株式会社JSSのWebサイトはこちら

 

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「必ず戻ることを信じて」西尾レントオール 稲葉 哲哉さん

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「必ず戻ることを信じて」西尾レントオール 稲葉 哲哉さん »

11 8月, 2020

特集:リアルイベント復活の舞台裏 より 【レンタル・運営】 西尾レントオール(株) RA東日本営業部 部長 稲葉 哲哉さん

コロナウイルスとイベント業界の戦いは続いている。参加人数制限の緩和は8月末まで延期。 特集、リアルイベント復活の舞台裏では、目まぐるしく変わる情勢のなかイベント人が奮闘する姿をお届けする。

緊急事態宣言から条件付きながイベント開催ができるようになった。イベント関連企業の方々に、コロナ禍での事業の影響、イベント再開へ向けた準備、これからのイベントはどうなっていくのかをうかがった。

必ず戻ることを信じて コロナウイルス禍の影響

東京2020の延期や展示会の中止・延期など、3月から大・中規模のイベントはほとんどなくなってしまいました。6月の株主総会や小さい催事が少し残ったくらいでした。

コロナ前までは、たくさんある展示会やイベントをどう回していくか、と突っ走ってきたのですが、それが一斉になくなりました。売上が大幅に落ちたことも深刻ですが、仕事がないことが、これほどスタッフの士気を下げるのかと心配しています。

イベント再開に向けた準備

サーマルカメラなど感染症対策の機器を拡充し、運用のノウハウも蓄積しています。7月末から展示会がスタートするので、安全なイベント開催に力を発揮すると期待しています。また、イベントが動いてない時間に、3年5年先を見据えて、新たな取組みなど私たちも進化し社会貢献する方法を探っています。

イベントはどう変わるか

オンラインイベントが当たり前になってきましたが、やはり画面を見て話すより、直接会ったほうが、口調の強弱や顔つき、その場の雰囲気が伝わり、モチベーションも上がりますよね。こうした温かみのあるコミュニケーションはこれからも必要だと思います。イベントがなくなり、つらい日々でしたが、必ず、必ず、戻ると信じ、準備をしています。

西尾レントオール株式会社のWebサイトはこちら

 

 

■西尾レントオール 概要

関西が地盤の総合レンタル業。重機・建機のレンタルのほか、イベント・展示会分野のレンタルも手掛ける。

西尾レントオール株式会社 本社所在地 日本の旗 日本 〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1―11―17 設立 1959年10月26日 業種 サービス業 東証1部 9699 1990年8月24日上場 事業内容 総合レンタル業 代表者 代表取締役社長 西尾公志 資本金 81億円

展示会分野 (同社ウェブサイトより)

イベント・展示会機材の総合レンタルとデザイン・設営まで – 効果的な空間演出を提案します –

展示会用のシステムパネルやアルミトラスなど、ブースの構成材のレンタルと設営を行っています。デザインから映像機器使用などの企画も含めトータルでご提案しています。 屋外でのイベントでは、テント、ステージ、仮設観覧席やアーチなど会場設営の機材や集客効果を高める様々なアミューズメント機材など、地域イベント、スポーツ大会から各種式典まで様々な企画に対応できる商品・システムを擁しています。 直営では札幌・仙台・東京・大阪・名古屋・福岡にて展開していますイベント。

イベント・展示会分野の営業所

RA札幌営業所 〒063-0834 北海道札幌市西区発寒14条11丁目1-10 TEL 011(590)1420 FAX 011(590)1477

スペース課仙台事務所 〒980‐0014 宮城県仙台市青葉区本町1‐5‐28カーニープレイス仙台駅前通701 TEL 022(797)1590 FAX 022(797)1640

レントオール機材センター 〒300-1281 茨城県牛久市桂町2200-1 TEL 029(878)6240 FAX 029(878)6241

ビジュアル営業所 〒108-0022 東京都港区海岸3-21-32(安田芝浦7号ビル1F) TEL 03(3769)9240 FAX 03(3769)9241

スポーツ設備課 〒108-0022 東京都港区海岸3-21-32(安田芝浦7号ビル2F) TEL 03(3455)4500 FAX 03(6809)6595

スペース課 〒108-0022 東京都港区海岸3-21-32(安田芝浦7号ビル2F) TEL 03(3454)9280 FAX 03(6809)6595

マーケティング開発課東京事務所 〒108-0022 東京都港区海岸3-20-20 (ヨコソーレインボータワー1F) TEL 03(3451)1240 FAX

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「品質の高さが、いま活きる」モニック 佐藤 欽哉さん

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「品質の高さが、いま活きる」モニック 佐藤 欽哉さん »

11 8月, 2020

特集:リアルイベント復活の舞台裏 より 【家具レンタル】 モニック(株) 代表取締役社長 佐藤 欽哉さん

コロナウイルスとイベント業界の戦いは続いている。参加人数制限の緩和は8月末まで延期。 特集、リアルイベント復活の舞台裏では、目まぐるしく変わる情勢のなかイベント人が奮闘する姿をお届けする。

緊急事態宣言から条件付きながイベント開催ができるようになった。イベント関連企業の方々に、コロナ禍での事業の影響、イベント再開へ向けた準備、これからのイベントはどうなっていくのかをうかがった。

品質の高さが、いま活きる コロナウイルス禍の影響

東京2020の延期や展示会の中止・延期など、3月から大・中規模のイベントはほとんどなくなってしまいました。6月の株主総会や小さい催事が少し残ったくらいでした。

コロナ前までは、たくさんある展示会やイベントをどう回していくか、と突っ走ってきたのですが、それが一斉になくなりました。売上が大幅に落ちたことも深刻ですが、仕事がないことが、これほどスタッフの士気を下げるのかと心配しています。

イベント再開に向けた準備

サーマルカメラなど感染症対策の機器を拡充し、運用のノウハウも蓄積しています。7月末から展示会がスタートするので、安全なイベント開催に力を発揮すると期待しています。また、イベントが動いてない時間に、3年5年先を見据えて、新たな取組みなど私たちも進化し社会貢献する方法を探っています。

イベントはどう変わるか

オンラインイベントが当たり前になってきましたが、やはり画面を見て話すより、直接会ったほうが、口調の強弱や顔つき、その場の雰囲気が伝わり、モチベーションも上がりますよね。こうした温かみのあるコミュニケーションはこれからも必要だと思います。イベントがなくなり、つらい日々でしたが、必ず、必ず、戻ると信じ、準備をしています。

モニック株式会社のWebサイトはこちら

 

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「IT会社に変身!?」サクラインターナショナル 妙代 金幸さん

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「IT会社に変身!?」サクラインターナショナル 妙代 金幸さん »

11 8月, 2020

特集:リアルイベント復活の舞台裏 より 【プロデュース】 サクラインターナショナル(株) 代表取締役 妙代 金幸さん

コロナウイルスとイベント業界の戦いは続いている。参加人数制限の緩和は8月末まで延期。 特集、リアルイベント復活の舞台裏では、目まぐるしく変わる情勢のなかイベント人が奮闘する姿をお届けする。

緊急事態宣言から条件付きながイベント開催ができるようになった。イベント関連企業の方々に、コロナ禍での事業の影響、イベント再開へ向けた準備、これからのイベントはどうなっていくのかをうかがった。

IT会社に変身!? コロナウイルス禍の影響

1月末の韓国SEMICON KOREAが最初のキャンセル発生でした。日本ではギフト・ショーなど2月のビッグイベントは無事開催されましたが、2月26日のFOODEX JAPANが中止以降、3月から7月まで展示会や国際会議はすべてなし。現在、国内イベントが動きはじめていますが、弊社の強みである国際的人材が活かせる仕事が少ないのが残念です。

イベント再開に向けた準備

感染症対策として弊社が、空港や銀行などに納入した、システムパネルやフェイスシールドは展示会の感染予防対策に活かせます。またデジタル化も推進しています。ハイブリッドイベントへの対応だけでなく、展示会出展のデータ管理からMAやSFAの運用支援など、B2Bマーケティング企業に生まれ変わろうとしています。「サクラインターナショナルは昔展示会の壁とか作ってたんだよね」となるかもしれません。

イベントはどう変わるか

残念ながら、以前のように大規模イベントがたくさん開催されるようには戻らないでしょう、自動洗濯機ができ洗濯板がなくなったように。20年前にインターネットが普及しはじめたころにもそう考えていたのですが、IT技術は格段の進化をしています。経営者として、その覚悟で大きな変革に挑んでいきます。

サクラインターナショナル株式会社のWebサイトはこちら

 

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】日本能率協会 理事 小宮太郎さん インタビュー

【特集:リアルイベント復活の舞台裏】日本能率協会 理事 小宮太郎さん インタビュー »

2 8月, 2020

特集:リアルイベント復活の舞台裏 より 関西ホテル・レストラン・ショー開催直前インタビュー 日本能率協会 理事 小宮 太郎 さん

いよいよ展示会が再開する。7月29日から31日の3日間、インテックス大阪で関西ホテル・レストランショーほか5展が開催される。新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する自粛ムードもあるなか、開催を決断し、準備を進めている日本能率協会理事の小宮太郎さんにうかがった。

商談機会を求める声に応えて –コロナ禍の影響は大きかったですか?

小宮 私ども日本能率協会は年間約30件の展示会を開催しています。2月18日から21日まで開催の国際ホテル・レストラン・ショー、翌日から開催の「国際物流総合展2020」を最後に、3〜6月のイベントを中止・延期しました。

–今回の開催に至った経緯は?

大企業はもちろん、特に中小企業にとって、展示会という商談機会が失われたことは大変大きいことです。営業活動、マーケティング活動を行いたい、と多くの方からお声をいただき、それにお応えするために開催を決意しました。

–大阪での開催については?

小宮 ホテル・レストランショーとしては2005年以来の大阪開催となります。東京2020の影響で大阪開催は決まっていたのですが、MICEによる都市づくりを進める大阪府・大阪市・大阪観光局のサポートをいただけるのはコロナ禍の状況では大変心強いです。ガイドライン作成だけでなく再開への気運づくりなどもしていただきました。出展者・来場者の声に自治体のバックアップをいただけ、とても心強いです。

時間制の来場予約と入場制限 –開催規模はどれくらいになりますか

小宮 インテックス大阪の1〜6号館を使用しての開催となります。

–感染防止対策はどのようにされていますか

小宮 サーモカメラの設置や救護室、隔離場所、医療従事者の常駐など、ガイドラインに沿った対策をしっかり実施します。6月末にスタッフが現地に入り、会場や協力会社との連携シミュレーションを繰り返して、あらゆる状況に対応するべく準備を進めています。

–ソーシャルディスタンスの確保についてはどのような対策をされていますか

小宮 今回は完全事前登録制にしており、さらに参加者には1時間ごとの来場時間を決めて申し込んでいただいております。当日はホールごとに実際の入場者数と来場者数をリアルタイムでカウントし、館内の人数を制限します。事前に登録されていても、その際の館内の人数によっては待機していただくこともありかもしれないので、そのあたりのご理解は来場者に事前に周知を図っていく必要がありますね。

 

–万全の備えですね

小宮 最善を尽くしていますが、これが最適解になるとは考えていません。会場には他の展示会の担当者も集まり、改善点を見つけて、10月の「北海道 都市開発・建設総合展 2020」11月に東京で開催する「ジャパンホームショー」などに活かしていきます。PDCAを高速でまわすのは、私どもの日頃の活動と一緒です。

 

今回のゴール –展示会開催にあたり、目指すところは?

小宮 もちろん無事に開催することが絶対条件です。これからどう情勢が変わるかわからないので、すべてのステークホルダーに情報共有すること。場合によっては中止という選択を迫られることもあるかもしれません。出展企業様に向けての目標としては、来場者の数には制限がありますので、質の高い商談機会を提供するための有力バイヤーの誘致に注力いたします。もともと、私どもは、数よりも質にこだわっていたので、変化というより強化ですね。効果をあげるために、セミナーなど一部のハイブリッド対応も検討しています。そして、経済を振興させること。コロナ自粛によりこのままでは経済がしずんでします。我々の事業をサポートしてくださる企業と働く人がいる展示会産業のため、という使命感もあります。 それとあわせて出展者、来場者、産業界に対して、感動を届けられるような展示会にすることですね。

–感動する展示会ですか

小宮 私は展示会事業が天職だと思っています。なにもない広い会場に、展示会の設備が施工され、出展品が並ぶ。当日は、ワクワクしながら期待に胸を膨らませた購買意欲の高い来場者が多数集まり、出展企業の方がお迎えする。数日の会期が終わると、またなにもない広い空間にもどり、会期中に得たリードをもとに人々も日常に戻ります。しかし、会場以外のところでいろんなビジネスが動き始めている。それから半年、一年後のお客さまの笑顔との再会のために、昨年の反省をし、お客様や委員の声を聞いて改善していく。お客さまの笑顔のために今年はどうしていこうか。そういう熱気と意欲、向上心のあるコミュニケーションこそが、世の中を動かし、イノベーションがうまれるのではないか。今後はオンライン等も取り入れたハイブリット型にも挑戦していきますが、私はどんな時代になってもリアルな展示会はなくならないと思っています。

日本能率協会のWebサイトはこちら