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リアルとオンラインで活きる イベントの映像

テレプレゼンスロボット×展示会/国際会議 遠隔地から見せる、参加できる  temi   リアルとオンラインで活きる イベントの映像 -7

テレプレゼンスロボット×展示会/国際会議 遠隔地から見せる、参加できる temi リアルとオンラインで活きる イベントの映像 -7 »

6 2月, 2022

特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像

テレプレゼンスロボット×展示会/国際会議 遠隔地から見せる、参加できる temi

映像センター イベント映像事業部が今年新たに導入したのは、遠隔地からの映像を届けることのできる「テレプレゼンスロボtemi[テミ」だ。

例えば、展示会やイベントで、会場に持っていけないような商材や、工場や倉庫のような場所の紹介など、temi が動き回って遠隔地で見せることができる。逆に、イベント会場にtemi を置き、遠隔地からの参加に対応することも。

10 月21 日に行われた東京観光財団× UIA(Union ofInternational Associations・国際団体連合) 主催のハイブリッド開催国際会議イベントでは、海外からのゲストスピーカーとして、temi を複数台使ってのパネルディスカッションが行われ、テレプレゼンスの能力を存分に発揮した。イベントの演出・参加に、新しい選択肢となりそうだ。

temi は、移動のスタート/ ゴールの位置を設定し、移動空間を学習。障害物に対してもセンサーが察知しぶつかることなく遠隔操作ができる

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AIRR(空中映像)+非接触タッチセンサ   安心して操作ができる  エアータッチディスプレイ   リアルとオンラインで活きる イベントの映像 -6

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6 2月, 2022

特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像

AIRR(空中映像)+非接触タッチセンサ  安心して操作ができる エアータッチディスプレイ

「エアータッチディスプレイ」(製作:(株)エンターテイメントボウル、技術協力:(株)ソリッドレイ研究所)は、ホログラムのように空中に浮遊する映像を、非接触タッチセンサにより操作する非接触の空中タッチディスプレイシステムだ。空中映像装置には広い範囲から見える空中映像を形成する技術「AIRR*」を使用している。

一般的なタッチパネルコンテンツに対応しているため、既存のタッチパネルコンテンツやデジタルサイネージを活用することもできる。 商業施設の従来のタッチパネル式のインフォメーションや案内マップのシステムに付加し、非接触デバイスとして展開が期待される。

*「AIRR」は宇都宮大学山本 裕紹 教授が開発した「Aerial Imaging by Retro-Reflection」の略称。(国内特許コード:P190015860)

 

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小型軽量化で使い勝手良いRGBプロジェクター クリスティ  根岸 健次郎さん リアルとオンラインで活きる イベントの映像 -5

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6 2月, 2022

特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像

映像機器 小型軽量化で使い勝手良いRGBプロジェクター ウシオライティング(株) クリスティ営業部 代表取締役社長 根岸 健次郎さん

ドバイ万博の公式プロジェクション& ディスプレイパートナーとして、会場の中心に位置するアル・ワスル・ドームに4万ルーメンの3DLP RGB ピュアレーザープロジェクターを252 台提供したクリスティ。最近の動向や新製品の開発はどうなっているのだろうか。

ウシオライティングのクリスティ営業部では高輝度高精細なプロジェクターを中心にラインナップ。イベント以外にも、劇場や大規模ホール、アミューズメント施設などに導入されている。コロナ禍でイベント向けの販売が減少するなか、以前から提案を進めていた施設・設備の案件で、今期納品を行ったケースがあったものの、やはりコロナ前と比べて厳しい状況だった。

一方で、親会社ウシオ電機が、人体に影響を及ぼさない紫外線による、抗ウイルス・除菌殺菌技術「Care222®」を開発。ウシオライティングでも同技術を搭載したダウンライトタイプなど、ウイルス対策を進める施設に導入するなかで、プロジェクターなど主力製品のセールスにもつなげた。

クリスティの今後の製品開発のロードマップは2つに分かれる。1つは製品の小型軽量化、静音化。4K4 万ルーメンのD4K40-RGB、3万ルーメンのGriffyn 4K32-RGB、2 万5000ルーメンのM 4K25 RGB が代表格として挙げられ、M 4K25 RGB はその最たるものと言える。一方で8K の高輝度高精細モデルの開発も進め、コロナ収束後の設備投資需要に備える。

また240hz を活用、60hz ごとに4 枚の異なる映像を投影し、専用のメガネをつかって、異なるビューポイントにいる2 人が同時に3DVR 映像を体験できるHoloStage のような、付加価値の高い製品の用途開発も進めている。これらはエンターテイメント需要にとどまらず、デザイン検証やコミュニケーション促進などBtoB 市場への導入も進められている。性能向上がすすむプロジェクター。その効果を最大限発揮する、アミューズメントや大規模イベントがまもなく再開する。新しい体験が僕らを待っている。

 

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学会 x オンライン 学会に対応する独自システムを開発  – ヒビノメディアテクニカル 中島 義人さん リアルとオンラインで活きる イベントの映像 -4

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6 2月, 2022

特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像

学会 x オンライン 学会に対応する独自システムを開発 ヒビノメディアテクニカル(株) 代表取締役社長 中島 義人さん

学会や国際会議、展示会の映像機器のレンタルやオペレーションを行うヒビノメディアテクニカル。コロナで事業はどう変わったのか?

 

学会の多くがオンライン化すると、配信の業務が中心となった。PC を使用してZoomやTeams など一般ユーザーが使用するプラットフォームに映像を送る。学会では“ 分科会” といって、複数の講演が同時に開催されることが一般的だ。そのため多くのオペレーターを手配するようになった。

オンライン化するためには、登録・決済システムと、API 連携して映像を出力するしくみが必要。開催するたびに主催者の要望に応えていくうちに機能が充実し、ECSS for ONLINE というプラットフォームとして1つの形になった。

単位取得のためのe ラーニング、同時通訳付き会議、遠隔地からのリモート発表、学会併設Web 展示会の運用もできる。

 

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映像機器 x 中継車 x スタジオ 多様なイベント形態から最適な選択を  – 西尾レントオール 石田 裕 さん リアルとオンラインで活きる イベントの映像 -3

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5 2月, 2022

特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像

映像機器 x 中継車 x スタジオ 多様なイベント形態から最適な選択を 西尾レントオール(株)レントオール事業部 ビジュアル営業所 所長 石田 裕さん

イベント機器のレンタルと現場でのオペレーションを行う西尾レントオール。映像機器、大型4K 中継車、配信スタジオなどを取扱う同社の動静を見れば業界の動向がわかる。

東京2020 大会の延期、無観客開催によって、地上波放送はハイビジョンのまま、映像機器の4K への移行は遅れている。

西尾レントオール㈱の中継車3台のうち1台は4K 仕様だが、ハイビジョン仕様での大型中継車が現在は需要が高い。4K 普及のネックになっているのは需要と移行時期がいつになるのか、インフラ環境(5G)が普及することで状況が変わると、ビジュアル営業所の石田裕所長は考える。

同社は東京ビジュアル営業所内に配信スタジオを設置。1 日10 万円という低額な価格設定もあり、高稼働となっている。セミナーや記者発表などのほか、企業のeSports 大会などレクリエーションでの使用も多い。新規ユーザーの利用も多く、西尾レントオール㈱のサービス訴求の場にもなっている。

スタジオが気軽に使え、質の高いオンライン配信が容易になった。一方、展示会や企業イベントなどではリアルイベントの要望が高い。多様なイベント形態から最適な手法を選ぶ主催者を、西尾レントオール㈱は豊富なツールとスキルをもつ人材がサポートする。

 

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特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像 -0 特集テーマ

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5 2月, 2022

特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像

リアルとオンラインで活きる イベントの映像

1年半におよぶ新型コロナウイルス感染症対策のためのイベント制限も、緊急事態宣言が解除とともに、徐々に緩和されつつある。 そろそろ対面で集まろうという動きが増えつつある一方で、第6波を懸念してリアルイベント開催に慎重な声も少なくない。 オンライン配信への対応、ITでリアルを再現するXR、リアルなイベントでの映像演出。イベントがどのような形で進化しようとも、映像の力が必要なことは間違いない。

コロナ禍でイベント会社や映像会社がどのようにオンライン対応にシフトしてきたか、これからのリアルイベントバブルに備えて、 どのような準備をしているか、新たな技術やサービスなどについてとりあげる。

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xR +インタラクティブ 疑似体験でなく特別な体験を – シンユニティグループ 長崎 英樹さん リアルとオンラインで活きる イベントの映像 -1

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5 2月, 2022

特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像

xR +インタラクティブ 疑似体験でなく特別な体験を シンユニティグループ (株)タケナカ 専務取締役 長崎 英樹さん

音楽とテクノロジーが融合して、オンラインでも会場に集まったような参加体験を生み出すことが求められてきた。コロナ後にハイブリッドイベントは、「会場に行かなくても観れる」以上の価値を生み出せるのだろうか。

映像のある空間づくりをてがけるシンユニティグループは、展示会、学会、株主総会、ライブ・コンサート、プロジェクションマッピングなど、リアルイベントでの映像演出を行ってきた。コロナ禍によって多くのイベントがオンラインに切り替わった際に、自社の強みであるハイエンドな映像表現を活かすために、リアルとバーチャルを融合したxR のサービスに事業の力点をおき、IT・Web 技術の開発、人材の育成を進めてきた。

コロナ禍が収束の兆しをみせているいま、実機を触ったり人と人とのインフォーマルなコミュニケーションを目的とする展示会や懇親会などのイベントの主催者、参加者が、リアル開催を待ち望む声が大きくなっている。一方でコンサートやライブなどエンターテインメント系のイベントでは、「x R を活用することで、会場にいるのとはまた違う付加価値をオンラインの参加者に提供できるようになった」とシンユニティグループの㈱タケナカ 専務取締役、㈱シムディレクト 代表取締役の長崎英樹氏は語る。

世界観を増幅するカメラトラッキング

10 月9 日・10 日に六本木ヒルズで開催された「J-WAVE INNOVATION WORLDFESTA 2021 supported by CHINTAI」(イノフェス)は、「テクノロジーと音楽で日本をイノベーション!」がテーマ。有観客とオンライン視聴のハイブリッド形式で実施された。そのメインコンテンツである、三面大型LED と複数のAR カメラとセンサーを駆使したAR ステージをタケナカ・シムディレクトが担当した。

会場に集まったファンは、アジカン、のん、BE:FIRST など人気のアーティストのパフォーマンスに、久々のライブの臨場感と、場の空気感と一体感を味わった。

オンライン参加者にも満足してもらうため、カメラアングルの工夫など迫力のある画づくりで、会場での参加体験により近づけるのが通常のアプローチだが、AR ステージでは、会場とはまったく違う体験を提供した。

会場の空間にアーティストの世界観を増幅させる3D 映像を演出に加える。カメラアングルにAR 映像がスムーズに追随し、カメラのスイッチングにもズレなく切り替わる。また、舞台セットを一瞬にして変化させるなど、現実世界では不可能な演出をオンライン参加者は楽しめた。

「VFX に慣れ親しんだZ 世代の参加者にウケるか」と長崎さんには一抹の不安もあったが、オンラインでもライブ感がしっかり伝わっていたことや、高いカメラトラッキング技術をともなった演出で、特別感を視聴者に提供できた。

「歌ダンスなどのパフォーマンスも良かったし、AR 演出もキレイで素敵やった‼︎」「これ現地行かれた方たちも配信のアーカイブ絶対観た方がいいね!!!AR 楽しい!!!」「ARの映像に娘も興味津々で一緒に楽しめました〜」といった投稿がTwitter を賑わせた。

インタラクティブで拡がる可能性

xRイベントにインタラクティブな要素を加え、さらに参加感を増す。そのためにシンユニティグループは、独自のxR 技術“ エモリス(Emoris)” を開発している。参加者の反応やメッセージを3D の立体エフェクトに変え、「エモく、ビジュアライズする」。少人数なら参加者のメッセージを空間にとばしたり、大人数なら特定数の応援がたまると風船やプレゼントのエフェクトを出したりと、使い方はいろいろ考えられる。有料にして新たな収益にする方法もありそうだ。

エモリスは、AKB48 グループの記者会見やライブでも採用され、アーティストとファンの距離を縮める役割を果たしている。ライブ・コンサートで活用されている技術はBtoB イベントで応用もできるだろう。本紙編集部(ほか2 社)で主催しているBACKSTAGE で活躍した、アナライザー「Join Visual」も同じ開発思想だという。

コロナ禍によるオンライン化で開発された技術が、アフターコロナで開花する事例となりそうだ。

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1 10月, 2021

特集:リアルとオンラインで活きる イベントの映像



リアルの強みがバーチャルで活きる サクラインターナショナル 代表取締役 妙代 金幸さん

コロナ禍の当初から「イベントは前の形には戻らない」という代表取締役の妙代 金幸さんの言葉通り、大胆に DX に舵を切ったサクラインターナショナル。コロナ収束がみえてきたいま、さらにどのような進化をするのだろうか。

東京本社内に設置した配信スタジオ「STUDIO ARUKAS T」は、既存の写真・映像素材を利用した手軽な配信から、バーチャルサービス(XMC=クロス・マーケティング・クリエイション)と連動しグリーンバックや3DCGアニメーションなどを活用した高品質なオンライン配信にも対応する。

東京インターナショナル・ギフト・ショーやSEMICON JAPANなど展示会の出展者説明会や記者会見などに利用されているほか、金融機関等が開催する中規模展示会、企業のプライベートショーなど、フル稼働の状態だという。

11月には大阪本社内にもスタジオをオープンする。撮影、配信、音響などの機器がそろっているのはもちろんのこと、企画・構成から台本作成、映像制作までできる人材の力も強みだ。

「企業文化の理解や訴求のポイントなど、クライアントのニーズを形にできるのが、イベント運営を支援してきた弊社の強み」(東京イベント企画部後藤大夢さん)、「オンラインイベントは、配信のスキルも必要だが、それ以上にイベントのノウハウが求められている」(同、山野淳さん、「これまで2Dや3Dのグラフィックから映像へとフォーマットが変わったが、やっているのは“デザイン”で大きな違いはない」(XMC部山﨑貴予さん)。

他にも2D・3Dデザイナーとしてリアル・virtualイベントのデザインを行っていた多くの社員がコロナ禍、会社方針を理解し、学びを重ねることによって映像制作も行えるように成長したことが、他社と比較した際の同社の強みとなっている。

グローバルからグローカルへ

社名の通り、サクラインターナショナルはバイリンガル人材も多く、国際的に事業を展開している。海外企業の日本出展、日本企業の海外出展、に加えて海外企業の海外イベントも手掛ける。海外渡航制限のため国際事業は少なかったが、先日久しぶりに台湾企業のドイツ出展をサポート。今後、国際間の事業も回復、増加していきそうだ。「イベントがオンライン化し地域の壁がなくなったことは、グローバルからグローカルに進化するきっかけにもなっている」(妙代さん)。イベント業界全体で、コロナ禍の苦労を成長につなげていきたい。

 

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