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リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ (9)

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25 7月, 2021

 

リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ

オンラインのコミュニケーションにも慣れたいま、リアルな感覚や人から人に伝わる熱量、一体感といったココロの動きに、わたしたちはより敏感になった。それは詰まるところ、オンラインの利便性以上に求めるものがリアルにはあり、リアルが果たすべき役割を因数分解して再設計し直す機会ということなのだと思う。

試飲と展示が一体に 株式会社ボックス・ワン 企画部 伊藤賢治さん 小西酒造 展示ブース  スーパーマーケット・トレードショー2021

斜め向かいに大きな企画スペースがあり、そこからの来場者への訴求を重視したいということ。また、コロナ禍ということで、設営撤去を速やかに行うことが条件とされており、通年よりシンプルな造形にしたいという要望がありました。併せて、スタッフ数の削減と来場者の減少をふまえたブース内導線を考慮し、レイアウト計画を行うことが求められました。

通路側に対面式のL字型カウンターを設け、来場者に商品を実際に試飲してもらうスペースとします。カウンターはヒナ段形状で商品を陳列するための棚を用意し、試飲と展示の一体となったディスプレイ展開が可能となっています。下段は天板を行灯造作にし、ライトアップと商品への視線誘導のアイキャッチ効果を狙っています。ブース奥の壁面にはイメージ写真を掲示し、来場者にとって商品/出展社との視覚的出会いがスムーズに進むようにしています。

その空間がどういう意味を持つものなのか、どういう価値観を表現したものなのか、という基本的なコンセプトをプロジェクトの参加メンバーが共有できているのかどうかが最も重要なポイントではないでしょうか。そこがしっかり定まっていれば、デザイナーはディティールの取捨選択という形で頭と手を動かすことができます。ですので、事前の意見の擦り合わせの部分でコミュニケーションを密に行う必要があると思います。

(株式会社ボックス・ワン 営業部 内田美里さん  企画部 伊藤賢治さん)

ボックス・ワンのWebサイト

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特集 クライアントと創る空間デザイン

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2 3月, 2019

空間をデザインするうえで手がかりとなるコミュニケーションシーンでは、どんな言葉や手法を使っているのか。現地に赴き聴いた2つの事例インタビューと、プランナーにヒアリングしたケースを紹介する

満足度高く 引き込む空間  〜 マルミ光機株式会社 x 株式会社ボックス・ワン

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28 2月, 2019

特集 クライアントと創る空間デザイン

今回のクライアントは…. マルミ光機株式会社 プロジェクト名:CP+(シーピープラス)

1) クライアントのニーズ ブース全体で出展製品を来場者に手に取ってもらい、レンズフィルターの良さを実感できる体験の場として活用したい。 新製品の PR にワンポイントのデザインを盛り込みたい。とにかく明るくしたい!など

2)ニーズ具現化のポイント カメラのレンズフィルターの魅力を伝えるため、各コーナーで実際に商品を手にもって効果を体感してもらうコンテンツ制作も手がけました。フィルター体験では被写体をコーナー毎に設け、デコレーションに近い制作もクライアントの要望を確認しながら提案することで細部に至るまでブース全体のイメージをクライアントと共有しています。手がける負担は増えますが、そのおかげで満足度の高い、より来場者を引き込む空間を構築できました。また、スローシャッターを目的にした製品がメインのため、フェイス部分に動きを取り入れるためのアクアウォールを採用しています。

葛西 竜彦さん 株式会社ボックス・ワン 課長代理 (ディレクター)