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赤坂インターシティ コンファレンスフォーラム 「老舗 ~SHINISE~ MAKES GOOD IDEAS」イベントレポート
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赤坂インターシティ コンファレンスフォーラム 「老舗 ~SHINISE~ MAKES GOOD IDEAS」イベントレポート »

24 10月, 2019

2019年10月7日、赤坂インターシティコンファレンスで「老舗 -shinise- MAKES GOOD IDEAS」が開催された。

主催は日鉄興和不動産株式会社、共催は赤坂インターシティマネジメント。赤坂インターシティ コンファレンス フォーラムとして企画された。

今回のフォーラムはトークセッションとネットワーキング(懇親会)の二部構成。第一部のトークセッションはさらに3つのセクションに分かれており、1つ目は老舗の魅力と未来について赤坂の老舗3社が集まっての討論。2つ目は海外から多くのゲスト・居住者を多く迎えてきた2社がグローバル視点でのホスピタリティについてディスカッションを行った。そして3つ目は米国大使館からの特別ゲストを招いてのセッション。ここでは米国と日本の心あたたまる交流エピソードなどが語られた。

また、第二部のネットワーキングではここでしか体験できない「オークラカフェ」をテーマに、赤坂ゆかりの老舗 (とらや×赤坂柿山×松月×土橋園×陶香堂)によるコラボレーション企画を開催。参加者は色とりどりのスイーツや老舗の和菓子に舌鼓を打ち、盛況のうちにイベントを終えた。

 

「地域の発信拠点になりたい」―地域と施設の関係性

冒頭の開会の挨拶では、主催である日鉄興和不動産株式会社の高島一郎氏が、今回のフォーラムの主旨や赤坂インターシティコンファレンスへの思い入れについて述べた。

 

高島氏は、「たとえば東京にある赤坂を認識して、魅力を高めて、守って、発信していく、という事をみんなで一緒にやっていくのが東京を世界に発信していく事に繋がるんじゃないかなと感じている」と述べ、「赤坂インターシティコンファレンスは地域の発信拠点になりたいというふうに、わたくしは考えている。皆様にもご参加いただいて、担い手になっていただけたらなというような事」とフォーラムを企画した意図を説明した。

 

第一部トークセッション

第一部のトークセッションは3つのセクションに分けて構成され、東京・赤坂の歴史を司る老舗の視点と、外国人居住者の視点から未来に向けた「日本・東京・赤坂」や、魅力あるまちづくりについて赤坂に縁の深い登壇者が討論した。

トークセッション1「老舗の魅力と未来」

トークセッションの1つ目は「老舗の魅力と未来」と題し、赤坂の地でで永きに渡り地域の発展に貢献してきた3社から、川合寛妥氏(株式会社赤坂柿山 代表取締役)、横田雅房氏(株式会社有職 代表取締役)、吉岡聰一郎氏(株式会社陶香堂 代表取締役)の3名が登壇。赤坂で受け継がれてきた文化や伝統、歴史、そして未来について語り合った。

プライベートでも交流があるという3名。和やかなムードでスタートしたセッションは、赤坂はどんな街なのか、地域への取り組みや伝統の継承についての考えなど、各社それぞれの視点から語られた。そしてテーマは未来へ向けての取り組みや期待について移っていく。

 

――赤坂・東京をどんな地にしていきたいか、各社が期待されていることをお聞かせいただければと思います。

 

川合:これは全くもう、僕の私見・私論なので違うと思ったら違うで結構なんですが、赤坂にはたくさんの国際的なビジネスマンがあつまっていると思うんですね。その(ビジネスマンの)方が、お仕事が終わった後にもし1週間のお時間があったら、京都・奈良に行っていただいたり、北海道行っていただければいいかなと思います。2、3日あったら、鎌倉とか日光にいっていただけたらいいかなと。ただ、もうお昼にお仕事終わって、翌日の何時かの便で成田や羽田から飛ばなきゃいけないんだったら、赤坂で本当の日本の良さを味わっていただけたらなと。あえて赤坂だから言うんですけれども、浅草の仲見世でポリエステルの着物で必勝っていうはちまきを買って帰るのも全然構わないですし、どこのお菓子屋さんが作ってるか分からないお菓子を買って帰るのも別に構わないですけれども・・・。

私達3社を含めた赤坂のブランドは、日本の”本物”をしっかり提供できるブランドだと思っています。飲食店や諸々を含めて、ほんとに1泊2日で半日でも、本物を世界の方にを伝えられる街になったらなと思ってますし、おべんちゃらで言うわけじゃないんですが、この赤坂インターシティやカンファレンスルームは、そういう(ビジネスマンの)方々がこの後どこかへ出ていく、そういう拠点だと思いますので、もっとがんばって一緒に連携していきたい。様々なデベロッパーさんが色々なオフィスビルやってらっしゃいますけれども、本当に赤坂の地場としてコマーシャル打っていただいたり、赤坂という名前を大事に扱っていただいているのはこの数年だと、この建物がずば抜けてやっていただいていると思うので、期待するとともに、私たちも一緒になって取り組んでいきたいなというふうに考えています。

 

 

横田:やっぱり皆様お解りのように、赤坂社交の街として栄えてきた歴史があって、どうしても土日はほんと閑散としてる街なんですね。ただやっぱりこう、いま銀座・新宿・六本木みても、賑わっている街っていうのは、土日にも人が大勢来てくれてる街なのかな、と思っています。やっぱり、赤坂も土日にもうちょっと人を呼びたいと思っていますので、世間の皆様がご存知ないような歴史的な名所ですとか、そういったものは赤坂にいっぱいありますのので、それををみんなで知恵を出し合って活用して、土日でも賑わえる街にして・・・。なかなか難しい話ではありますけど、そうなればいいなと思っています。来年はオリンピックもあって、大勢の方がこの赤坂にもいらっしゃると思いますので、試しに土日、来年のオリンピック期間中試しに土日みんなでお店を開けてみようみたいな事ですとか、そういった動きができるとまたちょっと変わっていけるのかなと感じております。

 

 

吉岡:私が小さい頃は赤坂は「昼は和やかに、夜は賑やかに」というような街だったんですけれども、青山・西麻布・六本木と港区内の他の街と比べると、今は若干中途半端な立ち位置にいるんじゃないかなというのが、正直な印象です。やっぱりまだまだ、赤坂というのは冒頭にも申しましたとおり、夜の街というイメージもありますので、それをなんとかいい意味で払拭できるように。そして皆さんが色々な所に行かれるときには、ある一定の期待値を持って行かれるとおもうんですけれども、うちにいらっしゃるお客様のお声なんか聴きますと、どうしても期待値 イコールもしくはマイナスくらいだと思うんですね。それを1でも2でも、期待値を超えられるような街づくりというのをいろんな方と一緒に、いろんなフェーズでしていきたいなと思っています。

 

トークセッション2「グローバルに発信したい東京のホスピタリティとは」

トークセッションの2つ目は、「グローバルに発信したい東京のホスピタリティとは」と題して、これまで海外から多くのゲスト・居住者を迎えてきた、服部崇氏(The Okura Tokyo 営業本部 営業企画部 部長)と、伊原聡氏(サン商事株式会社 代表取締役社長)が登壇。東京におけるホスピタリティについて国際的な視点から討論を行った。ファシリテーターは日鉄興和不動産株式会社 高島一郎氏。

セッションはリニューアルオープンしたばかりのThe Okura Tokyoの概要と、外国人ビジネスパーソンや外国政府の職員などに住居を提供しているサン商事の事業内容の紹介からスタート。

9/12にリニューアルオープンしたThe Okura Tokyoの施設や客室について語る服部氏。リニューアルに際しては地域住民から建て替え反対の声も上がったが、伝統と革新をテーマとして改装前のデザインや設えを随所に残す事により、ロビーなどは建替え前を精緻に再現するという形でお客様からの「残してほしい」という声に対してのホテルオークラの答えを示した。

 

1954年に設立し、外国人企業のVIPまたは外交官などに向け、ホーマットホームをはじめとする、快適な生活環境を備えた高級賃貸住宅を都心で提供しているサン商事。伊原氏は1988年に入社し営業担当として勤務した後、本年6/1に代表取締役社長に就任した。現在でも営業の業務も兼ねながら、プレイングプレジデントとして第一線で活躍している。「今回の議題にもあるように、ホスピタリティを非常に重視した会社であり、オーナ様とテナント様の架け橋になるような会社でありたい」と語った。

 

そして話題は大使館・外国人居住者との関わりやエピソードへ。

 

高島:今伊原さんからのお言葉に出てきた、「架け橋」というお話。まさにホテルオークラさんとサン商事さんが同席していただいている意味合いがそこの部分かな、とわたくしも感じておりまして。ちょうどそういうお話をいただけて、今日の主旨が解っていただけるトークになったかなと思うんです。そこで、服部部長から少し伺いたいんですけれども、いろんなこの辺にある大使館さんとの色々お付き合いがホテルオークラさんおありになるんだと思うんです。この間も何かイベントをされていたというお話を伺ったんですが。

 

NoMaps2019 未来という名の最高峰 ルートはひとつではないと教えてくれる

NoMaps2019 未来という名の最高峰 ルートはひとつではないと教えてくれる »

10月16日から「NoMaps2019」がスタートした。10月20日までの5日間、札幌市内中心部のホールや札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)、狸小路5丁目を中心に約100以上のセッションを市内広域10会場を使って開催される。

クリエイティブな発想や技術によって、次の社会、未来を創ろうとする人たちのためのベースキャンプとしている「NoMaps2019」では、”Mt.MIRAI 未来という名の最高峰が僕らの挑戦を待っている”をテーマに展開する。 オープニングで実行委員長の伊藤博之さんは「2016年のゼロ回も含めると、今回で4回目の開催。音楽、映画祭、テクノロジーを含めたビジネスカンファレンスと大きく分けて3種類のイベントが一緒になったもので、それぞれの共通項はクリエイティブ。何かをつくる、表現することで結びついている」とする。

 

また、北海道の地で開催する理由について伊藤さんは「インターネットが登場して、当然のように日常で使うものになった。その上にビッグデータ、IoT、AIをつかったシステムが稼働して、世の中がどんどんスマート化している。それは農業、漁業、観光業、すべての産業に波及すべきもので、北海道はそういった産業が盛んな地域でテクノロジーの恩恵を最も必要とする場所でもある」とし、「同時に行政や企業とのコンビネーションが必要。NoMapsではリスクを考え二の足を踏む前に、社会実装を推し進めるため、大学研究機関にも参加いただいている。札幌の街を実証実験の聖地とみなして、新しいチャレンジを行い、それがよりよい行政サービスにつながり、スタートアップの流れをつくって、最終的にハッピーになることを願っています」と思いを伝えた。 カンファレンス、展示、交流、イベント、実験と5つのプログラムを同時展開する「NoMaps 2019」初日をレポートする。 -展示 展示イベントを中心に、街行く人たちが気軽に参加し、未来を実感し、新しいものにチャレンジするきっかけづくりになれば、と地下の歩行空間など街中でも開催された。 街なかに街を展示「日本オラクル」 クラウドサービスを社会実装した街、スマートシティをロゴを使って表現した日本オラクル。「お子さんを連れた方もよく足を留めてくれます」と話す横山慎一郎さんは、「たとえば、お子さんが大きくなった時に電車や電力エネルギーなど、自動化するような仕事や、なにかをつくる仕事に興味をもってもらえればうれしい。将来はこうしたことができるんだよ、と形で示したかった」とレゴで街を表現したと話す。 日本オラクルでは昨年からNoMapsに参加。昨年は実証実験でサクラマス陸上養殖をIoT・AIを活用した事業として展開した。この実験をきっかけに「魚でこうした取組みができるのならば、ほかの動物でもできるのではないか」と道内の別の産業からも声がかかるなど、つながりが生まれたという。

横山さんは「いまの課題に対して提案することももちろん大事だけれど、NoMapsなどの実験では未来の社会課題を解決するという点でモチベーションが上がった」と話す。「社会課題というととてつもなく大変なことに思えるけれど、意外に身近なところにあって、まずはやってみる。 一つめを素早くやることで、広がりがみえてくることがある。完璧ではないけれど、一箇所でも改善できれば次につながることを実感した」という言葉にNoMapsへ参加する理由が表れていた。

緊張するけどうれしい!「北海道ハイテクノロジー専門学校」 札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)という、人通りが多い場所での展示に目を輝かせてよろこんでいたのは北海道ハイテクノロジー専門学校1年生の学生チームだ。「いろんな人の目に触れられるのは、緊張もあるけど、うれしいの一言です」と話す(東遙花さん)。 北海道ハイテクノロジー専門学校では、プログラミング、デザインなどいろんなことに挑戦できる。NoMaps参加は2度目で、前回もプロジェクションマッピングを展開した。「今回もプロジェクションマッピングをするなら、水がきれいに表現できるのではないか」「会場となるチ・カ・ホやプロジェクションマッピングの環境空間と水族館は暗さが似ていて、題材とマッチするのでは」など試行錯誤。企画に1ヶ月を費やし、展示作品「海中旅行」を完成させた。デザイン、プログラミング、岩の造作、音などの実作業は10日間ほどだったという。

 

中山怜先生の指導のもと、普段はセキュリティ関連を専攻する大作明生さん、プログラミングを専攻する柳原光陽さんのふたりはプロジェクションマッピングのプログラミングを担当、webデザインを専攻する東遙花さんはイラスト、デザインを担当した。 柳原光陽さんは、実際にプロジェクションマッピングの仕事に興味があると話していた。 -実験 一般対象に札幌市初の自動運転試乗体験会 一般対象に札幌市初の自動運転試乗体験会が行われる。特別予約サイトには多くの応募があり、申込み定員の200名はすぐに埋まったという。 群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター副センター長の小木津武樹さんが同乗し、解説いただきながら自動運転試乗を体験した。 まずは乗車前に、車載された自動運転システムについて説明を受けた。車の上には、レーザーセンサー、GPSアンテナ(4つのGPSから測定。2cmの精度で場所を把握できる)で位置を把握、カメラも搭載されている。レーザーセンサーは360度周囲に照射し、ぶつかって戻ってくるまでの時間で距離を計測するもの。1回転で10万点ほど照射し建物など景色を把握する。一度手動で走り、センサーで把握したデータと照合する形で位置を把握する仕組みだ。 カーメーカーとの自動運転のアプローチの違いは、メーカーがあらゆる場所を走ることを志向しているのに対し、センターでは地域限定・路線限定で動く仕組みを目指している。限定することで、より信頼性の高いデータを確立し、無人化に早くアプローチする。たとえば、病院へ行くルートのみなど高齢化した地域でのニーズに対応が期待できる。地域限定・路線限定することで、車載するコンピュータも小さくできることもポイントだ。  小木津さんは「2020年、どこか相性のよい地域での実用化を目標にしています」と話す。地域民の周知が進んでいて機運が高まっていること、自動運転が走らせやすいルートがあること、経済性があることの3つの条件が整っている地域は数カ所あるという。まずはスモールスタートで段階的にシステムの高度化を目指す。 乗り心地は、手動とほぼ変わらない。とてもスムーズだ。じつは、2017年のNoMapsでも自動運転試乗はごく一部の関係者で実証実験をしており、今回一般200名という規模での体験会は初。前回の体験者によると、「今回は曲がるときのスムーズさに進歩を感じた」と乗り心地の良さを好評していた。

▼動画で見る自動運転試乗体験(1分30秒の左折するハンドルの動きに注目)

-カンファレンス 3日間のビジネスカンファレンスで30本のセッションを実施。初日の基調講演となる「MITメディアラボ副所長 石井裕スペシャルキーノート〜未来競創〜」にはACU-Aの大きな会場に立ち見がでるほど。1時間でこれまでの研究人生を振り返るという密度の濃い内容となった。「もともとテクノロジーに興味があって1人で参加した」という北海道大学で法律を専攻しているという学生さんも。

 

また、「都市型フェスティバルの未来」として、No Mapsをはじめ、街なかで開催される都市型フェスティバルを展開する、神戸「078」、東京「YouGoEx」改め「ちょっと先のおもしろい未来」、福岡「明星和楽」の実行委員長、事務局長が集まり、都市部で開催される、音楽、映画、IT、芸術、スポーツ、食などさまざまな分野が融合した複合型のフェスティバル「都市型フェスティバル」を運営する立場から、開催の背景やそれぞれの目指す姿、巻き込み方を展開。「流動化する社会における”地方から見た”都市型フェスティバルの役割」について語られた。

-イベント 今回、残念ながら初日では回り切れなかったが、「第14回札幌国際短編映画祭」が札幌プラザ2・5でオープニングイベントを皮切りにスタートしている。17日からはノミネート作品が上映され、オールナイトプログラムも(〜20日まで。札幌プラザ2・5/EDiT)。2006年からはじまった映画祭で、No Mapsとコラボしている。

 

また、17日夜からTANUKI the Showtimeが狸小路5丁目エリアを会場にスタート。「SUNTORY BAR AVANTI 5」がMUSIC BARとしてオープンし、6組のアーティストが音楽を届けるほか、ストリートライブペインティングを旧北海道ツーリスト・インフォメーションセンター前で実施。2人のアーティストが制限時間3時間で作品を描き上げる(18日18時〜・19日16時〜)。 -交流 もっともNo Mapsらしいと言えるのが、交流。今年は、会期の前からプレス発表などもオフィシャルミートアップ「the Meeeeeeeet」とスタイルを変えて複数回開催。コミュニティをつくるように重ねていった。 期間中には、ミートアップイベントを連日夜開催。カンファレンスの会場となったACU-Aにもラウンジや交流会の部屋が設置されているが、それとは別にすすきのに場を移し、バー42BARを貸切。「42BAR NoMapsナイトタイムミートアップ!」として、各日テーマを変え、ドリンクを交えながらの交流の場をつくっていた。

また、オフィシャルラウンジが街中にも登場し、異業種・異世代の出会いや交流、新しいアイデアやビジネスを生み出すきっかけを創出している。

NoMapsの特徴は、街なかで気軽にクリエイティブな発想に立ち会えることと。また、一歩踏み出して、屋内で開催されているカンファレンスに参加すればさらに新しい気づきやアイデアに出会えるだけでなく、スピーカーや同じ興味をもつ参加者とラウンジ、交流会で共有することができることだ。

アプローチや表現方法の多様さにも発見がある。 今回のテーマは”Mt.MIRAI 未来という名の最高峰が僕らの挑戦を待っている”だけれど、Mt.MIRAIへのルートはひとつではないことを教えてくれる。

NoMapsは会期2日間を終え、残り3日間。まだまだたくさんの出会いが待っている。

 

NoMaps2019

会期:2019年10月16日(水)〜20日(日)

会場:札幌市内中心部のホール、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)、狸小路5丁目など

https://no-maps.jp

 

赤坂の老舗に聴き、味わう未来創発フォーラム「老舗 -shinise- MAKES GOOD IDEAS」開催

赤坂の老舗に聴き、味わう未来創発フォーラム「老舗 -shinise- MAKES GOOD IDEAS」開催 »

10月7日、赤坂インターシティコンファレンスで「老舗 -shinise- MAKES GOOD IDEAS」が開催される。主催は日鉄興和不動産株式会社、共催赤坂インターシティマネジメント。赤坂インターシティ コンファレンス フォーラムとして企画されたもの。

東京・赤坂の歴史を司る老舗の視点と、外国人居住者の視点から未来に向けた「日本・東京・赤坂」や、魅力あるまちづくりについて赤坂に縁の深い登壇者が討論するフォーラムだ。

フォーラムは2部構成で、トークセッションは2本。トークセッション1では、「老舗の魅力と未来」をテーマに、おかきの専門店「赤坂柿山」の代表取締役川合寛妥さん、茶懐石寿司「有職」の代表取締役横田雅房さん、陶磁器うつわのセレクショショップ「陶香堂」の代表取締役吉岡聰一郎 さんが登壇。飲食店の並ぶ商店街の大きさは、東京の中でも類を見ない「赤坂」で老舗の歴史を継承する銘店の代表が未来を語る。トークセッション2には、「グローバルに発信したい東京のホスピタリティとは」をテーマに、9月にリニューアルオープンをしたばかりの「The Okura Tokyo」からThe Okura Tokyo 営業本部 営業企画部部長の服部 崇さんと、ハイブランドマンションシリーズ「HOMAT」の管理運営をするサン商事 代表取締役社長の伊原聡さんが登壇。ともに、海外からの滞在を支える立場として、ホスピタリティの本質を聴く内容となる。

第二部のネットワーキングは、赤坂老舗銘店とThe Okura Tokyoのコラボ企画「オークラカフェ」を展開。とらや×赤坂柿山×松月×土橋園×陶香堂が、同フォーラム限定のカフェとしてThe Okura Tokyoを再現、体験できるよう用意する。

 

「都市の在り方」が大きな転換期を迎えているいま、東京2020に向け、東京の都市再生が加速するなかグローバルシティ”東京”のあるべき姿は何か、未来へ向けたアイデアが集まる場となりそうだ。

 

赤坂インターシティ コンファレンス フォーラム「老舗 -shinise- MAKES GOOD IDEAS」

日時:2019年10月7日(月)14:00〜18:00*受付開始13:00〜/開場13:30〜

会場:赤坂インターシティコンファレンス

プログラム内容

14:00〜第一部トークセッション

・「老舗の魅力と未来」(株式会社赤坂柿山・株式会社陶香堂・株式会社有職)

・「グローバルに発信したい東京のホスピタリティとは」(The Okura Tokyo・サン商事株式会社)

16:30〜第二部ネットワーキング(懇親会)

・「オークラカフェ」(とらや×赤坂柿山×松月×土橋園×陶香堂によるコラボ企画)

主催:日鉄興和不動産株式会社 共催:赤坂インターシティマネジメント 協力:株式会社インフィールド

申込み方法:無料、事前登録制(当日参加可)*当日は受付にて名刺2枚を持参のこと

事前登録https://aicc1007shinise-forum.peatix.com/

 

会場探しをサポート 検索サイト Speedy オープン

会場探しをサポート 検索サイト Speedy オープン »

2 10月, 2019

イベントや会議の会場の検索サイト「Speedy」が9月12日にオープンした。20人以上の利用を対象に全国の「会場検索」「一括見積もり取得」「提案資料の取得」が可能になる。運営会社は株式会社Plus One。

Speedyのメリットは5つ (1)パソコン・スマホで簡単検索(利用料無料) (2)1施設〜10施設まで、一括見積もり依頼が可能 (3)提案資料・サンプルメニュー・レイアウト・規約書をダウンロード可能。毎回、施設側に確認する事がなくなり、即座に営業資料として活用できる (4)施設の詳細が見れるのでストレス軽減。予算・キャパ・スクリーンサイズ・天井高・駐車場の有無・クーポン契約の有無といった、利用者が知りたい情報が一目瞭然となる。

サイトのURLは https://www.e-kaijou.space となっている。

新生「JAPAN PACK 2019」、日本包装産業展と総合展へ進化〜計量から協調ロボによる試食提供までラインでみせるコーナー企画も

新生「JAPAN PACK 2019」、日本包装産業展と総合展へ進化〜計量から協調ロボによる試食提供までラインでみせるコーナー企画も »

展示会にアプリが新たな付加価値を 【イベント進化論 その1 JAPAN PACK 2019の場合】のインタビュー記事でも紹介した、業界展示会のデジタル化を進めている(一社)日本包装機械工業会は、9月12日、「JAPAN PACK 2019(日本包装産業展)」の実施概要を発表した。会期は2019年10月29日(火)から11月1日(金)までの4日間、会場は幕張メッセで開催する。

「JAPAN PACK 2019」は、2年に1度開催されている包装関連総合展示会で、今年で32回目。包装機械・材料をはじめ製造工程に係る製品が一堂に会するBtoB展示会として、「日本国際包装機械展」の名称で親しまれてきた。JAPAN PACKの英語名称はそのままだが、今回から日本語名称を「日本包装産業展」と新たにし、『きっとみつかる、あなたの包程式』をテーマに展開する。名称変更について、JAPAN PACK 2019実行委員長の亀田稔さんは「今回から包装機械だけでなく、前工程も後工程も包装資材関連もすべてを網羅し、幅広く企業を集め、新たにスタートする」と説明。総合展へと進化した新生展示会であることを位置づけた。

ユーザー課題・ニーズとして、具体的には、人口減少に対応するさらなる自動化提案やライン化を図ったもの、少子高齢化社会に対応するユニバーサルデザインや操作の容易化を図ったもの。また、コスト削減のための小型化、省スペース化を図ったもの。そのほか、サステナブル社会に貢献する省エネ省資源化、脱プラ化を図ったものや食品の安全安心の追求を図ったものが挙げられる。

『きっとみつかる、あなたの包程式』をテーマに掲げた同展では、これらの課題を包装産業から解決へと導く“包程式”として、“5つのカテゴリー”で提案、技術的アプローチで“あなたの包程式”を届ける、としている。

 

“5つのカテゴリー”

1.社会構造の変化

2.生産性の向上

3.環境問題

4.食料問題

5.海外市場への対応

 

規模は、出展者456社、2282小間。前回(JAPAN PACK 2017)の445社を上回る出展者数で、新規出展者は138社となっている(9月12日現在)。海外からの出展がふえているのも今回の特長。

なお、「JAPAN PACK 2019(日本包装産業展)」では、併催企画を用意。海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、官民一体でイノベーションを加速するためのプラットフォームとして今年1月に設立された「CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)」と連携し「CLOMA展示コーナー」を展開するほか、“食品製造ラインの全てを見せます”をテーマに、どら焼き製造ラインを会場内に設置する「ライン展示コーナー」を企画。計量から全自動どら焼機によるどら焼き作りといった製造の上流工程から、検査、ピロー包装機による個包装、印字、製函、上包み、パレット積み、梱包、そして人協調ロボットによるどら焼き手渡し、試食まで、実際に人の手に渡るまでの流れを可視化する。

基調講演や特別フォーラム・特別講演を含む「各種講演会・セミナー」、出展者が最新技術や独自コンセプトをアピールする場として「出展者プレゼンテーション・セミナー」、出展者の技術研究・開発の成果を表彰する「JAPAN PACK AWARDS 2019表彰式」、来場者の展示会参加満足度向上を目的とした「会場巡回ツアー」も展開する。

 

今年は、デジタル化を進める「JAPAN PACK 2019(日本包装産業展)」の取組みにも注目。一つは、公式アプリ「JP アプリ -JAPAN PACK 公式アプリ-」。出展者情報をはじめ、各種講演会・セミナー情報や会場マップなどをチェックすることができる。また、出展者情報は、出展者自らが直接入力し更新されるため、会期中にも最新情報の受発信ができる。もう一つは、商談マッチングサービス「イベントハブ」の導入。アプリを窓口に、商談マッチングを促進する機能を初めて導入し、来場者と出展者がタグ検索、キーワード検索で商談したい相手・企業を探して、事前に商談のアポイントをとることで、新規ビジネスパートナーの発掘と円滑な商談の実現を支援する。

アプリを片手に来場すれば、「ライン展示コーナー」から“どら焼き、できたて”や、出展者から“ブース内プレゼンテーション、30分後に開始”など、プッシュ通知が届くかもしれない。一次情報に触れる展示会の場を有効に活用できそうだ。

 

▽公式サイト

https://www.japanpack.jp

 

▽公式アプリ「JP アプリ -JAPAN PACK 公式アプリ-」ダウンロード

https://www.japanpack.jp/app/

 

 

「JAPAN PACK 2019(日本包装産業展)」概要

会期: 2019年10月29日(火)~11月1日 (金) 開場時間:10:00~17:00 会場:幕張メッセ 国際展示場2~8ホール 主催: 一般社団法人 日本包装機械工業会

 

 

▽関連記事

展示会にアプリが新たな付加価値を 【イベント進化論 その1 JAPAN PACK 2019の場合】

https://www.event-marketing.co.jp/japanpack-bravesoft

 

 

 

 

 

「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」が9月17日にオープン

「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」が9月17日にオープン »

9月17日、東京メトロ霞ケ関駅・都営三田線内幸町駅に直結の新しい会議室「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」がオープンする。運営は、都内で複数の会場運営を手がけるインフィールド。

 

オープン直前の内覧会には、2日間で600名以上が訪れた。「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」を担当する早川洋平さん(インフィールド)は、会場の特長について「社外向けイベントも受け入れられる什器と空間デザインであることと、実用性を加味した6室のレイアウト構成」と説明する。

 

6室のうち、最大290㎡・スクール形式200名着席可能のスペースがあるほか、187㎡・スクール形式120名のスペースや135㎡・椅子のみ80名のスペースがあり、虎ノ門・霞が関エリア内では比較的サイズの大きい会場となる。全室貸切り利用ではメイン会場と分科会で4本のセミナーを同時に開催することができる。

 

 

 

官公庁や関連機関からの問合せもあり、社外向けイベントではシンポジウムや国際会議、コンサルティング・セミナーなどの利用ケースでの相談も多いという。また、虎ノ門再開発関連でのビジネスセミナー、役員研修の問合せもふえている、と早川さんは話す。10月にかけては、新卒採用の会社説明会やインターンシップ、座談会や面接など、全国からのアクセスの良さもあり、採用関連のイベントの相談がふえそうだ。

 

「デザインにこだわっているのでそこに目がいきがちですが、使いやすく実用性のある会場です。対応力により磨きをかけ、お問合せから催事の終了までワンストップで応対いたします」(早川さん)。

 

東京メトロ「霞ケ関」駅・都営三田線「内幸町」駅に直結で、JR新橋駅を含む4駅12路線が利用可能となっている。

 

日比谷国際ビルコンファレンススクエア

東京都千代田区内幸町2丁目2-3 日比谷国際ビル8階 日比谷国際ビルコンファレンススクエア

■日比谷国際ビルコンファレンススクエアスタッフ hibikokustaff@infield95.com

 

 

ギフト・ショー秋2019が開幕〜訴求のポイントや店舗展開での空間イメージヒントも

ギフト・ショー秋2019が開幕〜訴求のポイントや店舗展開での空間イメージヒントも »

9月3日、「第88回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2019」が開幕した。9月3日(火)から6日(金)までの4日間、東京ビッグサイトで開催される。

今回は同時開催の「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2019 第6回LIFE×DESIGN」「第26回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2019」を含め、2,951社(19か国・地域から774社含む)が出展。7月1日にオープンした南展示棟を含む東京ビッグサイト73,520㎡での開催となる。

 

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東京ビッグサイト全館の西展示棟、南展示棟、青海展示棟を使用し、「心地よい暮らしの提案」をテーマに展開。『女性のためのテーマビレッジ  おしゃれ雑貨ワールド』『美と健康ビレッジ』『生活雑貨ビレッジ』は西展示棟1・2ホール/アトリウム、『ホームファッショングッズビレッジ』は展示棟3・4ホールと青海展示棟、『パーソナルギフト・マイルーム・マイグッズ』、『キャラクター・ライセンス・エンターテインメント』は南展示棟1〜4ホール、『LIFE×DESIGN』と「ホームファッショングッズビレッジ』は青海展示棟。8カテゴリー、49フェアに分かれて構成されている。

 

一部を紹介。

西1ホール『女性のためのテーマビレッジ  おしゃれ雑貨ワールド』カテゴリーでは、”FASHION”×”FOOD”展コーナーに出展した株式会社愛媛海産が、人口150人の魚島で獲れた、市場に流通しない規格外の未利用魚を使用したという「瀬戸内鯛めし」(試食あり)などを出展。”FASHION”×”FOOD”展へは、前回からの2019春ショー参加で引き合いがあり、取引もスタートしているという。都内への流通だけでなく、ギフト・ショー内で出会った地元瀬戸内のセレクショショップでの販売もはじまるなど、全国区のギフト・ショーらしい話もうかがえた。今回は「瀬戸内海老と渡り蟹のレッドスープ」(試食あり)やごはんのお供になる「鯛ほぐし山椒」の新作などを提案した。愛媛海産は、以前はギフト・ショー内のライフ&デザイン展に出展していた企業。今年春からは、新設の”FASHION”×”FOOD”展にしたことで、接触数は以前より多くはないが、成約率は高い、と話す。価格帯からいうと、テーマ性と店舗での展開をイメージした展示を伴うことでターゲット層への提案力につながっているようだ。

株式会社愛媛海産が出品した「瀬戸内鯛めし」株式会社愛媛海産が出品した「瀬戸内海老と渡り蟹のレッドスープ」

西2ホールの同時開催展同時開催展の「第26回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2019」に出展した「こうちプレミアム」(西2ホール)では、高知市・れんけいこうち広域都市圏から20社(主に食品加工会社)が参加。 高知市の商工観光部商工振興課の柳原由紀子さん(写真1枚め)は、「『こうちプレミアム』での参加は2回め。1年前の、第24回グルメ&ダイニングスタイル ショー秋2018の新商品コンテストでタナカショクの“豆腐ジャーキー”がフード部門の大賞に。そのあと、いい流れがつくれました」と、話す。 12社だった参加社数も前例の評判がよく20社にアップ。「『こうちプレミアム』内の出展ブースだけでなく、グルメ&ダイニングスタイルショーには参加できるプログラムが多く用意されているのが魅力」と、「参加できるものは、すべてエントリーすることを参加企業には徹底しました」と柳原さんは多面的な活用方法を前回から学んだとする。 実際に『こうちプレミアム』内の出展ブース以外に、 ・新商品コンテスト ・ごはんフェス®️For buyers展示(全国のお米にまつわる商品を紹介する見本市) ・商談企画『ビジネスマッチング』 といった出展者特典となるプログラムへのエントリーを促進。 1つのショーでは、出展でアテンド対応に追われがちだが、話題性やテーマ性ある主催者企画のコーナーに商品を参加させることで、多面的な接点をつくり、次につなげ、人的リソースをかけずに認知の点をふやしていた。

 

 

会場には商品力・コンテンツ力のあるアイテムが並び、バイヤーと活発な商談が繰り広げられていた。また、市場のトレンドなどの情報収集の場にもなっており、訴求のポイントや店舗展開での空間イメージなどにも多くのヒントがあった。

 

なお、広い会場内の移動には、南展示棟と青海展示棟間で無料送迎バスが5分間隔で運行。所要時間5分で会場を移動できる。

 

 

 

セントレア隣接の国際展示場 Aichi Sky Expo 開業

セントレア隣接の国際展示場 Aichi Sky Expo 開業 »

30 8月, 2019

8月30日、愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」の開業式典が行われた。

愛知県で結成され世界各国で公演を行う和太鼓パフォーマンスグループ、DRUM TAOの迫力ある演奏に続いて、大村秀明愛知県知事が自動運転車会場入り。

2016年から急ピッチで整備を行い、国内最大級の展示面積6万㎡の広さをもつこと、日本唯一の常設保税展示場であること、空港直結で国内外からの好アクセスのほか、5G通信の対応など最先端設備などの優位性を説明した。またフランスGLイベンツと前田建設工業のコンセッションとしてのグローバルな展示場運営への期待、次世代産業見本市「グローバル・インダストリー」日本版開催について語った。

GL イベンツのオリビエ・ジノン会長、前田建設工業の前田操治代表取締役、国土交通大臣政務官工藤彰三氏、経済産業省政策統括調整官江崎禎英氏、在日フランス大使館臨時代理大使ジャン-バティスト・ルセック氏、UFI会長のグレッグ・ニューマン氏、日本展示会協会会長の浜田憲尚氏など、国内外のキーパーソンが来賓挨拶を行った。

レセプションでは、ホテルナゴヤキャッスルの地元食材を活かしたケータリングが振る舞われ、国内外のMICE関係者が舌鼓をうった。

オープニングセレモニー終了後には、EsportsやK-POPアイドルのコンサートなど「AICHI IMPACT 2019」が  こちら落としイベントとして、9月1日まで開催された。

展示会にアプリが新たな付加価値を  <br>【イベント進化論 その1 JAPAN PACK 2019の場合】

展示会にアプリが新たな付加価値を
【イベント進化論 その1 JAPAN PACK 2019の場合】 »

14 8月, 2019

(一社)日本包装機械工業会 事務局次長 阿部 公拓 さん(写真:左) ㈱ブレイブソフト イベントグロース事業部長 岡 慶彦さん(写真:右)

5月に開催されたJAPAN PACK 2019の出展者説明会は、出展手続きの説明に加えて、アプリやマッチングやオンライン招待状など、ITサービスに関する説明に多くの時間を割いていた。同展のデジタル化について、主催者とアプリ提供企業の両者にうかがった。

デジタル化は命題

――JAPAN PACKはどのような展示会ですか?

阿部 包装機械とその周辺技術が集まる包装産業の総合展として、今回で32回目となります。近年は、製造工程のライン化が進んだこともあり、包装の前工程である食品加工、後工程の梱包・集積・検査機器の出展も増え、それらを制御するITやセンサリング、統括管理システムも多く出展されています。

 

――出展者の課題とは

阿部 廃プラなどの環境対応とゼロディフェクトという作業ミスを減らすことが課題になっています。生産ラインの自動化が進んでいる現在、どれか一つでも機械が故障するとライン全体が止まり大きな損害となるので信頼性の向上は大きな命題となっています。また、生産ラインは工場によって異なるので同じ製品がない、オーダーメイドであることも特長になっています。これらのことから、会場では新製品を見て回るというより、じっくりと商談する来場者が多く、バイヤーの本気度が高い展示会だと思っています。先ほど申し上げたように1つの生産ラインに多様な機械が含まれるので、出展者どうしの横のつながりから、新たなビジネスが生まれることも多いです。

 

ーーリアルの場の特長を活かしたJAPAN PACKで、今回アプリ導入やマッチングシステムなど、デジタル化が進んでいますね

岡 私も出展者説明会でお時間をいただき、弊社で開発させていただいたアプリの説明や出展成果が向上する活用法をお話しさせていただきました。 阿部  ITの展示会になったわけではないんですけど、たしかに今年はデジタルシフトがJAPAN PACKの大きなトピックスだと思います。

 

ーーデジタル化推進の目指すところは?

阿部 ProPak AsiaやPACK EXPO International など海外の包装機械の展示会に行くことが多いのですが、実際に使ってみると便利ですよね。必要な情報をすぐ調べられるし情報更新も早い。 岡 展示会の光景というと、たくさんの資料を抱えながらガイドブックをチェックしている来場者の姿が浮かびますが、海外の会場ではスマホを片手に、という方が多いですよね。

展示会の参加体験・出展意義が変わる

ーーどのようなものをデジタル化しましたか? 阿部 展示会の告知といえば招待状の送付は欠かせませんが、今回は「デジタルインビテーション」という名称で招待状をPDFのフォーマットにして、出展者ご自身で内容を追記・拡充できるようにしています。これにより、印刷・郵送に加えてメールなどでも送れるようになり、海外も含め多くの方にも告知しやすい環境になりました。また、商談マッチングサービスの「EventHub」を導入して、新規ビジネスパートナーの開拓と会場内での商談活性化を促進します。そしてもっとも期待しているのが、「JPアプリ -JAPAN PACK 公式アプリ-」です。

ーーJP アプリはどういうものですか 岡 数多くの展示会やイベントのアプリ制作のノウハウを結集した弊社の「eventos」のプラットフォームを使って「JPアプリ」を提供させていただいております。

阿部 アプリの導入でいろいろなことができそうだと期待しているのですが、まずは集客につながる情報発信ですね。

岡 FAXが読まれなくなったように、いまメールも開封率が下がっています。メールボックスに未読が溜まっている方は多いのではないでしょうか。一方アプリはプッシュ通知が可能で、スマホを持っていれば、新しい情報が入った時に、使う人の設定にもよりますが、バナーで情報がでたり、通知がきたりするので、ほとんどの人が認識します。 阿部 最新情報を順次お送りできるのは素晴らしいですよね。印刷物の締切を意識せずにプログラムづくりにも時間が掛けられるます。

岡 アプリは情報の質を高める効果もあります。ウェブ検索は、広告やSEO対策を施したページが上位に表示、必ずしも検索した人の疑問に答えられる情報に触れられるわけではありません。アプリはダウンロードしている時点でその展示会の情報が欲しい方をフィルタリングしていますし、送る内容も事務局や出展者からの情報に限られているので、信頼性の高い情報しか流れません。

阿部 コンテンツの良し悪しというのは、記事そのものの内容もさることながら、読む人にマッチしているかどうかが大きいですよね。

 

ーーほかにもアプリ導入のメリットは?

岡 プッシュ通知やバナー広告で、アプリは展示会主催者様に新しいマネタイズによる収入を提供できます。 阿部 会場内に出展者ブースの告知広告を設置することがありますが、同じようにアプリ内でバナー広告の掲出や、メッセージを送ることができます。出展者様の集客・出展効果が向上する新しいサービスメニューが加わったという位置づけです。 岡 展示会場での来場者にリッチな参加体験を提供できるのもアプリの特長です。プッシュ通知でセミナー開始のアラートや会場までの誘導もできますので、会場内にいる時間を有意義に過ごせるように、その時々に必要な情報を提供します。 阿部 プレスの皆さまへの情報発信も強化したいと考えています。会期中に工業会や出展者から予定外の発表がされることもありますので、それを会場内で取材をされているプレスの方だけに配信して、取材対応をいただくことにも威力を発揮しそうです。

岡 また、当初バナー広告のリンク先は出展者の公式サイトを考えていたのですが、ブースへ誘導する会場図面のポインティングページをつくっていただくことを推奨されています。 阿部 せっかく会場に来ていただいてるので、目の前にある出展ブースに誘導したいですからね。

岡 位置情報を取得するビーコンとアプリをリンクすると、ブース誘導も効果的にできますね。

阿部 今回はまずアプリの導入をして、次回開催以降でビーコン導入を検討したいですね。

映像機器のプロフェッショナルが一堂に<br> JVR協会業務担当責任者会議

映像機器のプロフェッショナルが一堂に
JVR協会業務担当責任者会議 »

30 7月, 2019

7月19日、ホテルイースト21東京で日本映像機材レンタル協会(JVR協会)の業務担当責任者会議が実施され、会議には59社109名が出席した。

冒頭の挨拶では、中島義人会長(ヒビノメディアテクニカル代表取締役社長)が、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会、大阪万博や統合リゾート(IR)の設置、など国家的な事業が続き、映像・音響の果たす役割が大きく、会員の人材・機材・ノウハウを結集してサポートが必要と呼びかけた。

続いて、正会員であるレンタル企業各社の近況報告が行われ、拡充した機材やサービスを紹介。同業である会員各社がクロスレンタルなどの協力体制への情報共有の場ともなっていた。メーカー会員の各社PRでは4K対応や高輝度製品など、各社の最新機器を紹介された。協会のホームページ委員会では、会員各社の取組のほか、全国の桜開花の様子をレポートするなど、会員各社が楽しんで参加できる取組みについて発表し、多くのメンバーの参画を呼びかけた。

 

パネルディスカッションPart1は、ISE2019の視察ツアー報告として(株)シネ・フォーカスの新井正紀さん、(株)タケナカの鈴木彩芽さん、(株)映像センターの鶴川和也さんが登壇した。(Part1,2ともに、進行は(株)シーマの石丸隆さん、アシスタントはヒビノ(株)の菊地利之さんが務めた)

3年ぶりのISE視察となった新井さんは、大型のLEDの展示をする貴重な機会とし、2mmピッチ以下のファインピッチが充実している印象をうけたという。また修理しやすいLEDなどレンタル用のLED製品などに付いても触れた。また8Kのマルチオペレーターや1人で組める同時通訳ブースなど、多様な製品について説明した。

はじめてISEに参加した鈴木さんは、大型の湾曲LEDやロールスクリーンなどで注目を集めたLGブースや、サムスンの0.84mmピッチのTheWallなど、多様な映像表現を可能にした高精細LEDによる空間づくりが印象的だったという。

鶴川さんはソニーのCrystal LEDの美しさが印象に残り、ぜひクライアントに提案したいと思いをのべた。また、高精細と高輝度が求められる一方で、コンテンツ制作の時間・費用がかかること、重量の大きいプロジェクターの設置は時間がかかるなど、オペレーターならではの視点で展示されていた機材について説明した。

パネルディスカッションPart2は、InfoComm2019について、コセキ(株)の増子達也さん、(株)光響社の播野祥磨さん、(株)新協社の辻洋平さんがパネリストを務めた。

増子さんは、会場に入る前に訪れたタイムズスクエアのLEDビジョン広告に驚いたという。その規模だけでなく、透過型LED、OLEDや、多層レイヤーで多くのものを混ぜて見せる演出が参考になったという。会場では、LEDや3Dホログラム、Hypervisionなどの性能が高い機材の印象が強かったが、それを活かすコンテンツの重要さも感じたという。

播野さんは、水槽にモニターがつかるデモンストレーションで注目をあつめていた防水モニターに言及。屋外の現場など実用性の高さを評価。またパナソニックブースで展示していたe-Sports Arenaパッケージについても、興味を示した。

辻さんは、博物館・病院・店舗などテーマごとに商品を紹介したLGブースで展開された、透過型LEDやガラスに貼り付けられるLEDフィルムなど抜け感がありデザイン性も高い製品に可能性を感じ、今後より狭いピッチの製品の開発が期待されると語った。

パネリスト6人からは、オペレーター視点での機器への要望や、機材の進歩による映像表現の可能性など、さまざまな意見が交わされた。

パネルディスカッションと尾﨑求副会長(映像センター代表取締役社長)の閉会挨拶の後には、懇親会が行われ、さらに多くの映像関係者があつまり、様々な意見交換を行った。