MICEイベントを開催するのに、まず最初に考えるのは”会場”。アクセスは集客に大きく影響する、施設のクオリティはMICE(マイス)主催者のブランディング、どこでやるかはそのイベントのカラーを、そしてMICE施設運営者の力量が、スムーズに運営できるかどうかを左右する重要な要素となっています。
MICE施設はどんな会場のことを指すのか、それぞれ施設のタイプに明確な定義はないが、どのような会場があるのか、タイプ別に考えてみます。
いまは会場新設ラッシュとなっています。新たに開業する会場や開発中、計画中の全国のMICE施設と、その状況についてもまとめます。
MICEとは MICEの定義 MICE関連ニュース
この記事に書いてあること
パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)
国立京都国際会館
東京国際フォーラム
大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)
東京ビッグサイト(東京国際展示場)
幕張メッセ
インテックス大阪
八芳園、雅叙園、プリンスホテル パミール館、
虎ノ門ヒルズフォーラム、東京ミッドタウン、日比谷ミッドタウン、アンフィシアター
コンファレンスセンターとも書きますが…。 イイノホール&カンファレンスセンター、WTCコンファレンスセンター
ベルサール、TKP、
東京ドーム、京セラドーム
Gメッセ
パシフィコ横浜ノース
Aichi Sky Expo
姫路文化コンベンションセンター
マリンメッセ福岡(増設)
長崎市交流拠点施設
沖縄大型MICE施設/アリーナ
東京都立産業貿易センター 浜松町館
MICE施設の用地獲得や設計、建設に大きな費用がかかります。一方で、公共事業投資による経済波及効果、イベント開催による交流人口の増加、地域経済活性化、学術分野の発展など、地域に及ぼすメリットも大きいものになります。
これまでは多くのMICE施設が地方自治体の主導で事業計画をたて所有・運営してきました。そのため、予算も波及効果も大きいMICE施設の建設計画は地方行政にとって重要なトピックスになり、知事や市長、議会議員の選挙の争点になることも多くなっています。
長崎駅西側の敷地約2万3千㎡を市が取得し、交流拠点施設の建設を計画、そのなかにMICE施設の建設計画も含まれています。交流拠点施設は九電工グループが優先交渉権者に選定されています。宿泊施設などの民間収益事業として「(仮称)ヒルトン長崎」という提案がされています。
この計画は、先日三選をはたした長崎市の田上富久市長が以前から議会に提案していました。
MICE施設は“未来の出島” 駅直結と都市の魅力で中規模会議誘致へ
(MICE関連情報提供:MICEニュース)
田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベントの集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という「集客3D理論」を展開。