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田中力 MICE研究所

田中力 MICE研究所

田中力 MICE 研究所 代表 展示会 イベントの集客は、来場者数、来場者の質、滞留時間という「集客3D理論」を展開。

70億人市場目指す  海外展示会の展示会初開催    ~2015国際展示会展

70億人市場目指す  海外展示会の展示会初開催 ~2015国際展示会展 »

15 10月, 2015

緩やかな回復基調にある日本経済だが、長期的には人口減少による市場規模縮小が懸念される。大企業のみならず、中小企業も日本市場依存から、71億人の人口を擁する世界市場を視野に入れ体質改善することが命題となっている。

海外販路開拓には展示会出展が有効と言われているが、どの展示会に出るべきか、どのように出展計画を立てるべきか。海外展の状況を各企業が独自に調査するのは、コストや労力の面で難しく、展示会の知名度や評判などにより判断せざるを得ないのが現状だ。 そのような状況のなか、海外の展示会主催者や日本代理店、また海外出展を支援する企業が一堂に会する「2015国際展示会展」が11月25日、御茶ノ水ソラシティ カンファレンスホールEastで開催される。

会場では、国際展示会のプレゼンテーションに加え、海外展開に欠かせない貿易実務や物流、販路開拓、ブース設営などさまざまな分野の専門家の講演が多数組まれる。展示ブースでは、主催者・支援企業の出展のほか、海外からのバーチャルリアリティによる仮想展示会参加など、さまざまな展示手法が見られることも魅力の一つとなっている。

同事業は日本商工会議所の平成26年度補正(平成27年実施)小規模事業者持続化補助金補助事業として運営されており、来場は無料となっている。ただしビジネスマッチングを促進するために、事務局では事前登録を推奨している。主催は有限会社ビディア。本紙はメディアパートナーとして支援していく。

■開催概要 名称:2015国際展示会展 英文名称:International Exhibition Expo 2015 日時:2015年11月25日 10:00から17:00まで(予定) 場所:御茶ノ水ソラシティ カンファレンスホールEast(予定) 参加費用:無料(事前登録を推奨) 主催:有限会社ビディア メディアパートナー:月刊イベントマーケティング 公式サイト:http://exhibitionexpo.net/

フライヤー:https://www.event-marketing.co.jp/wp-content/uploads/2015/10/Ph1-Triming-Required.pdf

軍艦島だけじゃない!? 炭鉱でオーガーを操作 ~池島炭鉱さるく~

軍艦島だけじゃない!? 炭鉱でオーガーを操作 ~池島炭鉱さるく~ »

15 10月, 2015

進撃の巨人のロケ地でもあり、世界遺産にも登録された端島(軍艦島)は、長崎でははずせない観光名所。しかし、2回目以降の訪問者やMICE参加者には「池島炭鉱」をおすすめしたい。

端島が廃坑になった後も平成13年まで続いた日本最後の島の炭鉱。当時のトロッコは今も現役で、乗車して坑内探検できる。復元された石炭採掘現場では、採炭機ドラムカッターの展示や穿孔機“オーガー”の操作も体験できる。炭鉱マンになりきって産業革命気分を味わおう。MICEのユニークべニューとして開発中だ。

問合せは、長崎国際観光コンベンション協会(Tel:095-823-7423)まで。

MICE施設は“未来の出島”  駅直結と都市の魅力で中規模会議誘致へ

MICE施設は“未来の出島”  駅直結と都市の魅力で中規模会議誘致へ »

15 10月, 2015

関連記事:MICE施設 MICEとは

江戸時代に世界との唯一の窓口となっていた出島。長崎市ではその出島を中心に国際貿易の拠点として活況を極めたように、再び経済発展の拠点として未来につなげようと、経済界を中心にMICE施設の建設に期待が集まっている。

 

観光が好調なうちに 交流産業の充実を目指す

旧グラバー住宅からオランダ坂を下ると、ビルと見違えるような巨大客船が停泊しているのが見える。低い汽笛が響くと、出港時間ぎりぎりまで買い物をした若いカップルが両手に大きな袋抱えて船着き場まで急ぐ。クァンタム・オブ・ザ・シーズ号は、上海を母港とし、全長約350m、総トン数約17万トン、旅客定員 4,180人、乗組員 1,500人のクルーズ客船だ。

長崎の国際観光ふ頭には、このような大型クルーズ船がおよそ3日に一度、年間130回以上も停泊し、多数の観光客を長崎に連れてくる。これが長崎の最近の姿だ。

今、長崎の観光産業には心地よい風が吹いている。平成24年10月の「世界新三大夜景」の認定に始まり、27年7月には「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録された。その構成資産23施設のうち、長崎には端島(軍艦島)をはじめ8つの資産がある。また、来年には、国宝の大浦天主堂を含む「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録が期待されており、まさに追い風だ。行政においても、長崎さるく(長崎弁でぶらぶら歩くという意味)に始まる観光資源磨きから、国際観光受入のための環境整備、まちぶらプロジェクト(まちなかの賑わい再生)など、官民一体となった取り組みが着々と進んでいる。

好調な一般観光と対照的なのが長崎のMICE、いわゆるビジネス観光だ。平成26年の実績では、過去最高の約631万人の年間観光客のうち、スポーツを除くコンベンションの参加者は約16万人と伸び悩んでいる。その原因と考えられるのが誘致体制と施設の不足だ。会議やイベントが開催できる大きな屋内施設は、長崎ブリックホールや長崎県立体育館くらいしかない。ブリックホールには2,000席の劇場型ホールはあるが、展示場がなく、会議室も5室のみ。県立体育館も90%を超える高い稼働率で、さらなるイベント利用は難しい。この状況では、参加者の多い学会・大会などは複数会場に分散開催とならざるを得ず、主催者の負担増加や参加者の不便を強いている。また、地元企業開催の大きなイベントも屋外での開催がほとんどなのが現状だ。

事実、長崎市の調査でも、学会などの開催地検討の際に、長崎市は主会場や分科会会場、宿泊施設、駐車場などの施設面の不備から、最初から検討対象外となっている場合が多いということがわかっている。

このような状況を背景として、平成23年8月、長崎市内の産学官金で組織する「長崎サミット」において、MICE施設の建設が提言され、事務局となった長崎市は、27年3月、長崎駅西側の敷地約2万3千㎡を取得した。 (ただし、土地の購入にあたり、市議会からMICE施設の建設費用や採算の見通し、市民への説明不足などに対する懸念が指摘され、交流人口をより拡大させる施設のあり方の再検討が要請されている。) 中規模会議の誘致を狙う 計画段階からPCOが参画 これまで検討されてきたMICE施設の計画はどのようなものだろうか。

建設予定地は平成34年に新幹線が開通予定の新しい長崎駅の西側約2万㎡と、隣接地の保留地約3,300㎡。29年には県庁舎、県警本部庁舎も隣接地に移転する再開発エリアだ。

メインホール(3,000㎡)、展示ホール(3,000㎡)、多目的ホール(1,500㎡)、会議室(計3,000㎡)、駐車場(300台)から構成され、それぞれ分割可能な利用形態を提供することで、様々な規模のMICEに対応し、稼働率を向上させることが想定されている。これにより、5,000人以上の大型会議を除く国内のほとんどの学会を開催できる規模となり、身の丈に合ったMICEのボリュームゾーンを狙う戦略だ。西日本では神戸、福岡に続く機能と規模を備えたMICE施設となる。

また、ホテル(200~300室、ハイクラス)を併設することで、駅横という立地(在来線、新幹線駅に隣接しホテルを併設する施設は九州初)を生かしながら、学会、会議、展示会、イベントなど869件の開催、利用者数延べ59万人を見込み、年間の総消費額77億円、経済波及効果123億円と試算している。

運営形式は、展示棟、MICEセンター棟、会議室、駐車場等を公設民営とし、指定管理者の下で利用料金制度による独立採算とすることが狙いだ。(ホテルは民設民営)

このMICE施設については、計画当初から施設運営と会議誘致を担う会議等の運営専門事業者(PCO)の大手3社、日本コンベンションサービス、コングレ、コンベンションリンケージのアドバイスを受けながら、運営者の意見を反映した利用者目線での検討が進められてきた。 市民・議会の理解がカギに 長崎市では、MICE施設建設への市民の理解を得るために、MICEの必要性や経済波及効果、市の財政状況、施設の採算性などについて、平成26年度に市内37か所でフォーラムや説明会を実施している。 民間においても、平成26年8月に経済界を中心に約60団体が「長崎MICE誘致推進協議会」を立ち上げ、27年5月、NPO法人コンベンション札幌ネットワークの藤田理事長を迎え、「MICE誘致は事業拡大のチャンス」と題し講演会を開催したほか、9月にはMICE施設建設促進の啓発ステッカーを作成し、市内のタクシーに掲示。長崎商工会議所においても、9月に日本コンベンションサービスMICE都市研究所の廣江所長を迎え、「長崎のビジネスに与える MICE の効果とは何か?」と題して「MICE推進セミナー」を実施するなど、経済界を中心に民間の動きも活発化してきている。 長崎の魅力活かし ふたたび出島の時代へ 長崎市の人口はこの30年間で50万人から43万人に減少、30年後にはさらに10万人減ることが予測されている。なかでも生産年齢人口、年少人口の減少が顕著で、街の活性化が喫緊の課題となっている。これは長崎市だけでなく、多くの地方都市が抱える問題でもある。 その対策として、インバウンド観光による交流人口の増加に期待を寄せる都市も少なくない。 一方で、インバウンド観光は、為替レートや国際関係などの不確定要素に左右されるという側面もある。その点、MICEは比較的安定性が高く、ターゲットが明確のためマーケティング戦略による誘致策が打ち出しやすいというメリットがある。また、MICEの開催地としては、会場と宿泊、飲食と開催前後の近隣観光(アフターコンベンション)をオールインワンで行なうことができるコンパクトシティが海外ではトレンドとなっている。 世界遺産や自然など豊かな観光資源がコンパクトに集約した長崎市のポテンシャルは世界的にも高い。現在、長崎市は市議会からの要請を受けて、交流人口をより拡大させる施設のあり方について再検討を行っており、地方創生という時代の中で地方の生き残りをかけた検討が続けられているが、持てるポテンシャルを最大限に発揮し、確実な発展へとつなげるためには、MICEの積極的な誘致は必要。その環境整備において、交流の拠点となる「未来の出島」としてMICE施設の建設は不可欠だ。

京都がCOP3の開催を契機に、環境と言えば京都とされ「Do you KYOTO?(環境によいことをしていますか)」という使い方で海外での認知が進むなど都市ブランドを確立した。 20世紀には戦争により世界の行方を決めていたが、21世紀は国際会議で平和的に国際問題を解決する時代。現在、地方都市でMICE施設の建設が進むが、各地の歴史や産業を背景に、特色を活かしたMICE開催も期待される。 平和都市として国際的にも知名度が高い長崎市は、国際会議の場としてふさわしいロケーションになるのではないだろうか。

そのイベント、 ゴールに向かってますか? #2インセンティブトラベル、AITタイランド

そのイベント、 ゴールに向かってますか? #2インセンティブトラベル、AITタイランド »

13 10月, 2015

【イベントの対価は?】 コストが上がれば会社はハッピー ~AIA タイランド

Suvit Lamsam 氏 Assistant Vice President Agency Sales Promotion  Department

Eakalux Hutakom 氏 Manager Agency Convention &Events

舞浜アンフィシアターのロビーで、お相撲さんやチンドン屋、和服女性と記念撮影をする人々。館内にはタイ語のアナウンスとそれに応える人々の声、なにやら、朝の8時からハイテンションなのである。このイベントはアジアを拠点した大手保険会社 AIA タイの成績優秀なセールスエージェントのインセンティブトラベル、報奨旅行のコンベンションだ。夜のガラディナーも含め、㈱イベントサービスが企画・運営した。 日本企業の報奨旅行はコスト削減で減少傾向にあるが、AIA タイのケースから改めてコストに対する考え方を学びたい。同社でセールスプロモーションを手がける、お2人にうかがった。

――AIA について教えてください Suvit 当グループはもともと保険会社 AIGのグループ会社でしたが、2008 年の AIG 破たん危機後に独立して、アジア域内で展開しています。タイ法人は国内初の保険会社として成立し大きなシェアを保っています。 ――保険会社ではさまざまなインセンティブを実施していると聞きますが Eakalux インセンティブは大きく分けて3つのものがあります。キャッシュとマーチャンダイズと報奨旅行です。 キャッシュは成績優秀者に現金を支給すること、マーチャンダイズは商品をプレゼントすることです。装飾品や iPad など人気の電化製品、コンサートのチケットなどもあります。報奨旅行は成績優秀者や目標を達成した人たちを旅行に連れて行き、現地でイベントや表彰式などを行います。

――どのインセンティブがより効果的なのでしょうか Suvit どれが一番と一概には言えません。ただ、キャッシュとマーチャンダイズは幅広い層のモチベーションに効果的ですし、旅行は成績が上位な方の意欲向上に向いているといえます。 ――今回の旅行はどのような方が参加されたのですか Eakalux 弊社では 1 か月、3 か月、1 年といったさまざまな期間のセールスコンテストを実施していますが、今回は 1 年間の成績が目標に達成した人 1,100 人が参加しました。上位 250 人は先に京都観光をしてから他のメンバーと合流しています。 Suvit 弊社では数万人のセールスエージェントさんがいるのですが、多くはパートタイマーで、実際に挑戦できそうなのは5,000人くらいでしょうか。今回はそのうち 1,500人が目標を達成し、1,100 人が旅行に参加してもらいました。 Eakalux 都合が悪くてこられなかったり、行きたくないという方には現金をお支払いしています。ただし旅行費用全額ではなく、30%から多くても半分はいかないくらいです。 ――キャッシュを希望した方が多ければ費用を抑えられますね Suvit いえいえ、当社としてはなるべく多くの方に参加していただきたいと思っています。一緒に楽しんでもらい、来年も来たいという気持ちでモチベーションを向上したり、目標となる上位の方々と触れあうことで意欲を向上させることにつながると思います。より多くの方が目標を達成して、インセンティブにかかる費用が大きくなるほど、会社としては喜ばしいことなのです。 ――今回のプログラムはどのようなものですか Eakalux 朝8時から舞浜アンフィシアターで表彰式を行い、お昼はショッピング時間にしており、夜は幕張メッセのホール1,2を使用してカクテルパーティとディナーをしました。そこでは忍者とサムライのショーも行いました。最優秀者にはこのほか京都旅行と都ホテルでのディナーパーティをプレゼントして努力に報いました。 ――アンフィシアターにはお相撲さんやチンドン屋さんもいましたね Suvit セールスコンテストの時点から忍者とサムライをキャッチに入れていました。タイでの日本文化は映画やテレビが多く、タイ人にとってこの2つが日本を想起させるということと、コンテストをあまり堅苦しいものではなく、カジュアルに楽しんでほしいという考えがありました。 ――開催地はどのように選ばれるのですか Eakalux 私が候補地を3~4か国ほど選び、役員や CEO が最終的には決定します。候補地を決める際には、人気の場所やホテルなど目的地の魅力や受け入れ態勢を考慮しますが、もっとも大切なのは航空便の席数を確保できるかどうかということです。同じ日程で直行便で移動できるのが理想ですが、それができない場合はグループをいくつかに分けなければなりません。 Suvit 日本への旅行に VISA が不要になったことが大きいですね。書類を集めて申請したりと、個別の作業がありますので

1000 人となると、大きな作業負担となります。

――それを何人くらいのスタッフで行うのですか Eakalux 実は当社では、旅行の申込みからパスポートの確認、食事制限、禁煙かどうかなど、チケットの予約だけでなくすべての業務を旅行会社さんに業務委託しています。1 社では業務負担が大きくなるので3~4社さんにお願いしています。他社さんではあまりやられていないかもしれませんが。 ――日本企業の報奨旅行はコスト削減で減少傾向にあるという話も聞かれますが、AIA タイではどのようにお考えですか Eakalux 先ほども申し上げた通り、インセンティブトラベルの費用がかかるということは、売上が上がっているということで、企業としては望ましいことです。多くの方が参加していただくことによって、モチベーション向上だけでなく、達成意欲を刺激したり、ノウハウをシェアしたりと、素晴らしい相互作用も生まれており、弊社の販売促進のエンジンとなっています。 ――ありがとうございました

 

そのイベント、 ゴールに向かってますか? #1べニュー開発 世界遺産・勝連城跡(沖縄)

そのイベント、 ゴールに向かってますか? #1べニュー開発 世界遺産・勝連城跡(沖縄) »

13 10月, 2015

MICE 開催をいくらで、どこで、誰とやるのか? イベントの最終ゴールに向けて走っているつもりが、イベント自体がゴールになってないだろうか? いろんな事情で変更要素が出てきたとき、なんでこのイベントやるんだっけ、に立ち返って、 だからいくら、だからここ、だから誰と、ゴールに紐付いているかを確認したい。そんな事例や最新情報を紹介する。

 

【べニュー開発】 風雲児、阿麻和利の城を会場に 〜世界遺産・勝連城跡(沖縄)

神社・仏閣、美術館、商店街など特別な場所でイベントを開催することで、参加した人たちに特別な体験を提供するユニークべニューの取組み、開発が全国で進んでいる。

その一環として、沖縄県うるま市では 9 月 1日に世界遺産の勝連城跡(かつれんじょうあと)で「ユニークべニュープレゼンテーションモニター披露会」を実施。県内外のプランナーや旅行会社などからの参加者に、勝連城のライトアップや現代版組踊などのエンターテインメントを披露。うるま市・沖縄の観光ブランドを向上するイベントとなった。

 

15 世紀の沖縄東部勝連で、悪政を敷く支配者を倒し、貿易により都市を繁栄させ、公平な政治で民衆の心を掴んだ阿麻和利(アマワリ)。最後には琉球王朝へのクーデターを企てたとして滅ぼされた。勝者側の歴史では反逆者、沖縄の歌謡集「おもろさうし」や地元の伝承では、領民に慕われた民草の王と称えられるなど、謎と魅力に包まれたヒーローだ。 現在、地元の中高生による現代版組踊り「肝高の阿麻和利」が上演されており、日本ユネスコ協会の未来遺産となっている。公演回数は通算 260 回を超え、延べ 15 万 5000 人が来場、現在も公演チケットは発売即完売するほどの人気だ。エンターテインメントとしての完成度の高さや、感動できるストーリーが注目を集めているばかりでなく、出演する中高生が故郷に誇りを持つこと、感動体験のプログラム開発、地域文化の再発見、地域振興といった、社会的意義の面でも注目を集めている。 阿麻和利が本拠地にした勝連城跡は、2000 年に世界遺産に登録された “ 琉球王国のグスク及び関連遺産群 ” のなかでもっとも古いもの。その城壁は優雅な曲線を描き、頂上では青い海や海中道路が一望できる。場内では Wi-Fi 付デジタルガイダンスが利用でき、城の各所の解説や阿麻和利の時代にタイムスリップするといった機能もついている。 うるま市では、世界遺産である勝連城跡をイベントスペースとして開放。歴史・文化を体験できる、「ここでしか味わえない体験」を提供している。 9 月 1 日には、「ユニークべニュープレゼンテーションモニター披露会」を勝連城跡の四の曲輪で、うるま市観光物産協会が主催、開発アドバイザーを務める DMC 沖縄の企画・運営で実施した。披露会では、うるま市の島袋俊夫市長も駆けつけ、市をあげて積極的にイベント会場としての活用、MICE 誘致を推進する意向を語った。屋外の会場に屋根付きの仮設ステージと宴会用テーブルを設置し、関連事業者のプレゼンテーションを実施。ユニークべニューとして勝連城跡を利用する際には、うるま市観光物産協会と専門コーディネーターが連携し、主催者の要望と管理者との調整、使用条件の説明、文化財保護のための施策、勝連城の魅力を活かしたプラン企画、イベントに応じた企画、会場設営の手配、調整などを行うしくみになっていることが説明された。レセプションには欠かせないケータリングについても、地元の東南植物楽園と ANA インターコンチネンタル万座ビーチリゾートの 2 社が料飲メニューやサービスを紹介した。 美しい夕日が沈んだ後、広々とした空間のなかで、優雅なシルエットの勝連城をスクリーンに投影された映像演出と、沖縄の伝統音楽が幻想的な空間を創出していた。また、ダイジェスト版の「肝高の阿麻和利」も上演され、中高生たちの迫力ある演技に、参加者の拍手が鳴りやまなかった。 問合せはうるま市観光物産協会(◆ 098-978-0077)まで。

世界遺産勝連城跡 公式ホームページwww.katsuren-jo.jp/

【ユニークべニューとは】 普段はイベントなどが開催されない、お城、神社・仏閣、美術館などで会議やレセプションを開くこと。地域の特性を演出できたり、参加者に非日常感を提供できるために、国際会議の誘致の重要なファクターとなっている。企業イベントなどで使用することも多い。 観光庁ではユニークベニューとして利用可能な施設をリスト化しているほか、先進事例を集めた「ユニークベニュー ベストプラクティス集 」 を 発 行。PDF 版は観光庁のウェブサイトからダウンロードできる。

http://www.mlit.go.jp/common/001098973.pdf

 

 

展示会で見込み客が3倍になる事例大公開セミナー~動画メールも つくれる!

展示会で見込み客が3倍になる事例大公開セミナー~動画メールも つくれる! »

13 10月, 2015

【出展者向け】

月刊イベントマーケティング編集部では、「face to face を科学する」をコンセプトに、マーケティング戦略の全体最適からイベント設計を考える月刊紙での情報提供のほか、セミナーを実施。セミナーでは、イベント活用を効率化するノウハウやサービスご提案の場をつくっています。業種・職種間の垣根を超えイベントノウハウ共有のネットワークの機会にも、月刊イベントマーケティング主催セミナーをご活用ください。

今回は、「展示会出展で見込み客を3倍にする」をテーマに開催します。

【セミナー概要】

日  程:10月23日 16:00~18:30(受付開始:15:30~) 会  場:コングレスクエア日本橋 3階ルームA1・A2 (東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル) 定  員:40名 参加費:1,500円 タイトル:【出展者向け】展示会で見込み客が3倍にある事例大公開セミナー

【プログラム】

16:00~「マーケティング戦略から考える展示会・イベントの位置づけとは~Webマーケティングをより効果的にするイベントマーケティングシナジー~」(40分) 特別ゲスト:株式会社船井総合研究所 柴崎智弘氏

16:40~ 休憩(10分)

16:50~「展示会で見込み客が3倍になる事例大公開~展示会戦 弱者のための用兵論~」(30分) 講師:フレイ・スリー 前田考歩氏

17:20~「デモツアー~名刺スキャンから動画付きHTMLメール作成まで~」(40分)

18:00~名刺交換会(体験コーナー/飲み物あり)

問合せ: (株)MICE研究所 樋口 / 田中 TEL 03-6721-5303 Email: yoko-higuchi@event-marketing.co.jp 申込みページ :http://eventregist.com/e/tenjikai3bai

ビジネスマンと成長企業が触れ合う3時間 ~ベンチャーDIVE!

ビジネスマンと成長企業が触れ合う3時間 ~ベンチャーDIVE! »

7 10月, 2015

“成長企業の経営に参画できる”「サンカク」を提供するリクルートキャリアと、球場からお寺までさまざまな空間をイベント会場として提供するスペースマーケットが9月29日、東京・品川のザ・ランドマークスクエア・トーキョーで「ベンチャーDive!」を開催した。

イベントは大企業からベンチャーの世界に飛び込んだ経営陣の体験談が語られる「パネルディスカッション」とベンチャー企業の業務内容やリアルな経営課題について直接企業の経営者やスタッフと話せる企業出展ブースの2部構成で実施された。

パネルディスカッションは“大企業出身者がベンチャーの世界に飛び込んだワケ-注目ベンチャー企業の経営者が明かす過去。そしていま-”をテーマに実施。NTT東日本からフォトクリエイトを経てスペースマーケットを創業した重松大輔氏をモデレーターに、リクルート(現リクルートホールディングス)からトレンダーズ取締役に就任した後にLiBを創業した松本洋介氏、ゴールドマン・サックス証券からビザスクを立ち上げた端羽英子氏、三菱商事からRettyのCFOに就任した奥田健太氏がパネリストとして登壇。それぞれベンチャー企業に参画した経緯や当時の想い、ベンチャー企業で働くこと、起業の苦労ややりがいについて語った。

松本氏は、実家が自営業であったことや、自分を信じてくれる仲間たちと世の中を変えたり、関わる人数を増やしたい、といった起業に至った想いを述べた。ベンチャー企業経営の魅力については、ホワイトボードに書いたものが現実になる実感をあげたほか、大企業での勤務を“試合に出られずにベンチにいるつらさ”、ベンチャー企業を“試合に出て結果を出し続けなければいけないつらさ”と表現した。

奥田氏は、自身がドイツのプロサッカーチームの下部組織にいた際の、各国から集まったメンバーの多様性から、異なった人たちが一つの目標に向かっていくようすを動物園にたとえ、ベンチャーでのビジネスになぞらえて、その魅力を語った。

端羽氏は、ビジネススクール時代に起業の魅力に触れたこと、ママ友が起業するようすをみて手軽にできそうと感じたことなどが起業につながったと説明。また、90歳まで生きた場合の年金生活と起業をロジカルに比較して、必ずしも起業はリスキーではないという判断したことなどを語った。

重松氏は、大企業で先輩方が決まったタイミングに昇進することをみて、自分の将来が見えてしまうつらさを語った。大企業勤務からベンチャー企業で経営に参画し、自身で起業というプロセスを踏んだことで、双方の経験を踏まえたことにより、経営ノウハウや市場を把握することができ、失敗のリスクが減るとともに、大企業の出資なども受けられる土壌になったと説明。またベンチャー企業での経験はビジネススキルの向上につながるため、仮に大企業に戻る場合でも、一社で継続して勤務するよりも高い地位で復職できるのでは、と自身の考えを述べ、大企業に勤めながらベンチャー企業の経営に触れられる「サンカク」をきっかけにベンチャーの海にダイブしてほしいと、参加者にエールを送った。

企業出展ブースでは、パネルディスカッション登壇者の企業4社のほか、レアジョブ、パラダイムシフト、イプロスなど13社が出展。大企業のビジネスパーソンを中心とした来場者と1対1で、自社の事業紹介やサービス拡充へのアイデアブレストなど、活発にディスカッションが行われていた。

<主催>株式会社リクルートキャリア(http://www.recruitcareer.co.jp/) サンカク(https://sankak.jp/

<共催>株式会社スペースマーケット(https://spacemarket.com/

<登壇企業>(社名50音順): 株式会社ビザスク(http://visasq.co.jp/) 株式会社LiB(https://www.libinc.co.jp/) Retty株式会社(http://corp.retty.me/

<出展企業>(社名50音順): アスタミューゼ株式会社(http://www.astamuse.co.jp/) 株式会社イプロス(http://corporate.ipros.jp/) ECマーケティング株式会社(http://www.ecmarketing.co.jp/) 株式会社ギブリー(https://givery.co.jp/) 株式会社コズレ(http://www.cozre.co.jp/) シェルフィー株式会社(https://shelfy.jp/) 株式会社パラダイムシフト(http://paradigm-shift.co.jp/) 株式会社レアジョブ(http://www.rarejob.co.jp/) 株式会社Loco Partners(http://loco-partners.com/) <会場> ザ ランドマークスクエア トーキョー(http://www.landmark-tokyo.com/)

 

混信に強く、多チャンネル運用にも対応 ~デジタルワイヤレスシステム

混信に強く、多チャンネル運用にも対応 ~デジタルワイヤレスシステム »

7 10月, 2015

会議室・貸ホールの検索サイト「会議室.com」を運営するアスノシステムは9月10日、同社のグループ会社MCEAホールディングス(東京・港区)会議室において「第3回会議室.comセミナー」を開催した(協賛:ヒビノインターサウンド)。

テーマは、会議やセミナーにおけるより快適な音響システムの構築。マイクシステムのリーディングカンパニーであるシュアの日本法人、シュア・ジャパン フィールドアプリケーションエンジニア 井上直行氏が、最新のデジタルワイヤレスシステムについて分かりやすく説明した。当日は、会議室を運営する企業の担当者など25人ほどが参加した。

井上氏はまず、ワイヤレスシステムの導入メリットについて3点にしぼって説明した。1点目は多チャンネル運用が可能なこと。アナログシステムは最大6チャンネルなのに対し、デジタルシステムは最大30チャンネルを運用できる。ふたつ目は混信や干渉に強いこと。井上氏は「混信に対する強さはデジタルワイヤレスシステムのもっとも大きな特徴のひとつです。違うフロアや隣接するビルで別のデジタルシステムを使っていても、混信が起こることは通常ありません」と話す。

そして3つ目として挙げられるのが、優れたランニングコストだ。1週間に4回、3年間運用したと仮定した場合、アナログシステムはマイク1本につき概算で約9万9000円の電池代がかかるが、デジタルシステムは充電式のリチウムイオン電池が使えるので電池代は不要だ。 「1回の充電で12時間の利用が可能です。また、電池残量はマイク本体に時分単位で表示されますからとても便利です」(井上氏)

続いて、アナログマイクとデジタルマイクの音質の違いを、簡単なデモを行いながら紹介した。井上氏が同じ内容の言葉を、最初にアナログマイクで次にデジタルマイクで話したところ、デジタルマイクは非常にクリアな音質であることが分かった。

また、妨害波を発生させ、故意に電波干渉を起こさせる実験を行った。アナログシステムは話している途中で音声が途切れたり、「パツパツ」という雑音が入るが、デジタルシステムではそうした不都合は起きず、クリーンな音声のままだった。

今回のセミナーでは、シュア社の2種類のデジタルワイヤレスシステムを紹介。ひとつは「ULX-D」で大規模な会議やプレゼンテーションに最適なシステムだ。もうひとつは「QLX-D」で、こちらは中規模や会議や研修に最適なコンパクトタイプのシステムだ。

井上氏は「当社のデジタルワイヤレスシステムは盗聴にも強いのが特徴。秘話性能は米国トップクラスです。また、システムの施工も、とてもシンプルに行うことができます」と付け加えた。

参加者は自社でのデジタルワイヤレスシステムの活用を想定しながら、真剣に耳を傾けていた。

暗記から問題解決に重点移す ~国際MICE資格CMP~

暗記から問題解決に重点移す ~国際MICE資格CMP~ »

2 10月, 2015

MPI Japan Chapterは9月30日、六本木アカデミーヒルズで、今期第1回セミナーを開催、約60人が参加した。「~JAPAN MICEのグローバル化の中で、今、最も注目される国際資格CMP(Certified Meeting Professional)~」をテーマに、CMP取得者で、問題作成委員でもある日本コンベンションサービスのMICE都市研究所主任研究員西本恵子氏が、CMP取得のメリットや勉強方法、新しくなった近年の問題の傾向を語った。

開催に先立ち、MPI Japan Chpterの山本牧子会長が、MPIの概要を説明。世界22か国に1万8500人の会員をもつ規模や、会員全体のバイイングパワーが230億USドルに上り、86%の会員がMPIの会員と取引をしていることなど、その大きな影響力を語った。

 

講演の冒頭に西本氏はCMP取得のメリットとして、国際的信用を得られること、イベント業務を体系的に理解できること、英語での専門用語の理解、国際的なネットワーキングをあげた。

合格に向けた学習については、重ねると9㎝になるほどのテキストの量や300時間の勉強が必要だったが、昨年の問題改定により約2/3ほどの勉強量で合格ラインに届くのではという見解を語った。また問題の内容については、暗記問題(Recall)に重点をおいた過去の出題傾向から、現場での対応法(Application)や分析・問題解決(Analysis)を重視するようになっていることを説明。講演の後半では、各ドメインの試験での比重や出題傾向について詳細に解説した。

また、来年2月15・16日の両日六本木アカデミ―ヒルズでCMPブートキャンプを実施する予定を明らかにした。

イベント来場者の満足度測定ツール開発 ~ 富士通アドバンストエンジニアリング

イベント来場者の満足度測定ツール開発 ~ 富士通アドバンストエンジニアリング »

30 9月, 2015

富士通アドバンストエンジニアリングは来場者の満足度をリアルタイムに可視化するイベント支援運営ソリューション「EXBOARD」の提供にむけた取組みを開始した。これはMicrosoft Azure の IoT サービスによる屋内測位を活用したもの。

9 月 2 日から開催されたマイクロソフトの新イベント FEST2015  では、「EXBOARD」の実証実験を実施。来場者の名札に超薄型軽量のセンサービーコンを入れ、会場内での滞在数・位置・動線を把握できる。

また、興味・関心ある展示の場所でビーコン入りの名札を動かす(このアクションを Bravo!という)とその加速度を感知して、来場者の関心を集めた展示のランキングなど、イベントのマーケティング情報をリアルタイムに計測・表示できる。

主催者にとってのメリットは、展示会場の来場状況を定量的に可視化できること、人気エリアや混雑状況をリアルタイムで把握し、来場者のスムーズな誘導、空調のコントロールなど、来場者のストレスを低減することができること。来場者の動線分析や興味分析を行い、より効果的な展示会運営を実現する。

出展者は、重要顧客の来場をメールで通知を受け、出迎えや個別対応が可能になる。商談の機会損失の低減が見込める。来場者は人気のゾーンを把握したり、混雑を避けて効率的な視察ができるようになる。

今後、商業施設、オフィス、工場、駅、空港などでのナビゲーションや、安心安全などのサービス提供、それらが連携できるロケーションプラットフォームの実現を目指し、技術検証やサービス検討を進めていく。

2016 年 1 月に商品化を予定。その他、さまざまな業種、利用シーンに応じたアプリケーションと組み合わせるサービス「ロケーションプラットフォーム」の提供も行う。