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SXSW での体験から新たな視点を共有 ― seek ∞ SXSW2019 報告会

SXSW での体験から新たな視点を共有 ― seek ∞ SXSW2019 報告会 »

30 4月, 2019

4月3日、フジテレビ本社オフィスタワー22 階フォーラムで「seek∞ SXSW2019 報告会」が開催された。

「seek ∞(シーク)」は、昨年4月にスタートしたニュースメディア「FNN.jp プライムオンライン(FNN.jp)」の1周年を記念して行われたトークイベント。SXSW2019(3/8〜17@ 米国テキサス州オースティン)では、FNN.jp が経産省主催の日本館「The New Japan Islands」のメディアパートナーになっていることから、統括プロデューサーの経産省宇留賀敬一さん、統括ディレクターを担当したメディアアーティストの落合陽一さんが制作ストーリーや現地での反響を語った(写真)。 また、第1部ではSXSW に携わった企業のキーパーソンや文化人が登壇し、それぞれのSXSW での経験と体験から得た新たな視点などを共有した。

第1部で印象的だったのは、初の単独出展で話題になったシチズン時計オープンイノベーション推進室の取組みを語った大石正樹さん、山﨑翔太さんの「企業でイノベーションを起こすには」。SXSW への出展は、半年前の開発段階での決断で、プロジェクト社内認知度もバラバラだったが、出展後外部評価が高まり、内部の抵抗分子も協力的になった。外の風が中にも影響を与える、ということを活用すべき、と大企業でのイノベーション推進のヒントとなるような体験談を話した。

seek ∞では参加者同士のコミュニケーションを通じて未来を探求する場を提供する、としてネットワーキングを用意。第2部からはライトニングトーク形式で「AI はクリエイティブ職の仕事を奪わない」(岡本侑子さん)など6名が独自のテーマでショートプレゼンを行った。

「seek ∞」では今後も最新のテクノロジー情報など、さまざまなテーマでトークイベントを展開していく。

デジタルが左右する展示会産業のゆくえ ――UFI Asia Pacific Conference 2019 講演6「デジタル・ディベート」

デジタルが左右する展示会産業のゆくえ ――UFI Asia Pacific Conference 2019 講演6「デジタル・ディベート」 »

21 4月, 2019

モデレーター:Matthias Tesi Baur氏、 スピーカー: Stephan Forseilles氏、 ‘        Gunnar Heinrich氏

UFIのデジタルイノベーション委員会の3人が登壇。展示会のテクノロジーに関する設問について、スピーカー2人が反対の立場で意見をたたかわせた。設問発表時に参加者の意見が議論の後にどう変わるかをリアルタイムで見ながら進行した。

――AIが展示会産業を短期間で劇的に変えるか Stephan 他の業界ではすでに刷新はおきている。一日の行動予定をAIがレコメンドし、人間は承認するだけ。提案のなかに展示会が入るように努力しないと。 Heinrich AI導入の問題点は過剰な期待。AIに展示会の準備と実施を完璧にやってもらい、人間は遊んでいればいい、とはならないでしょう(参加者の60%は革新が起きると回答) ――展示会企業は優秀なIT人材を確保できるか Stephan GAFAや金融と比較し、技術者が活躍する場は少なく予算も低い、それ以上に深刻なのは文化。カスタマーエクスペリエンスを最重要している産業と比べて、イノベーションが起きづらい。そういう環境に優秀な人材は集まりづらい Henrich 自分たちを過小評価している。テクノロジーを駆使して会場内や会場に行くまでに心地よい体験を提供している展示会は多くMPS(仕事満足度)が高い見本市企業もある。そのベストプラクティスを標準化していけばいい。ゲートに長い行列ができていても、予算がないからやらなくていい、という習慣を変えていくことからはじめればいい

――GDPR(EUで昨年5月に発効したの個人情報保護法)の影響は Stephan個人情報を守ることは重要だが、ユーザーは個別化されたパーソナルな体験を求めており、そこでのイノベーションやクリエイティビティが阻害される。アイデアを生むには自由が必要なので、他地域に遅れをとるのでは Henrich 事業者のビジネスに制限がかかるというが、アドブロックをするユーザーが増えているなか、一斉に同じメッセージを送るのではなく、ユーザーのニーズを正確に把握して期待通りのコンテンツをおくることでコミュニケーションが活性化される。GDPRの規制下でビジネスする経験は資産となるだろう

UFI アジアパシフィックカンファレンスレポート

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21 3月, 2019

UFI Asia Pacific conference report

アートテイメント・リゾートに - 韓国・仁川パラダイスシティ  渡辺 祐介さん | セガサミーホールディングス株式会社 リゾート事業本部 マーケティング& セールス

アートテイメント・リゾートに - 韓国・仁川パラダイスシティ  渡辺 祐介さん | セガサミーホールディングス株式会社 リゾート事業本部 マーケティング& セールス »

28 11月, 2018

9月に第二幕開業、よりリゾートらしく

「パラダイスシティ」は、インチョン空港から車で3分という立地につくられた、韓国初の本格的統合リゾートです。昨年4月にカジノ、5つ星ホテルとコンベンションホールが先行オープンしました。大宴会場と2つの中宴会場5つの会議室を備えるコンベンションホールは、国際会議や各種催事に対応。天井の高さや演出機器の充実が、プランナーの方々に使い勝手の良い施設とご評価いただいています。

9月21日には、ショッピングモール「PLAZA」、3000人を収容するクラブ「CHROMA」、ウオーターパーク「CIMER」、デザイナーズホテル「ART PARADISO」、美術館「PARADISE ART SPACE」、イベント空間「STUDIO PARADSCE」の営業がはじまり、ようなく統合型リゾートとして本格開業いたしました。 施設全体のコンセプトは“アートテイメント”。よくSNSで投稿される草間彌生さんのかぼちゃのオブジェなど3000点のアート作品に囲まれたインスタ映えする空間です。

プロモ戦略も段階的に

リゾートの運営は日韓の合弁会社PARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.。私どもセガサミーは日本国内のプロモーションを担当しています。韓国では1箇所を除き自国民のゲーミングが認められていないので、海外からの集客がとても重要になっています。 パラダイスシティでは さまざまな施設が順次開業しており、プロモーション戦略もそれに合わせて変えています。カジノ、ホテルの先行開業時には、 カジノで遊ばれる愛好家をはじめとした富裕層へのプロモーションが中心でした。この時期に一般の旅行客においでいただくと、“カジノ”のイメージだけが強くなるので、幅広い層への訴求は控えました。 今回、リゾート要素の強い施設が開業したタイミングで、広末涼子さんにイメージキャラクターに就任していただき、テレビや一般誌、交通広告など各メディアでプロモーション展開をはじめました。 来年上半期に屋内型ファミリー向けエンタテインメント施設「WONDERBOX」もオープンし、パラダイスシティはさらに“アートテイメント”なリゾートに進化していきます。

 

明日のマーケターはどうあるべきか? − Marketo Nation Summit 2016 参加レポート

明日のマーケターはどうあるべきか? − Marketo Nation Summit 2016 参加レポート »

24 6月, 2016

What is  tomorrow’s marketer ?

2016年5月9日から12日までの4日間、USラスベガスでマーケターのためのマーケターによる注目のイベントMarketo Nation Summit 2016が催された。

tomorrow’s marketer をテーマに展開された多くのマーケターにとって刺激あるイベントだ。まず、イベントの主催者であるマルケト社について簡単に紹介すると、マーケティングオートメーション(MA)の提供ベンダーで、2006年に米国で創業。唯一のマーケティング専業ベンダーとして世界39か国、5000社を超える企業から選ばれている。

2014年3月には日本法人も設立され、国内でも導入企業数を大きく伸ばしており、本紙の読者の多くもその存在を知っていると思う。

マルケトは今年で設立10年だが、設立以来、最新のマーケティングトレンドやベストプラクティスを発表し共有する機会を設けてきた。今年のMarketo Nation Summit には実に5000人を超えるマーケターがラスベガスのMGMグランドホテルに集結した。

`What happend in Las Vagas stays in Las Vagas

 

LAS VEGASで起こったことは外には漏れない(漏らさない)という慣用句があるが、以下にラスベガスでのイベントレポートをお届けしたい。

参加者はユーザー企業のCEO,CMOなどの要職をはじめとして、セールス部門やマーケティング部門の担当者、マルケトユーザーのコミュニティ内でその活躍を支持された「CHAMPION」と称されるスーパーユーザーなど。

日本のこうした大型イベントでは同業他社や関連パートナーの参加も多くみられるが、まさにマーケターによるマーケターのためのイベントといえるだろう。

さらに今回は、多くのゲストも招かれ、彼らの哲学を通じて「マーケティング」の考え方に多くの学びを与えてくれた。マーケティングの発想・アプローチはビジネス領域だけでなく、多方面に学びの機会があることを感じさせるものだった。

初日には、Keynoteセッションが行われ、会場を埋め尽くす盛況ぶりと活気の中で始まった。

Keynoteでは、マルケトCEOであるPhil Fernandezが、この10年を「昨日」と称し、「明日」からのマーケッターにとって何が必要であるかを次のように発信した。

マーケティングの役割は企業経営そのものであると心得る

マーケティング部門の機能や役割は今まではセールス組織のサポーターとしての役割を主としていた。これからのマーケターは、直接お客様と接する存在であり、戦略家であり、 自社に留まらず産業界全体やイノベーションマネジメントを考えるような存在になっていくし、なっていかなければならない。より会社経営と直結する存在となっていくことで、当然に責任も期待される成果も大きなものになっていくが、誰よりも「お客様に寄り添い離れない存在」「顧客の経験やライフサイクルを深く考える存在」「誰よりも顧客のことを知っている存在」になる必要がある。

Philは、IKMC – I know my customer の精神で進んでいくべきであると表現した。

 

感覚的なマーケティングから脱却すること。データ主導を心得る

「昨日まで」はマーケティングの責任や役割が限定的であったがゆえに、マーケティング活動が感覚的な施策の実行や振り返りになっていた側面もあるだろう。実際にその成果は?と具体的な数値を聞かれると耳が痛くなるマーケターも多かったはずだ。

企業経営と直結した明日のマーケターにとっては、もはやデータから逃げることはできない。あらゆる企業や企業担当者に関する情報を集約し、売上状況・商談状況・自社にとっての関係性を数値化する。

こうしたデータに基づき、リソースの投資を決めるというコストセンタの発想が、より重要になってくる。

 

顧客一人一人にあわせた顧客体験を提供し、1日に数十億のお客様と会話をする気概を持つ

86%のCMOが2020年までに顧客一人ひとりにあわせた顧客体験を提供すると言われている(マルケト調べ)。顧客が触れている全てのコミュニケーション手段を対象に、購買検討から利活用に至るまで顧客体験全体を視野に入れて、何度も何度も顧客の状態にあわせた関連性のあるコンテンツを実行することが重要だ。

1日に数十億のお客様と1対1で会話をしていくぐらいの発想の転換が必要である。

こうした考え方に基づき、マルケトは1対1で顧客と会話するための「オーディエンスハブ」や営業との協業を強化するコラボレーションツール、よりリアルタイム・大量に配信できるプラットフォームの整備など今後のテクノロジーの強化に触れた。

機能強化は「PROJECT ORION」として進行中で、一部デモ動画などが公開された。これらは、テクノロジーの進化によるマーケティングシーンの変化を予感させるものだった。

ゲストセッション

活躍する場は違えど、「マーケティング」の考え方に多くの学びを与えてくれたゲストたちのセッションもあった。

Levineは、エベレストへの登頂に成功した女性登山家だ。彼女は、登頂という成功を通じて、成功に唯一の道はないと振り返った。むしろ山頂に近づきベースキャンプに戻るということを何度も繰り返しながら自らを鍛え・慣らしていかなければ、とても山頂付近の環境に身体は耐えられない。成功には「前向きな後退」を繰り返すことが重要であった、と。

マーケティングの実践に例えると、目前の成果につながらないこと、組織間の調整など事前準備に多くの工数をかけるシーンがある。

そんな状況に頻繁に直面するマーケターにとって大きな支えとなるストーリーとなったのではないか。

また、Rapパフォーマンスとともに登場した、日本でも有名なウィルスミス。

彼はアクターとして役を演じるその前に、演じようとしている人・関連する人と向き合い、彼らの心情・問題を見つけることから始めるという。そうして初めて、本質的な振る舞いが生まれるのだ、と。マーケティングとは社内外とのコミュニケーションの連続。ウィルは前述したIKMCのアプローチの本質を示唆してくれた。

本イベントでは、ワークショップやインフルエンサーなどによる104のブレイクセッションが用意された。このセッションを通じた多くの気づきは書ききれないものがあるが、PhilのKeynoteにも触れられたように具体的な成果・数値を意識したマーケティング実行のポイントが、多くのスピーカーによって話され、実践的なUSでのマーケティングを学ぶ貴重な機会となった。

人気のセッションなどその内容がマルケト社からオンライン動画で公開されている。(6月14日現在)

https://events.marketo.com/summit/2016/sessions/

 

 

 

 

 

 

 

本イベントはマルケトのサービスパートナー、ソリューションパートナーなど100を超えるスポンサーが支えている。

ブースに立ち寄ると、「やぁ、あなたのビジネスを教えて?今どんなマーケティングをしているんだい?」 そんな会話が始まる。

そこにはいわゆる展示会場ではなく、自然とマーケッターたちが「つながる」場所がうまれていた。