Home » MICE » 海外MICE情報

海外MICE情報

アートテイメント・リゾートに - 韓国・仁川パラダイスシティ  渡辺 祐介さん | セガサミーホールディングス株式会社 リゾート事業本部 マーケティング& セールス

アートテイメント・リゾートに - 韓国・仁川パラダイスシティ  渡辺 祐介さん | セガサミーホールディングス株式会社 リゾート事業本部 マーケティング& セールス »

28 11月, 2018

9月に第二幕開業、よりリゾートらしく

「パラダイスシティ」は、インチョン空港から車で3分という立地につくられた、韓国初の本格的統合リゾートです。昨年4月にカジノ、5つ星ホテルとコンベンションホールが先行オープンしました。大宴会場と2つの中宴会場5つの会議室を備えるコンベンションホールは、国際会議や各種催事に対応。天井の高さや演出機器の充実が、プランナーの方々に使い勝手の良い施設とご評価いただいています。

9月21日には、ショッピングモール「PLAZA」、3000人を収容するクラブ「CHROMA」、ウオーターパーク「CIMER」、デザイナーズホテル「ART PARADISO」、美術館「PARADISE ART SPACE」、イベント空間「STUDIO PARADSCE」の営業がはじまり、ようなく統合型リゾートとして本格開業いたしました。 施設全体のコンセプトは“アートテイメント”。よくSNSで投稿される草間彌生さんのかぼちゃのオブジェなど3000点のアート作品に囲まれたインスタ映えする空間です。

プロモ戦略も段階的に

リゾートの運営は日韓の合弁会社PARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.。私どもセガサミーは日本国内のプロモーションを担当しています。韓国では1箇所を除き自国民のゲーミングが認められていないので、海外からの集客がとても重要になっています。 パラダイスシティでは さまざまな施設が順次開業しており、プロモーション戦略もそれに合わせて変えています。カジノ、ホテルの先行開業時には、 カジノで遊ばれる愛好家をはじめとした富裕層へのプロモーションが中心でした。この時期に一般の旅行客においでいただくと、“カジノ”のイメージだけが強くなるので、幅広い層への訴求は控えました。 今回、リゾート要素の強い施設が開業したタイミングで、広末涼子さんにイメージキャラクターに就任していただき、テレビや一般誌、交通広告など各メディアでプロモーション展開をはじめました。 来年上半期に屋内型ファミリー向けエンタテインメント施設「WONDERBOX」もオープンし、パラダイスシティはさらに“アートテイメント”なリゾートに進化していきます。

 

前野前会長が日本版IRへ提言 〜 MPI Japan セミナー 〜

前野前会長が日本版IRへ提言 〜 MPI Japan セミナー 〜 »

28 9月, 2018

MPI ジャパンチャプターが9月26日、六本木アカデミーヒルズで“「IR×MICE」 ~IR(カジノを含む統合型リゾート)の現状とMICE業界への効果~”をテーマにセミナーを開催。前会長の前野伸幸氏が講師を務め、約70人が出席した。

前野前会長は、IR実施法案について、「IRとMICEの相互に与える影響」、「IRにむけて日本のMICE企業が準備しておくべきこと」などの説明と提言を行った。

IR実施法案(特定複合観光施設区域整備法案)の概要について、2030年にインバウンド6000万人という高い観光立国の目標実現という背景があり、国際会議場、展示施設、劇場文化施設、観光案内など日本各地への送客機能、宿泊施設などが盛り込まれたのではと考えを述べた。

また、カジノフロアの面積は3%という上限を設けたことで、MICEをはじめ各施設の規模が大きくなると、マリーナベイサンズの12万m2のMICE施設の例を踏まえて予想した。

一方で日本人の来場を制限したことで、どこに行くのもカジノスペースを通るレイアウトになっているラスベガスのような、カジノとMICEの送客連携が弱まる懸念や、先進国都市はIR後発となるため規制が多い法律になったこと、まだ未定の詳細な規定に重要な要素があることなどをあげつつ、産業革命的な インパクトがある法律だという見解を明かした。

また実際の開業時期については、東京五輪後で誘致中の大阪万博の前の2024年ごろになると、日本でのメガイベント開催が継続的になるのではと話した。

IRとMICEの送客連携については、IRでMICEを開催するメリットとして1)大人数をワンストップ(同一施設)で受入可能で、コスト・時間のロスがない。2)テーマレストランなどユニークベニューの充実。3)カジノVIP用プログラムの転用。4)深夜のプログラムも実現可能。5)オプションツアーの充実。6)少人数のラグジュアリープログラムも対応できることなどをあげた。MICEがIRに与える効果としては、平日の集客に貢献、宿泊費の寄与、他のカジノとの差別化、IR成熟後に必要なカジノ頼みでない利益構造の根幹になるとした。

また、IRで開催するMICEの参考事例として、AWSの re:Inventのようすも紹介。5つのホテルのほとんどの宴会場や駐車場など50会場で1,200セッションを行い、4万3000人登録(内日本人1000人)、基調講演は1万3000人が聴講しサテライト会場も満員という規模で開催された。

フェアウェルパーティ用の巨大テントや仮設歩道橋、ホテル内でのロゴ装飾などの規模の大きさとそれを実現する、企業のスポンサードや1799ドルという参加料などについても触れた。

一方でハラル対応や祈祷室、LGBTの方用トイレ設置といった多様性の配慮や、WifiのSSIDが全会場共通など細い対応の重要性を指摘。そのほか、IRとマッチしやすいイベントとして格闘技大会やeSportsなど賭けの対象になるイベントもあげた。一方医療系や製薬系金融系の国際会議の多くはカジノのあるラスベガスでは開催していないという。

懸念点としてはディーラだけで2000人、IR全体での2万人くらいの人材の確保。育成に時間がかかることもあり、現在海外IRで活躍している日本人の帰国以外に 多くの人材が必要になりそうだ。

最後にメッセージとして、アデルソン会長のサンズなどカジノとMICEを融合したIRが得意な海外事業者が多いが、エンターテイメントの誘致も含めて日本資本でもできる部分があるのでは、IR設置は当面3か所が上限だが、それ以上に増える可能性もあり、それにそなえて日本企業もビジネスとして積極的に参画できるような準備をするべき、そのためにライバル企業と競合ではなく連携してあたるべきと提言を行った。

シンガポール開催呼びかけ   〜 SECBのアンドリュー・プア氏が日本の主催者に

シンガポール開催呼びかけ 〜 SECBのアンドリュー・プア氏が日本の主催者に »

1 8月, 2018

シンガポール・エキシビション&コンベンション・ビューロー(SECB)のコンベンション・展示会開発担当ディレクターのアンドリュー・プア氏が7月に来日。日本の展示会関係者にシンガポールでの展示会開催を呼びかけた。

アンドリュー氏はファイナンス企業での経験を活かし、18年にわたりシンガポール政府観光局(STB)に勤務、料飲関連や中国市場開発などを担当し、STB傘下のSECBに異動。海外展示会のシンガポール開催や、シンガポールの展示会への海外からの送客などのためのパートナーシップ構築を手がける。

展示会誘致について、アンドリュー氏は「展示会をそのままシンガポールにもっていくのは大きな挑戦だが事例がないことはない。ドイツからハノーバーメッセのアジア版ともいえる“Industrial Transformation Asia Pacific”を今年開催します。日本からもかつては縫製機器、溶接技術などの展示会やセミナーを開催したこともあり、また、近年は食の展示会”Oishii Japan”など食の展示会が成功しています」と語る。シンガポールで開催することで、ASEANや中国市場への足がかりになる、といったメリットを訴求していく。

アンドリュー氏は日本の展示会産業について、「シンガポールにとっては大きなポテンシャルを秘めた魅力的な市場。ドイツ・イギリスと同様非常に大きな規模の展示会や主催者がいます。東京五輪の際に東京ビッグサイトが使えなくなるのは、多くの主催者にとって、地方や海外での開催に挑戦するいい機会ではないか。五輪後には本拠地である東京に戻ればいいし、臨時に開催した都市はサテライト開催などなんらかのコネクションを続ければいいのでは」と語っている。

シンガポールと日本は、成熟した経済や金融システムなどのインフラに加え、少子高齢化社会など社会課題も共通しており、日本で成功した展示会をシンガポールで成功する可能性は高く、パートナーシップを組むメリットは大きいと考えている。具体的には、ロボティクスやAI、ブロックチェーンといった付加価値の高い高度情報技術産業、ヘルスケアや機能性食品などQuality Of Lifeといったクラスターに注力していく。

MICEという言葉の定義についてアンドリュー氏は、「抽象的なコンセプトを具体的な施策に落とし込んでいくことは難しいが、シンガポールは初めてMICEという単語を使った国でもあり、国のビジネス構造からみてもダイナックなMICE都市となっています。4つのコンセプトを1つに定義することは、運営側からみると便利ですが、主催者を誘致する側から考えると、それぞれのセグメントの特性があまりにも離れていて、アプローチ方法が異なります。毎年同じ都市で開催するものもあれば、世界をローテーション開催するもの。一般企業にアプローチするも協会や学術団体へアプローチするもの、産業全体にアプローチするものなどさまざまです」と説明する。

また4つのセグメントは密接に関わりあっており、1つの枠のカテゴリーとして考えるメリットは大きい。SECBは、会議と展示会をあわせたコンフェックスという言葉を用いて、国際会議と展示会を同時開催することにより、その分野の産学官のステークホルダーが一同に集まり、研究段階から実用化、市場化までイノベーションのすべての段階が集まるのは大きなメリットを提供している。

さらに、グローバル企業のミーテイングやインセンティブも一緒に開催することも増えるため、宿泊やミーティング、インセンティブもまとめてカバーできるのだという。「そのためには各産業に関する知識や人的ネットワークが重要で、それらをMICE誘致の部署が一括してカバーすることはマーケティング的にも大きなメリットがあります」語った。

ニューヨーク市観光局 ニューヨーク市、MICEのプロモーションを強化…1

ニューヨーク市観光局 ニューヨーク市、MICEのプロモーションを強化…1 »

26 4月, 2017

ニューヨーク市観光局(NYC & Company、本局:アメリカ合衆国、ニューヨーク市/CEO:フレッド・ディクソン)は、ニューヨーク市の5つの行政区(ブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ、スタテン島)でのMICEイベント開催の喚起と、それによる渡航需要と経済効果をさらに強化するため、今後、「MAKE IT NYC」と銘打ったプロモーションを展開し、観光関連施設との連携を強化する。 今回のプロモーションは、同市の最北部に位置する行政区「ブロンクス(Bronx)」の最新MICE情報。ブロンクスは、ミッドタウンから地下鉄、またはニュ ーヨーク市の交通の拠点であるグランドセントラルターミナル駅からメトロノース鉄道で約20分と、アクセスが大変便利なロケーションで、美しく整備されたアウトドアスペース、歴史的建造物や文化施設が多い。今回は、MICEでニューヨークを訪れる人向けの、ブロンクスでの観光施設や歴史的建造物を利用したユニークな企画やアイデアを案内。

■ブロンクス地区のイベント会場&ミーティングスペース

ヤンキー・スタジアム (Yankee Stadium) メジャーリーグベースボールのプロ野球チーム「ニューヨークヤンキーズ」の本拠地で、約1万人を収容できるカンファレンスルーム。スタジアム内には、約400~500名のレセプションディナーを催すことができる「Legends Suite Club」の他、トレードショーやカンファレンスにお勧めな「The Ford Field MVP Club」では、立ち席で500名、着席型では396名の規模で利用できる。 Yankee Stadium: http://newyork.yankees.mlb.com Legends Suite Club: http://m.mlb.com/yankees/tickets/info/legends-suite Ford Field MVP Club: http://m.mlb.com/yankees/tickets/info/field-mvp-club

ブロンクス動物園 (Bronx Zoo) 園内の「Schiff Family great hall)」では200名もの人数を収容できるカンファレンスホールあり、ユニークなレセプション会場としては、ゴリラを眺めながらレセプションを実施できる「Congo Gorilla Forest」も。 URL: https://bronxzoo.com/

ニューヨーク植物園 (New York Botanical Garden) 広大な敷地と手入れが行き届いた綺麗なガーデンを持つ同植物園では、ヴィクトリア形式の温室「Enid A.Haupt Conservatory」で約700名まで(野外テントで1000名、ガーデンテラスで330名など)規模の祝賀会などを催すことができる。また、世界的に有名な彫刻家デイル・チフリーの「CHIFULY展」が本年4月22日から10月29日まで期間限定で開催。 New York Botanical Garden:https://www.nybg.org/ Enid A. Haupt Conservatory:https://www.nybg.org/garden/conservatory/ CHIFULY:https://www.nybg.org/event/chihuly/

ブロンクス美術館 (The Bronx Museum of the Arts) 入場料が無料で子供や大人への教育プログラムを含み、個性的な現代アートやブロンクス地区のアーティスト作品を展示。レセプション、夕食会、カンファレンスなどの貸し切りが可能で、40名から275名までの規模で利用できる。 URL:http://www.bronxmuseum.org/

ヴァン・コートランド・ハウス美術館 (Van Cortlandt House Museum) ブロンクス地区で最も古く、アメリカの独立戦争中に初代大統領ジョージ・ワシントンが本部として使用した建物としても有名な国定歴史建造物の美術館。貸切対応をしておりイベントやパーティの開催も可。 URL:http://www.vchm.org/

トランプ・ゴルフリンクス・アット・フェリーポイント(TRUMP GOLF

TCEBがMICEプロモーション〜日本展示会協会と覚書も

TCEBがMICEプロモーション〜日本展示会協会と覚書も »

7 3月, 2017

タイ国政府コンベンション&エキシビション・ビューロー(TCEB)は3月2日と3日、「Thailand CONNECT:JapanBusiness Events Road Show 2017」を実施。日本のビジネスイベント旅行者を誘致する戦略的マーケティング計画を発表した。

TCEBはこの10年間、タイのMICE 市場における日本とのビジネスの拡大に注力し、その結果417,392 人の旅行者誘致と、347 億8,800 万バ ーツ(1,113 億2,100 万円)の収益を獲得している。ロードショーでは、日本のMICE 旅行者に特化した新しいタイ・ブランドキャンペ ーン戦略「Thailand CONNECT: Your Vibrant Journey to Business Success」を打ち出し、今年5%の市場成長を目指すことを発表した。

TCEB 代表のNopparat Maythaveekulchai 氏は、「タイのMICE 産業における3 本柱は、多彩なデスティネーション、無限のビジネスチャンス、タイの人々」と語り、新たなキャンペーンのもと、農業・食品、物流・自動車など、5つの新市場を開発する”CONNECT Industry” 戦略のほか、”CONNECT Partner”、”J Marketing”、”J CONNECT Promos”の4つの戦略でMICE以上の活動を推進することを説明した。

ロードショーでは、セミナー、ビジネスマッチング、会議、テーブルトップセッション、記者会見、ディナーレセプションなどが実施されたほか、展示会産業の相互支援を強化するため、タイ展示会協会(TEA)と日本展示会協会(JEXA)の間でMOU(覚書)が締結された。

MICE産業振興プログラム「MEET TAIWAN」「第3回、アジア・スーパーチーム」開始

MICE産業振興プログラム「MEET TAIWAN」「第3回、アジア・スーパーチーム」開始 »

30 6月, 2016

中華民国対外貿易発展協会(日本での名称は台湾貿易センター、本部:台湾台北市、会長:梁 国新、以下、TAITRA)は6月8日より、アジアの企業様に向けて、企業参加型のキャンペーン「第3回、アジア・スーパーチーム」を開始した。「アジア・スーパーチーム」は、TAITRAによって運営されている、MICE産業振興プログラム「MEET TAIWAN」の一環で、台湾がアジアで最も優れたインセンティブ旅行先であることを伝えるためのビジネスコンテスト。今年で3回目の開催となる今回は、「オールマイティー・プレイヤーを目指せ」をテーマに、新しくゲームの要素をふんだんに取り入れ、モノポリーのようなオンラインゲーム上で、課題をクリアしていくと、ポイントがたまり、その最終的なポイント数を競い合う。本キャンペーンには、対象地域である、香港、マカオ、日本、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイいずれかの国に属する企業であれば、誰でもウェブサイトから参加できる。

台湾のMICE新事情ー台北・高雄・台南のいま

台湾のMICE新事情ー台北・高雄・台南のいま »

25 5月, 2016

人口約2,300万人、国土の大きさは九州程度の台湾。その視点は、もうすでに自国の枠を超え、グローバルなものだった。

2016年3月、台湾の対外貿易促進を目的とした組織である台湾貿易センター(TAITRA)の招きで、台湾のMICEの最新事情を視察した。自国の市場だけではいけない、海外の市場に打って出るんだ、という長期的なビジョンを感じるものばかりだった。COMPUTEXなど国際的に通用する大型展示会では、南港国際展示会場と台北世界貿易センターの両方を会場として利用する規模となっている。

南港国際展示会場のモーゼス・イェン主任は、「規模を追って国際的な大型の展示会を誘致する、などは考えていない。この展示会場の良さは、安価に(ユニオンがあったり、独占的な会場運営がされているわけではない、ということ)、きちんと展示会が運営できることだ。台湾の地場産業の養成を図ることができる展示会を開催していく」と語っていた。

また、台湾の主力展示会主催者であるK&A International Co.,Ltd.のタイガー・リンさんは、台湾の枠を超え、ベトナムやミャンマーなど、新市場での展示会の開催を増やしている。「新興国での開催は、開催国側もこちらも手探り。向こうとしては、展示会の必要性を感じていなかったり、こちらとしても貧弱な会場インフラでどう運営するかに頭を悩ませたりと新規立ち上げの問題は山積み。例えば、会場で使われている建築資材も品質が悪く、重機で搬入すると床ブロックがペキペキと簡単に割れていく。あちらの役人はそれを一つづつ数えて請求してくる。まあ、費用は安いのだが。」と苦労話も交え、新興国開拓の意欲を隠さなかった。

高雄国際展示会場の運営を担当しているイベント運営会社のUniplanは、台湾の南端にある展示会会場の利用率を高める施策を次々と打ち、台湾ボート展などの国際的な展示会の開催規模を拡大してきた。ロバート・キャンベルさんは「国際的に見て、高雄まで来てもらうのは大変です。また、今年中には、念願のアクセス手段、路面電車が運行開始になる予定です。高雄国際展示会場のアクセスは公共手段がなく、高雄の市民はバイクで訪れてきた。でも、駐輪場がいっぱいになると、みんなせっかちだし、楽しいこともたくさんあるので、帰ってしまうんだよね。」とフランクに語ってくれた。

台湾のMICE施策はまだまだ発展途中。どのような未来が実現するのか、楽しみだ。

注:MICEとは観光庁の定義によれば、「企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことであり、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称」を指します。

 

 

 

(1)台北市:南港国際展示会場

南港国際展示会場は展示会場が2階建て構造の4万5千平米(東京ビッグサイトの半分ほど)の展示スペースを持つ。台北市内中心部から電車で20分ほど(松山空港からも約20分)の好立地に位置する。道路を挟んだ向かい側に2号館の建設が進む。完成の暁には地下通路で繋がり、展示面積は両館あわせて約8万平米と、東京ビッグサイトに並ぶ規模となる。現在台北中心部に設置され展示会会場として利用されている台北世界貿易センターは建て替えまたはリニューアルが検討されており、現在そちらで開催されている展示会はこの南港国際展示会会場にて開催するとのこと。

ホームページ:http://www.twtcnangang.com.tw/index.aspx?Lang=en-US

1号館より、道路を挟んだ場所で建築中の2号館を望む

 

 

(2)高雄市:高雄国際展示会場 http://www.kecc.com.tw/index.asp

筒状の斬新なデザインの高雄国際展示会場

 

巨大なクルーザーが並ぶボートショー

訪問した高雄国際展示会場では、「2016 台湾国際ボート展(TAIWAN INTERNATIONAL BOAT SHOW)」が開催されていた。この展示会は、中華民国(台湾)経済部国際貿易局及び高雄市が主催し、台湾貿易センター(TAITRA)が実施するクルーザーやボートの展示会。台湾の28社のボートやクルーザーメーカー、および海外からも16社が出展。展示ホール及びふ頭では、合計63隻のボート・クルーザーが展示された。

2016 TAIWAN INTERNATIONAL BOAT SHOWの公式ホームページはこちら: http://www.boatshow.tw/

クルーザーの体験乗船の様子はこちら。

 

 

(3)台南市:台湾国際胡蝶蘭展

台湾国際蘭展のようす

「2016台湾国際蘭展」は胡蝶蘭やオンシジュームなどの蘭の展示会。3月12日から21日までの10日間開催。会場は台湾台南市後壁区にある「台湾蘭バイオサイエンスパーク(台湾蘭花生物科技園区)」。 台湾産の蘭は、台湾の農業バイオ技術を蘭産業に応用して生産されるもので、台湾の重要な輸出農産品の1つ。台湾国際蘭展は、日本の「世界らん展日本大賞」、世界各地で開催される「世界蘭会議(WOC)」に並ぶ世界の3大蘭展となっている。

ホームページはこちら:http://www.fst.tw/tios/events

 

風になびく髪に見立て膨大な蘭をディスプレイ